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【天皇賞春2023予想】追い切り評価|総合評価

1|はじめに

お疲れ様です、Rinです。
このnoteでは、出走各馬の追い切り評価と、その馬の能力や適性を組み合わせての総合評価を判断し、予想を固めていきます。

今週は天皇賞春2023の予想を書かせて頂きます。よろしくお願いします。
【4/27 最終追い切り評価 追記】

前回(マイラーズC)の総合評価A馬→結果
キングエルメス→7着
シュネルマイスター→1着
ソウルラッシュ→3着

シュネルマイスターとソウルラッシュはその強さをしっかりと発揮してくれましたが、肝心のキングエルメスが足りずでダメでしたね…
勝負にいった結果なんで仕方ないですね(涙

前回の予想記事▼

2|無料予想

気になる方はコチラ▼からお願いします。

【天皇賞春2023】無料予想

3|各馬評価

競馬ラボより

注目馬

3枠6番アスクビクターモア牡4(横山武)

□一週前追い切り
4/20(木)美浦南W-単走
81.8-64.7-50.0-36.4-23.6-11.5
タイムは速い。
コーナーで大きく外を回して直線もグングン加速してて良さげ。
日経賞(9着)の一週前と時計は同じぐらいだが、今回はコーナーで外を回しているのと前走時ほど追ってないあたり、ラクに時計を出せてるのでは。
4/13(木)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
4/26(水)美浦南W-単走
82.8-66.1-51.2-37.3-24.1-11.8
タイムは速い。
コーナーで外目を回して直線軽く走って良いスピード感。
日経賞(9着)の最終追い切りに比べると時計的には劣るが、菊花賞(1着)の時もコレぐらいなので力が抜けてて丁度良いぐらいなのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の日経賞は中団後方から脚を伸ばせずの9着。

1番人気でこの着順は不甲斐ない結果となりましたが、出遅れて自分の競馬が出来てないのでどうしようもなかったのかなと。

菊花賞ではボルドグフーシュ・ジャスティンパレスらを相手にレコード勝ちしてますし、3歳春のクラシック戦線ではあのドウデュースとバリバリやり合ってきた馬なので、能力の高さは問題なさそう。

また、今回は田辺くんからタケシくんへ乗り替わりという事で、これまでとは違う走りを見せる可能性も?
(ゆーても前で競馬すると思いますがw)

前走で大きく負けたのは残念でしたが、逆に不良馬場で力を出し切ってないことで疲れ的なモノは少ないと思いますし、叩いて本番の今回に人気を落とすようであれば狙い目になるのでは。
【総合評価】A

8枠16番シルヴァーソニック牡7(Dレーン)

□一週前追い切り
4/19(水)栗東CW-併せ馬
83.1-67.8-52.7-37.4-22.7-11.3
タイムはそこそこ速い。
コーナーでやや外目を回し直線追って併せ馬に先着で良さげ。
前走の一週前と同等の時計で、動きも良く見える。
4/13(木)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
55.5-40.4-26.7-13.5
タイムは平凡な。
が、雨の影響で時計はちょっとアテに出来ないような…
動き的にはガッツリ脚を動かしてパワフルに見える。
ステイヤーズS(1着)や落馬でカラ馬となった昨年の天皇賞春の最終追い切りはWコースでしっかり時計を出してるので、坂路で締めた今回は緩いのでは?と思わされるが…
レーン曰く『非常に動きが良かったので満足』とのことで…
確かに一週前はしっかりと動いて時計も出してるが…ホンマかいな…
【追い切り評価】B+

□見解
前走は海外重賞を見事に勝利。
(とりあえず置いといて)

その前のステイヤーズSでは中団前目から脚を伸ばしての差し切り勝ち。

ディバインフォースが後半に捲り気味に上がって、最後は先行馬にとって苦しそうな展開を前目で勝ち切ったのはなかなか。
(前で競馬したディアスティマ・アイアンバローズらは最後垂れちゃいましたし)

昨年の天皇賞春はジョッキーが落馬。
その後はカラ馬となりましたが…
大外枠からスタートで出負け→リカバリーで番手ポジション→直線脚を伸ばしてタイトルホルダーとは大きく差のない2番手でゴールと完璧な競馬を披露。

ジョッキーが乗ってないのでめちゃくちゃ軽かったですし、他のジョッキーも事故を回避するのに走りを制限されて恵まれすぎてたとは思いますが、それにしても賢い馬というか、長距離レースの走り方が身に染み付いてる印象。

そんな馬にダミアンレーンが乗るとなると、ちょっと期待したくなりますよね。

血統的にもステイゴールドの血を持ってますし、なんかやってくれそうな雰囲気のある1頭ですかね。
【総合評価】B+

1枠1番ジャスティンパレス牡4(ルメール)

□一週前追い切り
4/19(水)栗東CW-併せ馬
81.0-65.9-51.2-36.6-22.8-11.4
タイムは結構速い。
コーナーで外目を回して直線馬なりで併せ馬と並走→追って抜き去る良い動き。
阪神大賞典(1着)の一週前に比べてエンジンのかかりが早く見え、本番に向けて調子上げてきてそうな。
4/12(水)にWコースで終い重点あり。

□最終追い切り
4/26(水)栗東CW-併せ馬
83.0-67.6-52.4-37.2-23.7-12.0
タイムはそこそこ速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線馬なりで併せ馬に先着で良さそう。
阪神大賞典(1着)の最終追い切りに比べて時計は劣るが、あの時は併せ馬に先着を許していて動きとしては今回の方が良く見える。
元々追い切りで見栄えの良い動きを見せるタイプではないだけに、軽く走って併せ馬に先着出来てる今回は調子良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の阪神大賞典は先団から抜け出しての1着。

アフリカンゴールドが4着に残したあたり、スローペースで前に展開が向いた感はありますが、それでも休み明けの馬体重+16kgで勝ち切ったのは評価したいところです。
(なにやら成長分とのこと)

菊花賞や有馬記念では同世代のボルドグフーシュに敗れてましたが、前走では0.3秒差をつけての勝利で、成長力で見ればコチラが上か?

前でスムーズな競馬が出来るので極端な不利を受け難いタイプですし、4歳になり本格化の兆しが見え、何より長距離レースでの折り合いが鬼レベルのルメールが乗るとなると、こりゃ人気はすれど抑えんといかんような。
【総合評価】A

2枠3番タイトルホルダー牡5(横山和)

□一週前追い切り
4/19(水)美浦南W-併せ馬
80.3-64.7-50.1-36.0-23.0-11.2
タイムは速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線適度に追って併せ馬に先着で良さげ。
日経賞(1着)の一週前より好時計で動きも良く、準備万端に見える。
4/12(水)にWコースでそこそこ速い時計あり。

□最終追い切り
4/26(水)美浦南W-併せ馬
82.7-66.5-51.7-37.9-24.5-12.1
タイムは速い。
コーナーで真ん中あたりを回して直線では併せ馬に抜かれててどうか。
日経賞(1着)の最終追い切りは時計・動き共に抜群だったので、ソレに比べると正直見劣りはする。
昨年の天皇賞春(1着)の時も併せ馬には先着を許してるので、過度に不安がる必要はなさそうだが、なんというか、ちょっとアッサリ抜かれ過ぎにも見え?
一週前は非常に良く見えるので最終は軽くても問題なさそうだが、少し疑問は残る。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の日経賞は終始先頭を走り続けて逃げ切り勝ち。

凱旋門賞・有馬記念と連敗してましたが、そんな心配は要らず8馬身差の圧勝でめちゃくちゃ強かったですね…

とにかく自分のペースで競馬して、よっぽど差し馬に展開が向かない限りは最後まで垂れずに走り続ける馬で、強い馬が逃げると本当に手がつけられません。

昨年の天皇賞春も7馬身差の圧勝でしたし、連覇に向けて期待が高まりますね。

阪神→京都へのコース変わりの影響が気になりますが、まぁそれはほぼ全馬に言える事ですし…
前走不良馬場でアレだけ強い走りをしたことで、見えない疲れ的なモノはちょっとだけ気になるところですね。
【総合評価】B+

4枠7番ディープボンド牡6(和田竜)

4/20(木)栗東CW-併せ馬
79.8-65.5-51.2-36.2-22.6-11.4
タイムは結構速い。
コーナーでやや外目を回して直線追って併せ馬を突き放す良い動き。
阪神大賞典(5着)の一週前とほぼ同等の時計で、動き的には少しだけ軽くなってるような気もする。

□最終追い切り
4/26(水)栗東CW-単走
84.0-67.9-53.2-38.1-24.0-12.0
タイムはまずまず。
コーナーで外目を回して直線馬なりで加速して良さげ。
阪神大賞典(5着)の最終追い切りに比べて時計は劣るが、あの時は結構強めに追って動かしていたのに対して今回はほぼ追ってないので悪い訳ではなさそう。
とは言え、昨年や一昨年の走りと比べると若干小さいというか…
【追い切り評価】B+

□見解
前走の阪神大賞典は先団から脚を伸ばし切れずの5着。

最後まで頑張って走っていて、完全にバテてる訳ではなさそうだけど、ズルズルと垂れていくジリ貧な戦いになってますね。
有馬記念以来の休み明けで馬体重が+10kgだったのでベストパフォーマンスではないと思いますが、それでもアフリカンゴールドを捕まえられないのはちょっとよろしくないですね…

昨年の凱旋門賞以降は強かった頃の走りが出来ておらず、ジョッキーが4コーナーで全力で追って動かしてるのを見るとどうしてもピークアウトを考えてしまいます。

が、このタイミングで京都競馬場へ戻ることで『もしかして京都なら…』と考えさせられるから難しいw

仮説としては、過去に皐月賞や中山金杯で大敗している事から、ラスト直線の上り坂が無いコースでパフォーマンスを上げるパターンはないこともない。
(有馬記念2着の時は坂のある中山でもめっちゃ強かったけどw)

また、4コーナーまで下るコース形態から直線までにスピードに乗せやすいなど、この馬にとってはプラスに働きそうなポイントがある京都変わりでは、諦めずに狙ってみたくなる1頭ですかね。
【総合評価】B+

6枠11番ディアスティマ牡6(北村友)

□一週前追い切り
4/19(水)栗東坂路-単走
57.5-41.9-27.1-13.1
タイムはかなり遅い。
が、やる気がないのか?と思うほどゆっくりと流しているのでなんとも…
元々それほど速い時計を出すタイプではないので過度に気にしなくてもいいかもだけど、コレはちょっと緩すぎに感じるがどうか。

□最終追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
57.5-41.3-26.8-13.3
タイムはかなり遅い。
が、結構な雨が降ってるようで…
ラップ的には最後まで失速せず走れてる。
日経賞(3着)の最終追い切りでも坂路で淡々と走ってるので、コレがこの馬に合ったやり方なのかなと。
【追い切り評価】B+

□見解
実績・能力で考えれば上位陣には及ばないと思うのですが…

前走の日経賞でタフな流れを逃げて3着に残してるのは結構立派だと思うんですよね。
休み明けでしたし、叩いてのパフォーマンスアップが見込めれば。

また、昨年の松籟Sでもそこそこ厳しい流れを逃げて完勝しているあたり、やれない事はなさそうな。

鞍上の北村友くんは過去の天皇賞春でスティッフェリオでロスのない完璧な競馬で2着と激走しているジョッキーですし、スムーズな先行競馬が出来ればワンチャンないかな…
【総合評価】B+

6枠12番ブレークアップ牡5(松山)

□一週前追い切り
4/15(土)栗東CW
82.8-67.9-53.4-37.9-24.0-12.2
※映像なし
4/12(水)に坂路での軽い追い切りの映像があるが、15(土)のWコース追いが本線と考える。
タイムはまずまず。
阪神大賞典(3着)の一週前と同等の時計で、好調維持と考えていいのでは。

□最終追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
55.2-40.4-26.3-13.2
タイムは平凡。
が、雨風が相当強そうで、時計面はあまり参考にしにくい…
動きとしては軽く走って併せ馬を抜き去っていて良さげ。
阪神大賞典(3着)の最終追い切りに比べて時計は劣るが、動きとしては今回の方が上に見える。
【追い切り評価】A

□見解
前走の阪神大賞典は中団前目から脚を伸ばしての3着。

ジャスティンパレス、ボルドグフーシュには敗れましたが、背負った斤量58.0kgは上位2頭より重く、それでボルドグフーシュ(56.0kg)と同タイムは着順以上の強さですよね。

アルゼンチン共和国杯に勝った時は軽斤量で展開が向いたと正直舐めてましたが、前走で評価を見直す必要があると判断しました。

よく見るとジューンSなんかは差し展開を前で残す強い競馬ですし、サンシャインSではあのヴェラアズールに勝つぐらいの馬なので強いはずですよね…

ただ、前走で馬体重を一気に絞って力を使った感があるのも不安要素の一つではあり。
買い時は前走だったのでは…とも考えられ。

とまぁ、色々悩まされる1頭ですが、阪神大賞典でボルドグフーシュと同等(斤量差を考えるとコッチの方が強かった)の走りをした馬が、あまり人気していないようであれば狙い目と考えてよさそうな…
【総合評価】B+

7枠13番ボルドグフーシュ牡4(川田)

□一週前追い切り
4/19(水)栗東CW-単走
82.8-67.5-52.9-37.5-23.3-11.3
タイムは速い。
コーナーで大きく外を回して直線馬なり→追ってキレのある加速。
阪神大賞典(2着)や有馬記念(2着)の一週前は併せ馬だったが、今回は単走に変えてきた。
ラストの脚はしっかり使えてるので問題なさそうで、何かしら変化をつけてきてるのは好印象でもあり。
4/12(水)に坂路でそこそこの時計あり。

□最終追い切り
4/26(水)栗東坂路-単走
54.0-39.0-24.6-12.0
タイムはやや平凡な。
が、この日の栗東坂路で走ってるメンバーは雨の影響か軒並み時計が遅めなので…
阪神大賞典(2着)や有馬記念(2着)の最終追い切りでも坂路で軽く走って仕上げるパターンだったので、コレがこの馬に合った調整だと判断したいところ。
時計が出にくい日の割に結構好時計なのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の阪神大賞典は中団前目から脚を伸ばしての2着。

有馬記念以来の休み明けで、普段よりも前目で進めた分、ラストの脚はちょっと鈍ってたように見えますね。

有馬記念ではあのイクイノックスに続いての2着と能力の高さを見せ、菊花賞ではレコード勝利のアスクビクターモアと同タイムの2着と非常に強い走りを見せていて、今回も最後の直線で見せ場が来そうな。

前走ではジャスティンパレスに0.3秒差をつけられていて、あのままの走りだとちょっと逆転できるか微妙なところですが、ゆーてもお互いに前哨戦仕上げでまだ奥はありそう。
本来のスタミナを活かした差し競馬なら、勝負はどうなるかまだわからないような。
【総合評価】A

4|展開予想

ハナはやっぱりタイトルホルダーでしょうか。

アスクビクターモア・ディアスティマ・アフリカンゴールドも候補ではありますが、カズオ君はロケットスタート後に更にめっちゃ追いますしね…。
そのテンがめちゃ速いタイトルホルダーと無理にハナ争いをして共倒れは嫌でしょうし、ココはサラッと譲りそうな。

ペース的には3200mの長丁場なので各馬ゆっくり走ると思うのですが、スタート後のポジション争いもありますし序盤はちょっと流れそう。

続いて中盤は各馬折り合いに専念するのでココはしっかりと緩みますよね。
逃げる(と仮定する)タイトルホルダーはココでどれだけ緩めれるかが勝負のカギを握りそう。
とは言え、アスクビクターモア(タケシくん)・ディアスティマ(北村友くん)あたりが無理に突っついてペースを乱すような乗り方はしなさそう。

で、残り1000m(3〜4コーナーにかけての下り坂)あたりから各馬の仕掛け。
ジャスティンパレス(ルメール)は勝つためにタイトルホルダーを捕まえに動くでしょうし、ディープボンド(和田さん)・アイアンバローズ(リュウセイくん)なんかも強気なジョッキーですしそりゃもうガシガシ追います。

中団後方からはサンレイポケット(ミルコ)やボルドグフーシュ(川田神)も捲るように外を上がってくるでしょうし、ラストの直線は各馬死力を尽くしての持続力戦となります。

3200mのラスト600mなんかどうせ全馬バテてると思うので、一瞬のキレ味的なスピードよりも、長い距離を最後まで出来るだけスピードを落とさず走れるような持続力のある馬を狙いたいところですが、ソレがどの馬かわかれば苦労はしないんですよねw

メンバー的には結構前のめりになりそうですし、ラストの直線前の下り坂のせいで速い段階からペースアップしてのロングスパート戦になるとすると、ずっと前を走ってる馬には相当しんどいハズで、流れ的には後半にポジションを上げてくる中団前後の差し馬に展開が向きそうと考えます。
(後方待機の直線一気は厳しそう)

前を走ってる馬が超強いんでめっちゃ悩まされますが、ココは自分の妄想を信じて勝負にいきたいですね!

5|高評価まとめ

追い切り評価A

アスクビクターモア
ジャスティンパレス
ボルドグフーシュ
ブレークアップ

総合評価A

アスクビクターモア
ジャスティンパレス
ボルドグフーシュ

6|印・買い目

◎7枠13番ボルドグフーシュ牡4(川田)
◯1枠1番ジャスティンパレス牡4(ルメール)
▲3枠6番アスクビクターモア牡4(横山武)
☆6枠12番ブレークアップ牡5(松山)
△2枠3番タイトルホルダー牡5(横山和)
△8枠16番シルヴァーソニック牡7(Dレーン)

買い目

三連複軸1頭流し
◎→◯▲☆△△

三連複軸2頭流し
◎-◯-全頭

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️