見出し画像

【NHKマイルカップ2023予想】追い切り評価|総合評価

1|はじめに

お疲れ様です、Rinです。
このnoteでは、出走各馬の追い切り評価と、その馬の能力や適性を組み合わせての総合評価を判断し、予想を固めていきます。

今週はNHKマイルカップ2023の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。

前回(天皇賞春)の総合評価A馬→結果
アスクビクターモア→11着
ジャスティンパレス→1着
ボルドグフーシュ→6着

◎ボルドグフーシュの末脚が不発に終わり完敗です。
阪神大賞典で本命にしたディープボンドがココで力を見せるあたり、買いのタイミングが致命的に悪いです。
ちょっと考え直さないといかんですね。。。
あと、展開予想がある程度ハマってるのに、その展開に不向きな馬を買ってしまう癖が治りませんね。
強い馬でもダメな時はダメなんやと…

前回の予想記事▼

2|無料予想

気になる方はコチラ▼からお願いします。

【NHKマイルカップ2023】無料予想

3|各馬評価

【出走予定馬】

競馬ラボより

2枠3番ウンブライル牝3(横山武)

□一週前追い切り
4/26(水)美浦南W-併せ馬
86.8-69.0-53.8-39.5-25.4-12.1
タイムはまずまず。
コーナーでは真ん中あたりを回して直線馬なりで併せ馬と並走で悪くない。
NZT(2着)の一週前と比べて時計は若干緩いが、レース間隔の狭さもあり軽く走らせてそうなのでコレぐらいでいいのかも。

□最終追い切り
5/3(水)美浦南W-併せ馬
86.6-69.8-54.8-39.8-25.4-12.1
タイムはやや平凡気味な。
コーナーで内目を回して馬なり気味で併せ馬と並走。
通ったコースの割に時計は出てないが、あまり速く走ろうとはしていないようにも見える。
NZT(2着)の最終追い切りに比べてやや緩い印象だが、落ち着いて走れているとも考えられ、ラストはちゃんと伸びてるので状態が悪い訳ではなさそうな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のNZTは中団後方から追い込んでの2着。

抜け出したエエヤンとは差がありましたが、4コーナーで後方外側を回しながら直線の短い中山であれだけ詰めれたのであれば、東京へのコース変わりが有利に働きそうではあり。

その前のクイーンCは今回と同じ舞台の東京1600mで案外な結果でしたが、馬体重が大幅に増えてましたし、ちょっと参考外でも良さそうな。

新馬戦・もみじSでの走りを見る限り、ポテンシャルは相当高そうですし、前走から装着したらしいブリンカーの効果で、持ってる力をしっかり出せれば牡馬相手でも良い勝負ができそうな。
【総合評価】A

3枠6番エエヤン牡3(戸崎)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/3(水)美浦南W-単走
83.6-66.0-50.6-36.1-22.9-11.1
タイムはかなり速い。
コーナーで内目を回してるので時計は出ると思うがラスト11.1は鋭い。
NZT(1着)の最終追い切りよりも好時計で調子は良さそう。
前走と同じくコーナーで首を上げて荒れてる素振りを見せてるのは気になるところだが、ソレで結果が出てるのなら良いのかな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のNZTは前目のポジションから力強く抜け出しての1着。

丁度芝の良さそうな部分を走れたとは言え、しっかりと抜け出しての勝利は強かったですね。

3連勝で一気の重賞制覇で、勢いのまま今回も良い結果を期待したいところですが、小回り&タフな中山1600mでの好走がほとんどで、広い東京コースでどうかという疑問はあり。

あと、新馬戦・未勝利戦をスムーズに突破できてないので、年が明けてから結構走ってて疲れ的なモノは大丈夫なのかな?
【総合評価】B+

5枠10番オオバンブルマイ牡3(武豊)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-併せ馬
52.8-38.5-25.2-12.8
タイムはそこそこ速い。
ラストはちょっと失速しているが、気合い充分な走りで併せ馬を抜き去っていて良さそう。
アーリントンC(1着)の最終追い切りは単走だったが、今回は相手を置いてガッツリやってて良いのでは。
ちょっとだけ気合い入り過ぎな気がするのと、最後失速してるのは気になるところで。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のアーリントンCは中団から外を回しての差し切り勝ち。

ユリーシャがハイペースで逃げたのでレースラップは速くなってますが、離れた2番手以降はそれほどオーバーペースでは走ってなく、展開的には前に有利な流れだったのかなと。
(前というか、大逃げ馬から離れた番手ポジション集団的な)

その中で中団から外へ出すロスがありながらの差し切り勝ちは着差以上に強かったと思われます。

朝日杯では出遅れの影響が大きく、直線差し届かずでしたが、しっかりと脚は使えてましたし、京王杯2歳Sでも最後のキレ味は相当なモノでした。

前走を休み明けで勝利していて本番に向けての流れは良さそうですし、ココで朝日杯のリベンジがあっても良さそうな。
【総合評価】A

4枠7番オールパルフェ牡3(大野)

□一週前追い切り
4/26(水)美浦南W-単走
82.0-65.7-50.7-36.5-23.5-11.3
タイムはかなり速い。
コーナーでやや外目を回して直線も良い加速を見せてる。
スプリングS(7着)の一週前も相当速いので、追い切り時計が結果に直結するタイプではないが調子は悪くなさそうな。
4/19(水)にWコースでそこそこ速い時計あり。

□最終追い切り
5/3(水)美浦南W-単走
84.9-68.7-52.8-37.7-24.9-11.5
タイムはそこそこ速い。
コーナーで外目を回して直線も良い加速を見せている。
スプリングS(7着)の最終追い切りに比べて好時計で、状態は上向いているのでは。
ただ、いつも好時計を出すタイプなので。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のスプリングSでは先団から脚を伸ばせずの7着。

4コーナーから直線入口までは良い感じでしたが、残り200m(上り坂あたり?)で脚が止まってるように見え。
『馬場に泣かされた』との事で、休み明けで重馬場の200m距離延長はキツかったのかなと。

朝日杯FSは果敢に逃げましたが、逃げ馬には厳しいペースで良い目標にされた感がありますね。

デイリー杯2歳Sではダノンタッチダウンやショーモンを倒して逃げ切り勝ちしている事から、オーバーペースにならなければ最後まで垂れずに走れそうなのですが…
今回も同型の逃げ馬が多そうでペース的には結構流れそうな…

ただ、前走は逃げ馬のひとつ後の列で控える走りが出来ていて、番手ポジションあたりで折り合う事が出来れば、休み明けを叩いての今回やれる可能性はありそうな。
【総合評価】B+

7枠15番カルロヴェローチェ牡3(Dレーン)

□一週前追い切り
4/26(水)栗東CW-併せ馬
81.5-66.0-51.2-37.024.2-12.7
タイムはそこそこ速い。
が、コーナーで内目を回してるし、直線最後はしっかり追ってる割に失速して併せ馬に先着を許していてどうか。
ファルコンS(2着)の一週前はラストまで伸びて併せ馬を突き放しているだけに、今回の一週前の動きは良いとは言い難く。
ただ、4/20(水)にはWコースでかなりの好時計を出していて判断が難しい…

□最終追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
89.6-69.5-52.1-36.6-22.6-10.9
タイムは速い。
コーナーで内目を回してるので時計は出ると思うが、前に相手を置いて直線で並んで抜き去る動きで良く見える。
ファルコンS(2着)の最終追い切りも、坂路ではあるが併せ馬の後から抜き去る練習をしていて、コレで我慢が効けば直線期待できそうな。
【追い切り評価】A

□見解
前走のファルコンSは先団から脚を伸ばしての2着。

内から上手く抜け出したタマモブラックタイには敗れましたが、前が詰まって進路確保に相当手間取っていて、ロスが無ければコッチが勝ってたように見えます。
また、今後を見据えて『我慢させる競馬をしてほしい』とお願いしたとのコメントあり。

その前の白梅賞では逃げて上がり1位で圧勝とレベルの違う走り。
野路菊Sでは信じられないぐらい大差の最下位で見事な負けっぷり。
コレはなんなんでしょう…距離?

新馬戦ではアイビーSで圧勝するチャンスザローゼス、未勝利戦を10馬身差で圧勝したゴッドファーザー、ホープフルSの覇者ドゥラエレーデ、ダートG1に勝利するデルマソトカゲなどなど、後に伝説の新馬戦と言われてもおかしくないメンバー相手に完勝なので、めちゃくちゃスケールのデカい馬になる可能性も?

問題なのはメンバー構成的にラストは前に厳しい流れになりそうなところで…
最終追い切りでは馬の後から抜く練習をしているので、最後の直線まで我慢出来るかが鍵になりそうですね。

あと、一週前追い切りの動きが悪かったのは『馬場を気にしていた』とのこと。
繊細な馬で馬場の悪さを気にするらしいので当日の天気が気になるところですが…
強かったファルコンSも重馬場でしたし、やれる力はあると思うのですが。
【総合評価】B+

6枠12番クルゼイロドスル牡3(Mデムーロ)

□一週前追い切り
4/26(水)栗東CW-併せ馬
79.3-64.3-50.5-36.7-23.6-12.0
タイムは速い。
コーナーで真ん中あたりを回し直線強めに追って併せ馬と並走。
ジュニアC(1着)の一週前は最後まで失速せずにしっかりと走りきってるので、ソレに比べると今回は少し劣る印象。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
53.8-39.2-25.6-12.8
タイムはまずまず。
馬なりで軽く仕上げた感じに見える。
時計的には別段目立つモノではないが、ジュニアC(1着)の最終追い切りもコレぐらいなので順調と考えて良さそうな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のジュニアCは鮮やかに逃げ切り勝ち。

なかなかのハイペースで、最後は前が崩れると思いきや、後続も脚を溜めるポイントが無かったのか前が残る展開になりましたね。
とは言え、2着以下にガッツリと差をつけての圧勝だったので、この馬は展開の助けで勝った訳ではなく自身が強い競馬だったのかなと。

その前のデイリー杯では中団から脚を伸ばし切れずの5着。
ずっと外を回してたのでしんどかったとは思いますが、今回ライバルとなるオールパルフェ・ダノンタッチダウン・ショーモンらにしっかりと負けてるのでちょっと能力の差を感じますよね…

東京1600mは未勝利戦で出遅れ→大外を上がっていっての差し切り勝ちと強い競馬を見せてるのですが、まぁ相手レベルはちょっとアレでして。

出遅れた未勝利戦のように中団から競馬出来れば最後はしぶとく伸びそうですが、結構行きたがる馬のようで、今回のメンバーとの兼ね合いがどうか…

前走から間隔が開いてるのは、詰めて使ったデイリー杯で案外だった事からこの馬にとってはプラスに働きそうで。
鞍上のミルコはNHKマイルカップと相性の良いジョッキーですし、抑えておきたい気持ちになるのですが、う〜む…
【総合評価】出走せず⚠️

6枠11番シャンパンカラー牡3(内田博)

□一週前追い切り
4/26(水)美浦南W-併せ馬
76.4-61.4-48.3-35.6-23.1-11.4
タイムはめちゃくちゃ速い。
が、コーナーでかなり内側を回してるので時計は出るのかなと。
直線は強めに追って併せ馬に遅れていてどうか。
NZT(3着)の一週前と同等の時計なのでデキは悪くなさそう。

□最終追い切り
5/3(水)美浦坂路-単走
52.5-38.2-25.5-12.7
タイムはそこそこ速い。
馬の好きに軽く走らせた感じ。
NZT(3着)の最終追い切りに比べて時計は少し劣るが、一週前がめちゃくちゃ速かったので最終はコレぐらいで丁度良いのでは。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のNZTは先団から脚を伸ばしての3着。

ラスト直線では周囲を包まれてダメかと思いましたが、馬群の中から力強く伸びて良い根性を見せてましたね。

その前の京成杯はソールオリエンスの強さが際立ったレースで、内側の先行馬は壊滅。
距離も長かったと判断してノーカンでいいのでは。

今回と同じ舞台のベゴニア賞では差されそうで粘り切る強さを見せて逃げ切り勝ち。
倒した相手はその後のフラワーCで2着になるヒップホップソウルでしたので、弱い相手でもなく。

垂れそうで垂れず、最後まで脚を伸ばしてくる渋とさはなかなかのモノなのですが…
今回は前に行きたい馬が多そうで、オーバーペースになるとキツいのかなと。
【総合評価】B+

2枠4番ショーモン牡3(鮫島克)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-併せ馬
53.5-38.3-24.5-12.1
タイムはまずまず。
ガシガシ追って前に出た併せ馬に対して馬なりで並びかけてやや先着で良さげ。
アーリントンC(3着)の最終追い切りの時は軽く併せ馬を抜き去ってるので、ソレに比べると少し劣る印象。
が、時計的には今回が上で難しい。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のアーリントンCは先団から脚を伸ばしての3着。

ユリーシャがハイペースで逃げて潰れる展開でしたが、離れた2番手以降は結構気持ち良く走れてそうで、ある程度展開的な恩恵があったとは思います。
が、掲示板には人気薄差し馬が突っ込んできているあたり、前もなかなか苦しかったような。
(どないやねんw)

なんと言うか、すごくスピードがある訳でもないのに最終的には良い着順でゴールすると言うか、ずっと垂れずに脚を使える馬なイメージなので、息を入れるポイントがなくてみんなしんどくなる東京1600mは合ってそう。
(雨で更にタフになりそうですし)

年明け1戦目に大きく馬体重を増やして勝ち切り、若干絞っての前走も厳しめの流れを健闘していて、今回も期待したくなる1頭ですね。
【総合評価】B+

3枠5番シングザットソング牝3(吉田隼)

□一週前追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
57.1-41.7-26.9-12.6
タイムはかなり遅い。
が、この日の栗東坂路は雨の影響か時計の出ない馬場だったようで参考にしにくく。
元々追い切りではあまり時計を出さないタイプで、ラストはしっかり加速出来てるあたり、状態は悪くなさそうな。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
54.1-39.2-25.3-12.4
タイムはやや平凡気味な。
軽く走ってきてラストは良い加速を見せている。
桜花賞(7着)の最終追い切りとほぼ同等だが、フィリーズレビュー(1着)に比べると少し物足りない気も。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の桜花賞は先団から脚を伸ばし切れずの7着。

内側の好位を走り続けてましたので、コレと言った不利があった訳でもなく、まぁ力負けでしょうか。

その前のフィリーズレビューでは逃げ馬3頭が激しめに競り合う速い流れのレースで、ラストに11番人気のジューンオレンジが後方から突っ込んでくる展開となりましたが、先行ポジションから最後まで垂れずに勝ったのは強かったですね。
(ココで仕上がってた感があるので桜花賞は弾が残ってなかったっぽい)

その前の2戦ではやる気ないのか?ってぐらい壊滅的なスタートの遅さを披露していて…

出遅れたあとの上がりの脚が優秀なので、差し競馬がどハマりすれば一発ありそうなのですが…
【総合評価】B+

4枠8番セッション牡3(団野)

□一週前追い切り
4/28(金)栗東CW
88.1-70.7-54.3-38.2-23.3-11.3
※映像なし
タイムはまずまず。
が、ラスト11.3は速い。
アーリントンC(2着)の一週前と比べて全体時計は劣るが、終いはしっかりと伸びていて良さげ。
前走とのレース間隔も狭いので終い重点で問題ないのでは。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-併せ馬
53.8-38.8-24.5-11.8
タイムはまずまず、ラスト鋭い。
淡々と走ってきて強めに追う併せ馬を抜き去る動きで良さげ。
アーリントンC(2着)の最終追い切りに比べて全体時計は劣るが、ラストで差す動きで良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走のアーリントンCは先団から脚を伸ばしての2着。

走りの評価としては上で書いたショーモンと同じような感じになりますが、アタマ一つとは言え抜け出して勝ち寸前まで走れたのは評価したいところ。
ただ、ショーモンよりもエンジンが掛かってのスピードでがありそうですね。

元々追い切りでめちゃくちゃ良い動きをする馬で、併せ馬を抜き去る動きなんかは一流馬と変わらないぐらいだったのですが、実戦ではなかなか結果が出ておらず。
前走で1600mに距離短縮して一気にパフォーマンスを上げた感がある馬なので、続けての同距離で良い走りを見せそうな。
【総合評価】B+

8枠16番タマモブラックタイ牡3(幸)

□一週前追い切り
4/27(木)栗東CW-単走
81.0-66.3-51.4-36.5-22.6-11.3
タイムは速い。
直線のラストしか映像がないのでなんとも言えないが、強めに追われて良いスピードで走れてそう。
ファルコンS(1着)の一週前はその前との間隔が狭く軽い追い切りのみ。
普段の一週前に比べてかなり速い時計が出てるので、本番に向けて本気度高そうな。
4/23(日)にもWコースでそこそこ速い時計あり。

□最終追い切り
5/3(水)栗東CW-単走
79.7-64.8-50.8-36.8-23.5-11.7
タイムは速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線加速できてて良さげ。
ファルコンS(1着)の最終追い切りは坂路だったが、今回はWコースでしっかりと攻めていて良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走のファルコンSは先団から抜け出しての1着。

重馬場&ハイペースを先行し最後はしんどかったっぽいですが、内の狭いところからしっかりと伸びての勝利で強かったですね。
2着のカルロヴェローチェは相当強い馬だと思いますし、コレはなかなか…
(相手は進路取りのロスが大きかったようにも見えるのでなんとも言えない部分はある)

道悪での好走が目立つ馬で、ハイペースのタフな流れを先行して押し切る強さはかなりのモノなので、雨が振ってタフな展開になるのは好材料なのかなと。
あとは200mの距離延長と、前走重馬場で全力で走った疲れがどう出るかってところでしょうか。
【総合評価】B+

8枠18番ダノンタッチダウン牡3(川田)

□一週前追い切り
4/27(木)栗東坂路
54.9-40.0-25.6-12.3
※映像なし
タイムはやや平凡な。
皐月賞(18着)の一週前はWコースでしっかり時計を出していたので今回は緩い。
が、レース間隔が狭いので終い重点ぐらいで問題はなさそう。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
54.1-39.2-25.0-12.1
タイムはやや平凡気味な。
淡々と走ってきてラストは力強く走れていて良さげ。
皐月賞(18着)と朝日杯(2着)の最終追い切りと比べて時計は変わらないが、皐月賞の時はちょっと大人しく見え。
今回は良いのか悪いのかわからないが、朝日杯の時と同じく首を振って荒ぶっている。
コレが果たしてどう出るか…
【追い切り評価】B+

□見解
前走の皐月賞は大差の最下位。

4コーナーで大きく失速し、故障したのか?と思うほど走れてなかったですね…
なんというか、ダノンザキッドの中山レースを見てるような感じで、いくら休み明けでもちょっと負け過ぎだったのでは。

朝日杯では後方から脚を伸ばしての2着。
ドルチェモアには届きませんでしたが、直線で外へ進路変更するロスが相当大きく見える中でのラストの末脚はかなり鋭かったような。
ただ、展開的にはハイペースで差し馬に向いた流れでもあり。

その前のデイリー杯でも大外一気の追い込みでオールパルフェに僅かに届かずの2着。

両レース共にめちゃくちゃ良い脚を見せてるのですが、絶妙にエンジンのかかりが間に合ってないですよね。
(それで2着なのは逆に凄いのか?)

走りの大きな馬なので小回りの中山→東京へのコース変わりはプラスに働くと思いますし、前走休み明けを叩いたことでパフォーマンスをあげてくれば、今回は前走のリベンジが出来そうではあるのですが…
当日は雨が降りそうで、『前走は道悪で力を出せず』のコメントから今回も力を出せない可能性も?
【総合評価】B+

7枠13番ドルチェモア牡3(三浦)

□一週前追い切り
4/26(水)栗東CW-併せ馬
81.0-64.3-49.5-35.2-22.6-11.5
タイムはかなり速い。
が、コーナーで内目を回してるのである程度時計は出そう。
直線は強めに追われて併せ馬にやや先着ぐらいで悪くない。
NZT(7着)の一週前に比べて時計はかなり良くなってるが、動きとしては同じぐらい。
朝日杯(1着)の一週前が相当良く見えるので、あの時に比べると少し劣る印象か。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-併せ馬
55.1-40.1-25.6-12.1
タイムは平凡気味な。
併せ馬と並んで軽く走ってきて、ラストは加速してグイッと前に出てて良さげ。
NZT(7着)の最終追い切りは坂路でブワーッと走っていたのに対し、今回は終い重点なあたり、ちょっと折り合いを意識してそうで好印象。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のNZTは直線ガス欠での7着。

1番人気を裏切る結果となってしまいましたが、稍重のタフな馬場で1000mが57.7秒のハイペースだとそりゃキツかったですね…

朝日杯ではハイペースの流れを番手から抜け出して優勝してますし、その前のサウジRCでも速い流れを前で押し切ってますので、相当強い馬だと思うんですよね。

今回は実績のある東京1600mに戻りますし、しっかりと力を出せればイケるのでは。

ココで鞍上は三浦くん。
どうにも大舞台で勝負弱いイメージですが、東京新聞杯のウインカーネリアンで結果を出せてるあたり、東京1600mで先行して押し切るのは得意なタイプっぽく、初G1制覇のチャンスなのでは。
【総合評価】B+

5枠9番ナヴォーナ牡3(田辺)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/3(水)栗東CW-併せ馬
85.2-69.7-54.4-38.6-24.1-12.3
タイムはやや平凡気味な。
コーナーで外目を回してそれほど追わずで併せ馬に余裕のある先着で良さそう。
アーリントンC(7着)の最終追い切りは坂路だったが、今回はWコースでやれてるので前走より調子は良さそう。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のアーリントンCは後方から脚を伸ばし切れずの7着。

届きはしなかったものの、最後は前を走るオオバンブルマイとそれほど差のない脚を使えてますし、休み明けで馬体重が+12kgだった事を考えると結構やれてますよね。

新馬戦では超スローペースで前が残る展開を、後方から大外一気で差し切り完勝でインパクトのある走り。
相手レベルはちょっとアレですが、1頭だけ違う脚を使ってますし、綺麗に真っ直ぐ走れていて強い走りだったのかなと。

デビューから3戦目でまだまだ経験が足らない部分はありそうですが、前走は力を出し切れてない状態(と仮定する)でアレだけやれてるのであれば、叩いてビッシリ絞ってきた場合はちょっと怖い1頭ですよね。

鞍上は田辺くんに乗り替わり。
前走が超一流ジョッキーの川田神なだけに、比べるのは酷な話ですが、きっと大外をぶん回してラストの直線に賭けることになるのかなと。
【総合評価】B+

1枠1番フロムダスク牡3(横山和)

□一週前追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
49.1-35.9-24.3-12.7
タイムは速い。
が、ラストは失速していてどうか。
元々坂路で速い時計を出すタイプで、今回もまぁ普段ぐらいの時計ではあり。
4/21(金)をはじめ、4月アタマから坂路で速い時計を出してる。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
53.6-38.5-24.4-11.8
タイムはまずまず。
適度に追ってスピード感のある走り。
普段はもっと全体時計が速いタイプだが、終いはしっかりと加速できているので悪くないのでは
【追い切り評価】B+

□見解
前走のサウジダービーは海外レースでしかもダート戦なので参考外として…

その前のクロッカスSでは最後で差されたものそこそこ厳しい流れで逃げて3着。
京王杯2歳Sでもハイペースで逃げてオオバンブルマイの2着に残しているあたり、粘り強さはなかなか。

ただ、好走しているレースは開幕週の東京だったので、馬場の恩恵を受けてたとも言えますし、そこそこ開幕の進んだ今回はどうなんでしょうね。
【総合評価】B

8枠17番ミシシッピテソーロ牝3(柴田大)

□一週前追い切り
4/26(水)美浦南W-単走
84.3-66.8-51.8-37.3-23.4-11.4
タイムは速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線馬なりで良い加速を見せてる。
NZT(5着)の一週前と比べて好時計で、調子は良いのでは。

□最終追い切り
5/3(水)美浦南W-併せ馬
87.6-70.3-54.8-38.8-24.1-11.4
タイムはやや平凡気味、ラストは鋭い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線鋭く伸びて併せ馬に先着で良さげ。
NZT(5着)の最終追い切りに比べてスムーズにスピードアップ出来てるように見え、状態良いのでは。
【追い切り評価】B+⚠️

□見解
前走のNZTは後方から脚を伸ばすも届かずの5着。

最後はウンブライル並みの脚で良く伸びてるのですが、直線を迎えた時に後方外側のポジションが絶望的ですよね。

阪神JFでも後方から追い込んで5着とそこそこやれていて、後から競馬した時の最後はしっかりと伸びてくるタイプ。

馬柱的にはとても買えそうにはないのですが、前が崩れて展開がどハマりすればワンチャンありそうですよね…

鞍上の柴田大さんは過去の同レースをマイネルホウオウで勝ってG1初制覇のエピソードが有名で、涙を見せて喜んでいる映像が印象に残ってます。
(リアルタイムでは観てないですがw)

今回も一生懸命乗ってくれるでしょうし、絶対にないとは言い切れませんよね。
【総合評価】B+

1枠2番モリアーナ牝3(横山典)

□一週前追い切り
4/27(木)美浦南W-併せ馬
84.8-67.5-51.3-36.7-23.3-11.3
タイムは結構速い。
コーナーで真ん中あたりを回してるので時計はそこそこ出ると思うが、直線馬なりで併せ馬(強め)に先着出来てるのは良さげ。
NZT(4着)の一週前にも負けてなく、引き続き順調なのでは。

□最終追い切り
5/3(水)美浦南W-単走
82.3-66.4-51.7-37.5-23.9-11.4
タイムは速い。
が、コーナーで結構内側を回してるのでそこそこ出るのかなと。
直線は軽く走ってスピード感のある走りで悪くない。
NZT(4着)の最終追い切りと同等の時計だが、あの時はコーナーで外目を回していたので…
今回の方が時計的には劣るが、悪い訳ではなく良い脚を使える状態にあるのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走のNZTは中団から差し脚を伸ばすも届かずの4着。

負けはしたものの、終始外を走り続けていて、コース的なロスを考えると結構強い競馬をしてますよね。

その前のクイーンCでは外側後方から追い込んでの3着。
1,2着馬のハーパー・ドゥアイズは現時点の牝馬では世代上位と言っても良いレベルの馬ですし、それらを相手にあそこから同タイムまで詰めた脚は相当なモノかと。

鞍上はノリさんに変わり、末脚タイプの馬に乗ると必殺のポツンの発動がありそうですが、メンバー的に前のめりになりそうな今回はどハマりするパターンも?
【総合評価】A

7枠14番ユリーシャ牝3(松山)

□一週前追い切り
前走との間隔が狭いので軽い追い切りのみ。

□最終追い切り
5/3(水)栗東坂路-単走
56.1-40.0-25.3-12.0
タイムは平凡気味な。
ほぼ馬なりで軽く走って最後まで加速できてて悪くない。
アーリントンC(11着)の最終追い切り比べて全体時計は劣るが、ラストはしっかり出てるので状態が悪い訳ではなさそうな。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のアーリントンCでは大逃げに出てガス欠で11着。

『セーフティリードを保って逃げ切りたかった』との事ですが、いくらなんでも速すぎやろとw

その前のエルフィンSでは、その後桜花賞で2着になるコナコーストに2馬身差以上をつけての完勝出来る馬なので、ペースさえ間違えなければ強い馬だと思うのですが…

今回も前で競馬するとなると、他の逃げ馬との兼ね合いがどうか。
【総合評価】B

4|展開予想

ハナ候補は1枠1番のフロムダスクでしょうか。
控えて包まれても良さを出せないでしょうし、行くと言うよりかは、行くしかないというか。

2番手以降は枠としてはショーモン・オールパルフェが行きやすそうですが、外のドルチェモア・ユリーシャも前目の好位を取りたそうな。

中団勢はスタート次第でポジションが前後しそうで、ちょっと順番はわからないですね…

モリアーナ・ウンブライルの横山親子は一旦後ろに下げて外に出す体制を取りそうで、大外のダノンタッチダウンもゆっくり出して脚を溜めるのかなと。

逃げ・先行馬が多いメンバー構成で、3,4コーナーを下るコース形態から道中息を入れにくいとなると、ラストの長い直線は先行馬にとって相当苦しくなりそう。

東京の高速馬場でそのまま前が押し切るパターンも考えましたが、当日は幾らか雨が降りそうなので、パンパンの良馬場で前有利な馬場にはならないのかなと。

となると、上位人気の逃げ・先行馬達が勝ちに行く競馬で激しく争い消耗してきたところに突っ込んでくる差し馬を狙いたくなりますね!

5|高評価まとめ

追い切り評価A

カルロヴェローチェ
セッション
タマモブラックタイ
モリアーナ

総合評価A

ウンブライル
オオバンブルマイ
モリアーナ

6|印・買い目

今回はメンバー的にハイペース→後が有利になる展開を想定してるので、差し馬を中心に狙います。
先行馬が前で押し切る流れになっちゃった場合は潔く諦めましょうw

◎2枠3番ウンブライル牝3(横山武)
◯5枠10番オオバンブルマイ牡3(武豊)
▲1枠2番モリアーナ牝3(横山典)
☆8枠17番ミシシッピテソーロ牝3(柴田大)
△4枠8番セッション牡3(団野)
△7枠15番カルロヴェローチェ牡3(Dレーン)
△8枠18番ダノンタッチダウン牡3(川田)

買い目

三連複軸1頭流し
◎→◯▲☆△△

三連複軸2頭流し
◎-◯-全頭

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️