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推しが同性だけだったオタクがアイドルオタクになるまで(オタクの戯言)

ご挨拶

初めまして。りんと申します。
今回、今まで推しが同性だけだった自分がアイドルオタクになるまでの過程を、一度しっかり言語化してみたいと思い note を書く決意をしました。

初めての投稿になりますので、誤字脱字やなどの多少のミスはご容赦ください。
また完全な自語りになりますので、苦手な方はブラウザバック推奨です。

それではよろしくお願いします。


=LOVE と出会うまで

VOCALOIDとの出会い

いわゆるオタク文化との出会いは、中学2年生の夏まで遡ります。
同じクラスの友人が、理科の授業中に第一理科室で突然こんなことを言い始めました。

「天ノ弱って曲知ってる?」

この一言から僕のオタク人生は始まりました。


めいちゃんとの出会い

順調にボカロにハマっていくと同時に、歌い手という存在も知りました。

自分の歌声を録音または撮影し、SNSやインターネット上に配信することである。「歌ってみた」を配信した動画のことを「歌ってみた動画」という。また、「歌ってみた」を中心に活躍するアマチュア歌手を「歌い手」と呼ぶ。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

当時中学生だった僕は、遠征する行動力も資金力もなく、たまたま地元で開催されたライブに参加しました。
そのライブには10人を超える歌い手が参加していて、名前も曲も半分くらいしか知らない中、なんとなくそのライブを楽しんだ記憶があります。
ライブ終了後、たまたまツイキャスで配信を行なっている出演者がいました。

それがめいちゃんでした。

ハマったきっかけは些細なことでしたが、彼の歌はもちろん、トークや人間性にもどんどん惹かれていって、いつの間にか虜になっていました。

長くなってしまいそうなのでここら辺にしておきますが、これだけは観てほしいというライブ映像を載せておきます。時間がある方は是非観てみてください。

↑ あの〜、、これほんとにやばくて、、時間がある方とか書いたんですけど、実は全人類に見てほしいです。

めいちゃんが、人生で初めて「推し」と言える、心の底から応援できる存在でした。

めいちゃんを追いかけてるうちに高校生が終わり、いつの間にか大学生になっていました。
ちなみに高校生の頃も変わらず行動力、資金力がなく、友人とライブに何度か参加する程度で、あとは配信を楽しむくらいのオタ活しかできませんでした。
この友人が僕の人生を大きく変えることになります。

大学生になり、お金にも時間にも余裕ができると、とにかくライブに行きたい!と思いたくさんライブに申し込みました。



2020年にたくさん申し込みました!



コロナで全部なくなりました!!!
(ありがちな話ではありますが、コロナでライブが減ることでいつの間にか少しずつ歌い手から離れていく自分がいました。)


バンドとの出会い

大学生になった僕は、歌い手を追いかけているのとは別にある問題にぶち当たります。

「あれ、、、大学生なったらカラオケとかいっぱい行くようになるよな、、
ボカロ、アニソン以外で歌える曲なくね????」

この問題に気がついた僕はなんとなく流行りに合わせて、マカえんや髭男を聞いたり、今さら RADWIMPS やワンオクを聞いてみたり、親の勧めで King Gnu や藤井風を聞いたり、ボカロ繋がりでずとまよやヨルシカを聞いたりと、とにかく雑食で色々聞いていました。

コロナが収まってライブも徐々に増え始めた2022年、特にこれといって好きなバンドはなかったのですが、生でバンドを見てみたい!と思い、地元のフェスのアルバイトをしました。

これが転機でした。

数曲しか知らなかった SUPER BEABER で泣き、sumika の声の音圧に衝撃を受け、King Gnu 歌うまぁぁぁぁとなり、やっぱマイヘアいいなーー(語彙力)ってなりました。

やばいこれはハマる。
そう思った時にはもう遅く、家に帰ると色々なバンドをとにかく聞き漁ってました。
気がついたらライブの申し込みをしていました。

一生懸命歌ってる姿が刺さり、曲が刺さり、歌詞が刺さりました。
紹介したい曲はいっぱいあるし、みなさんもご存じの曲が多いと思いますが、1つだけ紹介させてください。

↑ このライブ映像の 45:53 からのステージング、演出全てが好きです。

バンドに推しという言葉を使うのは違うと思いますが、いつの間にか曲に夢中になり、人間性に惹かれ、ライブに行くようになり、いつかもっと大きいステージで観たいと思うようになりました。


=LOVE との出会い

2023年6月10日(土)

高校時代、一緒に歌い手のライブに行っていた友人から突然こんなことを言われます。

「チケ代奢るから一緒にイコラブのライブ来てくれない?」

これが全ての始まりでした。

それまでイコラブのことは、「君と私の歌」と「あの子コンプレックス」だけ知っていて、メンバーの顔と名前はもちろん人数すら知らず、指原がプロデュースしてるアイドルでしょ?くらいの知識しかありませんでした。

君と私の歌は歌ってみたで聞いたことがあって、初めて聞いた時から本当に好きな曲でした。歌ってみたから本家を聞くようになって、イコラブにハマる前からカラオケでよく歌っていました。イコラブにハマって、初めてMVをみた時にセンターを見て、この声好きだなって思っていたパートを歌っているメンバーを見て、自分はハマるべくしてハマったんだなと思いました。
今でも君と私の歌は自分の中で特別で大切な曲です。

とはいっても、言われてすぐ行くことを決意した訳ではなく、4日ほど悩んだのち、知り合った頃から友人が夢中になっていた「アイドル」とはどのような存在なのか、それを知るために参戦を決意します。

正直ライブに行くまでは、アイドルオタクに偏見がありました。
アイドルのライブってコールとかもあるし、敷居高そうだなー、、大丈夫かな〜、白い目で見られるんだろうなと不安でした。
しかし、だからといって、何か準備をする訳でもなく、LINE MUSIC のイコラブヒット曲プレイリスト(正式名称覚えてない)を数周した程度でライブ当日を迎えます。
この時はまだ、自分がアイドルにハマることはないんだろうなと思っていました。

2023年8月5日(土)イコラブヨコハマ夏祭り 当日

前日深夜出発の夜行バスに乗り、眠い目を擦りながらパシフィコ横浜に到着。
到着した時間的に物販に並ぶ時間がなかったため、そのまま昼公演に入場しました。

座席について、友人からペンライトを借りた時にふと思いました。

(あれ、ペンラの色どうしよ、、)

その時点でまだ顔と名前が一致していなかった僕は、唯一あった微かな記憶を頼りに

「あの、、ショートの子のペンラの色何?」

と、友人に聞いて、とりあえずペンライトを紫/紫に光らせました。

開演時間が近づき、影ナレが始まると、

高校時代の部活でも聞いたことがないような大きな声を出す友人が隣にいました。

実際めっちゃ怖かったです。
こんなに何も知らない人がライブに来ていいのか、絶対失礼になっちゃうじゃん、とビビり散らかしていました。

開演時間となり、overture が始まると会場の熱気はさらに高まりました。
何も勝手がわからない僕はただただ肩身が狭いな、と思ったことを今でも思い出します。

しかし、メンバーが登場するとそんな悩みはどこかに吹き飛んでいました。

「メンバーみんな可愛いーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

↑ 本当にこれです。この感情以外何もありませんでした。
客席から浴衣姿で登場するメンバーは
今まで見たことがないほどキラキラしていて、
これがアイドルか…と衝撃を受けていました。

そしていつの間にか、水色の浴衣を着たメンバーを目で追うようになっていました。

ライブは進み、「ヒロインズ」のイントロが流れ出しました。
あー自己紹介ソングね、はいはい 、と思いながら聞いていると
その時は突然訪れました。

「いーちゃんのこと好き?」

これで完全に落ちました。もう好きになるに決まってます。ほんとにずるいですよね。あーもう人生決まったわ。一生ついていきます。もうほんとに大好きです。



昼公演が終わった後、物販に並び、
「僕、人生始まった(終わった)かもしれん」
と言いながらグッズを買うオタクの姿がそこにはありました。


その後

ライブが終わって家に帰ると、イコラブのことをもっと知りたくなっていました。
MV だけでなく、showroom の切り抜きや生配信のアーカイブなどの動画をたくさん見ました。
そうしてからは、今までの推しと何ら変わりはありませんでした。
歌やダンスだけでなく、曲ごとに全く違う声や表情、でも普段は自信があまりないところ、メンバーに甘えるのが好きなところ、仕事がうまくいかなくて1人で江ノ島に行ってしまうところ、
一生懸命パフォーマンスをしている姿だけでなく、トークや人間性にもどんどん惹かれていき、気づいたら夢中になっていました。
夢中になることに性別は関係ないことに気がつきました。

もっと大きなステージでイコラブが活躍している姿を見たい、それを応援したいと思いました。
半年と少しという短期間でイコラブは僕の人生に欠かせないものになりました

終わりに

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
まだまだ書きたいことはたくさんありましたが、この辺で一旦やめておこうと思います。
タイトルにもある通り、これはただのオタクの戯言なので生温かい目で見ていただけたら幸いです。

それではまたいつかお会いしましょう。
さようなら。


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