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チューリップ賞2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

【最後まで無料で読めます】
お疲れ様です、Rinです。
ついに3歳クラシックの前哨戦が始まります。
どの馬が勝つのかワクワクしつつ、馬券も的中させてダブルで楽しみたいところですね。

で、牡馬の弥生賞と牝馬のチューリップ賞のどちらの予想記事を書こうか考えた結果、先週に阪神競馬場の阪急杯を書きましたので、続けて阪神レースで勝負したいと思います。

って事で、今回は3/7(土)に開催されますチューリップ賞の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【3/4 中人気馬考察 更新】
【3/5 穴馬考察 更新】
【3/7 展開・印・買い目 更新】

1|はじめに

チューリップ賞の予想に入る前に、先週に行われた阪急杯の結果を書かせて頂きます。

阪急杯の予想▼

結果▼

阪急杯-推し馬の着順
1着ベストアクター◆
2着フィアーノロマーノ◎
3着ダイアトニック▲
----------
5着ステルヴィオ△
7着クリノガウディー△
8着レインボーフラッグ★
9着ラヴィングアンサー☆
11着ハッピーアワー◇
12着マイスタイル◯
14着ジョイフル□

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本命◎のフィアーノロマーノがしぶとく脚を伸ばしてくれて2着!
本線の馬連はダメでしたが、一応買っておいた◎→◆のワイドが的中して無事に勝つ事ができました。
まぁこれだけ印つけてたらどれかは当たりますわな…
何はともあれ、一生懸命考えた本命◎が3着内に入ってくれたので良しとしましょう。

参考記事リンク▼
阪急杯2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

その他のレース▼

豊橋特別→ワイド67倍が的中!

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中山記念→馬連&ワイドハズレ!

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などなど、適当に3つ選んだ数字のワイド67倍が奇跡的に当たったり、ウインブライトを軸にした中山記念を外したり…
当たり前ですが、しっかりと予想していないレースの的中率は無茶苦茶悪いです。
が、なんとなくで買ってしまうんですよね…
※その他のレース(予想記事を書いてないレース)は、結果が良くても悪くても回収率には含めてませんのでご了承下さい。

2020競馬予想成績
的中:6/9(的中率:66.6%)
購入:12800円
払戻:16700円
回収率:130%

なんとか回収率100%以上をキープできてますが、僕の買い方じゃホント儲かりませんね…
(負けてないのが奇跡なのに欲張る)
コレはちょっと真剣に考えないといかんです。

【有料記事について】
僕の予想記事は、回収率が100%を超えている時だけ記事の最後に購入ボタンを設置します。

『それなりに参考になったよ、まぁコーヒーでも飲みなよ』

という気持ちになってくれた方がいれば、購入して頂けると非常に喜びます。

2|チューリップ賞-概要

2020年3月7日(土)
3歳牝・阪神/芝1600m

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先週の阪急杯と同じ阪神競馬場で、今回は外回りコースとなります。

最初のコーナーまでの直線が長く上り坂の為、比較的ペースは落ち着きやすい。

前半がある程度緩む・直線長め・ゴール前に急坂ということから、瞬発力の有無が勝敗を分けるポイントとなる。

3|チューリップ賞-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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連対率で見ると6〜8枠、複勝率で見ると真ん中〜外目が優秀な傾向にあります。
一見有利そうな1〜3枠(特に2枠)は他の枠より成績が悪いので注意が必要です。
まだ3歳になったばかりの幼い馬達なので、馬群に揉まれてペースを崩したりする事が多いのかもしれませんね。

【人気】

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1番人気は連対率70%・複勝率80%と信頼できる成績となってます。
2番人気も複勝率で見るとそこそこですが、安心して買えるほどではなさそうです。
7〜9番人気の成績は、ほとんどが7番人気の数字です。
10番人気以下は非常に成績が悪いので無理に穴馬を狙っても良い事はなさそうです。

【脚質・上がり】

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パッと見た感じでは上位人気馬と中人気馬の組み合わせが多いですね。
上の【人気】の項目でも書きましたが、1番人気が優秀で、2桁人気はほどんど馬券に絡んでません。
(こういうレースに限っていきなり大穴が突っ込んでくるんですよね…)

4角位置別
[3-4-6-0]1〜4番手
[4-2-3-0]5〜8番手
[3-3-1-0]9〜12番手
[0-1-0-0]13番手以下

1着で見ると追込馬以外ならどこからでも馬券に絡んできてます。
2,3着を見ると1〜4番手が優秀ですので前目で競馬できる馬を軸にするのが良さげですね。

上がり3F順位別
[5-5-0-0]上がり1位
[3-1-1-0]上がり2位
[2-2-2-0]上がり3位
[0-2-7-0]上がり4位以下

1着は上がり1〜3位以外は出ていませんので、勝つ為に末脚は必要不可欠と考えます。
逆に3着は上がり4位以下が多いので、上がりの期待できない馬でも、先行からの前残り3着パターンは想定しておいた方が良さげですね。

【前走】

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開催場所別
[7-3-5-0]阪神JF-G1
[0-1-3-0]エルフィンS-OP
[0-2-0-0]クイーンC-G3
[1-0-0-0]紅梅S-OP
[0-1-0-0]シンザン記念-G3
[0-0-1-0]赤松賞-500万
[0-1-0-0]こうやまき賞-500万
[0-0-1-0]フェアリーS-G3
[1-0-0-0]3歳500万-500万
[0-1-0-0]新馬戦
[1-1-0-0]未勝利戦

前走阪神JF組の成績が圧倒的に良いです。
他は特に偏りがないように見えます。

前走クラス別
[7-3-5-0]G1
[0-3-1-0]G3
[1-1-3-0]OP
[1-1-1-0]500万
[0-1-0-0]新馬
[1-1-0-0]未勝利

前走G1が飛び抜けて優秀ですが、全て阪神JF組になります。
他を見ると、G3・OP組がそこそこ馬券内に絡んでます。

前走着順別
[7-4-2-0]1着
[2-2-3-0]2着
[1-1-2-0]3着
[0-2-2-0]4〜6着
[0-1-1-0]7〜9着
[0-0-0-0]10着以下

前走着順上位の馬が勢いのまま好走するパターンが多そうです。
前走7〜9着の巻き返しも、ごく稀にありますが、これは前走阪神JF組だけでした。

前走距離別
[0-0-0-0]1200m
[2-0-0-0]1400m
[0-1-0-0]1500m
[8-9-10-0]1600m
[0-0-0-0]1800m

圧倒的に前走1600m組が多いです。

前走開催場所別
[7-3-5-0]阪神
[2-3-3-0]京都
[1-2-1-0]東京
[0-1-0-0]札幌
[0-1-0-0]中京
[0-0-1-0]中山

前走阪神が最多で京都・東京がそこそこ来ています。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください。

【まとめる】
[枠順]
1,2着で見ると6〜8枠が優秀。
3着内で見ると4枠より外枠。
[人気]
1番人気が圧倒的に強い。
2〜7番人気にそこまで差はない。
[脚質]
1〜12番手以内のどこからでも1着が出てる。2,3着で見ると1〜4番手が優秀。
[上がり]
1,2着は上がり3位内が多い。
3着は上がり4位以下の前残りがある。
[前走]
阪神JF組が圧倒的に多い。
敢えて他を挙げるならエルフィンSか。
[前走クラス]
前走G1が最多(阪神JF)
他はそこまで差はない。
[前走着順]
1着が最多。
他は2〜6着まで。
7〜9着も来てるがこれは阪神JF組だけ。
[前走距離]
1600m組がほとんど。
残りは1400m(1500m)で、他は来てない。
[前走開催場所]
阪神が最多。
次いで京都・東京。
と言った感じです。

4|チューリップ賞-出走馬&注目馬

出走馬▼(競馬ラボより)

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過去のチューリップ賞を調べたところ、ペースはスロー〜ミドルのある程度落ち着いた流れのレースが多かったです。
が、今回は同舞台の阪神JF(G1/阪神1600)をかなりのハイペースで逃げ切ったレシステンシアや、逃げ馬スマイルカナがいますので、これまでよりも若干流れるんじゃないかと…
ということで、ペースがそれなりに流れたレース実績に注目していきたいと思います。

5枠7番ウーマンズハート牝3(藤岡康)
阪神JF(G1/京都1600)で2番人気ながらの4着と悔しい結果に終わってしまった戦績[2-0-0-1]のハーツクライ産駒。
中団からの鋭い末脚が武器ですね。
前走の阪神JFでは、レシステンシアの作り出したハイペースを思ったより前目の3番手で追走し、ラスト直線で粘り切れずの4着。
ちょっと前半のペースが速すぎて脚を溜める事ができてない感じに見えました。

阪神JF-チューリップ賞出走馬の着順
1着:レシステンシア
2着:マルターズディオサ
3着:クラヴァシュドール
4着:ウーマンズハート

阪神JF組の中では最も成績の悪いこの馬ですが、2走前の新潟2歳S(G3/新潟1600)では、後にデイリー杯2歳S(G2/京都1600)で3着となる牡馬のペールエールに見事な末脚で差し切り勝ち。
3走前の新馬戦(新馬/新潟1600)では、今回ライバルとなるマルターズディオサを差し切り、3馬身突き放しての勝利を収めています。

新馬戦-チューリップ賞出走馬の着順
1着:ウーマンズハート
2着:マルターズディオサ

ただ、勝ったレースは2戦ともスローペースで脚を溜めれるこの馬向きの展開だったということもあり、今回のレースのペースが鍵を握る事になりそうです。
もしも例年通りにペースが緩んだ場合は、この馬の持つ末脚が炸裂するかもしれませんね。
【枠順を見て】
コメントに困る中枠ですね…
前走よりは控えたポジションとなりそう。

1枠1番クラヴァシュドール牝3(Mデムーロ)
阪神JF(G1/阪神1600)で3着となった戦績[1-1-1-0]のハーツクライ産駒。
前目の好位から抜け出して良い脚を使うタイプの馬だと思ってたのですが…
前走の阪神JFのようなハイペースレースで、ラスト直線みんながバテた中で8番手から3着まで脚を伸ばした走りを見る限り、ペースが流れた中での消耗戦も得意な可能性があります。
道中ずっと外目を走ってからの伸び脚と考えると、3着とはいえ強い競馬だったんじゃないでしょうか?

阪神JF-チューリップ賞出走馬の着順
1着:レシステンシア
2着:マルターズディオサ
3着:クラヴァシュドール
4着:ウーマンズハート

また、2走前のサウジアラビアRC(G3/東京1600)では、後の朝日杯FS(G1/阪神1600)の勝ち馬となる2歳牡馬チャンピオンのサリオスを追い詰める走りを見せてます。
サリオスは差し馬有利な展開となったハイペースの朝日杯FSを、先行で押し切るほど強い競馬を見せていて、その馬と良い勝負をしたクラヴァシュドールの実力はかなりのモノだと考えます。
この馬はスローでもハイでも実績がありますので、今回も充分期待できる1頭ではないでしょうか?
【枠順を見て】
過去傾向ではあまり良くない内枠…
ロスは少ないですが前が空くかどうか。

6枠10番スマイルカナ牝3(丹内)
フェアリーS(G3/中山1600)で1着となった戦績[3-0-0-1]のディープインパクト産駒。
基礎スピードの高さを活かした逃げ戦法が得意な馬ですね。
前走のフェアリーSでは、序盤から快速を活かしミドルペースで逃げてそのまま押し切る強い競馬を見せてます。

フェアリーS-チューリップ賞出走馬の着順
1着:スマイルカナ
2着:チェーンオブラブ
8着:フルートフルデイズ

2走前のひいらぎ賞(500万/中山1600)でも、得意の逃げ戦法で人気馬を抑えこんでの粘り勝ち。
3走前の赤松賞(500万/東京1600)は、上手く逃げれず4角5番手あたりから直線へ向かうものの、前の馬を交わすほどの脚は使えず7着と残念な結果に。
道中頭を振って興奮(?)していたように、若干気性の荒いところがあるので、先頭に立って自分のペースで走れないと折り合いをつけるのが難しい馬なのかもしれません。
が、逆に自分のペースで逃げる事が出来れば、過去傾向からも前残り馬券内の可能性は充分にあると考えられます。
今回圧倒的な1番人気のレシステンシアと共に、ペースを上げる要因となりそうな1頭ですね。
【枠順を見て】
先頭を走りたい馬なのでもうちょい内側が良かったと思います。

8枠13番マルターズディオサ牝3(田辺)
阪神JF(G1/阪神1600)で2着と好走した戦績[2-2-0-0]のキズナ産駒。
前走の阪神JFでは、レシステンシアの作り出したハイペースを外側3番手で追走し、最後まで崩れる事なく2着と強い走りを見せています。

阪神JF-チューリップ賞出走馬の着順
1着:レシステンシア
2着:マルターズディオサ
3着:クラヴァシュドール
4着:ウーマンズハート

2走前のサフラン賞(500万/中山1600)でも、ファンタジーS(G3/京都1400)とクイーンC(G3/東京1600)で2着となるマジックキャッスルや、今回ライバルとなるギルデットミラーを差し切って勝利するなど、強い走りを見せてます。
(スローペースのレースだったのであまり参考にならないかも)
レースを見る限り、上り坂が得意なのかあまり減速していないように感じますね…

サフラン賞-チューリップ賞出走馬の着順
1着:マルターズディオサ
3着:ギルデットミラー
5着:イズジョーノキセキ

勝ち方が地味な為か、あまり目立ったインパクトのないイメージの馬ですが、ハイペースでも崩れない持久力と、上り坂でも勢い良く駆け上がれる末脚で今回のレースでも活躍が期待できるんじゃないでしょうか。
【枠順を見て】
大外枠ですね。
不利を承知で先行するのか控えるのか…

3枠4番レシステンシア牝3(北村友)
阪神JF(G1/阪神1600)を圧倒的な強さでレコード勝ちした戦績[3-0-0-0]のダイワメジャー産駒。
基礎スピードの高さと最後まで崩れない持久力が武器の2歳時牝馬チャンピオンですね。
前走の阪神JFでは、スタートからハイペースで終始先頭を走り続け、逃げながら上がり最速という化物級の走りでレコード勝ち。
流石にラスト1Fは緩んでますが、そこまで来ると他馬もバテてますし、何より届きません。

阪神JF-チューリップ賞出走馬の着順
1着:レシステンシア
2着:マルターズディオサ
3着:クラヴァシュドール
4着:ウーマンズハート

2走前のファンタジーS(G3/京都1400)でも、ハイペースで前が崩れ、差し馬が着順上位に並ぶ中を先行して勝利してます。

ファンタジーS-チューリップ賞出走馬の着順
1着:レシステンシア
13着:モズアーントモー

今回も阪神JFと同じコースになりますので、あの時と同じような走りが出来るとすると、馬券内が最も信頼できる1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
前走に続いて絶好枠ですね。
前目の良いポジションを取れそうです。

注目馬はこんなところです。

5|チューリップ賞-中人気馬考察

【3/4 更新】
上位人気馬に続いて中人気馬について考えていきます。
上の項目でも書きましたが
『例年はスローペースになるが、今年はある程度ペースが流れる』
というのを前提にして考えてます。
どスローのレースになると全く逆の結果になるかもしれませんので注意して下さい…

ギルデットミラー牝3(福永)【出走せず】
戦績[1-1-1-1]のオルフェーブル産駒。
スタートが壊滅的に下手くそで、毎回後方からの競馬になってる馬ですねw
前走のこぶし賞(500万/京都1600)では、スタートに失敗するものの、道中で上手く巻き返しを図っての2着。
重馬場の中で良い脚を見せてるのでパワーはありそうです。
2走馬の荻S(OP/京都1800)ではスタートに失敗して5着、3走前のサフラン賞(500万/中山1600)も、やはりスタートに失敗して3着。
スローペースでは結構良い脚が使えてるので展開によっては好走しそうですが、ペースが流れるとどんなものなんでしょうか…
というか、全てのレースでスタートに失敗してるので、まともに走ったらどうなるのか想像がつかない困った馬ですw
前傾姿勢で思いっきり走ってるフォームを見るとつい応援したくなってしまうのですが…
※今回は出走しないそう。
謎な部分が多い馬だったので買い目に入れるか悩んでたので丁度良かったですw

7枠11番シャンドフルール牝3(武豊)
戦績[2-0-0-2]のキズナ産駒。
前目の好ポジションから抜け出して好走するタイプの馬ですね。
前走のクイーンC(G3/東京1600)はハイペースを中団前目から差しに行き、頑張って脚を伸ばしたのですが最後は力尽きて失速からの5着。
好位からジワジワと伸び続けてるのですが、差し切れるほどの脚が無かったですね…
2走前の千両賞(500万/阪神1600)では、積極的に先頭を走りスローペースを作り出し、最後まで後続を寄せ付けずに完勝。
今回のレースもスローペースを前目で走る事ができればチャンスはありそうですが、ちょっと展開頼りな部分が大きく決め手に欠けるイメージですね…
【枠順を見て】
前目で進めたいので内枠が欲しかったと。

4枠6番ショウリュウハル牝3(松若)
戦績[2-0-0-1]のジャスタウェイ産駒。
前目につけてバテてからの消耗戦が得意なタイプっぽいですね。
前走の白菊賞(500万/京都1600)は、スローペースを2番手で追走し、ゴール直前でギリギリ交わしての勝利。
このレースを見る限りでは、スローでラスト1Fが緩んでる点から、それほど良い脚は持ってなさそうに感じます。
2走前の5着となったりんどう賞(500万/京都1400)はミドルペースを中団で進めてラスト直線は前が壁という…
進路を確保してからは、勝ち馬のヤマカツマーメイド(阪神JFで5着)と同じぐらいのスピードで伸びてたので、ある程度ペースが流れてもしぶとく脚を伸ばせそうに感じます。
ただ、やはり上位人気馬とは戦ってきたレベルが違いますので安心して買うのは厳しいかと。
『阪神JFの5着馬(と同レベルかも?)がこの人気で買える』と過大解釈すれば、もしかしたら美味しい1頭なのかもしれませんw
【枠順を見て】
悪くないと思います。
あとは実力勝負ですね。

4枠5番チェーンオブラブ牝3(石橋)
戦績[1-2-0-1]のハーツクライ産駒。
中団からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。
前走のフェアリーS(G3/中山1600)では、スマイルカナが作ったミドルペースを中団〜後方で進め、他馬がラスト1Fで失速する中で1頭だけ素晴らしい脚で伸びてました。
上位馬のほとんどが前残り先行馬だったこのレースを差して2着というのは結構強い内容だったんじゃないかなと…
2走前の赤松賞(500万/東京1600)では、スローペース&高速馬場で前が止まらない展開を最後方から追い込んで4着となる末脚を見せてます。
ある程度流れる展開で、ラストの坂でペースが緩む事になった場合、この馬の豪快な末脚が見れるかもしれませんね。
【枠順を見て】
中団内目のポジションに収まりそうですね。
最後進路があれば良いのですが。

6|チューリップ賞-穴馬考察

【3/5 更新】
過去傾向を見る限り、2桁人気馬がほとんど馬券に絡んでません。
が、こういう時に穴馬が突っ込んでくる気がするので一応考えておきます。
また、馬券には絡まなくても道中の展開(ペースが流れるor緩む)に関わってきそうな先行馬が多いので、人気薄の各馬がどのような競馬をするのかある程度イメージしておく必要がありそうです。

6枠9番イズジョーノキセキ牝3(岩田康)
戦績[1-0-0-3]のエピファネイア産駒。
中団からの末脚が武器だと思うのですが、前目でも走ったりして正直良くわからない馬です。
前走の赤松賞(500万/東京1600)は、スローペースを先行して直線叩き合いの末に最後差されての5着。
2走前のサフラン賞(500万/中山1600)ではスローペースを中団から差しに行きますが伸び切れずの5着。
この走りだと、重賞レベルで好走するのは難しい馬に見えます
ちょっと気になるのが3走前の未勝利戦(阪神1600)で、スローペースだったのもありますが非常に良い末脚で差し切ってます。
勝ちタイムも1:33.8とかなり速めで、まだ若い2歳の時点で、昨年のチューリップ賞でのダノンファンタジーの勝ちタイムを上回ってます。
ペースが流れた時の走りが不明なのでなんとも言えませんが、ちょっと気になる1頭ですね…
【枠順を見て】
どうせなら自分の走りができる外側が良かったと思います。

エーポス牝3(池添)【出走せず】
戦績[1-0-0-2]のジャスタウェイ産駒。
前目でレースを進める先行馬ですね。
前走エルフィンS(OP/京都1600)では、ペースが流れて先頭集団が総崩れする中、1頭だけ残っての4着と頑張ってました。
ただ、4着とは言えトップとは1秒以上離れての4着ですのであまり喜べませんね…
2走前の白梅賞(500万/京都1600)はスローで最後伸び切れてないので瞬発力も弱いのかと…
今回はちょっと厳しいと感じますね。
瞬発力が無いだけに、ペースが流れてからの消耗戦を狙ってきそうなので前目のポジションを取りに来そうですね。
※せっかく調べたけど出てきません、残念…

3枠3番スマートリアン牝3(幸)
戦績[1-1-1-1]のキズナ産駒。
前目のポジションからの抜け出しで好走する先行馬ですね。
前走エルフィンS(OP/京都1600)はハイペースで走る先頭集団の後方に着け、直線で抜け出しを図るも伸び切れずの3着。
2走前の白梅賞(500万/京都1600)はスローペースで逃げて前残りの2着。
3走前の未勝利戦(京都1600)ではハイペースで他馬がバテた中で伸び続けて1着。
そこそこ好走はしているのですが、どうしても決め手に欠ける感じで今回は厳しそうですね…今回のライバルとなる強豪馬達を差し切るほどの脚は持ってなさそうなので、前半から前目ポジションを狙ってきそうです。
【枠順を見て】
逃げるには絶好の枠ですね。

8枠14番ピーエムピンコ牝3(和田)
戦績[1-2-0-0]のリアルインパクト産駒。
中団からの末脚が武器に、これまで連対を外していない安定感のある馬ですね。
前走の未勝利戦(中山1600)は、ミドルペースを中団で溜め、4コーナーで捲り気味に上がって行って差し切り勝ち。
2走馬の未勝利戦(中京1600)と3走前の新馬戦(東京1600)は、後方から鋭い脚で追い込むものの届かずの2着。
ミドルでもスローでも良い脚を使えてるので、後ろすぎるポジションじゃなければ直線で見せ場があるかもしれませんね。
ただ、これまでの斤量51.0のアドバンテージが無くなるとなると、若干厳しいレースになりそうな気がします。
【枠順を見て】
末脚勝負なんで枠はどこでも良さそうですw

7|チューリップ賞-展開&印&買い目

【展開-スタート】
スマイルカナ先頭を狙う
スマートリアン・レシステンシア・モズアーントモーが先行集団
中団前目にクラヴァシュドール・ショウリュウハル・マルターズディオサ
中団後方にチェーンオブラブ・ウーマンズハート・イズジョーノキセキ・ピーエムピンコ
前目で進めたい馬の先行争いでペースはそれなりに流れる(600m34秒台ぐらい)

【3〜4コーナー】
スマイル逃げる
スマート・レシス・モズ並んで回る
クラヴァシュ・ショウリュウ内側回る
マルターズ外へ
チェーン後方内側
ウーマンズ・イズジョー・ピーエム後方大外へ出して直線へ

【直線】
スマイル逃げる
レシス追いかける
スマート・モズちょっと厳しいか
クラヴァシュ・マルタ上がってくる
ショウリュウ派手さは無いがちゃんと伸びる
チェーン後方から良い脚で伸びる
ウーマンズ・イズジョー・ピーエム大外から追い上げる

固まってゴール!!

コレで決まりです。

【印】

各馬の印を書く前に、先週3/1(日)の阪神の馬場傾向を確認しておきます。

画像11

画像12

今回のチューリップ賞は前目で進めたい馬、特にスマイルカナがいますのでペースはスローにはなりにくいと予想して、ミドルペースとなった4,8,11Rを見ていきます。

脚質別
[1-1-0-0]逃げ
[1-1-1-0]先行
[1-1-2-0]差し
[0-0-0-0]追込
枠別
1枠[0-0-0-0]
2枠[1-0-1-0]
3枠[0-2-0-0]
4枠[0-0-0-0]
5枠[1-0-1-0]
6枠[0-1-0-0]
7枠[1-0-1-0]
8枠[0-0-0-0]

脚質で見ると逃げ・先行馬が若干好走傾向にありそうです。
枠別成績は頭数の違いもあり、どこからでも満遍なく好走馬が出てますね。

続いてチューリップ賞と距離の近いレースのラスト直線画像を見てみます。

4R(1800m/ミドルペース)

画像13

8R(1800m/ミドルペース)

画像14

11R阪急杯(1400m/ミドルペース)

画像15

ザックリ見ると、内側の先行馬か外側の差し馬が好走しています。
8R、11Rは最内先頭馬とそのすぐ後ろに着けた馬が連対していますので、セオリー通りの内側前目が狙い目となりそうです。
という事で、直線に向いた時にこの辺りにいるのはどの馬なのかを想像しながら印をつけていきます。
(コレが非常に難しい)

◎◯▲△→本命サイド
1着になる可能性ありと判断
(馬連or3連複)
☆★◇◆→穴馬サイド
馬券内ならワンチャンありと判断
(複勝or◎からのワイド)

◎1枠1番クラヴァシュドール(Mデムーロ)
阪神JFでも本命◎を打ったこの馬を再度推したいと思います。
過去傾向では不利な1枠1番という点が気になりますが、2020年重賞の1枠1番は強いのでプラスマイナスゼロです!
(こんな根拠の無い考えのせいで負ける)
というのは置いといて…
ペースが流れても良し、緩んでも良し。
前走ハイペースの大外を走り続けても、ラストまで脚を伸ばした底力。
サリオスと良い勝負をしたポテンシャル。
などなど、推せるポイントは多々あります。
今回は1枠1番という事で『先頭集団のちょっと後ろの内側』というロスの少ないポジションを取れますし、鞍上のデムーロ騎手がココから抜け出してくれるのを信じます。
今回は先行馬が多く、前が団子状態になって
『追走できず後方からの競馬になる→最後まで見せ場無く終わる』
という可能性も正直ありますが、その時は涙を流して諦めますw
以上を踏まえて、この馬を本命◎とさせて頂きます。

◯3枠4番レシステンシア(北村友)
前走阪神JFで圧倒的な強さを見せつけたこの馬は間違いないでしょう。
枠も良いですし、前走並みの走りをされると勝てる馬はいないと思います。
しかし、この馬にとっての本番はこのチューリップ賞では無いですし、今回は2,3番手に控えての競馬を試す可能性もありますのでまだ勝負はわかりません。
また、ノーマークで走れた前走と違って、各馬からマークされる今回は若干パフォーマンスが落ちる事も考えられます。
圧倒的な1番人気がみんなの夢を抱えてぶっ飛ぶのが競馬の怖いところですので、本命◎ではなく対抗◯とさせて頂きます。

▲8枠13番マルターズディオサ(田辺)
阪神JFで2着になった割にはさほど人気していないこの馬を推します。
前走のように、ハイペースを外目先行して2着は普通の馬にはなかなかできないんじゃないかなと…
8枠という事で他馬に包まれる事なく気持ちよく走れそうですし、上手くいけば1着まであるんじゃないの?なんて考えてます。
が、スタートに若干不安があるのと、今回は前目で勝負したい馬が多いだけに終始外で流石にバテるパターンもありそうなので▲としておきます。

△4枠5番チェーンオブラブ(石橋)
前走スマイルカナが作った速めの流れの中で最後伸びてきた脚に期待してこの馬を推します。
今回は先行馬達に目が行きがちですが、差し馬を振り切って阪神の急坂を押し切るのは結構大変なんじゃないかなと…
前がバテた時に元気に伸びてくる末脚を見せてほしいですね。

△&☆4枠6番ショウリュウハル(松若)
ちょっと冒険しすぎな気がしますが…
各馬考察で触れたように、2走前に見せた持久力&しぶとく伸びる脚は阪神JFで5着になったヤマカツマーメイドより良かったと思います。
上位人気馬後ろに隠れた伏兵の一撃に期待を込めて買っておきます。

★6枠10番スマイルカナ(丹内)
今回のペースメーカーとなりそうな快速逃げ馬を忘れてはいけません。
この枠だと控えても良い事なさそうですし、思い切って逃げてくれるでしょう。
前走も速めの流れで逃げ切ってますし、僕の大好きなアエロリットに走りが似ている気がするんで放っておけませんw
最後の直線『まさかこのまま逃げ切るのか?』と充分見せ場を作っての3着と予想します。

◇6枠9番イズジョーノキセキ(岩田康)
今回の大穴候補となります。
『堅い結果が多いレースなので大穴を狙ってもあまり良い事無い』
って自分で書きながらも買ってしまいますw
が、未勝利戦(阪神1600)で見せた勝ちタイム1:33.8の走りが出来れば、今回の上位人気馬達を脅かす存在になると思いますので買っておきましょう。

◆5枠7番ウーマンズハート(藤岡康)
脚は凄いけど今回は展開が向かないので消しにします!
と言いたいところでしたが…
逆に『前走はハイペースを先行し、最後得意の末脚が残ってなかった状態でも4着』と考えると凄い事なのかなと。
現3歳世代のハーツクライ産駒を舐めたら痛い目に合いそうなので、ココはケチらず一応買っておきます。

【買い目】
今回は▲マルターズディオサの単勝オッズがえらく高いので欲を出して買っておきますw
他はいつも通り馬連とワイドで広く浅く狙いにいきます(これじゃ全然儲けないのですが…)

単勝(200円)
▲[13]

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馬連ボックス(10通り各100円)
◎◯▲△△[1-4-5-6-13]

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ワイド流し(4通り各200円)
◎→☆★◇◆[1→6,7,9,10]

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8|おわりに

昨年末に熱い戦いを繰り広げた馬達のクラシック戦が始まりました。

僕の戦いも3月度はなんとか的中でスタート出来たものの、馬券の買い方含め、もっと勉強が必要だと痛感してます。

今後も失敗と反省を繰り返しながら、なんとか回収率100%以上を維持できるように頑張って予想していきますので、時間がある時に読んで頂けると嬉しいです。

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️