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大阪杯2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

【最後まで無料で読めます】

お疲れ様です、Rinです。
春のG1戦線が始まり、毎週末の戦いが非常に楽しみですね。
今年も熱い戦いが繰り広げられる事を期待して、ボチボチ予想を書いていこうと思います。 

って事で、今回は4/5(日)に開催されます大阪杯の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【4/3 中人気馬考察 追記】
【4/4 穴馬考察 追記】
【4/5 展開・印・買い目 追記】

1|はじめに

大阪杯の予想に入る前に、先週末に行われた高松宮記念の結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

推し馬の着順
1着:モズスーパーフレア
2着:グランアレグリア△
3着:ダイアトニック△
----------
4着:クリノガウディー
5着:シヴァージ◆
6着:グルーヴィット☆
7着:セイウンコウセイ△
8着ティーハーフ★
10着:ダノンスマッシュ◎
12着:タワーオブロンドン◯
13着:モズアスコット▲
14着:ナックビーナス◇

本命◎ダノンスマッシュは馬群に埋もれましたし、1着馬モズスーパーフレア買ってないしで話にならない結果ですね…
短距離戦を中心に戦ってきたダノンスマッシュやタワーオブロンドンが1200m初参戦のダイアトニックやグランアレグリアに簡単に倒されるのは辛いところです。
1着のモズスーパーフレアは中山以外でも強かったですね…舐めててゴメンなさい。

参考記事リンク▼
高松宮記念2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

2020競馬予想成績
的中:7/13(53%)
購入:20500円
払戻:22440円
回収率:109%

3連敗で予想成績は残念な結果になってます…
まぁ今までソコソコ勝ててたのが不思議なぐらいで、これがニワカ競馬好きの本来の姿なのかもしれません。
なんて言ってると大事なお小遣いがどんどん無くなっていくので、気合いを入れて予想せねばなりません!

【有料記事について】

僕の予想記事は、回収率が100%を超えている時だけ記事の最後に購入ボタンを設置します。

『それなりに参考になったよ、まぁコーヒーでも飲みなよ』

という気持ちになってくれた方がいれば、購入して頂けると非常に喜びます。

2|大阪杯-概要

2020年4月5日(日)
4歳以上・阪神/芝2000m

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阪神の内回りコースです。

スタート直後に上り坂でそのまま1コーナーへ進む為、前半のペースはゆっくり流れる事が多く、各馬は脚を残したままレース後半へと進むパターンが多い。

ただ、直線があまり長く無いからか瞬発力だけでは届かない事もあり、ゴール前の上り坂を乗り切れるタフな先行馬が好走する傾向にある。

という事で、一瞬の切れ味も重要ですが、持続する脚を使える馬にも注意が必要って感じですかね。

3|大阪杯-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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1,2,6枠の成績の悪さが目立ちますね。
他はそこまで差が無いように見えますが、近年では3枠の成績がめちゃくちゃ良いので要チェックですね。

【人気】

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1番人気の複勝率が高く、2番人気もそこそこ信頼できそうです。
上位陣の中では3番人気の成績が非常に悪いのが気になりますね。
4〜9人気(特に4〜6人気)が結構な割合で馬券に絡んでますので、上位人気を軸に中人気へ流す馬券が良さげです。

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4,5歳馬が好成績で、6歳馬になると少し成績が落ちるようです。
7歳馬以上はほとんど馬券に絡んでませんので評価を落とす必要がありそうです。

【所属】

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普段は気にしない項目なのですが、ちょっと偏りがあるので…
圧倒的に栗東の方が成績が良いので注意が必要そうですね。

【脚質・上がり】

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パッと見た感じ、1,2番人気+中穴馬の組み合わせでの決着が多いですね。
2桁人気馬が大穴をあけるような展開は起こりにくい傾向にあるようです。

4角位置別
[5-4-3-0]1〜4番手
[2-4-5-0]5〜8番手
[2-2-2-0]9〜12番手
[1-0-0-0]13番手以下

4角1〜4番手の先行、5〜8番手の中団前目の馬が好走しています。
9〜12番手もきていますが、前目の馬よりは成績が落ちるようです。
13番手以下の追込み馬には厳しいレースみたいですね。

上がり3F別
[3-1-1-0]1位
[2-2-4-0]2位
[0-2-3-0]3位
[5-5-2-0]4位以下

上がり4位以下の好走が目立ちますが、コレらは4角1〜4番手の馬達です。
なので4角5番手以下になりそうな馬には速い上がりが求められると考えて良さそうです。
前目で競馬ができて、そこそこ速い上がりが期待できる馬を探したいですね。

【前走】

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前走レース別
[2-1-1-0]金鯱賞(G2/中京2000)
[2-2-3-0]有馬記念(G1/中山2500)
[0-0-1-0]神戸新聞杯(G2/阪神2400)
[2-2-0-0]中山記念(G2/中山1800)
[1-2-2-0]京都記念(G2/京都2200)
[1-0-1-0]ジャパンC(G1/東京2400)
[0-1-1-0]AJCC(G2/中山2200)
[1-0-0-0]凱旋門賞(G1/フランス2400)
[0-1-0-0]中日新聞杯(G3/中京2000)
[0-0-1-0]菊花賞(G1/京都3000)
[1-0-0-0]大阪城S(OP/阪神1800)
[0-1-0-0]調布特別(1000万/東京2000)

ここ数年は金鯱賞組が好成績です。
最も多いのは有馬記念組で続いて中山記念・京都記念となってます。
ジャパンC・AJCC組もそこそこ来てますので、中距離重賞を使った馬は全部要チェックかと…

前走クラス別
[4-2-5-0]G1
[5-6-5-0]G2
[0-1-0-0]G3
[1-0-0-0]OP
[0-1-0-0]1000万

G1,G2組がほとんどです。

前走着順別
[1-2-4-0]1着
[5-0-1-0]2着
[1-3-2-0]3着
[1-0-1-0]4着
[1-4-1-0]5着
[1-1-0-0]6着
[0-0-1-0]7着
[0-0-0-0]8着以下

前走3着以内が優秀です。
が、意外にも前走1着馬が勝ち切れてませんのでちょっと要注意ですね…
前走8着以下は評価を落として良さそうです。

前走人気別
[3-2-2-0]1人気
[2-3-3-0]2人気
[1-2-3-0]3人気
[1-1-1-0]4人気
[0-0-1-0]5人気
[0-1-0-0]6人気
[0-0-0-0]7〜9人気
[2-1-0-0]10人気以下

前走3番人気以上の好走が目立ちますので、実績のある馬が強いレースと言えそうです。
前走人気の低い馬は、低人気の割に前走好走しているパターンが多いので勢いに乗ってる人気薄馬には気をつけたいところですね。

前走距離別
[3-2-0-0]1800m
[2-3-1-0]2000m
[1-3-3-0]2200m
[2-0-2-0]2400m
[2-2-3-0]2500m
[0-0-1-0]3000m

1800m〜2500mまで幅広くなってます。

前走開催場所別
[2-2-1-0]中京
[4-5-4-0]中山
[1-0-1-0]阪神
[1-2-3-0]京都
[1-1-1-0]東京
[1-0-0-0]フランス

中山組が優秀で、中京・京都組が続きます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去の馬券内として参考程度に見てください。

【まとめる】
[枠順]
1,2,6枠は不調
3枠が超優秀で他はそこまで差がない
[人気]
1,2人気が優秀で3人気は何故か悪い
4〜6人気の中穴馬に注意
[年齢]
4,5歳馬が優秀で6歳馬が続く
7歳以上はほとんど来てない
[所属]
栗東の成績がかなり良い
[4角位置]
勝率は1〜4番手が優秀で前目の馬の好走が多い
速い上がりを使えれば中団からでも届く
[上がり3F]
3位以内が優秀だが必須ではない
前目からそこそこの上がりを出した馬が勝つ事が多い
[前走]
最近は金鯱賞組が多い
有馬記念組が最多
中山記念・京都記念組が続く
[前走クラス]
G1・G2がほとんど
[前走着順]
3着内が優秀で勝ち馬は前走2着が多い
前走4〜6着のちょっと足りなかった馬の巻き返しもそこそこある
[前走人気]
3人気以内の好走が多い
下位人気の割に好走した馬にも注意
[前走距離]
1800m〜2500mであまり偏りは無い
[前走開催場所]
中山が最多で京都・中京が続く

4|大阪杯-出走馬&注目馬

出走馬▼(競馬ラボより)

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【注目馬】

過去の大阪杯のペースを確認したところ、前半1000mは59秒後半〜61秒が多く、スロー〜ミドルのやや遅めのペースで進む事が予想されます。
後半は残り800mからの若干ロングスパート気味の勝負になる事もあり、ラストの瞬発力だけでは無く、前目ポジションからの持続する脚にも注目して見ていきたいと思います。

8枠12番クロノジェネシス牝4(北村友)
戦績[5-1-2-1]のバゴ産駒。
主な戦績
2020京都記念(G2/京都2200)-1着
2019秋華賞(G1/京都2000)-1着
2019オークス(G1/東京2400)-3着
2019桜花賞(G1/阪神1600)-3着
2018阪神JF(G1/阪神1600)-2着

中団or前目のポジションから伸びる脚を使える馬ですね。
これまで馬券外になったのは2019エリザベス女王杯(G1/京都2200)で5着が1回だけという抜群の安定感を持つ馬です。
前走:京都記念(G2/京都2200)[重]
1000m-1.01.0秒を3番手で追走、直線抜け出してそのまま1着
2走前:エリ女(G1/京都2200)[良]
1000m-1.02.8秒を5番手で追走、直線しっかり走るものの、他馬も崩れず5着(1着:ラッキーライラック)
3走前:秋華賞(G1/京都2000)[稍重]
1000m-58.3秒を6番手で追走、直線でキッチリ差し切って1着

京都記念のように前目からのちょい差しが可能な馬ですので、今回のレースでも好走が期待できそうです。
が、1着になってるレースは前半がそこそこ流れてるレースなんですよね…
今回の大阪杯は前半が緩む傾向にあるので、他の馬も後半に脚を残してる可能性が高いです。
唯一の5着となってしまったエリザベス女王杯と同じ展開にならないか少し心配なところです。
また、休み明けに馬体重を増やして好走するパターンが多いので、2戦目となる今回はどうなるか…
ってな感じで、好走できる強さは充分あると思うのですが、若干不安もある一頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
大外ですね…
スタートを決めて内を取れればいいのですが。

6枠8番ダノンキングリー牡4(横山典)
戦績[5-1-1-1]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2020中山記念(G2/中山1800)-1着
2019毎日王冠(G2/東京1800)-1着
2019日本ダービー(G1/東京2400)-2着
2018皐月賞(G1/中山2000)-3着

前目のポジションから長く良い脚を使える馬ですね。
これまで馬券外になったのは2019マイルCS(G1/京都1600)の5着だけで、上で紹介したクロノジェネシスと同様に抜群の安定感を持った馬ですね。
前走:中山記念(G2/中山1800)[良]
1000m-59.3秒を3番手で追走、直線抜け出して1着(2着:ラッキーライラック)
2走前:マイルCS(G1/京都1600)[良]
スタートで少し遅れるがすぐリカバリー。
1000m-58.8秒を7番手で追走、直線最初は伸びたが最後まで伸び切れず5着
3走前:毎日王冠(G2/東京1800)[良]
スタートに失敗し後方から
1000m-58.5秒を10番手で追走、直線凄まじい脚で差し切って1着

これまた前目のポジションからスッと抜け出せる良い脚を持った馬ですね。
1000mが59秒前後のそこそこ流れるレースで好位につけ、そのままのスピードで走りきっての好走が多く、ロングスパートをできる持続力はありそう。
2019共同通信杯(G3/東京1800)では、前半1000mが1.01.5の遅めのレースでも上がり3Fを32.9秒の末脚で差し切って勝利してますので瞬発力もありそうです。
こう書くと「完璧な馬なんじゃね?」と思いがちですが、瞬発力を発揮したのは東京の高速馬場での走りなので今回も同じ走りが出来るかは不明なところかと。
また、ちょくちょくスタートに失敗する癖がある点が大きな不安材料になりそうです。
という事で、まず間違いのない馬だろうけど、安心して見てられるかと言えばそうでは無い。
ってところでしょうか。
【枠順を見て】
ここは内が欲しかった…

3枠3番ブラストワンピース牡5(川田)
戦績[7-0-0-5]のハービンジャー産駒。
主な戦績
2020AJCC(G2/中山2200)-1着
2019札幌記念(G2/札幌2000)-1着
2018有馬記念(G1/中山2500)-1着

中団からしぶとく伸びる脚を使う馬で、2018年に3歳で有馬記念を制してます。
これまでの戦績が1着or馬券外というちょっと面白い馬ですねw
前走:AJCC(G2/中山2200)[稍重]
1000m-1.02.4秒を4番手で追走、4コーナーで一気に内側に入り差し切って1着(2着:ステイフーリッシュ)
3走前:札幌記念(G2/札幌2000)[良]
1000m-59.9秒を9番手で追走、4コーナーで内を突いて加速し1着(4着:ワグネリアン、9着:ステイフーリッシュ)
5走前:大阪杯(G1/阪神2000)[良]
1000m-1.01.3秒を11番手で追走、直線大外から伸びるが届かずの6着

過去に好走しているレースを見ると、4コーナー途中で内を突いてペースアップし直線で先頭へ抜け出す走りが勝ちパターンなのかなと。
2019目黒記念や2019大阪杯を見る限り、外を回して差し切れるほどの脚は無さそうです。
勝ったレースのラップタイムを見たところ、中盤からそこそこ速いラップを刻んでるレースが多かったので、ロングスパート気味のレースは得意そうですが、あまりペースが緩むのは嬉しくないんじゃないかと。
というか、正直どういう馬なのかイマイチ掴めてませんw
3歳時に有馬記念を勝つぐらいなのでシンプルに強いハズなんですけどね…
今回のレースは、昨年アルアインのような位置取りが重要なレースだと考えますので、AJCCで見せたようなコーナリングで内を突く事が出来れば良い結果が期待できるんじゃないでしょうか。
【枠順を見て】
絶好の枠ですね。
コレは抑えないと…

5枠5番ラッキーライラック牝5(Mデムーロ)
戦績[5-4-2-3]のオルフェーブル産駒。
主な戦績
2019香港ヴァーズ(G1/香港2400)-2着
2019エリザベス女王杯(G1/京都2200)-1着
2018オークス(G1/東京2400)-3着
2018桜花賞(G1/阪神1600)-2着
2017阪神JF(G1/阪神1600)-1着

中団やや前目のポジションからキレのある末脚が使える馬ですね。
前走:中山記念(G2/中山1800)[良]
1000m-59.3秒を4番手で追走、直線で置いて行かれそうになるが、遅めのエンジンがかかり最後まで伸びて2着(1着:ダノンキングリー)
3走前:エリ女(G1/京都2200)[良]
1000m-1.02.8秒を7番手で追走、直線最内を突き差し切って1着(5着:クロノジェネシス)
4走前:府中牝馬S(G2/東京1800)[稍重]
1000m-58.3秒を6番手で追走、直線で抜け出して一時は先頭に立つがラストで差されて3着

2歳時の牝馬チャンピオンで、3歳時は怪物アーモンドアイに敗れていましたが、4歳後半にエリザベス女王杯を制し、香港ヴァーズでも牡馬と渡り合い、現在勢いに乗ってる馬ですね。
前走の中山記念は1800mでそこそこペースが流れてちょっと忙しそう(それでも2着は立派)だったので、今回予想されるスローペースになればエリザベス女王杯を勝った時のような凄まじい末脚が見れるかもしれませんね。
また、距離は短いですが3〜4月の阪神での成績も良いです。
斤量55.0のアドバンテージもありますし、好走が期待できる一頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
可もなく不可もなくと言った感じでしょうか。

4枠4番ワグネリアン牡5(福永)
戦績[5-1-2-3]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2019ジャパンC(G1/東京2400)-3着
2019大阪杯(G1/阪神2000)-3着
2018神戸新聞杯(G2/阪神2400)-1着
2018日本ダービー(G1/東京2400)-1着

中団やや前目から伸びる脚を使うタイプの馬ですね。
前走:ジャパンC(G1/東京2400)-3着[重]
1000m-1.00.3秒を6番手で追走、直線最後まで頑張って脚を伸ばして3着(4着:マカヒキ、13着:ジナンボー)
2走前:天皇賞秋(G1/東京2000)[良]
1000m-59.0秒を11番手で追走、直線最後まで頑張って伸びて5着(10着:マカヒキ、13着:カデナ)
4走前:大阪杯(G1/阪神2000)[良]
1000m-1.01.3秒を7番手で追走、直線最内を回って伸びるが届かずの3着(4着:マカヒキ、6着:ブラストワンピース、13着:ステイフーリッシュ)

ジャパンCや天皇賞秋を見る限り、切れる脚と言うよりか、じわじわと最後まで伸びる脚を使う馬のような。
神戸新聞杯(G2/阪神2400):1着
日本ダービー(G1/東京2400):1着
の時も1000mが60〜61秒のやや緩いペースを前目で追走、直線で一気に差し切るのでは無く、前の馬がバテたところを差すような走りに見えます
(こう書くとなんかセコく見えますがw)
今回もスローペースが予想されますので、おそらく堅実に脚を伸ばして来るとは思います。
あとは前がバテて最後に差すチャンスがあるかどうか…
ってな感じで、しっかり走ってくるけど、好走できるかは他馬の走り次第と言ったところでしょうか。
【枠順を見て】
良い枠だと思います。
スタートを決めて好位につけたら面白いです。

5|大阪杯-中人気馬考察

過去傾向を見るとそこそこ馬券に絡んでる中人気馬ですが、今回の上位5頭とは結構大きな差がありそうに見えます。
が、こういう時に限ってシレッと馬券内に入ってきそうなのでしっかり見ていきます。

8枠11番カデナ牡6(鮫島)
戦績[4-3-3-12]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2020小倉大賞典(G3/小倉1800)-1着
2019新潟記念(G3/新潟2000)-3着
2019小倉記念(G3/小倉2000)-2着

後方からの末脚が武器の差し馬、っていうか追込馬ですね。
前走:小倉大賞典(G3/小倉1800)[良]
スタートで少し出遅れ
1000m-1.00.3秒を11番手で追走、4コーナーで外へ出しながら加速して直線で差し切り1着(3着:ジナンボー)
2走前:中山金杯(G3/中山2000)[良]
1000m-1.00.2秒を17番手で追走、4コーナー内を回って直線で伸びるが前も伸びて11着
3走前:天皇賞秋(G1/東京2000)[良]
1000m-59.0秒を16番手で追走、4コーナー最内回って直線勝負に賭けるが13着(5着:ワグネリアン、10着:マカヒキ)

ほぼ毎回上がり3Fタイムが1位という素晴らしい脚を持ってますが、前が崩れないと全く届きませんね…
前走の小倉大賞典のように早め仕掛けで前がバテて、差しが決まる展開になれば物凄い脚で突っ込んでくるのですが。
今回は前目の馬が好走する傾向にありますし、前を走るのはG1で活躍してきた超強豪馬達です…
この馬が後方から突っ込んで来れるぐらい前が崩れるのは中々想像できないのですが、展開がどハマりすればワンチャンあるような。
【枠順を見て】
おそらく後ろからなので枠はあまり関係なさそうです。

6枠7番ステイフーリッシュ牡5(岩田康)
戦績[2-4-5-7]のステイゴールド産駒
主な戦績
2020京都記念(G2/京都2200)-3着
2020AJCC(G2/京都2200)-2着
2019福島記念(G3/福島2000)-2着

ここ最近は前目で粘り込む競馬で好成績を残してる馬ですね。
前走:京都記念(G2/京都2200)[重]
1000m-1.01.1秒を2番手で追走、4コーナー最内を回って直線で粘るが差されての3着(1着:クロノジェネシス)
2走前:AJCC(G2/中山2200)[稍重]
1000m-1.02.4秒を2番手で追走、4コーナー最内を回って直線で粘るが差されての2着(1着:ブラストワンピース)
3走前:チャレンジC(G3/阪神2000)[良]
1000m-1.01.2秒を6番手で追走、4コーナー外を回って直線で他馬に揉まれ10着(1着:ロードマイウェイ)

他にも
札幌記念(G2/札幌2000)で9着(1着:ブラストワンピース、4着:ワグネリアン)
など、今回の大阪杯に出走する馬に負けまくっているという残念な成績の馬ですねw
が、ここ2戦で前目のポジションからの持久力勝負をするようになってからは、G1クラスの強豪馬ともそこそこ戦えていますので、クソ弱い馬って訳ではなさそうです。
スロー〜ミドルペースが予想される今回のレースでも、前目につけての粘り込みで勝負すると思われます。
ロングスパート気味の展開で他馬がバテる展開になれば、この馬の持ち味を発揮できそうですが、果たして…
【枠順を見て】
ちょっと中途半端な枠になりましたね…

7枠9番マカヒキ牡7(ヒューイットソン)
戦績[4-2-2-10]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2019京都記念(G2/京都2200)-3着
2018札幌記念(G2/札幌2000-2着
2016日本ダービー(G1/東京2400)-1着
2016皐月賞(G1-中山2000)-2着

後方からの末脚が武器の差し馬ですね。
前走:ジャパンC(G1-東京2400)[重]
1000m-1.00.3秒を15番手で追走、4コーナー大外を回って追い込んで4着(3着:ワグネリアン、13着:ジナンボー)
2走前:天皇賞秋(G1/東京2000)[良]
1000m-59.0秒を14番手で追走、4コーナー外へ出すが伸びずの10着(5着:ワグネリアン、13着:カデナ)
3走前:宝塚記念(G1/阪神2200)[良]
1000m-1.00.0を12番手で追走、4コーナー外へ出せず真ん中を突くが伸びず11着。

重馬場のジャパンCで最高方から4着まで追い込んだ事から、上がりのかかる展開が得意そうですね。
逆に前が止まらない展開になると厳しそうです。
今回の大阪杯はスローだと上がり34秒台、ミドルだと上がり35〜6秒台あたりで決着してますので、ペースがそこそこ流れて直線でみんなバテた場合はスルスルと脚を伸ばしてくるかもしれませんね。
ただ、カデナの時にも書いたように追込馬には厳しいレースですし、前を走る強豪馬が軒並みバテる展開はちょっと想像し辛いですね…
鞍上がヒューイットソンという点は、非常に楽しみです。
【枠順を見て】
どの枠でも後方からになりそうな…

1枠1番ロードマイウェイ牡4(武豊)
戦績[6-1-0-4]のジャスタウェイ産駒。
主な戦績
チャレンジC(G3/阪神2000)-1着

前目にポジションから良い脚を使える馬ですね。
前走:金鯱賞(G2/中京2000)[良]
スタートに失敗
1000m-1.03.6秒を10番手で追走、4コーナー内を回って直線そのままの10着(2着:サトノソルタス)
2走前:チャレンジC(G3/阪神2000)[良]
スタートに失敗
1000m-1.01.2秒を10番手で追走、4コーナー外を回してゴール前で差し切って1着(10着:ステイフーリッシュ)
3走前:ポートアイランドS(OP/阪神1600)[良]
1000m-57.4秒を3番手で追走、4コーナー真ん中を回って直線抜け出し最後まで粘って1着

前走の金鯱賞はスタートで不利があったのでノーカンで良いかと。
2走前は緩い流れからのロングスパート戦を差し切り勝ち(出遅れですが…)
3走前は速い流れを先行して粘り勝ちしてますので、ペースを選ばない強さがありそうです。
今回はスロー〜ミドルで若干ロングスパート気味の展開が予想されますので、前目から抜け出すタイプのこの馬の力を発揮できる舞台ではあると考えます。
実績面での物足りなさと、スタートに難有りな点が怖いですが、スムーズに走れば案外好走するのでは…とか考えてます。
【枠順を見て】
最内枠です。
思い切って逃げてほしいですね。

6|大阪杯-穴馬考察

大阪杯の過去傾向を調べると、2桁人気の穴馬は全く馬券に絡んでません。
来る確率は限りなく低いかとは思うのですが、もしかしたらって事もあるので調べます。
※当日人気が変わってるかもしれませんがご了承下さい。

2枠2番サトノソルタス(藤岡康)
戦績[2-2-1-3]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2020金鯱賞(G2/中京2000)-2着
2018共同通信杯(G2/東京1800)-3着

前目のポジションから堅実に走るタイプの先行馬ですかね。
前走:金鯱賞(G2/中京2000)[良]
1000m-1.03.6秒を3番手で追走、4コーナー外を回って直線伸びて2着(10着:ロードマイウェイ)
2走前:中日新聞杯(G3/中京2000)[良]
1000m-1.00.8秒を6番手で追走、4コーナー外を回って直線ゴチャゴチャしてる内に差し馬が突っ込んできて5着。
3走前:ノベンバーS(1600万/東京2000)[良]
1000m-1.01.0を4番手で追走、4コーナー内を回って直線しぶとく伸びて1着。

前走の金鯱賞、6枠でスタート出て走ってたら知らんまに内側前目の良いポジションに収まった感が半端無いですねw
超スローだったとはいえ、外を回して2着は立派だったと考えます。
今回は脚の速い前目にポジションを取りたい馬が多そうなので、いかにポジションを取れるかが勝負になりそうです。
緩いペースで、内側前目につける事ができれば、前走のようにジワジワと伸びてきそうですね。
後は実績上位の強豪馬にどこまで通用するか…
初めての右回りという事もあり、色々と不明な点が多いですが、好走するチャンスはあるんじゃないかなと考えてます。
【枠順を見て】
内に入ったのでスタートさえ決まれば良いポジションがとれそうですね。

5枠6番レッドジェニアル(酒井)
戦績[2-0-2-5]のキングカメハメハ産駒。
主な戦績
2019京都新聞杯(G2/京都2200)-1着

中団からの末脚が武器の差し馬、なんでしょうかね?好走パターンがイマイチわからない馬です。
前走:日経新春杯(G2/京都2400)[良]
スタートに失敗
1000m-1.01.6秒を13番手で追走、直線外へ出して上がり1位の脚で追い込みをかけるが7着
2走前:菊花賞(G1/京都3000)[良]
1000m-1.02.4を7番手で追走、直線外へ出すも伸び切れず6着
3走前:神戸新聞杯(G2/阪神2400)[良]
1000m-1.03.4を3番手で追走、4コーナー外を回って直線勝負するが、上位3頭とは伸びが明らかに違い4着

前走の金鯱賞は出遅れが致命傷でしたね。
超スローを後方で溜めたとはいえ、上がり1位の脚は立派だと考えます。
3走前の神戸新聞杯ではサートゥルナーリア・ヴェロックス・ワールドプレミアらと力の差がハッキリ出てしまいましたが、アレらはまぁ別格でしょうw
過去に1着となった京都新聞杯(G2/京都2200)は、道中そこそこ流れてラスト1Fが緩む消耗戦だったので、スローよりはミドルペースの方が好走しそうな気がします。
で、今回はスロー〜ミドルペースが予想されてます。
後方からでは前を走る馬を捕まえるのは厳しそうですので、いっそ3走前の神戸新聞杯のように前目のポジションを取ったらワンチャンありそうな…
【枠順を見て】
真ん中の良い枠だと思います。

7枠10番ジナンボー牡5(藤岡佑)
戦績[4-1-1-3]のディープインパクト産駒。
主な戦績
2020小倉大賞典(G3/小倉1800)-3着
2019新潟記念(G3/新潟2000)-2着

前目のポジションからの速め仕掛けで勝負する先行馬ですね。
父ディープインパクト、母アパパネが共にクラシック3冠馬という超良血馬です。
前走:小倉大賞典(G3/小倉1800)[良]
1000m-1.00.3秒を3番手で追走、4コーナー外を回って直線抜け出し粘っての3着(1着:カデナ)
2走前:ジャパンC(G1/東京2400)[重]
1000m-1.00.3秒を9番手で追走、4コーナー外を回って直線勝負するが伸びずの13着
3走前:新潟記念(G3/新潟2000)[良]
1000m-58.6秒を4番手で追走、4コーナー内を回って直線大きく外へ出して2着(3着:カデナ)

2走前のジャパンCは強豪馬相手に中団からの競馬になってしまいイマイチな結果に終わってしまいましたが、他の2レースでは前目から良い走りができてるんじゃないでしょうか?
また、どちらも差し馬が着順上位に並ぶ後方有利な展開を前で残してますし、今回も先行できればそこそこやれるんじゃ?と考えてます。
速めのペースで思い切って逃げて、他の馬が最後まで脚を残せない展開に持ち込めればチャンスがあるかもしれませんね。
【枠順を見て】
外枠ですね…
逆に思い切って出るしかないかと。

7|大阪杯-展開&印&買い目

【展開-スタート】
ジナンボー外から前へ
ロードマイウェイ・ステイフーリッシュも前を狙う
ワグネリアン・ラッキーライラック・ダノンキングリー・クロノジェネシスが先行集団
サトノソルタス・ブラストワンピースが中団
レッドジェニアル・マカヒキ・カデナ後方から
1000m-60〜61秒のスローペース

【4コーナー】
ジナン逃げる
ロード・ステイ続いて直線へ
ワグネ・ラッキー・ダノン・クロノ広がりながら仕掛ける
サトノ・ブラスト内を突く
レッド・マカヒキ・カデナ後方外側

【直線】
ジナン逃げる
ロード・ステイが追う
ワグネ・ラッキー・ダノン・クロノのどれかが良い脚で伸びる
(おそらく内を回ったワグネ・ラッキー)
サトノ・ブラスト懸命に脚を伸ばす
後方からレッド・マカヒキ・カデナ追い込む

固まってゴール!!!

コレで決まりです。

【印】

各馬の印の前に、前日の阪神競馬場の馬場傾向を確認しておきます。

画像10

画像11

脚質別
[0-0-0-0]逃げ
[2-2-1-0]先行
[1-1-2-0]差し
[0-0-0-0]追込

先行馬有利な傾向ですね。
ただ、差し馬が届かない訳でもなさそうです。
逃げ・追込などの極端な脚質は馬券内に来てませんね。

枠順別
1枠[0-0-1-0]
2枠[0-0-1-0]
3枠[0-2-0-0]
4枠[1-0-1-0]
5枠[0-0-0-0]
6枠[1-0-0-0]
7枠[1-1-0-0]
8枠[0-0-0-0]

頭数の違いがあるので何とも言えませんが…
枠順ではあまり偏りが無いように見えます。
馬番で見ると6番以下が多いですね。

続いて、大阪杯と同距離レースの直線入口画像を見てみます。

10R(2000m/スローペース)

画像9

1着:緑→2着:橙→3着:青

Bコースに変わりの影響で内側先行馬がそのまま走るパターンがありそうです。
ただ、外側中団からも差し馬が突っ込んで来てるので先行馬ばかり見てると痛い目に合うかもしれませんね。

◎◯▲△→本命サイド
1着になる可能性ありと判断
(馬連or3連複)
☆★◇◆→穴馬サイド
馬券内ならワンチャンありと判断
(複勝or◎からのワイド)

◎5枠5番ラッキーライラック(Mデムーロ)
上位陣の中で最もマイナス面が少なそうなこの馬を推します。
そこそこ内目の枠ですし、デムーロ騎手ならキッチリとヴィクトリーポジションを取ってくれるでしょう。
後は覚醒した(と仮定する)この馬の末脚に賭けます。
斤量55.0のアドバンテージもありますし、遅咲きの女王の力を信じて今回の本命◎とさせて頂きます。

◯4枠4番ワグネリアン(福永)
ここからは評価に差が無い馬が続くのですが…
好枠に入ったこの馬を推してみます。
なんか前目のポジションにつけそうな雰囲気が漂ってますし、ここ数戦勝ち切れてないものの、レベルの高い馬相手に堅実な走りを見せてます。
ここら辺でダービー馬の意地を見せて欲しいところですね。

▲3枠3番ブラストワンピース(川田)
外枠に入ったら切ろうと思ってたのですが絶好枠に入ったので…
昨年は4コーナーで外を回して不本意な結果に終わってしまいましたが、流石にこの枠に入ったら前目のポジションを取ってくれるでしょう。
グランプリホースとして、ここは良い走りを見せてくれるでしょう。

△8枠12番クロノジェネシス(北村友)
なぜ大事なココで大外枠なんや…
と思わずにはいられません。
僕の大好きな馬、クロノジェネシスをココに推します。
流石に大外枠でベストパフォーマンスを出すのはキツいと思うのですが、前走京都記念でも外から好位につける走りを見せてますので。

△6枠8番ダノンキングリー(横山典)
はい、今回切りたくて切りたくてしょうがない馬です。
が、コレは僕が先週ダノンスマッシュを本命にしてぶっ飛んだのが理由です。
「前走1着のダノンは走らない」と考えさせられてますが、それ以外の面を見るとやはり切れません。
今までに少しのお金をケチって後悔した事が何度もありますので、ここはキッチリ買っておきます。

△1枠1番ロードマイウェイ(武豊)
前走はスタートが致命傷でした。
今回もスタートが心配です。
しかしちゃんと出る事が出来れば、前目有利なこのレースでは結構やれるんじゃないでしょうか?
前走大敗&実績不足で人気を落とした(と言っても結構人気してる)この馬の巻き返しに期待します。

☆7枠10番ジナンボー牡5(藤岡佑)
今回の穴馬候補はこの馬にします。
ここ数戦、前目からの速め仕掛けで好走している僕の師匠を買わない訳にはいきません。
実績面&外枠の問題からか全然人気してないのですが、前走では外から好位につけてますし、差しが決まる展開ながら前で残す強い競馬を見せてます。
この馬をこんな人気で買える事はもうない!
と自分に言い聞かせてココでキッチリ買っておきましょう。

★6枠7番ステイフーリッシュ(岩田康)
G2,G3では走るけど、G1では足らない。
まさにそんな感じの馬だとは思うのですが…
個人的に何度も馬券的中のお世話になった馬ですので、恩返し的な意味で買っておきます。
流石に今回は厳しいでしょうw

◆7枠9番マカヒキ(ヒューイットソン)
後方からの競馬になるでしょうし、きっと届かないでしょう。
が、鞍上はスプリングSでガロアクリークを1着に導いた豪腕ヒューイットソンです。
こいつだけは何をしでかすかわからないので少額だけ買っておきましょう。
こんな馬券を買うから回収率が良くならないんですよ…

【買い目】

3連複軸1頭ながし(15通り各100円)
◎→◯▲△△△☆[5→1,3,4,8,10,12]

画像12

ワイドながし(3通り各200円)
◎→☆★◆[5→7,9,10]

画像13

明らかに買いすぎですね…
コレでも外れるんだからかなりの才能ですよホント。

8|おわりに

2020年の競馬予想が4ヶ月目に突入しようとしています。

1,2月は奇跡的に調子が良く、回収率が200%近くになる時もあったのですが、3月は良いところ無しの3連敗です…

このままズルズルと負け続けると、大事なお小遣いがどんどん無くなってしまいますのでなんとかしたいところですw

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️