忘却バッテリー全話読み返した

アニメ化決まったのをきっかけに久しぶりに最初から全話読み返してみた。

定期的に読み返してるけど毎回同じとこで泣く。

藤堂メイン回はほぼ全部泣いてる。推しは千早だけど。

野球辞めて喧嘩に明け暮れてた時の「どんな痛みもあの日のエラーを上書きできない」っていうセリフと演出はもう泣くしかないって。

シニア時代の先輩が緊張しつつもバッティングセンターで藤堂に話しかけてくれたとこも感動する。

登場人物皆魂が清いし考えが大人だよね。とても中高生だとは思えない思考の深さと自分への厳しさ。

下ネタで盛り上がったり後輩に彼女(架空)で見栄はるような年相応なとこもあるけど、清峰が藤堂に言った「努力が足りないんじゃないのか」っていう無神経発言にも反論することなく認めて努力し続けるとことか、要がベンチで千早に言ったことに対して「要くんの考えは傲慢です」って言ったことも。

誰かのせいにするんじゃなく、常に自分に向き合って努力し続けることってなかなかできる事じゃないと思う。

忘却バッテリーには悪役も脇役も一人もいなくて、皆にストーリーがあるし名前すらない高校球児にも1話使っちゃうような丁寧さが好き。

初期の平和感が嘘みたいにホラー展開になったりもするけど、笑えて泣ける忘却バッテリーが大好き!アニメ化決まった時しぬほど嬉しかったな〜。

本誌では辛い展開が続いてたけど、だんだんいい方向に向かってる気がしてワクワクする。週刊連載とてもありがたい。

やっとチームになれて、皆で戦えるようになって、清峰もいい方向に変わってて。
智将はずっと不穏だけど智将も恥将も全部要圭であることは変わらないから、どうか消えることなく共存していてほしい。智将にも野球楽しいって思ってほしいなぁ。

来週も楽しみ!

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