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エプソムカップ2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週の安田記念はグランアレグリアが凄まじい脚で優勝し、見事に春のマイル王者となりましたね!
まだ4歳ですし、今後の短距離界での活躍が非常に楽しみな1頭です。

って事で、今回は6/14(日)に開催されますエプソムカップ2020の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【6/11 中人気馬考察 追記】
【6/12 枠順を見て 追記】
【6/13 展開・印・買い目 追記】

1|はじめに

エプソムカップの予想を書く前に、先週の安田記念の結果を書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:グランアレグリア▲
2着:アーモンドアイ◎
3着:インディチャンプ△
----------
6着:アドマイヤマーズ◯
7着:ダノンキングリー△
11着:ミスターメロディ☆
13着:ダノンプレミアム消

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的中は的中ですが…
上位人気3頭での決着なので余裕でトリガミでしたw
大好きなアドマイヤマーズは頑張ってくれたのですが、最後は差し馬勢に飲み込まれ6着…
次回に期待したいですね。

これだけ人気馬決着でも3連単で万馬券なんですね…
正解の馬券はアーモンドアイとグランアレグリアで1,2着固定の3連単ですかね。
難しいですなぁ…

【今回の消し馬】は1頭のみ。
ダノンキングリーとダノンプレミアムで悩みに悩んで海外帰りのプレミアムを消しましたが、結局どっちも着外でしたw

安田記念-消し馬
ダノンプレミアム(4人気)-13着

ちょっと負けすぎな気もしますが、強い馬だと思うので次走人気を落としてれば狙いたいところですね!

参考記事▼
安田記念2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

で、ちょっとココで僕の競馬の師匠のブログ紹介をさせて頂きます。
僕の記事を何度か読んでくれている方なら知ってるかとは思いますが、回収率重視の馬券購入を続けている凄腕馬券師です。
僕も毎回のように自分の馬券以外に師匠の馬券に乗っかってますw
競馬好きなら見て損は無いと思います、良かったらチェックしてみて下さい!

師匠の競馬予想記事はこちら▼

じなキャッシュの競馬予想記事をチェック✔︎

(競馬予想以外にも、為替FXや仮想通貨についてなどなど、お金儲けに関する記事がいっぱいあるので、お小遣いを増やしたい人は見て損はないハズ)

で、僕の予想記事の成績はと言うと…

2020競馬予想成績
的中:10/23(43%)
購入:39500円
払戻:27180円
回収率:69%

ホント情けない数字ですね…
なんとか取り戻したいところではありますが、そう簡単には行かなそうです。
ボチボチやっていきます。

2|エプソムカップ-レース概要

2020年6月14日(日)
3歳以上・東京/芝1800m

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先週の安田記念より200m長い東京左回りコースですね。

スタートしてすぐに緩やかな左カーブがあるので外枠の馬は若干不利な傾向にある。

向こう正面は長い直線となり、ゆったりとしたペースで進み、下り坂を含む3〜4コーナーあたりから徐々にペースが上がり、ラスト長い直線での上がり勝負になる事が多い。

位置取りは前に越した事はないが、先行力だけでは最後でキレ負けする事もあるので、瞬発力の有無も重要となる。

3|エプソムカップ-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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真ん中より内側の1〜4枠から好走馬が多く出てますね。
大外の8枠も好成績となってますが、ほとんどが上位人気馬でしたので中人気馬で狙うなら内の方が良さげです。

【人気】

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1,2人気が優秀で、そこそこ信頼できそうな成績となってます。
4〜6人気、7〜9人気からも1頭は馬券に絡んでますので上位人気から中or下位人気に流すのが基本になりそうですね。
2桁人気はあまり馬券に絡んでませんので穴馬を狙いすぎても良い事はなさそうです。

【年齢】

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4歳馬の成績が圧倒的に良いので、素直に軸はここからで良さそうな…
5歳馬以上は徐々に着順を落としていく傾向にあるので注意が必要です。
また、頻度はあまり多くないですが、過去に好走した馬が再度好走する事があるリピーターレースの傾向もあるようです。

【脚質・上がり】

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4角位置別
[6-5-4-0]1〜4番手
[2-1-4-0]5〜8番手
[2-2-1-0]9〜12番手
[0-2-1-0]13番手以下

前目のポジションを取れる馬の好走が目立ちますね。
他はそこまで差はなさそうですが、追込馬はちょっと届きにくいのかもしれません。

上がり3F別
[3-3-1-0]1位
[0-2-2-0]2位
[2-1-2-0]3位
[2-2-0-0]4位
[0-1-1-0]5位
[2-1-1-0]6〜9位
[1-0-3-0]10位以下

瞬発力が求められるという事で速い上がりを使える馬の好走が目立ちます。
が、前目から競馬する場合は必須というほどでもなさそうな…

【前走】

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前走別
[2-2-0-0]メイS(OP/東京1800)
[0-1-0-0]阪神牝馬S(G2/阪神1600)
[2-0-2-0]都大路S(OP/京都1800)
[0-2-3-0]新潟大賞典(G3/新潟2000)
[0-0-1-0]府中S(1600万/東京2000)
[1-0-0-0]京王杯SC(G2/東京1400)
[0-0-1-0]小倉大賞典(G3/小倉1800)
[1-0-0-0]ヴィクトリアM(G1/東京1600)
[0-1-0-0]モンゴル大統領賞(OP/東京1800)
[0-1-1-0]中日新聞杯(G3/中京2000)
[0-1-0-0]Cマイル(G1/香港1600)
[0-0-1-0]中山記念(G2/中山1800)
[3-1-1-0]マイラーズC(G2/京都1600)
[1-0-0-0]産経大阪杯(G2/阪神2000)
[0-1-0-0]きぼう賞(1600万/東京1800)

見事にバラッバラw(疲れた…)
メイS・都大路S・新潟大賞典・マイラーズCあたりが多めですかね。

前走クラス別
[1-1-0-0]G1
[5-2-2-0]G2
[0-3-5-0]G3
[4-3-2-0]OP
[0-1-1-0]1600万

上位クラスだけでなく、OPからも好走馬が多いので注意必要です。

前走着順別
[1-2-4-0]1着
[2-4-1-0]2着
[1-0-0-0]3着
[1-0-0-0]4着
[1-0-1-0]5着
[4-2-3-0]6〜9着
[0-2-2-0]10着以下

前走1,2着馬がそこそこ好走していますが、前走6着以下からの巻き返しが非常に多いです。
前走凡走しているからと言って簡単に切るのはマズそうですね。

前走人気別
[3-3-0-0]1人気
[3-1-2-0]2人気
[0-2-2-0]3人気
[2-1-0-0]4人気
[1-1-1-0]5人気
[1-1-3-0]6〜9人気
[0-0-2-0]10人気以下

前走上位人気に推されていた馬の好走が目立ちます。
また、前走人気薄ながら激走している馬が今回も好走している事が多いので、そういう馬には要注意です。

前走距離別
[1-0-0-0]1400m
[4-3-1-0]1600m
[4-4-4-0]1800m
[1-3-5-0]2000m

前走1600〜2000m組が好走していて、同距離&距離延長組の連対が多くなってます。

前走開催場所別
[4-4-1-0]東京
[1-1-0-0]阪神
[5-1-3-0]京都
[0-2-3-0]新潟
[0-0-1-0]小倉
[0-1-1-0]中京
[0-1-0-0]香港

東京・京都が多く、新潟・阪神が続きます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください

【まとめる】
[枠順]
真ん中より内の好走が多い
[人気]
1,2人気はそこそこ信頼できる
4〜9人気の中から1頭は毎年来る
[年齢]
4歳馬が圧倒的
5歳馬以上は徐々に着順が落ちる
[脚質]
前目で進めれる馬が優秀
[上がり3F]
上がり上位の成績は良い
先行力があれば必須とも言えない
[前走レース]
バラバラ
強いて言うならメイS・都大路S・新潟大賞典・マイラーズC
[前走クラス]
G1・G2などの上位クラスだけでなくOPからも好走馬が多い
[前走着順]
前走1,2着は優秀
6着以下の巻き返しが多いので前走着順だけで判断するのは危険
[前走人気]
前走5人気以内が強い
前走人気薄ながら激走している馬にも注意
[前走距離]
同距離&距離短縮組の連対が多い
[前走開催場所]
東京・京都が多い

4|エプソムカップ-無料予想紹介

ここでちょっと日本ダービー・安田記念を連続で的中させてるプロ予想の紹介をさせて頂きます。

安田記念予想▼

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人気馬での決着だったので僕はトリガミでしたが、ココは買い目を絞って見事にプラス的中。

日本ダービー予想▼

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コチラも人気馬2頭と人気薄のヴェルトライゼンデを抑えて少点数でキッチリ的中。

ヴィクトリアM・天皇賞春予想▼

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皐月賞・桜花賞予想▼

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天皇賞春ではスティッフェリオ
桜花賞ではスマイルカナ
皐月賞ではガロアクリーク
など、人気薄の穴馬をキッチリ抑えてまして…
本命馬の好走と穴馬の激走を見事に当ててくるんです。

ー重賞3連複無料公開情報ー
◎桜花賞  5600円→50360円
◎皐月賞  5600円→36600円
◎天皇賞  5600円→67500円
◎Vマイル 5200円→11840円
◎ダービー 5400円→14880円
◎安田記念 4800円→6720円

無料情報でG1戦線6勝目。
少点数での予想なので金額を調整すれば少額でも購入できるとこがありがたいです。
気になった方は是非1度買い目のチェックをしてみて下さい!

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前日夜22時頃に買い目が無料開放。
確実におすすめできます!

5|エプソムカップ-出走馬&注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

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エプソムカップの過去のラップタイムを確認したところ

1000m-59〜60秒前半のミドル〜スロー
ラスト4F
前半スロー:45秒台〜46秒後半
前半ミドル:46秒後半〜47秒台

となっていて、前半のペースが
緩んだ場合:ラスト瞬発力勝負
流れた場合:ラスト消耗戦
になる傾向にあるのかと。

ただ、3コーナー(残り4F)あたりからの下り坂で徐々にペースが上がってくるので、前半のペースに関わらずラストは若干の消耗戦になる感じですので、スローからの瞬発力実績だけでなく、そこそこ流れの速いレースを追走してから最後に脚を使えているかに注目したいところです。

また、今週末の東京競馬場は雨予報なので高速馬場適性では無く、若干時計のかかりそうな道悪適性にも気をつけて見ていきたいですね。

8枠17番レイエンダ牡5(ルメール)
戦績[4-2-1-6]のキングカメハメハ産駒
東京[2-1-0-3]1800m[2-0-0-1]
稍重[1-1-0-0]重不[0-0-0-0]

主な戦績
2020
ダービー卿CT(G3/中山1600)-3着
2019
富士S(G3/東京1600)-2着
エプソムC(G3/東京1800)-1着
2018
セントウルS(G2/中山2200)-2着

中団やや後方からの末脚が武器の差し馬だと思うのですが、急に先行策をとったりする難しい馬ですね。

前走:ダービー卿CT(G3/中山1600)[良]
1000m-57.1秒を10番手(16頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びて3着

3着:レイエンダ
11着:トーラスジェミニ
12着:エメラルファイト

【考察】
前走のダービー卿CTはハイペースを中団やや後方で進め、直線の消耗戦で最後まで脚を伸ばして3着。
1着馬とはポジション取りの差が出た感じで完敗でしたが、2着馬とは斤量差が3kgあっての同タイムの3着でしたので結構良い走りをしたのかなと。

で、東京コースの実績を見てみると

2020東京新聞杯はハイペースを先行したせいか、直線最後の最後で伸び切れず8着と凡走。
どちらかというと後方から末脚を使うタイプだと思うので、速い流れを前目で進めると最後まで脚が持たないのかもしれません。

2019富士Sは前半そこそこの流れを後方で溜め、直線大外一気で素晴らしい脚を見せてますね。
差し馬有利な展開ではありましたが、東京1600mに強いノームコア(ヴィクトリアマイル3着、安田記念4着)と0.1秒差の2着なのでコレは強い走りだったと考えます。

2019エプソムCは超スローの流れを先行し、ラスト3Fを瞬発力で押し切って1着。
コレは渋った馬場の関係もあってか例年よりめちゃくちゃ遅いペースだったのでちょっと参考にはしにくいかなと思ってましたが、今回も雨予報という事で、同じような展開になれば再度好走が期待できそう。

馬場の渋った富士Sやエプソムカップを見る限りでは良い脚を使えてるんで、同じ東京コースで雨予報な今回の舞台でも活躍できる可能性は充分ありそうです。

【不安点】
なんというか、安定感の無い馬ですね。
前走中団から良い脚を使ってたのに次走で急に先行して最後バテたり、上がり1位の末脚で追い込むけど最後方からで全く届かなかったり…
また、1番人気に推された時に全く走れてなかったり…
どうもレース間隔が開いた時に凡走しているようにも見えますので、前走から2ヶ月開いた今回もちょっと不安な気もします。

【総評】
馬場が渋った富士Sではめちゃくちゃ良い脚を使えてるし、昨年の優勝馬でリピーターの好走が多い今回も好走する可能性は充分にある。
が、先行したり、中団に構えたり、最後方から追い込んだりとなかなか好走パターンが掴みにくい馬で、上位人気に推される&レース間隔が開いている場合に凡走が多いので軸馬にするのはちょっと怖い1頭ってな感じですね。
東京コース・稍重馬場には強そう。
【枠順を見て】
前に行くと道中外側を走らされそうな大外枠ですね…
溜めて直線勝負になるのかな。
【評価】B→B−(枠×)→B(追◯)

2枠4番サトノアーサー牡6(Dレーン)
戦績[4-5-4-5]のディープインパクト産駒
東京[2-0-1-4]1800m[2-2-3-1]
稍重[2-1-1-0]重不[1-1-1-2]

主な戦績
2018
エプソムC(G3/東京1800)-1着
2017
神戸新聞杯(G2/阪神2400)-3着
毎日杯(G3/阪神1800)-2着
きさらぎ賞(G3/京都1800)-2着

中団前目からの末脚が武器の先行馬で、道悪経験が豊富な馬ですね。

前走:都大路S(OP/京都1800)[重]
1000m-1:00.2秒を6番手(14頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びるが届かず3着

3着:サトノアーサー
9着:アメリカズカップ
10着:キョウヘイ
13着:アドマイヤジャスタ

【考察】
前走の都大路Sは直線入口で進路確保にちょっと手間取った分、最後の差し届かずに繋がったのかなと…
外側を走ってた馬の中では強さを見せてた方だと考えます。

他の東京レースを見てみます。

2020東京新聞杯はハイペースを先行し、最後まで脚を伸ばしますがあと一歩及ばずの4着。
とは言え、2,3着馬とは0.1秒差の4着ですし上位陣とそこまで力の差がは無いのかなと。

2019キャピタルSはハイペースを中団で溜め、直線内を突いて一気に抜け出しを計るものの最後はガス欠で6着。
そのまま行けそうに見えたのですが、荒れた内側は予想以上に体力を消耗するのかもしれませんね。
(内から突き抜けたドーヴァーはかなりの道悪巧者かと…)

2018毎日王冠は出遅れて後方からの競馬になったのが痛いですね…
正直東京の高速馬場でズバッとキレる脚の勝負になると厳しい印象です。

2018エプソムカップは終始外側を先行し、最後の直線大外から差し切り勝ちと非常に強い内容となってます。

とりわけ、稍重・重馬場のレース経験が豊富で道悪成績が優秀な馬なので雨予報の今回のレースでの好走が期待できそうですし、そこそこ前目につけれる先行力も好ポイントかと。

【不安点】
2018毎日王冠を見る限り、スローペースからのラスト3F勝負のような展開は得意ではなさそうです。
なので昨年のように超スローな展開になるとちょっと厳しいのかなと…
また、6歳という年齢からくる衰えや、前走重馬場を激走した疲れなども若干気になるところではあります。

【総評】
そこそこペースが流れたレースを先行して良い成績を残してるので、今回も良い走りが期待できそう。
稍重・重馬場での好走も多いので週末の雨予報はこの馬にとってプラスポイントかと。
が、瞬発力勝負は苦手っぽいので、昨年のように超スローペースからのラスト直線勝負になると厳しいレースになりそうな1頭ですね。
【枠順を見て】
道中は内を走れて良さそうですが、最後は外に出したいと思うのでどうなんでしょう…
【評価】A

7枠13番アイスストーム牡5(武豊)
戦績[5-1-3-7]のストーミングホーム産駒
東京[2-0-1-2]1800m[3-0-0-1]
稍重[0-0-0-2]重不[0-0-0-0]

主な戦績
2020
メイS(OP/東京1800)-1着
2019
中日新聞杯(G3/中京2000)-3着

中団後方からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:メイS(OP/東京1800)[良]
1000m-58.7秒を10番手(13頭)で追走、4コーナーで内を回して直線差し切って1着

1着:アイスストーム
2着:ソーグリッタリング
4着:レッドヴェイロン
5着:エメラルファイト
9着:ブレステイキング

【考察】
前走のメイSは前半そこそこの流れを後方で溜め、直線馬群を縫って抜け出して1着と良い末脚を見せてますね。
勝ちタイム1:44.3は過去のメイSだけでなく、エプソムカップと比べてもかなり優秀なタイムですので強い走りだったと考えます。
(ちょっと優秀すぎるのでよっぽどの高速馬場だったのかと…)

他の東京でのレースを見てみると

2019白富士Sはミドルペースを最後方で溜め、直線で進路が塞がりながらなんとか抜け出すが届かず5着。
次から次へと前が壁になりながらも最後まで伸びてましたので、進路さえ開いてればもっと好走できてたと考えます。

2019調布特別はスローペースを中団後方で溜め、直線では素晴らしい末脚を見せて1着。
相手レベルは低いものの、上がり3F-32.5秒はなかなか…

東京以外では2019中日新聞杯(G3)でもスローペースを後方で溜め、直線大外一気で1着と同タイムの3着とかなり鋭い末脚を見せてますね。

とにかく後方からの末脚が素晴らしい馬で、特に2019年以降の東京成績が[2-0-1-1]で、唯一5着となった白富士Sは前が詰まりまくる不利があっての事ですので、東京でのラスト直線勝負にかなり強い馬だと考えます。
エプソムCと同じ舞台の前走メイSも得意の末脚で差し切ってますし、今回も良い走りが期待できるんじゃないでしょうか?

【不安点】
後方からの末脚タイプという事で、どうしても展開に左右される面が多い点が不安なのかなと…
いくら良い脚を持っていてもどうしても届かない時は届きませんし。
あとは当日の馬場が湿ってる可能性が高いので、道悪適性がどうなのかってとこですかね。
東京コースでの末脚は良いモノを持ってますが、稍重戦績[0-0-0-2]なので決して得意とは言えないような…

【総評】
後方からの末脚が素晴らしく同舞台の前走メイSでも好走している事から、今回もラスト直線で見せ場があると考えます。
が、展開面によってはどうしても届かない状況になったり、馬場が渋った場合得意の末脚が鈍る可能性があるちょっと不安な1頭ではないでしょうか?
【枠順を見て】
外目ですが後ろから競馬するタイプっぽいのでまぁ問題ないのかなと。
【評価】B→B+(追◯)

6枠12番シャドウディーヴァ牝4(Mデムーロ)
戦績[2-4-1-7]のハーツクライ産駒
東京[1-4-0-2]1800m[1-0-0-2]
稍重[1-1-0-1]重不[0-0-0-0]

主な戦績
2020
東京新聞杯(G3/東京1600)-2着
2019
フローラS(G2/東京2000)-2着

中団からの末脚が武器の差し馬ですね。

前走:ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)[良]
1000m-56.7秒を12番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びず10着

10着:シャドウディーヴァ
13着:サトノガーネット

【考察】
前走のヴィクトリアマイルは速い流れを後方で溜め、直線勝負に懸けますが見せ場なく10着と完敗。
着順は酷いですが相手レベルを見ればG1常連馬や重賞勝ち馬ばかりなのでまぁしょうがないのかなと。
プリモシーンと0.2秒差の走りをしたと考えれば結構頑張ってるのかなとも思います。

他の東京レースいきます。

2020東京新聞杯はミドルペースを中団後方で溜め、直線内を突いて良い脚で伸びて2着。
斤量の違いはありますが、今回上位人気が予想されるレイエンダやサトノアーサーを倒してますので強い走りだったと考えます。

2019オークスはミドルペースを中団で溜め、直線最後まで脚を伸ばしての6着。
着順だけで見れば6着と完敗ですが、3着〜6着までは0.1秒差というめちゃくちゃ僅差の結果でしたので、この馬が3着でもおかしくない内容だったのかなと…(ちょっと言い過ぎですが)
けど、クロノジェネシスやダノンファンタジーと0.1秒差と考えると普通に強い馬だと思うんですよね。

2019フローラSはスローペースを中団で溜め、直線内ラチ沿いを長く良い脚で伸びるも最後の最後で差され1着馬と同タイムの2着。

こう見ると、東京での戦績がめちゃくちゃ良い馬なんですよね。
4着以下になったのはオークス6着(3着馬と0.1秒差)とヴィクトリアマイル10着(これはもうちょい頑張ってほしかった)だけですので、東京コースでの強さは本物だと考えます。
また、馬場が渋った場合も結構好走している馬でして、稍重だった秋華賞で4着になるなど道悪適性もそこそこありそうな感じです。
得意な東京コース&週末の雨予報という事から、この馬にとって得意な舞台となりそうなので好走を期待したいところです。

【不安点】
他の馬にも言える事ですが、後方から末脚タイプという事で前が詰まったりしてどうしても届かない展開になる可能性があります。
また、G1で相手レベルが強かったとはいえ、前走ヴィクトリアマイルで10着はちょっと負けすぎでもあるのかなと…(メンバーを見るとしょうがないとも思えるんですが)
あと、たまに普通に凡走する馬なので、今回が東京だからといってソレが出ないとも限りません。

【総評】
これまでの実績を見る限り東京コースとは非常に相性が良さそうなので、今回もラスト直線でスルスルと伸びてくる末脚で好走が期待できると考えます。
が、後方から競馬するタイプなのでどうしても展開に左右される事が多く、たまに出る凡走が今回出ないとも限らない。
ってな感じの1頭でしょうか。
これまで戦ってきた相手は今回のメンバー内では最上位クラスだと思うんですけどね。
【枠順を見て】
直線前が詰まりにくくて良いとは思います。
【評価】A

3枠5番ピースワンパラディ牡4(津村)
戦績[4-2-2-0]のジャングルポケット産駒
東京[2-0-2-0]1800m[1-0-0-0]
稍重[1-0-1-0]重不[1-1-0-0]

主な戦績
2019
青葉賞(G3/東京2400)-3着

中団からの末脚が武器の差し馬で、これまでのレースが全て馬券内という安定した成績の馬ですね。

前走:湘南S(1600万/東京1600)[稍重]
1000m-59.2秒を4番手(10頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びて1着

【考察】
前走の湘南Sはスローペースを外側前目で追走し、直線叩き合いの末、最後で差し返して1着と勝負強さを見せてますね。
相手レベルはそれほど高くないですが、稍重の東京コースで外枠から先行して勝ち切ってるのはプラスポイントかと。

他の東京レースいきます。

2019オリエンタルSはスローペースを中団で溜め、直線外へ出して差し切って1着。

2019精進湖特別は超スローペースを後方で溜め、直線追い込むが届かず3着。

2019青葉賞はミドルペースを中団で溜め、直線追い込むが届かず3着。

これまでの全てのレースで3着以内に入ってますし、稍重&不良馬場での成績が良いので、雨予報となっている今回も安定した走りが期待される1頭だと考えます。

【不安点】
これまで4着以下は1度もないという事で、非常に見栄えの良い戦績を持つこの馬なのですが…
レースレベルを見ると、ほとんどが下位クラスのレースなんですよね。
悪い言い方をすれば
「1000万や1600万クラスのレースで2,3着を繰り返していた勝ち切れない馬」
とも言えますので、戦績の数字だけで判断するのは危険と考えます。

【総評】
戦績[4-2-2-0]と安定感のある走りから今回も好走に期待がかかる1頭ですが、正直これまで走ってきたレースレベルは高くはなく、下位クラスのレースでなかなか勝ち切れなかった馬という考え方も。
重賞級の馬が集まる今回のレースでも同じように好走してくる可能性もありますが、戦績の数字だけで強く買うのはちょっと怖い1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
前目で競馬するには絶好の枠だと思います。
【評価】B→B+(枠◯)

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
レイエンダ→B→B−(枠×)→B(追◯)
サトノアーサー→A
アイスストーム→B→B+(追◯)
シャドウディーヴァ→A
ピースワンパラディ→B→B+(枠◯)
※若干の修正があるかもです

6|エプソムカップ-中人気馬考察

[3-3-4-0]4〜6人気
[0-1-3-0]7〜9人気
という事で、結構な頻度で3着に入ってくるのが中穴と言われる馬達です。
好走のチャンスがあるのかないのか、しっかり調べていきたいところですね。

1枠1番ソーグリッタリング牡6(藤井)
戦績[7-6-3-9]のステイゴールド産駒
東京[1-2-1-3]1800m[2-3-2-1]
稍重[0-0-1-0]重不[0-1-0-1]

主な戦績
2019
関屋記念(G3/新潟2000)-3着
エプソムC(G3/東京1800)-3着

中団やや前目のポジションから抜け出して好走するタイプの先行馬ですね。

前走:メイS(OP/東京1800)
1000m-58.7秒を3番手(13頭)で追走、4コーナーで内目を回して直線伸びて2着

1着:アイスストーム
2着:ソーグリッタリング
4着:レッドヴェイロン
5着:エメラルファイト
9着:ブレステイキング

【考察】
前走のメイSはそこそこ速い流れを前目で進め、直線良い脚で抜け出しますがゴール直前でアイスストームに差されての2着。
敗れはしたものの、最後まで脚を伸ばせてましたので良い走りだったと考えます。

2019キャピタルSはハイペースを前目で進め、直線そこそこ伸びるがゴール手前で差されて3着。
最後の最後で差される事が多い馬ですね…

2019エプソムCは超スローペースを前目で進め、直線外へ出して最後まで伸びるが届かずの3着。
直線入口で進路確保に手間取ったのと、斤量57kgだった事を考慮すると頑張ったとは思うのですが。
(今年も57kgなんでなんとも…)

2018キャピタルSはミドルペースを中団で溜め、直線全く伸びずの12着。
スタート後の位置取りに失敗したのか、中団からの差し競馬になってしまい、直線は全然手応えが無いように見えますね。

前走のメイSや昨年のエプソムCを見る限り、東京コースでペースに関わらず先行して好走できてますので、今回もチャンスは充分あるんじゃないかなと。
あと、1800m成績が[2-3-2-1]となってますので得意な距離と考えて良さそうです。
前目で競馬出来るので、展開面に左右されにくいのも強みですね。

【不安点】
1800mレースで安定感のある走りを見せてはいるのですが、6歳という年齢から来る衰えはちょっと気になりますね。
前走のメイSで1着馬と差のない競馬が出来てますし、ステイゴールド産駒という事から晩年にも活躍できる可能性もあるっちゃあるんですけど…

【総評】
前目のポジションからの長く良い脚が使える馬なので、展開面にも左右されにくく安定した走りが期待できる1頭ではあります。
リピーターの活躍があるレースですし、昨年のエプソムCで好走しているのもプラスポイントかと。
ただ、年齢による衰えや、最後の最後まで垂れて差される点など不安な一面もある。
ってな感じの1頭ですね。
【枠順を見て】
先行するには良いのですが、内過ぎると馬場が荒れてる可能性も…
【評価】A

4枠7番サラキア牝5(石橋)
戦績[2-3-1-9]のディープインパクト産駒
東京[0-1-1-1]1800m[0-3-0-1]
稍重[0-1-0-0]重不[0-0-0-1]

主な戦績
2019
エプソムC(G3/東京1800)-2着
2018
ローズS(G2/阪神1800)-2着

先頭を逃げたり、中団に構えたりと走りに統一感のない困った馬ですねw

前走:福島牝馬S(G3/福島1800)[良]
1000m-59.6秒を11番手(16頭)で追走、4コーナーで内目を回して直線伸びるが5着

【考察】
前走の福島牝馬Sはミドルペースを中団で溜め、直線でそこそこ伸びたのですが、決め手に欠けて5着。
前目で進めていた2桁人気馬が2頭も馬券になり、前有利な展開だったとも言えますが、もうちょい前で競馬できなかったのかと。

東京でのレースを見てみると…

2019オクトーバーSはスローペースを先頭で逃げ、直線で叩き合いに敗れて3着。
斤量54kgのアドバンテージがありながら57kgを背負ったダイワキャグニーに負けてしまったのはちょっと…

2019エプソムCは超スローペースを先頭で逃げ、直線で叩き合いに敗れて2着。
これも斤量のアドバンテージがありながらラストで競り負けてますが、相手は今回上位人気となるレイエンダでした。
サラキアを物差しにするとレイエンダとダイワキャグニーが同じぐらいの強さという事になります。
サラキア(7人気)とすると
レイエンダ(1人気)が過剰人気
ダイワキャグニー(9人気)が過小評価
とも考えられますね…
※()内は予想人気

ここ最近の東京でのレースを見ると『逃げて最後は粘りまくる』という走りで好走してますので、今回も前で進める事ができれば良い勝負になるんじゃないかなと考えます。
何気に2019エリザベス女王杯でクロコスミア(2着)やラヴズオンリーユー(3着)と0.2秒差の6着になるなど強い走りも見せてます。

【不安点】
逃げたり差したりと、走りに統一感が無いのは不安ですね。
今回も前目で進めて最後の粘り勝負に持ち込んでくれればいいのですが、前半のペースが速すぎるとおそらく中団からの競馬になりそう…
若い頃は後方からズバッと差しての好走もありましたが、今回のエプソムCは前目の馬が好走している傾向にありますのでやっぱ前でやりたいところかと。

【総評】
過去の東京コースで好走している『スローペースを逃げて最後は粘りまくるパターン』の走りが出来れば、昨年同様に良い結果が期待できそうです。
が、走りに統一感がなく、いきなり中団から全く届かない差し戦法を使ったりしないか非常に不安もある1頭ではないでしょうか。
昨年のリピーター馬ですし、鞍上はオクトーバーSを逃げて好走している石橋騎手なので前目でやってくれるとは思いますが…
【枠順を見て】
前へ行くなら良い枠だと思います。
【評価】B→B+(枠◯)

8枠16番アンドラステ牝4(岩田望)
戦績[4-1-1-0]のオルフェーブル産駒
東京[0-0-0-0]1800m[1-1-0-0]
稍重[2-0-1-0]重不[1-0-0-0]

主な戦績
2020
パールS(1600万/新潟1800)-1着

前目のポジションから抜け出すタイプの先行馬ですかね。

前走:パールS(1600万/新潟1600)[良]
1000m-1:01.3秒を9番手(14頭)で追走、4コーナーで外へ出して直線差し切って1着

【考察】
前走のパールSはスローペースを後方で溜め(ちょっとスタートが上手くいかなかった?)直線は大外から鋭い脚で差し切って1着。
相手レベルがあまり高くないのでなんとも言いにくいのですが、直線は上がり3F-33.5秒(1位)の良い脚で伸びてましたね。
(曇りの良馬場となってますが、雨降ってませんかね?)

この馬は東京コースの経験がないので直近のレースなどを見てみます。

2019武庫川Sはスローペースを先行し、直線抜け出しにかかるが差されての3着。
最後は差し馬勢が突っ込んでくる展開の中で頑張って粘った方だと思いますし、同タイム2着のヴィッテルスバッハは2019NZTで3着経験のある結構強い馬でしたのでなかなか良い走りだったのかなと。

4歳上1000万はハイペースを前目で進めて直線で2着馬との追い比べを制して1着。

2019年西部スポニチ賞はスローペースを前目で進めて直線伸びるも2着。
コレは逃げ馬との距離がありすぎたかなと。

3歳上500万はミドルペースを逃げて直線そのまま抜け出して1着。
3着以下を大きく離して圧勝。

新馬戦はスローペースを逃げて直線突き抜けて1着。
2着以下を大きく離して圧勝。

レースクラス&相手レベルが低い事もあり、初の重賞でどこまでやれるのかは正直判断が難しいのですが…
新馬戦は圧勝、その他のレースも大外枠から先行して好走しているなど、一定以上の強さは見せてると考えます。
今週末は天気が悪そうなので、道悪での成績が良いのはプラスポイントだと思います。

【不安点】
先に紹介したピースワンパラディと一緒で戦績は優秀なのですが、戦ってきたレースレベルの低さが気になりますね。
初のOP以上、しかも重賞レースでどこまで通用するのかは走ってみないとちょっとわからないのかなと。

【総評】
これまで馬券外が1度も無く、道悪適性もありそうなので今回もシレッと好走してきそうな雰囲気がある。
が、これまで戦ってきたレースレベルは高いとは言えず、初の重賞レースでどこまでやれるのかは未知数な1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
大外枠ですね…
内数頭も前でやりたそうなので外を走らされそうな。
【評価】B→B−(枠×)

3枠6番ダイワキャグニー牡6(内田)
戦績[7-0-3-13]のキングカメハメハ産駒
東京[7-0-1-8]1800m[4-0-0-3]
稍重[0-0-0-0]重不[0-0-0-2]

主な戦績
2020
金鯱賞(G2/中京2000)-3着
2019
メイS(OP/東京1800)-1着
2018
東京新聞杯(G3/東京1600)-3着

前目のポジションから抜け出して粘るタイプの逃げ・先行馬ですね。

前走:新潟大賞典(G3/新潟2000)[良]
1000m-59.7秒を4番手(16頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びを欠いて14着

2着:アトミックフォース
5着:インビジブルレイズ
13着:ギベオン
14着:ダイワキャグニー

【考察】
前走の新潟大賞典はミドルペースを外側前目で進め、直線外へ出して抜け出しにかかりますが内の前を走ってた人気薄2頭が止まらず最後は外からの差し馬に飲み込まれて14着。
スローペースで逃げてナンボの馬だと思うので、そこそこの流れを外側で先行したので最後はガス欠っぽく見えましたね。
それにしても良い時に比べたらちょっと負けすぎな感はありますが…

その他のレースを見てみると…

2020白富士Sはミドルペースを逃げ、直線粘るが差し馬勢に飲み込まれて7着。
残り200mぐらいまでは粘ったのですが、最後まで押し切れませんでしたね。

2019ジャパンCはややゆったりとしたペースを逃げ、直線粘りに粘ったのですが最後で差されての6着。
あのメンバーであと少し粘れてれば馬券内と考えるとかなり頑張った方だと思います。

2019オクトーバーSはスローペースを先行し、直線叩き合いを制して1着。
2019エプソムCで3着のサラキアに競り勝ってますのでこの馬にもエプソムCで好走する力はあると考えます。

2019メイSはスローペースを先行し、直線で抜け出して1着。
スローペースを先行出来れば安定した走りを見せてますね。

全7勝を東京コースで挙げている東京巧者ですし、前走新潟大賞典の大敗で人気を落としているのであれば狙ってみても面白い馬なのかなと考えます。
というかジャパンCで6着になるぐらいの馬ですしね…強い馬ですよね。

【不安点】
スローペースを先行するという得意なパターンになれば安定した成績を残してはいるのですが、ペースが流れた場合は白富士Sみたいに最後でガス欠になる事も…
(休み明けで斤量も58kgだったので厳しいレースではあったけど)
また、週末が雨予報という事で道悪が大丈夫なのかが不安ですね。
重馬場だった2018エプソムCでは1番人気ながら14着と大敗してますし、この馬にとって雨はあまり嬉しくないのかと。
ただ、この頃は差す競馬をしていての大敗で、前目で競馬するようになってからは重馬場の2019ジャパンCで強い走りを見せてるのでなんとも言えないところではありますね…

【総評】
ゆったりしたペースを前目で進める事ができれば最後まで粘り強く伸びてくれる馬ですし、全7勝を挙げている東京コースで若干ペースが緩む傾向にある今回も好走が期待できると考えます。
が、過去に重馬場のエプソムCで大敗している事もあり、週末の雨予報はこの馬にとっては致命傷の可能性も…
ってな感じの1頭ですかね。
【枠順を見て】
前目で競馬するには絶好の枠ですので思い切って行って欲しいですね。
【評価】B→B+(枠◯)→A(追◯)

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
ソーグリッタリング→A
サラキア→B→B+(枠◯)
アンドラステ→B→B−(枠×)
ダイワキャグニー→B→B+(枠◯)→A(追◯)
※若干の修正があるかもです

7|エプソムカップ-穴馬考察

過去傾向を見ると2桁人気馬はほとんど馬券に絡んでません。
という事で、無理に穴馬を狙いにいってもあまり良い事はなさそうです。
が、今年は当日の天候が雨予報となってまして若干荒れそうな気配もあります…
あと、これから紹介する馬は予想オッズの段階での下位人気馬でして…
当日にはオッズが変わってる可能性が大いにありますので注意が必要です。

5枠11番アトミックフォース牡4(武藤)
戦績[4-4-0-6]のワークフォース産駒
東京[3-0-0-2]1800m[0-3-0-2]
稍重[0-0-0-0]重不[0-0-0-2]

主な戦績
2020
新潟大賞典(G3/新潟2000)-2着

先頭集団で最後まで粘り切るパターンでの好走が多い逃げ・先行馬ですね。

前走:新潟大賞典(G3/新潟2000)[良]
1000m-59.7秒を先頭(16頭)で逃げ、4コーナーで内を回して直線抜け出して2着

2着:アトミックフォース
5着:インビジブルレイズ
13着:ギベオン
14着:ダイワキャグニー

【考察】
前走の新潟大賞典はミドルペースを逃げ、直線良い脚で抜け出し最後は競り負けたものの後続を凌いで2着。
人気薄が前で残る展開ではありましたが、良い走りだったと考えます。

その他の東京レースを見てみます。

2020アメジストSはスローペースを前目で進め、直線で抜け出してそのまま1着。
相手レベルはそれほど高くはないのですが、東京コースでスムーズな勝ち方が出来てるのは良いと考えます。

2019ウェルカムSはそこそこの流れを前目で進め、直接頑張って脚伸ばすものの最後は垂れて6着。
重馬場で良い走りが出来てないのはちょっと気になりますね…

2019精進湖特別はスローペースを逃げ、直線で一度交わされるもののもう一度伸びて1着。
超スローだったので前が有利ではあるのですが、今回上位人気に推されそうなピースワンパラディを抑えての勝利ですので強い競馬だったのでは…

2019プリンシパルSはスローペースを中団溜め、直線伸びてくるが5着。
直線で進路が塞がって抜け出すのに相当苦労しての着順ですので、コレは頑張った方だ考えます。

全4勝のうち3勝を東京コースで挙げていますし、前に行ける先行力があり、そこから安定して伸びる脚を使えてますので今回のレースでシレッと好走してもおかしくなさそうな…
今のところあまり人気もしていませんし、美味しい1頭なのかもしれません。

【不安点】
これまで好走してきたレースが全て良馬場で、重馬場成績が[0-0-0-2]なのはハッキリ言って不安ですね。
2019ウェルカムS(東京1800重)で6着と凡走してますので、今回が同じような条件になると考えたら厳しいような気もしますね…
(最後の最後まで頑張って粘ってるんですけど)

【総評】
前目につけれる先行力とそこから伸びる脚を使える馬で、東京コースの成績も良いので今回好走があってもおかしくないと考えます。
上位人気の一角ピースワンパラディに買った事もありますし…
が、道悪での成績が良くない馬なので今回は馬場に泣かされるかも。
ってな感じの1頭ですかね。
【枠順を見て】
内側に前に行きたい馬が多いので外目を走らされそうです。
が、内側も荒れてそうなのでイーブンぐらいに…
【評価】B

5枠9番エメラルファイト牡4(石川)
戦績[3-0-1-9]のクロフネ産駒
東京[1-0-1-3]1800m[1-0-1-3]
稍重[0-0-0-1]重不[0-0-0-0]

主な戦績
2019
スプリングS(G2/中山1800)-1着

中団前目のポジションから脚を伸ばすタイプの先行馬ですかね。

前走:メイS(OP/東京1800)[良]
1000m-58.7秒を3番手(13頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸び切れず5着

1着:アイスストーム
2着:ソーグリッタリング
4着:レッドヴェイロン
5着:エメラルファイト

【考察】
前走のメイSはそこそこ速い流れを前目で進め、直線そこそこ伸びはするものの最後は差し馬に交わされて5着。
差しが決まる展開でもありましたし、前目で競馬した馬としては頑張った方かと。

その他の東京レースいきます。

2019富士Sはミドルペースを前目で進め、直線抜け出すものの最後で差し馬勢に飲み込まれて7着。
負けはしましたが、着順上位に差し馬ばかりが並ぶ中で先行して一時は先頭に立った走りは結構強かったんじゃないでしょうか?

2019日本ダービーはハイペースを前目で進め、直線はガス欠で12着。
これは距離の問題もありますし、ハイペースを先行してのガス欠っぽいので完敗なのかなと。

2018アイビーSはスローペースを前目で進め、直線堅実に伸びて3着。
クロノジェネシスと0.5秒差をどう判断するかですね…

メイS・富士Sともに先行馬にとっては厳しい展開の中で、大崩れせずに走れてますので人気ほど力の無い馬ではないと思うんですよね。
ペースがそこそこ流れたレースでも前目につけれる先行力もありますし、東京での成績だけを見れば狙ってみたら面白いのかもしれません。

【不安点】
色々と良い書き方をしましたが、実際の成績を見るとやはり実績不足ですね…
同じG3のダービー卿CTや小倉大賞典などは2桁着順で全く走れてませんし、普通に凡走してもなんらおかしくない馬でもあります。

【総評】
東京での成績を見ればそこそこ惜しい競馬が出来ていて、人気を落としているので狙ってみても面白い馬なのかもしれません。
しかし、他の競馬場を含めると実績不足は明らかで普通に凡走する可能性の方が高い気がします。
【枠順を見て】
ど真ん中ですね。
最後外へ出しやすいとは思います。
【評価】B→B+(追◯)

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
アトミックフォース→B
エメラルファイト→B→B+(追◯)
※若干の修正があるかもです

※他の馬も調べ次第追記させて頂きます。

8|エプソムカップ-展開&印&買い目

【展開】
↑前
18トーラス
8マイネルファ10マイネルハニ11アトミ
5ピース6ダイワ9エメラ
1ソーグ7サラキ15ゴーフォ16アンド
4サトノア14インビ17レイエ
3ギベオ12シャドウ13アイス
2サトノガ
↓後

前目につけたい馬が多く、序盤の先行争いは若干激しくなりそう。

前走ハイペースの1600mを先行したトーラスジェミニが大外から先頭へ
前走逃げているマイネルファンロン&ハニー・アトミックフォースあたりが続く
(ここら辺はどの馬が先頭になるか正直わからないw)

先団の後になるべく前でやりたそうなピースワンパラディ・ダイワキャグニー・エメラルファイト

中団前目に内枠のソーグリッタリング・サラキア
外からゴーフォザサミット・アンドラステ

中団にサトノアーサー・インビジブルレイズ・レイエンダ
(ここら辺はペースによっては前に出すかも)

後方にギベオン(もうちょい前かも)・シャドウディーヴァ・アイスストーム・サトノガーネット

馬場が不安定でペース予想が非常に困難ですが、最初の先行争いが終わればラスト荒れた直線での我慢比べがあるので各馬無理をせずスローペース(1000m-61〜62秒)と予想。
※トーラスジェミニが逃げた場合は1頭離れてペースが上がるかも

土曜日のレースを見ると、各馬荒れた内側を避けて4コーナーで外へ出すと予想されるので、後方外側にいる差し馬は更に大外へ出す必要があるのでロスが大きくなりそう。

みんなが外へ出す中で逆に内をロス無く回してきての好走もあったので全馬外へ出すと想定するのは危険かと。

ソーグリッタリングやサトノアーサーなど、道悪実績のある内の馬は最後の直線大きく開いた内側を回してくる可能性も…

って事で、土曜日の東京競馬場の馬場傾向を見てみます。

画像14

画像15

脚質別
[0-2-0-0]逃げ
[4-2-1-0]先行
[1-0-3-0]差し
[0-0-1-0]追込

・前目で進めてラスト外へ出した逃げ・先行馬
・中団で溜めてラスト外から伸びた差し馬
の好走が目立っていて、ほとんどのレースでラスト直線で外側を走っていた馬が馬券内となってました。
が、11Rでは逆に開いた内側に突っ込んだ差し馬も好走してますので外一辺倒という考えは怖いかなと…

枠順別
1枠[0-0-2-0]
2枠[0-0-1-0]
3枠[0-2-1-0]
4枠[0-0-0-0]
5枠[0-1-0-0]
6枠[3-1-0-0]
7枠[2-1-0-0]
8枠[0-0-1-0]

6,7枠から勝ち馬が多いですね。
ザックリ書くと外側の先行馬と内側の差し馬が好走してる感じかなと…

【馬場傾向考察】
上の展開予想でも書きましたが、ラスト直線で外側を走ってる馬が良く伸びてました。
が、いくら外側と言っても後方から大外を回していては流石に届いてません。
道中は中団〜前目のポジションが取れて、ラスト直線で荒れてない外側へスムーズに出せそうな馬を狙っていきたいところですかね…
また、馬場がかなり荒れてますので各馬の道悪適性にも重点を置く必要がありそうです。

評価ランク
A
サトノアーサー
ソーグリッタリング
シャドウディーヴァ
ダイワキャグニー
B+
ピースワンパラディ
アイスストーム
サラキア
エメラルファイト
B
レイエンダ
アトミックフォース
B−
アンドラステ

【今回の消し馬】
馬券内に来る馬は3/18
馬券外に飛ぶ馬は11/18
という事で、飛ぶ馬を当てる方が簡単です。
なんせ出走馬の80%以上が飛ぶんです。
極端な話、適当に選んでも馬券外へ消えてくれるんですからバンバン消していきましょう!
(で、消した馬が来るという競馬あるあるに…)

消7枠13番アイスストーム牡5(武豊)
鋭い末脚を持ってますし、前走メイSも強かったのですが…
外枠という事もあり、最後は外へ出すと思うのですが、荒れた馬場+大外回しではその末脚も鈍ると考えて今回は消します。
突っ込んできたら泣いて諦めます。

消8枠16番アンドラステ牝4(岩田望)
これまで馬券外は一度も無い勢いのある馬なので怖いのですが、初の重賞+東京コースという事で今回は消します。
大外枠から前目に行くにはスタートでパワーを使ってしまいますし、最後の脚も少し鈍るのかなと…

消8枠17番レイエンダ牡5(ルメール)
昨年の優勝馬なので非常に怖い馬なのですが。
超スローの上がり3F勝負という特殊な状況でしたのでちょっと参考外として…
今回は大外枠という事で、先行するにはパワーを使いますし差すにはアイスストームと同じく厳しいのかなと。
突っ込んで来たら仕方ありません。

【印】

◎2枠4番サトノアーサー牡6(Dレーン)
一昨年に重馬場のエプソムCを優勝しているこの馬を推します。
とにかく道悪レースでの成績が良く、最後は堅実に伸びる脚が使えますので馬場が荒れた今回も良い走りを見せてくれると期待して本命◎とさせて頂きます。

◯3枠5番ピースワンパラディ牡4(津村)
これまで下位クラスでなかなか勝ち切れなかった割にすごく人気してるんで正直買いたくないのですが…
道悪の東京コースでの成績が抜群に良いですし、枠も良いので無理に嫌うと後で泣かされそうなので買います。

▲6枠12番シャドウディーヴァ牡4(Mデムーロ)
東京コースでの勝負強さに期待してこの馬を推します。
G1級の馬と戦ってきた末脚が素晴らしく、良馬場なら本命にしたかったのですが荒れた馬場では若干切れ味が鈍る気がするので、少し評価を落としてココにします。

△1枠1番ソーグリッタリング牡6(藤井)
前走メイSは先行馬にとって厳しいレースの中、先行して1着馬と差のない2着と強い競馬見せてますので買います。
何気に昨年の3着馬ですし、1800mの成績が非常に優秀です。
内側が荒れてるであろう馬場での1枠1番はちょっと気になりますが…

△3枠6番ダイワキャグニー牡6(内田)
内枠を活かしてなるべく前につけてのちょい差しに期待してこの馬を買っておきます。
道悪適性がどうなのか?
そもそもこのメンバーで前に行けるのか?
などの不安はありますが…

☆5枠9番エメラルファイト牡4(石川)
今回の穴馬はこの馬にします。
前走メイSは先行馬にとって厳しい展開の中で良い走りを見せてましたし、東京でのレースを見るとそこそこやれてます。
また、クロフネ産駒と言う事でパワーのいる荒れた馬場もいけそう。
今回は追い切りが非常に良いとの情報もありますし、全然人気してないので一発狙ってみたいと思います。

【買い目】

馬連フォーメーション
◎◯→◎◯▲△△☆(9通り各100円)

画像16

3連複フォーメーション(アタマ2頭ながし)
◎◯→◎◯▲△△☆(16通り各100円)

画像17

これまでの経験上、軸馬1頭ではまず間違いなく外しますので軸馬2頭から各印に流す作戦でいきます。

9|おわりに

春のG1戦線はちょっと一息ついて、久しぶりのG3予想となります。

G1では大敗していたけどレースクラスが下がるといきなり好走する馬や、下位クラスから勢いに乗って重賞を制覇する馬がいたりして、ここ最近ずっと見てきたG1レースとはちょっと違う見方をする必要がありそうです。
(G1全然当たらなかったんですけどw)

ここで一度頭をリセットして、各馬のレース適性を考えながらしっかり的中させれるように頑張っていきたいところですね!

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

最近は平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

◎Twitterアカウントへ◎

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️