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【ヴィクトリアマイル2023予想】追い切り評価|総合評価

1|はじめに

お疲れ様です、Rinです。
このnoteでは、出走各馬の追い切り評価と、その馬の能力や適性を組み合わせての総合評価を判断し、予想を固めていきます。

今週はヴィクトリアマイル2023の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。

前回(NHKマイルC)の総合評価A馬→結果
ウンブライル→2着
オオバンブルマイ→3着
モリアーナ→6着

1着のシャンパンカラーがノーマークなので偉そうには言えませんが、◎ウンブライルと◯オオバンブルマイが共に馬券内でなかなか良い予想だったのでは。
馬券の方は◎-◯-全頭流しの三連複をなんとか的中する事が出来ました。
今回は前が崩れる展開を想定し、差し馬に狙いを絞れたのが良かった点かなと。
最後に先行馬の△セッションを追加して買い目を増やしてしまったのはまだまだ甘いところです…

前回の予想記事▼

2|無料予想

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【ヴィクトリアマイル2023】無料予想

3|各馬評価

【出走予定馬】

競馬ラボより

2枠4番アンドヴァラナウト牝5(吉田隼)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW
85.2-69.1-53.7-38.5-24.3-12.0
※映像なし
タイムはまずまず。
阪神牝馬(5着)の一週前に比べて全体時計は緩いが、ラスト4Fはほぼ同等で引き続き順調にきてそうな。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
53.4-38.6-24.8-12.1
タイムはまずまず。
軽い感じで気持ち良さそうに走って終いまで伸び。
阪神牝馬(5着)の最終追い切りと同等で、悪くないのでは。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の阪神牝馬は後方から追い込んで届かずの5着。

せっかく良い脚を使えてるんですけど、最後方からではキツかったっぽいですね。
あと、途中でルージュスティリアに吹っ飛ばされたイズジョーノキセキが前に入って進路を塞がれたのがキツかったかと。

昨年の府中牝馬ではソダシと0.2秒差の3着になれるレベルなので能力は高そうなのですが、どうにも気難しいところがあるようで、なかなか戦績が安定しないところが不安な点で。

昨年のヴィクトリアマイルは調整が上手くいかなかったのか馬体重を大きく減らして負けましたが、今年はどうなんでしょうね。

鞍上は引き続き吉田隼くん。
ソダシにレーンが乗るのがなんか納得いかないのですが、それはアチラさんが決める事ですしね…
なんか頑張ってほしい気持ちになっちゃいますね!
【総合評価】B+

アヴェラーレ牝5(未定)

⚠️出走回避⚠️
□一週前追い切り
5/3(水)美浦南W-単走
79.3-65.3-51.0-36.9-23.2-10.9
タイムはかなり速い。
コーナーで内目を回してるので時計はそこそこ出ると思うが、それでもやっぱ速い。
豊橋S(1着)の一週前よりも相当攻められていて、G1に向けて本気度高そうな。

□最終追い切り
まだ
【追い切り評価】

□見解
前走で3勝クラスに勝利しての参戦。
頑張って欲しいですが、流石にこのメンバー相手では難しいのでは。

でも、追い切りめちゃくちゃ時計出してるし、菅原くん諦めずにめっちゃ追ってくれるし、う〜ん…
【総合評価】⚠️出走回避⚠️

アートハウス牝4(川田)

⚠️出走回避⚠️
□一週前追い切り
まだ

□最終追い切り
まだ
【追い切り評価】

□見解
前走の中山牝馬は先団から脚を伸ばすも最後で競り負けて4着。

1番人気ながら残念な結果となってしまいましたが、トップ斤量の57.0kgを背負い直線で進路を外に出すロスありのなかで頑張ってたような。

その前の愛知杯では斤量差はあれどマリアエレーナに完勝しているあたり、能力的には相当高そう。

とは言え、秋華賞ではスタニングローズ・ナミュール・スターズオンアースに敗れているので、同世代のトップクラスと比べると実力的には少し劣ると考えるのが妥当なところでしょうか…

前走が休み明けのトップ斤量だったので、今回はパフォーマンスを上げてくるとして、これまでヤられてきたライバル達にどこまで迫れるか。
【総合評価】⚠️出走回避⚠️

4枠7番イズジョーノキセキ牝6(岩田康)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
80.9-66.7-52.1-37.5-23.6-11.6
タイムはそこそこ。
コーナーで真ん中辺りを回して直線一杯に追って併せ馬にやや負けぐらいか。
阪神牝馬(10着)の一週前と同じような動きで、まだ上がありそうな。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
53.8-38.1-24.5-12.3
タイムはまずまず。
力強く走ってきてラスト一杯に追って仕上げた感じかと。
阪神牝馬(10着)の最終追い切りはWコースだったが、今回は坂路での仕上げ。
有馬記念(4着)や府中牝馬(1着)の時も坂路での仕上げだったので、この変更は好印象。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の阪神牝馬は中団から脚を伸ばし切れずの10着。

ルージュスティリア(川田神)の体当たりのせいでバランスを崩したのが影響してるとは思いますが、アレが無かったら伸びてたかどうかはもうわからないですね…

なんとも掴みどころの難しい馬で、条件クラスで勝ったり負けたりする割には府中牝馬でソダシに勝ったり、有馬記念で4着になったりと意外性を見せてくるタイプ。

中でも東京コースでの府中牝馬でソダシ差し切って倒してるのを評価したいところですが、あのレースはペース的に差し馬に展開が向いていたように見えますので、あの流れを先行して2着に残したソダシの強さが逆に際立ったような…

実績を見ると1800m戦での好走が多いので、今回の1600mはどうかと言ったところですが、前走で休み明けを叩いてきてますし、舐めるのは怖い1頭ですかね。
【総合評価】B+

5枠9番クリノプレミアム牝6(松岡正)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/10(水)美浦南W-単走
84.7-66.9-51.4-37.0-23.7-11.6
タイムは結構速い。
コーナーでやや外目を回し、直線軽く追って良いスピードで走れてる。
福島牝馬(3着)の最終追い切りと同等で、引き続き好調と考えていいのでは。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の福島牝馬は先団から脚を伸ばしての3着。

最後は後から来た2頭に差されてしまいましたが、道中で外を捲り気味に上がったストーリアに釣られて仕掛けが早くなったようにも見え。
そういう意味ではあの流れで3着に残したのは強かったと考えて良さそう。

中山牝馬はハンデが効いたと考えてサラッと流しましょう。

中山金杯ではラーグルフ・フェーングロッテンら牡馬重賞級と同等の走りが出来てるので、その能力は相当高く、牝馬重賞レベルなら安定して好走しそう。

ただ、ソダシやスターズオンアースのように牡馬G1級とバリバリやれるかというと微妙なラインで、更に小回りコースで強いタイプっぽく、東京コースでのスピード勝負となるとどうなんでしょうね…
【総合評価】B

2枠3番サウンドビバーチェ牝4(松山)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
76.9-62.8-49.5-35.4-22.5-11.3
タイムはかなり速い。
コーナーで特別内目を回した訳でもなくこの時計はなかなか…
阪神牝馬(1着)の一週前も速かったが、今回は更に速く気合い入ってるのでは。
4/27(木)にも坂路で終い重点あり。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
56.8-40.9-25.5-12.2
タイムは平凡気味。
単走でゆったりと走ってきてラスト追って仕上げた感じかと。
阪神牝馬(1着)の最終追い切りはWコースでめちゃくちゃ速い時計を出してたので、ソレに比べると今回の最終はやや緩いが、一週前にはしっかりと時計が出てるし、輸送を考慮してとの事なのでコレでいいのかなと。
【追い切り評価】A

□見解
前走の阪神牝馬は先団から脚を伸ばしての1着。

外目を先行しての押し切り勝ちだったので強い競馬でしたが、1600m戦にしては結構緩めの流れで、そこそこ前が残る展開だったようにも見え。
ただ、ウインシャーロットが最後垂れてるあたり、それほど楽でもなかったように思いますし難しい流れでしたね。

その前の洛陽Sでは11着と大敗してますが、休み明けで馬体重が大幅増だったのでノーカンで良さそうな。

秋華賞では大外枠から先行してアートハウスと同タイムなので、7着とは言え結構やれていて、紫苑Sなんかはスタニングローズと互角の走りなのでこりゃ強いですよね。

気性的にちょっと難しいところがあるタイプのようで、折り合い面が気になるところですが、メンバー的に流れは速くなりそうなのでなんとかなりそうな。
【総合評価】B+

5枠10番サブライムアンセム牝4(三浦)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
51.0-36.2-22.8-11.6
タイムは速い。
コーナーで一杯に外を回してこの時計はなかなか…
ただ、元々追い切りでめちゃくちゃ動くタイプで、阪神牝馬(2着)の一週前はもっと早い。
悪い訳ではないが、今回が特別速い訳ではなく。
4/30(日)にもWコースでかなり速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)栗東CW-単走
49.4-34.9-22.1-11.0
タイムはめちゃくちゃ速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線も力強く加速。
首を振って荒れてる素振りだがコレはデフォか。
阪神牝馬(2着)の一週前はポリトラックで軽め→今回はWコースでかなり速い時計を出してるのは本気度高そう。
が、スプリント戦の仕上げ方のようで、折り合い面はちょい不安。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の阪神牝馬は先団から脚を伸ばしての2着。

上で書いたサウンドビバーチェと同じく先行しての好走でしたが、コッチはギリギリまで前が詰まってて、もう少し進路があれば結果は違ったかもとも思いますね。

過去には差し競馬で良い末脚を使うタイプでしたが、前走は先行策と変わり身を見せていて、競馬に幅が出てきたのは好印象。
が、道中は首を振る素振りもあり、気性的に難しい面はあるのかなと。

過去にはフィリーズレビューでナムラクレアを差し切ってますので、素質はあると思うのですが、その力を目一杯出すのが難しそうな馬で。

また、鞍上が岩田望くんから三浦くんへ変更。
乗り難しそうな馬だけに、テン乗りで捌くのは大変なのでは。
【総合評価】B

3枠5番スタニングローズ牝4(坂井瑠)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東坂路
55.5-39.6-25.2-12.0
タイムはやや平凡気味な。
淡々と流してる感じだが、ラストまで加速して走れてるので悪くない。
中山記念(5着)の一週前は雪の中で走ってるので参考にしにくく。
エリ女(14着)も特殊な馬場でしたし…
秋華賞(1着)の時はガツガツ前向きさを出してるのに対し、今回はちょっと元気がないようにも見えるが、オークス(2着)の一週前は今回と似たような感じなのでイケるのかな?
坂路で単走は判断が難しい!

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
54.4-39.0-25.0-12.0
タイムはやや平凡気味な。
ゆったりと走ってきてラスト追って仕上げた感じ。
中山記念(5着)の最終追い切りの方が好時計ではあるが、あの時は休み明けで強く追われていたようにも見え。
秋華賞(1着)やオークス(2着)の時も今回と同じような終い重点だったので、コレはコレで良いのでは。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の中山記念は先団から脚の伸ばし切れずの5着。

残念な結果となりましたが、終始外を回し続けた割には最後まで頑張ってたような。
また休み明けのプラス体重でしたし、その状態で1,2着馬と0.1〜0.2秒差ならコレはなかなか…
(3着馬とは同タイムですし)

オークス2着・秋華賞1着で能力は同世代牝馬ではトップクラスだと考えますし、バリバリやり合ってきたスターズオンアースが大阪杯で優勝したジャックドールと同タイムの2着だった事からも、牝馬ながらその能力は相当高そう。
(エリ女は大敗してますが、アレはかなり特殊な馬場だったので見なかったことに…)

となると、前走の負けで人気を落とすようであれば狙ってみたい1頭ではありますよね。

ただ、1600mG1でソダシやサウンドビバーチェ(メイケイエールも?)が作り出すであろう速い流れで最後まで脚を残せるか…?と言った不安はあるっちゃある。
【総合評価】B+

1枠2番スターズオンアース牝4(ルメール)

□一週前追い切り
5/4(木)美浦南W-併せ馬
83.1-66.2-50.8-36.7-23.1-11.1
タイムはかなり速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線馬なりで併せ馬に先着で良さげ。
大阪杯(2着)の一週前に比べても負けてない動きで、引き続き順調なのでは。
4/27(木)にWコースでかなり速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)美浦南W-併せ馬
82.9-66.6-52.2-37.5-23.9-11.3
タイムは結構速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線では一旦前に出た相手を差し返していて良いのでは。
大阪杯(2着)の最終追い切りと比べても負けておらず、相変わらず順調なのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の大阪杯は中団から脚を伸ばしての2着。

ジャックドールにはギリギリ届きませんでしたが、中団から馬群を捌いて出てくるのには相当なロスがあったと思いますし、秋華賞以来の休み明けでこのパフォーマンスは凄いですよね…

桜花賞→オークスと勝ち、秋華賞では最後方から馬群をこじ開けて勝ち馬と0.1秒差の3着。
牡馬一流級を相手にした大阪杯でも同タイムの2着と強さを見せてるあたり、シンプルにめちゃくちゃ強い馬です。
(現役最強馬説まである?)

能力で考えると、牝馬限定戦ならまず負けないだろうとは思いますが、秋華賞ではスタートに失敗して3着に負けてますし、まぁ競馬は何が起こるかわかりません。

1600mという距離は桜花賞を勝ってるのでこなせるとは思います。
が、ポジション的にどうしても中団後方になりそうで、進路取りでロスが大きいなどの不利は想定しといた方が良さそうですね。
(ルメールなんでスルスル抜けてきそうで、要らぬ心配かもですがw)
【総合評価】B+

7枠14番ステラリア牝5(団野)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/10(水)栗東CW-併せ馬
84.6-68.4-53.0-37.6-23.4-11.7
タイムはまずまず。
コーナーでやや外目を回して直線馬なりで併せ馬と並走、ちょい負けぐらいか。
福島牝馬(1着)の最終追い切りも並走、やや負けぐらい。
全体時計は今回の方が少し劣るが、終いは同等の時計なので悪くはなさそうな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の福島牝馬は中団から脚を伸ばしての1着。

中盤にストーリアが捲ってレース終盤は厳しめのラップを刻んだようで、若干差し馬に展開が向いた感はありますが、それでも昨年の新潟大賞典から約1年ぶりのレースでコレだけ走れたら大したモノかと。

一昨年のエリ女で2着という素晴らしい成績があるものの、アレはアレで相当特殊な馬場だったのでちょっと参考にはしにくい…

好走レースが福島牝馬・エリ女・忘れな草賞と内回りコースが目立っていて、東京1600m戦と言えば若い頃にベゴニア賞でキングストンボーイと同タイムの2着。
これはどんなもんなんでしょう…
【総合評価】B+

8枠16番ソダシ牝5(Dレーン)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
78.8-63.4-49.4-35.6-22.7-11.4
タイムはかなり速い。
コーナーで内目を回してるので時計は出ると思うが、それでもラスト11.4はなかなか。
ただ、動きとしては後ろから来る併せ馬に抜かれていてどうか。
(相手は追い切りでめちゃくちゃ動くタイプとのことだが)
マイルCS(3着)の一週前は前にいる相手を追いかけて抜き去る良い動きを見せてるだけに、今回の動きは少し物足りないような。
3月末からWコース(あいだに坂路もあり)で速い時計を出していて、長期休養明けではあるが自己ベストを出してるようなので要らぬ心配なのかな…

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
52.5-38.0-24.4-11.9
タイムはそこそこ速い。
ゆったりと走ってきてラスト追って良いスピード感。
マイルCS(3着)の最終追い切りは併せ馬を抜き去る良い動きを見せているのに対し、今回は単走で仕上げてるのがちょっと気になる。
が、時計的にはいつも通りだし問題ないのかなという気も…
こうやって好走時とメニューを変えて無駄に悩ませてくるから困るw
【追い切り評価】B+

□見解
白毛のスーパースターホースですね。

前走のマイルCSは先団から脚を伸ばしての3着。

セリフォス・ダノンザキッドには負けましたが、あの時は馬場が相当荒れていて、更に流れが速く差し馬に展開が向いてたと思いますので、その中で先行して3着に粘ったのは相当な強さだったのかなと。

昨年のヴィクトリアマイルでもルメールのファインルージュに0.3秒差をつけての優勝で、1600m戦で牝馬限定ならまず間違いないのでは?と思わされるパフォーマンスを見せてます。

ただ、今回はローテーション的に叩き無しのぶっつけ本番で、昨年のマイルCSから約半年ぶりのレースなのは気になるところで。

若い頃に4ヶ月ぶりの桜花賞でめちゃくちゃ強かったので、間隔が開いてもイケるタイプだとは思うのですが。
【総合評価】A

3枠6番ソングライン牝5(戸崎)

□一週前追い切り
5/3(水)美浦南W-併せ馬
85.6-67.6-51.6-37.1-23.5-11.3
タイムは速い。
コーナーで外目を回して3頭併せの真ん中から抜け出す走りで良さそう。
元々追い切りでめちゃくちゃ良い動きを見せるタイプで、レース結果が良い時も悪い時もコレぐらい動く。
とりあえずはいつも通り順調に動けてそうで、3頭併せは結構気合い入ってそうな。
4/26(水)・4/19(水)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)美浦南W-併せ馬
85.7-67.6-52.0-37.2-23.5-11.3
タイムは速い。
コーナーで大きく外を回して直線馬なりでガッシガシに追う併せ馬を突き放していて良さげ。
セントウルS(5着)の最終追い切りよりもかなり良さそうで、安田記念(1着)の時ぐらいやれそうな…
【追い切り評価】A

□見解
前走は海外レース、しかも長期の休み明けなので置いといて…

その前のセントウルSは中団後方から差し脚を伸ばしましたが届かずの5着。
良い脚で伸びてはいるのですが、前が止まらなさすぎでアレはどうしようもないような。
(先行したメイケイエールがレコード勝利でしたし)

安田記念ではシュネルマイスター・サリオス・セリフォスなどなど、牡馬のマイルG1で活躍している猛者共を相手に大外一気の差し切り勝ちを見せていて、東京1600mではエゲツないパフォーマンスを見せてます。

その前のヴィクトリアマイルでは5着に敗れ。
と言うのも、Bコース変わりにより逃げたローザノワールが3着に残しそうなほど前が止まりにくい馬場で…
負けはしたものの、2〜5着は同タイムでしたし、あの先行馬が強い流れを懸命に差してきた末脚はたいしたモノでしたね。

今回もBコース変わりで時計の速い先行決着になる可能性はありますので、どうしてもトラックバイアスに泣かされるパターンは想定しておいた方が良さそうですが、それでも何かしら期待してしまう馬ですよね。
【総合評価】B+

7枠13番ディヴィーナ牝5(Mデムーロ)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
49.1-34.6-22.2-11.2
タイムはかなり速い。
コーナーで内を回してるので時計は出ると思うが、それでもラスト11.2は鋭い。
阪神牝馬(12着)の一週前に比べて相当時計を縮めているので良さそうに見えるが、元々めちゃくちゃ時計を出せるタイプでもあり…
4/27(木)にWコースで速い時計あり

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
55.0-38.5-24.7-12.1
タイムは平凡気味な。
軽く走ってきて終い重点といった感じか。
阪神牝馬(12着)の最終追い切りはWコースでめちゃくちゃ速い時計を出してたが結果は伴わず。
今回は輸送も考慮しての坂路だと思うが、終いまでしっかり加速できてて悪くはなさそう。
【追い切り評価】B+

□見解
追い切りめっちゃ動くし、超良血馬なんでどこかでいきなりヤると思うのですが…
最強レベルの牝馬マイラーが集まった今回に覚醒できるかと言うと微妙な気も?
【総合評価】B

6枠11番ナミュール牝4(横山武)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
53.9-39.2-24.6-11.8
タイムはまずまず。
馬なりの割には結構パワフルに走ってきてラスト追ってから加速する良い動き。
東京新聞杯(2着)の一週前にも負けない時計&動きで、順調にきてるのでは。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
55.1-40.3-25.5-12.2
タイムは平凡気味な。
一週前と同じような感じでパワフルな走りに見える。
東京新聞杯(2着)の最終追い切りは併せ馬だったが、今回は単走での仕上げ。
単走は比べる対象が居なくて判断が難しいが、秋華賞(2着)やオークス(3着)の時も単走で同じように走れてるので準備は整ってそうな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の東京新聞杯は先団から脚を伸ばしての2着。

ウインカーネリアンには逃げ切られたものの、大外枠から外目を走り続けていましたし、相手はひたすらに経済コースを通っていて、その中でほぼ同着であれば強かったのはコッチかなと。

桜花賞は阪神JFに負けた影響でチューリップ賞で仕上げないと…的な問題があり良い走りを見せてませんが、その後のオークス・秋華賞ではスターズオンアース・スタニングローズとガッツリやり合っていてこの馬の世代上位馬と言っても良さそう。

実績的には上記2頭に遅れをとってますが、そもそも桜花賞がベストな状態で走れてない(と仮定する)ので、ベストの1600m戦ではこの馬が最も強い可能性はあり。

昨年秋に一気に馬体を大きくして、そのままキープできてるあたり成長しているのは間違いなく、ココらで力を見せてきそうな雰囲気は充分ありますよね。
【総合評価】A

6枠12番ナムラクレア牝4(浜中)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
81.8-66.5-51.6-36.6-22.6-11.3
タイムは速い。
コーナーでやや外目を回して直線馬なりで併せ馬を突き放す良い動き。
(併せになってないレベル)
動きとしては抜群に見えるが、高松宮記念(2着)やシルクロードS(1着)の一週前は相手を前に置いて我慢が効いてるようにも見え。
要らぬ心配かもだが、ちょっと行きたがり過ぎてるような気も?
4/27(木)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
52.8-38.0-24.1-11.7
タイムはそこそこ速い。
前へ前へ進む力が強そうに見えるパワフルな走り。
高松宮記念(2着)やシルクロードS(1着)の最終追い切りに比べても劣る部分は無く、良い状態にあるのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の高松宮記念は中団から脚を伸ばしての2着。

ファストフォースにはギリギリ届きませんでしたが、あの不良馬場の中で良く伸びたと思いますし、コレはもう脚質の差と考えてもいいのでは。

ここのところスプリント戦を中心に使われていて、1600m戦への距離延長に若干不安はありますが、桜花賞ではあのスターズオンアースと0.1秒差で走るレベルなんでね…
簡単に『長い』とは言い切れず。

ただ、スプリントG1に向けてバリバリ仕上げてきた影響は幾らかあると思いますし、前走不良馬場であれだけのパフォーマンスを見せただけに、やはり体の疲れ的な部分は気になるところで。
【総合評価】A

メイケイエール牝5(池添)

⚠️出走回避⚠️
□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
49.3-35.0-22.7-11.5
タイムはかなり速い。
コーナーで真ん中あたりを回してこの時計は速いし、直線も良いスピード感。
高松宮記念(12着)の一週前は4F-47.0の猛時計だったが結果は出ず。
セントウルS(1着)や京王杯SC(1着)の時は4Fが50秒台前半で、やや我慢が効いてそうなので前走より時計が落ち着いてるのは好印象。
いつも通り走れる状態にはありそう。

□最終追い切り
5/10(水)栗東CW
52.0-35.3-22.7-11.5
【追い切り評価】

□見解
この馬に関してはいつも書きますが…
『まともに走ったらめちゃくちゃ強い馬』
ですよね。
ただ、なかなかまともに走らないのが問題でして。

超絶気性難のせいで、スプリント戦の速い流れでみんなと一緒にブワーッと走る(語彙力)のがこの馬に合った走法だと思うのですが、今回は1600mへの距離延長ですよね。

素人目には折り合いがつかない気がしてしょうがないのですが、流石に人気も下がってきていて、この能力の馬がこの人気で買えるならダメ元で…
と言う気にもさせられる、なんかこう…魅力のある馬ですね。

池添サンのコメントでは『1200mでも掛かるので、今回も掛かるとは思う』とのこと。
やっぱ掛かるんかいw
【総合評価】⚠️出走回避⚠️

4枠8番ララクリスティーヌ牝5(菅原)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
81.0-66.6-52.4-37.4-23.4-11.7
タイムは結構速い。
コーナーで外目を回して直線馬なりで併せ馬(強め)と並走、追って抜き去る良い動き。
京都牝馬(1着)の一週前よりも時計・動き共に良くなっていて、大舞台に向けて気合い入ってるのでは。
4/27(木)・4/21(金)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)栗東CW-単走
83.8-67.8-52.3-36.9-23.0-11.2
タイムは結構速い。
コーナーでやや内目を回してそうで時計は出ると思うが、ラストは鋭い。
京都牝馬(1着)の最終追い切りは終い重点だったのに対して、今回は全体も速くラストも伸ばしてまとめてるあたり、しっかり攻められてて良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の京都牝馬は先団から脚を伸ばしての差し切り勝ち。

ウインシャーロットが逃げ切ちそうな流れでしたが、ギリギリで差し届いたあの脚は立派でしたね。
流れとしては結構速く、やや差し馬に展開が向いた感がありますが、先団好位からしっかりと脚を伸ばす強い競馬だったのかなと。

スワンSではダイアトニックにこそ敗れたものの、狭いところから脚を伸ばしての2着と力を見せていて、1400mの鬼と0.2秒差なら能力は高いと判断できそう。

若い頃はちょっとイマイチな走りが続いてましたが、菅原くんとコンビを組んでからは素晴らしい活躍。

実績ではG1級の上位陣には及ばないものの、好位を取れる追走力と、最後まで垂れずに伸びてくる脚が怖い1頭ですよね。
【総合評価】B+

8枠15番ルージュスティリア牝4(川田)

□一週前追い切り
5/4(木)栗東坂路
51.4-37.0-23.5-11.7
※映像なし
タイムは速い。
阪神牝馬(6着)の一週前と比べてかなり攻められていて、調子は上向いてそうな。
4/30(日)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
54.7-39.0-24.8-12.0
タイムは平凡気味な。
ゆったりと走ってきてそのまま最後まで走り抜けた感じ。
阪神牝馬(6着)の最終追い切りでは前に進む姿勢が見えるが、今回はどちらかと言うと上に向いてるような。
(軽く走ってるとそう見えるかもですが…)
一週前にかなり速い時計を出してるので最終は軽くで良いとは思うが、なんかこう締まらないというか。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の阪神牝馬は中団から脚を伸ばし切れずの6着。

進路をこじ開けに行って隣のイズジョーノキセキに体当たりしたのは頂けないですよね…
また、その内容の酷さにしては罰則が軽く、ジョッキー(川田神)に対する忖度か?などなど、色々とゴチャゴチャした出来事でした。

とりあえず↑は置いといて…
無理矢理に進路を確保した割に、そのからの伸び脚はイマイチでした。

条件クラスを3連勝し、特に最後の長篠Sは2着馬にしっかり差をつけての完勝で重賞級の力はありそうなのですが、ゆーても戦ってきた相手レベルが別段高い訳ではなく。

新馬戦で同世代牝馬最強のスターズオンアースに勝っているのは少し注意したいところですが、デビュー戦でしたしなんとも言えないところで…
(過去にアーモンドアイに新馬戦で勝った馬がいましたが、その後はさほど活躍してませんし…)
【総合評価】B

1枠1番ロータスランド牝6(横山典)

□一週前追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
83.7-67.9-52.6-37.2-22.8-11.2
タイムはそこそこ速い。
コーナーでやや外目を回して直線馬なりで併せ馬を突き放す良い動き。
元々追い切りで良い動きを見せるタイプではあるが、高松宮記念(6着)の一週前よりも軽く走れてそうで、調子いいのでは?

□最終追い切り
5/10(水)栗東坂路-単走
53.6-39.4-25.2-12.0
タイムはまずまず。
軽く走ってきてラスト加速してからは良いスピード感。
高松宮記念(6着)の最終追い切りはスプリント戦の仕上げらしくブワーっと速い時計を出していたが、今回はちょっと溜めを効かせたようにも見え。
こういう距離延長に対する工夫っぽいのは個人的に好印象で。
【追い切り評価】A

□見解
前走の高松宮記念は後方から脚を伸ばし切れずの6着。

得意の道悪で…と結構人気してたのですが、残念な結果に。
と言っても、全くやれてなかった訳でもなく、直線を迎えた時のポジションがちょっと悪過ぎたように見え。
脚は最後まで止まってないですし、もう少し前で競馬できてれば勝負になってたような…

その前の京都牝馬では最後方からララクリスティーヌに0.2秒差まで詰める末脚を見せていて、コレまでの先行競馬とは違った走りも見せてます。
(岩田父だからかな?)

昨年の高松宮記念では勝ち馬ナランフレグと同タイムの2着で、G1級の能力を持ってるのは確かなのですが、ちょっと気性に問題のある馬で、距離短縮により力を見せてただけに1600mへ戻すのはどうか?

とか思ってましたが、1600mのマイルCSで8着と大きな着順ながら3着ソダシと0.1秒差ですしね…
雨でも降ればワンチャン逆転するのでは…とか考え出すと怖い1頭ですよね。
【総合評価】B+

4|展開予想

コレと言った逃げ馬がおらず、ハナ候補が難しいところですが…
内のサウンドビバーチェか大外のソダシあたりが速いのかなと。
(奇襲逃げでノリさんのロータスランドが出てくる可能性も?)

スタニングローズ・サブライムアンセム・ナムラクレアあたりも先団好位を狙ってきそう。

そんなにガツガツと先行争いをしなさそうなメンバー構成なので、流れとしてあまり速くはなさそう。
で、流れが緩ければルメールはポジション取ってくるので、スターズオンアースが差し一択と決め撃ちするのは怖い。

ただ、それでもG1のマイル戦なので超スローってことはなさそうで、まぁ無難にそこそこの流れになるんでしょうな。
(どないやねんw)

というのは晴れの良馬場想定で、当日は雨が降りそう。
となると、馬場が渋ってもう少し時計は遅くなるような…

普通に考えればBコース変わりで内前が有利と言いたいところですが、雨が降るとなると話はそう単純ではなく、やや時計のかかる持続力戦になれば、最後は前もしんどくなってきて先週のNHKマイルCのように差し馬が突っ込んでくるパターンもありますよね。
(あのレースは逃げ馬多数で流れが速かった影響もデカいけど)

コレはもう土曜日の東京のレースを見て、内外前後のどこが強いのかを判断するのが良さそうな気がしますね。
うん、正直わかりません。

5|高評価まとめ

追い切り評価A

サウンドビバーチェ
スターズオンアース
ソングライン
ナムラクレア
ロータスランド

総合評価A

ソダシ
ナミュール
ナムラクレア

6|印・買い目

道中のペースにもよりますが、ラスト直線で外目を走ってきた馬が強そうで、中団あたりから外目を回して差してこれそうな馬を狙いたいと思います。

◎6枠12番ナムラクレア牝4(浜中)
◯6枠11番ナミュール牝4(横山武)
▲8枠16番ソダシ牝5(Dレーン)
☆7枠14番ステラリア牝5(団野)
△1枠1番ロータスランド牝6(横山典)
△1枠2番スターズオンアース牝4(ルメール)
△4枠8番ララクリスティーヌ牝5(菅原)

買い目

三連複軸1頭流し◎→◯▲☆△△

三連複軸2頭流し◎-◯-全頭

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️