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安田記念2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週の日本ダービーはコントレイルがデアリングタクトに続いて無敗の二冠馬となりましたね!
2着のサリオス、3着のヴェルトライゼンデも強い競馬で非常に見応えのある日本ダービーとなりました。
菊花賞がどうなるのか…まだまだ楽しみは続きますね!

これからクラシック戦は秋まで一旦休憩となりますので、次は春のマイル王決定戦の安田記念です。

ヴィクトリアマイルを持ったまま4馬身差で圧勝の現役最強牝馬アーモンドアイ
2019安田記念&マイルCS連覇のマイル王インディチャンプ
中山記念ではインディチャンプを撃破し、大阪杯では覚醒したラッキーライラックと0.1秒差のダノンキングリー
高松宮記念で2着と驚異的なスピード能力を見せているグランアレグリア
などが人気を集めそうです。

他にも2019マイルCSで2着のダノンプレミアム
香港Cに勝利しマイルでは驚異的な強さを見せるアドマイヤマーズ
ヴィクトリアマイル3着のノームコア
などなど、とてつもないメンバーが揃っていてどの馬が勝つのか全く想像がつかない勝負となりそうです。

ということで、今回は6/7(日)に開催される安田記念の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【6/3 中人気馬考察 追記】
【6/5 枠順を見て 追記】
【6/6 穴馬考察 追記】
【6/7 展開・印・買い目 追記】

1|はじめに

安田記念の予想に入る前に、先週の日本ダービーの結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:コントレイル◎
2着:サリオス◯
3着:ヴェルトライゼンデ無印
----------
4着:サトノインプレッサ特
5着:ディープボンド消
6着:ガロアクリーク☆
8着:ワーケア▲
11着:サトノフラッグ△
12着:コルテジア★
13着:ダーリントンホール△

3連単の1,2着まで来て3着が痛恨の無印www
それも皐月賞で本命◎にしてぶっ飛んだヴェルトライゼンデくん。
ここで来るのかよ!とツッコミたくなりますが、これも競馬の難しいところですかね…
4着に特印を打った1枠1番サトノインプレッサが来ているのが非常に悔しいですねw

【今回の消し馬】は少なくて1頭のみ。
もうちょい頑張って消す事が出来ればヴェルトライゼンデにも何かしらの印を打てたのかな…

日本ダービー消し馬
消ディープボンド(8人気)

5人気だと思ってたのに8人気ってw
偉そうに消し馬とか言う人気じゃないですね…

参考記事▼
日本ダービー2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

【その他の馬券】

京都6R:3歳1勝クラス→複勝的中!

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京都11R:白百合S→複勝的中!

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ってな感じでボチボチ的中はしたものの、全部で6R買って2Rしか的中してないし、払戻も安いので総合すると完全敗北…
もうちょい狙うレースを絞り、出来れば金額を増やす方が良さそうですね。
(どんどん泥沼にハマっていくw)

で、ちょっとココで僕の競馬の師匠のブログ紹介をさせて頂きます。
僕の記事を何度か読んでくれている方なら知ってるかとは思いますが、回収率重視の馬券購入を続けている凄腕馬券師です。
僕も毎回のように自分の馬券以外に師匠の馬券に乗っかってますw
競馬好きなら見て損は無いと思います、良かったらチェックしてみて下さい!

師匠の競馬予想記事はこちら▼

じなキャッシュの競馬予想記事をチェック✔︎

(競馬予想以外にも、為替FXや仮想通貨についてなどなど、お金儲けに関する記事がいっぱいあるので、お小遣いを増やしたい人は見て損はないハズ)

※その他のレース(予想記事を書いてないレースや、自分の予想じゃないレース)は、結果が良くても悪くても回収率には含めてませんのでご了承下さい。

で、肝心の予想記事の成績はというと…

2020競馬予想成績
的中:9/22(41%)
購入:36900円
払戻:26340円
回収率:71%

完全に連敗モードにハマってますね…
あと一歩が足らんのですよ、あと一歩が。
しかしここ数レースは惜しいところまでは来てるので連勝パターンに入るのは時間の問題ですよ!(自分には甘い)

2|安田記念-レース概要

2020年6月7日(日)
3歳以上・東京/芝1600m

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東京の左回りコースで、少し前に開催されたNHKマイルカップやヴィクトリアマイルと同じコースですね。

最初のコーナーまでの距離が長く、枠順の有利不利はあまり無い。

最後の直線が長く、上り坂もあるので基本的には瞬発力が必要になる。

3コーナーあたりから下り坂になる為、息を抜きたいところで息が抜けずあまりペースが緩まないので、マイル戦ながらスタミナ消耗戦になる事があり、スピードに加えて底力とスタミナも必要になる。

というのが基本になるかと…
後は現在の東京の馬場傾向ですね。
NHKマイルカップやヴィクトリアマイルは高速馬場で前が止まらない傾向にありましたが、開催が進むにつれ、オークスや日本ダービーでは差しも決まる馬場に変わってきてるように感じます。

ということで…
・長く持続する脚が使える
・速い上がりでズバッと差してこれる
これらをG1級の高いレベルで実行できる馬に注目して見ていきたい思います。

3|安田記念-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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4枠の成績が悪いのを除けば、ほぼ偏り無くどこからでも馬券に絡んでます。
ただ、なぜか真ん中より外側で人気薄の好走が多いので内か外で迷った場合は外を選んでおく方がオイシイ結果が待ってるかもしれません。

【人気】

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上位人気馬の成績は人気の割にはあまり良くないような…
ほとんどの年でどれかが馬券に絡んではいるものの、着順上位を独占するほどの安定感は無さそうです。
逆に4〜9人気が人気の割に好走していて、特に7〜9人気の勝率・連対率は人気薄としてはとんでもない数字となってます。

【年齢】

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ここ数年は4歳馬が好走していますが、過去を見ると5,6歳馬の好走が目立ちますね。
5〜7歳馬で好走している馬は過去に安田記念での好走実績があるリピーター馬が多いのが特徴ですかね。

【脚質・上がり】

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パッと見た感じ、上位人気で1〜3着を独占しているレースが少ないですね。
あと、複数回馬券内に来ている馬が多いのでリピーターが強いレースと考えて良さそうです。

4角位置別
[3-4-2-0]1〜4番手
[3-0-1-0]5〜8番手
[3-4-3-0]9〜12番手
[1-2-4-0]13番手以下

極端に後方からの馬を除くと、速い上がりを使った馬がどこからでも馬券に絡んでます。
馬券のパターンで言うと長く良い脚が使える先行馬と、上がり33秒台の末脚が使える差し馬のミックスが良さそうな感じですかね。

上がり3F別
[3-2-3-0]1位
[1-3-1-0]2位
[1-1-3-0]3位
[1-0-0-0]4位
[2-0-1-0]5位
[2-2-2-0]6〜9位
[0-2-0-0]10位以下

[5-6-7-0]1〜3位という事で、速い上がりを使える馬が好走する傾向にあります。
が、4位以下でも結構馬券に絡んでますので前目のポジションからそこそこの上がりを出せるタイプにも気をつける必要があります。

【前走】

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前走別
[1-1-6-0]マイラーズC(G2/京都1600)
[0-2-0-0]ヴィクトリアM(G1/東京1600)
[1-0-1-0]ドバイTF(G1/ドバイ1800)
[1-0-0-0]安土城S(OP/京都1400)
[0-0-1-0]大阪杯(G1/阪神2000)
[2-3-1-0]京王杯SC(G2/東京1400)
[0-1-0-0]中山記念(G2/中山1800)
[2-0-0-0]ダービー卿CT(G3/中山1600)
[0-1-0-0]Cマイル(G1/香港1600)
[0-1-0-0]マイルCS(G1/京都1600)
[0-1-1-0]産経大阪杯(G2/阪神2000)
[1-0-0-0]高松宮記念(G1/中京1200)
[1-0-0-0]NHKマイルC(G1/東京1600)
[1-0-0-0]メイS(OP/東京1800)

結構バラバラですね…(疲れた)
マイラーズC・京王杯SCあたりから来る馬の好走が目立つ感じですね。

前走クラス別
[3-4-2-0]G1
[3-6-8-0]G2
[2-0-0-0]G3
[2-0-0-0]OP

G1・G2がほとんどですが、G3やOPからも勝ち馬が出てるのでノーマークは禁物かと。

前走着順別
[4-2-3-0]1着
[2-2-0-0]2着
[1-1-2-0]3着
[2-1-1-0]4着
[0-1-2-0]5着
[1-3-2-0]6着以下

[7-5-5-0]1〜3着
[9-7-8-0]1〜5着
という事で、前走掲示板内だった馬が大半を占めてます。
前走6着以下からの巻き返しは前走上位人気だった馬がほとんどです。

前走人気別
[4-0-3-0]1人気
[2-4-1-0]2人気
[0-1-1-0]3人気
[2-1-1-0]4人気
[0-1-1-0]5人気
[1-2-2-0]6〜9人気
[0-0-0-0]10人気以下

前走1〜2人気だった馬の好走が目立ちます。
前走人気薄ながら好走している馬はその勢いで今回も好走する場合が多いので注意が必要となります。

前走距離別
[1-0-0-0]1200m
[3-3-1-0]1400m
[4-4-6-0]1600m
[2-1-1-0]1800m
[0-1-2-0]2000m

同距離の1600mが最多で1400・1800が続きます。

前走開催場所別
[2-2-6-0]京都
[3-5-1-0]東京
[0-1-2-0]阪神
[2-1-0-0]中山
[1-0-0-0]中京
[1-1-1-0]海外(ドバイ&香港)

東京・京都が多く、中山・阪神が続きます。

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください

【まとめる】
[枠順]
4枠だけ悪いが他は満遍なく来る
内より外で人気薄の好走が目立つ
[人気]
上位人気のどれかが毎年馬券に絡んではいるが独占するほどではない
4〜9人気の好走が多く、特に7〜9人気が人気薄の割に激走が多い
[年齢]
ここ数年は4歳馬が強いが過去は5,6歳馬が強い
5〜7歳馬はリピーターが多い
[脚質]
速い上がりが使えればどこからでも馬券内に来る(追込はちょっと厳しい)
前目から持続するタイプ&中団からズバッとタイプの組み合わせが多い
[上がり3F]
上がり1位は優秀
そこそこの上がりでも前目なら残る
[前走レース]
マイラーズC・京王杯SCが多い
[前走クラス]
G1・G2がほとんど
[前走着順]
前走掲示板内がほとんど
前走6着以下は前走上位人気ならチャンスあり
[前走人気]
前走1,2人気が強い
前走人気薄で好走してた馬は今回も注意
[前走距離]
1600mが最多で1400,1800mが続く
[前走開催場所]
東京・京都が多く続いて中山・阪神

※全体数(母数)を数えてないので、あくまで過去10年での数字として参考程度に見てください

4|安田記念-出走馬&注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

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過去の安田記念のラップタイムを確認すると

前半4F-45.5秒+後半4F-45.5秒=1:31秒台

みたいな感じのレースが多く、そこそこ速い流れで前後半がほぼフラットなミドルペースの傾向にあるようです。
(若干前傾や後傾になるけど)

ということで、
・好ポジションが取れる基礎スピード
・最後まで緩まない持続する脚
・ラスト直線でズバッと来れる瞬発力
あたりに注目したいところです。

4枠5番アーモンドアイ牝5(ルメール)
戦績[9-1-1-1]のロードカナロア産駒

主な戦績
2020
ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)-1着
2019
天皇賞秋(G1/東京2000)-1着
安田記念(G1/東京1600)-3着
ドバイTF(G1/ドバイ1800)-1着
2018
ジャパンカップ(G1/東京2400)-1着
秋華賞(G1/京都2000)-1着
優駿牝馬(G1/東京2400)-1着
桜花賞(G1/阪神1600)-1着

中団または前目からの凄まじい末脚が武器の現役最強牝馬ですね。
おそらく圧倒的な1番人気になるかと。

前走:ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.2秒を4番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線持ったまま突き抜けて1着

1着:アーモンドアイ
3着:ノームコア

【考察】
前走のヴィクトリアマイルはミドルペースを前目で追走し、直線残り400mから持ったままグングン加速して4馬身差の圧勝。
ムチ無しで最後は流して走って1:30.6秒ですからホント怪物ですね…
その最後の脚も凄かったのですが、もう一つ注目したいのがテン3F-34.2秒とそこそこ流れたマイルG1を4番手で追走できた事と、そこから上がり3F-32.9秒の脚が使えた事ですね。
(超高速馬場だったのである程度は出る、それでも先行してこの上がりは速い)
これまでのキャリアのマイルG1では

2019安田記念(G1/東京1600)[良]
出遅れてテン3F-34.5秒を11番手から上がり3F-32.4秒で追い込んで3着

2018桜花賞(G1/阪神1600)[良]
テン3F-34.5秒を15番手から上がり3F-33.2秒で追い込んで1着

のように、前半のペースがそこそこ流れた場合は後方からの末脚勝負となってましたので、マイルの速い流れだと差し届かない恐れもあったのですが、前目から速い上がりを使えるとなるとほぼ死角がありません。
今回も前走と同じコース&距離ですので、再度あの圧勝劇が見れる可能性があるんじゃないでしょうか?
あと、牡馬並みに強いのに斤量が56.0kgなのでそこも強みだと考えます。

【不安点】
圧倒的な1番人気なので全力で疑ってかかるのですが、舞台が東京の高速馬場となると適性面では不安な点が見当たりませんね…
強いて言うならレース間隔で、これまでほとんどのレースで約2ヶ月(短い時でも1ヶ月)の休養を挟んでたのに対して、今回は中2週での出走となるのが気になるところかと。
秋華賞後の調教師コメントで
『あれだけ能力がある馬ですし、夏の暑い時期は加減しないと〜』
というのがありますし、徐々に上がってくる気温や初めての短期間レースでパフォーマンスを落とす事があるかもしれません。
また、あのエゲツない走りを短期間で連発できるのか?というのも気になるところです。
が、陣営側もアホでは無いので馬の状態面を見て『もう1戦イケる、昨年のリベンジに行こう』と判断してるでしょうし、ニワカ素人の無駄な心配なのかもしれませんw
だってココで無理して怪我(最悪の場合も)なんかさせたらどエライ事ですし、その辺はちゃんと考えるものですよね?

【総評】
前走のミドルペースを先行してラスト余裕で突き抜けての圧勝を見る限り、牡馬を含む今回のレースでも馬券内は堅い、というか勝つ。
ただ、あの爆発的な脚をホントに中2周で連発できるのかという点が未知な部分かなと。
【枠順を見て】
過去傾向で死に枠の4枠ですが果たして…
出来ればもうちょい外が良かったのですが、まぁ致命傷というほどではなさそうな。
【評価】A+

4枠6番インディチャンプ牡5(福永)
戦績[8-1-2-4]のステイゴールド産駒

主な戦績
2020
マイラーズC(G2/京都1600)-1着
2019
マイルCS(G1/京都1600)-1着
安田記念(G1/東京1600)-1着
毎日王冠(G2/東京1800)-3着
東京新聞杯(G3/東京1600)-1着

前目のポジションから長く持続する脚が使える2019年のマイル王ですね。

前走:マイラーズC(G2/京都1600)[良]
テン3F-35.3秒を4番手(11頭)で追走、4コーナーで内を回して直線持ったまま抜け出して1着

1着:インディチャンプ
3着:ヴァンドギャルド
4着:ロードクエスト

【考察】
前走のマイラーズCはややゆったりした流れを前目の内側で進め、直線楽に抜け出して圧勝。
正直メンバーレベルはそこまで高くなかったのですが、かなり余裕を持っての勝利に見えますので強い競馬だったんじゃないでしょうか。
で、昨年の安田記念は…

2019安田記念(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.5秒を4番手(16頭)で追走、4コーナーで内を回して直線外へ出して差し切って1着。 

1着:インディチャンプ
3着:アーモンドアイ
10着:ペルシアンナイト
16着:ダノンプレミアム

直線で最初前が詰まるという不利がありながら、横へ出してから逃げるアエロリット&グァンチャーレを捕らえたのは強かったです。
2番手を走っていたグァンチャーレ(13人気)が4着になるぐらい前が残る馬場で、今年も開催が進んで荒れてきてはいますが同じような展開になる可能性はありますので、前目からの持続する脚はかなりの武器になりそう。
(この展開を出遅れて差してきたアーモンドアイはやっぱりおかしい)
昨年と同様のパフォーマンスを出す事が出来れば、今回も良い結果が期待できそう。
成長力のあるステイゴールド産駒という事で、5歳の今がまさに全盛期なら充分チャンスはあるんじゃないでしょうか?

【不安点】
基本的には4,5番手で最内をロス無く走って直線抜け出すパターンでの好走が多い馬です。
なので、どうしてもラスト直線では四方を他馬に囲まれてる事が多く、上手く抜け出せるかどうかが勝負の分かれ目になります。
実際昨年の安田記念も直線入口で完全に前が塞がってましたし…
アーモンドアイに次いで人気しそうですし、ある程度マークされる事は覚悟しといた方が良さそうですね。

【総評】
前目から繰り出される持続する脚が素晴らしく、昨年に優勝した時とほぼ同じローテーションで挑める今回も好走は充分に期待できる。
が、得意のスタイルが内側前目から抜け出す走りなので上手く進路を確保できるかが勝負。
という感じの1頭でしょうか。
【枠順を見て】
アーモンドアイと同じく過去傾向で成績の悪い4枠です…
前目にはつけれそうですが最内は厳しいか?
【評価】A

7枠11番グランアレグリア牝3(池添)
戦績[4-1-1-1]のディープインパクト産駒

主な戦績
2020
高松宮記念(G1/中京1200)-2着
2019
阪神C(G2/阪神1400)-1着
桜花賞(G1/阪神1600)-1着
2018
朝日杯FS(G1/阪神1600)-3着
サウジRC(G3/東京1600)-1着

中団〜前目からの鋭い末脚が武器の差し又は先行馬、でいいのかな…

前走:高松宮記念(G1/中京1200)[重]
テン3F-34.2秒を13番手(18頭)で追走、4コーナーで外を回して直線猛烈に追い込んで2着(3着から昇着)

3着:グランアレグリア
7着:セイウンコウセイ
10着:ダノンスマッシュ
12着:タワーオブロンドン
15着:ノームコア

【考察】
前走の高松宮記念はハイペースを後方で溜め、直線大外からとんでもないスピードで追い込むものの届かずの2着。
着順上位馬が逃げ・先行馬となった前残りの展開の中で1頭だけ後方から突っ込んできたあの末脚はちょっと異常ですね…ホンマに重馬場か?と言いたくなるほどのスピードでした。
過去の東京1600mレースを見ると…

2018新馬戦(新馬/東京1600)[良]
スローペースを3番手(15頭)で進め、直線楽な手応えで上がり3F-33.5秒の脚で抜け出して完勝

2018サウジRC(G3/東京1600)[良]
出遅れ→スローペースを2番手(8頭)で進め、直線楽に抜け出して3馬身差で圧勝。

2019NHKマイルC(G1/東京1600)[良]
ハイペースを4番手(18頭)で進め、直線前が塞がって進路確保で他馬と勢い良く接触し、その後少し伸びるものの、いつもの爆発的な末脚は炸裂せず5着。

1着:アドマイヤマーズ
5着:グランアレグリア

新馬戦で2馬身差をつけた2着馬はその後の阪神JFで優勝するダノンファンタジーですので、この頃からポテンシャルの高さを見せつけてますね…
サウジRCは出遅れたのにスーッと上がって好位につけ、最後は余裕残しで圧勝ですので完全にレベルが違います。
問題は5着となったNHKマイルCですね。
他馬との接触があったのでなんとも言えませんが、最後の伸びはこの馬にしてはイマイチだったのかなと。
これまでは基本スローを先行してから末脚を爆発させてたのに対し、この時はハイペースを先行してからの勝負だったので脚が残ってなかったのかもしれませんね。
その後は阪神Cと上で書いた高松宮記念。
両レースともハイペースを中団〜後方で溜めて直線で素晴らしい脚を見せてますので、速い流れでもちゃんと溜める事ができれば最後の末脚は鈍らないと考えます。

東京[2-0-0-1]
1600m[3-0-1-1]

ということで、東京1600mは大丈夫そうですし、高松宮記念で牡馬と渡り合ったスピードがあれば今回も充分戦えるかなと。
牝馬限定のヴィクトリアマイルではなく、牡馬混合ガチンコ勝負の安田記念を選んだ陣営の自信にも期待したいところです。
(ヴィクトリアでアーモンドアイを避けたのならショックですがw)

【不安点】
素晴らしい末脚を持ったこの馬なのですが…
気性の面に難があるようで、度々先行しているあの走りは若干掛かってるんじゃないか?とも考えられます。
今回のレースはおそらくミドルペースなので、前半で掛かって前に行き過ぎるとNHKマイルCのように脚が残ってない可能性も。
逆に脚を溜めすぎると前が行っちゃって届かない可能性もあったり…
また、案外気が弱いのか他馬に競り合かけられた時にスンナリ負けてしまう事が多いような。
馬券外になった2レースは競り合いに滅法強いアドマイヤマーズにやられてて、今回もその天敵がライバルにいるんですよね…

【総評】
近戦を見る限りペースが流れてもあの爆発的な末脚は使えそうで、東京1600適性も問題なく牡馬相手でも充分通用すると考えます。
が、気性面に難があり、道中掛かって直線ジリ貧になったり、ラスト混戦になったら案外簡単に競り負けてしまいそうな不安もある1頭ってな感じでしょうか。
好走するとしたら中団から一気にブチ抜くイメージですかね。
【枠順を見て】
内の人気馬を見ながら中団からでしょうかね。
直線で前が塞がらなくて良いと思います。
【評価】A

1枠2番ダノンキングリー牡4(戸崎)
戦績[5-1-2-1]のディープインパクト産駒

主な戦績
2020
大阪杯(G1/阪神2000)-3着
中山記念(G2/中山1800)-1着
2019
毎日王冠(G2/東京1800)-1着
日本ダービー(G1/東京2400)-2着
皐月賞(G1/中山2000)-3着
共同通信杯(G3/東京1800)-1着

前目のポジションからキレのある脚を使うタイプの先行馬ですね。

前走:大阪杯(G1/阪神2000)[良]
テン3F-36.9秒を先頭(12頭)で逃げ、4コーナーで内を回して直線粘って3着

【考察】
前走の大阪杯はスローペースを逃げて最後まで粘り3着でしたが、ミドルペースで流れそうなマイルG1とはペースも距離も違うのでノーカンでいいかと。
距離又はペースが安田記念と近いレースで言うと

2019マイルCS(G1/京都1600)[良]
スタートでちょっと遅れてすぐリカバリー
テン3F-35.3秒を6番手(17頭)で追走し、4コーナーで内を回して直線勝負で伸び切れず5着

1着:インディチャンプ
2着:ダノンプレミアム
3着:ペルシアンナイト
5着:ダノンキングリー

2019日本ダービー(G1/東京2400)[良]
テン3F-34.8秒を5番手(18頭)で追走し、4コーナーで内を回して直線伸びて2着

2019皐月賞(G1/中山2000)[良]
テン3F-34.8秒を4番手(18頭)で追走し、4コーナーで内を回して直線叩き合いの末3着

マイルCSは絶好のポジションで直線を迎えたのですが、直線にいつものキレが無く5着。
スタートで脚を使ってしまったのか、京都のタフな馬場が苦手なのか、これがマイルG1での実力なのか…
日本ダービーはかなりのハイペースを前目で追走し、最後まで頑張って脚を伸ばしてますので、そこそこペースが流れそうな今回もラストまで頑張れるのかなと。
皐月賞も前半そこそこ速いペースを先行し、ラストはサートゥルナーリア&ヴェロックスと壮絶な叩き合いで同タイムの3着。
あのサートゥルナーリアと中山で競り合うんですからかなりの強さだと言えるんじゃないでしょうか?

東京[2-1-0-0]

と明らかに得意で、毎日王冠では出遅れて後方から鋭い脚で差し切って勝利していますので、今回の舞台でもキレる脚を見せてくれると考えます。
・ミドル〜ハイペースで最後まで脚を伸ばせる
・東京は得意コース
となると、やっぱ好走を期待してしまいますね。

【不安点】
そこそこの流れを先行したマイルCSで最後の脚が鈍ってるのが気になります。
日本ダービーや皐月賞で速いペースから最後まで脚を伸ばしてるとはいえ、道中はそこそこ緩んでるので…
今回のレースはおそらく道中も緩まず最後までペースが流れそうなので、そこからキレる末脚を使えるかが鍵を握りそうです。
あと、前走の大阪杯がスローの2000mで今回がミドルの1600mという事もあり、速い流れに乗ってキッチリ前目で追走できるかも気になりますね(前走逃げてるので心配ないか?)
毎日王冠を見る限り、東京での末脚はかなりのモノを持ってますが、相手はアーモンドアイやグランアレグリアという化物ですので…
流石に中団からの真っ向勝負はキツそう。
初の斤量58kgも地味に嫌ですね。

【総評】
日本ダービーや皐月賞で速い流れから最後まで良い脚が使えてるので、ペースが流れそうな今回も良い走りが期待できそう。
東京での好走が多いのも好ポイントかと。
が、1600m重賞での実績が無く、マイルCSで最後の脚が鈍ってる点がちょっと嫌な感じの1頭ではないでしょうか。
【枠順を見て】
内側前目につけれそうな良い枠だと思います。
【評価】A−→A(枠◯)

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
アーモンドアイ→A+
インディチャンプ→A
グランアレグリア→A
ダノンキングリー→A−→A(枠◯)
※若干の修正があるかもです

5|安田記念-中人気馬考察

過去10年の4〜9人気成績[6-4-2-0]とかなりの好走を叩き出してる中人気馬です。
アーモンドアイは頭一つ抜けてるかもしれませんが、2番手以降は展開次第でどうとでもなりそうなのでしっかり見ていきたいと思います。

1枠1番ダノンプレミアム牡5(Dレーン)
戦績[6-2-0-2]のディープインパクト産駒

主な戦績
2020
QES(G1/豪州2000)-3着
2019
マイルCS(G1/京都1600)-2着
天皇賞秋(G1/東京2000)-2着
マイラーズC(G2/京都1600)-1着
金鯱賞(G2/阪神2000)-1着
2018
弥生賞(G2/中山2000)-1着
2017
朝日杯FS(G1/阪神1600)-1着
サウジRC(G3/東京1600)-1着

前目のポジションから長く良い脚を使える先行馬ですね。

前走:QES(G1/豪州2000)
詳しいタイムはわからないのですが、道中中団で追走、4コーナーで外を回して直線伸びを欠いて3着

【考察】
スタートの良い馬ですね。
前走のQESは詳しいラップタイムを見つけられなかったのでレース映像を見た印象でしかないのですが…
道中中団から4コーナーで大外を回して最後バテてたように見えますね。
1枠1番なのになんで外を回したんでしょう?荒れた内を嫌がったとかですかね。
負けたとは言え、約5ヶ月ぶりのレースで3着ですのでまずまずの内容だったのかなと。
で、過去のレースを見たところ、速い流れのレース経験が少ないんですよね。
ひとまず距離やペースが近いレースを見てみると…

2019マイルCS(G1/京都1600)[良]
テン3F-35.3秒を4番手(17頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びて2着

1着:インディチャンプ
2着:ダノンプレミアム
3着:ペルシアンナイト
5着:ダノンキングリー

2019天皇賞秋(G1/東京2000)[良]
テン3F-35.7秒を5番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びて2着

マイルCSは終始外側前目を走りながらも1着インディチャンプと0.2秒差の2着と健闘した方だと考えます。
天皇賞秋は怪物アーモンドアイに敗れたもののアエロリット・ワグネリアン・サートゥルナーリア等を抑えて堂々の2着。
両レースともにややゆったりした流れのレースだったとは言え、強豪相手に強い競馬をしているんじゃないでしょうか?
で、東京1600mのレースを見てみると…

2019安田記念(G1/東京1600)[良]
スタート直後に接触
テン3F-34.5秒を9番手(16頭)で追走、4コーナーで外を回して直線失速して16着

2017サウジアラビアRC(G3/東京1600)[稍重]
テン3F-34.3秒を2番手(18頭)で追走、4コーナーで内を回して直線突き抜けて1着

昨年の安田記念はスタート直後に外の馬と接触し中団やや後方から。
直線も反応が悪く早々に追うのをやめてますのでノーカンでいいのかなと。
(確か故障したんじゃ?)
あとはかなり前のレースですが…
2歳時のサウジアラビアRCが今回と同じ東京1600mで、そこそこの流れを先行して押し切ってレコード勝ちしてますので、速い流れにも対応できるっちゃできそうなのですが、結構前のレースなので安心していいものか。

なんというか、総合力が高いと言いますか『スタート良い・先行できる・直線伸びる』ってな感じの馬でして
アーモンドアイやグランアレグリアみたいに末脚が化物じみて凄い訳でもない
インディチャンプみたいにすぐトップスピードに加速できる訳でもない
アドマイヤマーズみたいに並んだら抜かせない底力がある訳でもない
のですが、なんか普通にめっちゃ強いんです。
(小学生みたいな表現しかできないw)
こういう馬は大負けしにくいので、今回も好走が期待できると考えます。

【不安点】
これだけ褒めておきながらアレですが、あまり流れの速いレースを経験してないのはちょっと怖いですよね…
サウジRCで勝ってはいますが、随分昔のレースですし。
昨年の安田記念で普通に走れていれば良かったんですけど、コレはしょうがないですし。
あと、これまでずっと川田騎手が乗ってたのに今回はレーン騎手に乗り替わります。
前走も外国人騎手に乗り替わって3着とまずまず好走してますし、気性の荒い馬でもなさそうなんで大丈夫だとは思いますが、やっぱりダノンプレミアムには川田騎手が乗って欲しかったですね…

【総評】
総合能力が非常に高く、表現が難しいのですが普通にめっちゃ強い馬なので今回のメンバー相手でも実力では全く劣ってないと考えます。
が、これまでは緩い流れのレース経験がほとんどで、そこそこ速いマイルG1のペースでも最後まで脚を伸ばせるのか少々不安ではあるかと。
あと、鞍上がこれまでずっと乗ってきた川田騎手からレーン騎手に乗り替わり。
気性の荒い馬ではなさそうですし、レーン騎手は一流ですので大きな問題はなさそうですが、なんかちょっと寂しい…
ってな感じの1頭でしょうかね。
乗り替わりが無ければインディチャンプと同じA評価でした。
【枠順を見て】
良いポジションの取れそうな良い枠だと思います。
【評価】A−→A(枠◯)

6枠9番アドマイヤマーズ牡4(川田)
戦績[6-1-0-2]のダイワメジャー産駒

主な戦績
2019
香港マイル(G1/香港1600)-1着
NHKマイルC(G1/東京1600)-1着
共同通信杯(G3/東京1800)-2着
2018
朝日杯FS(G1/阪神1600)-1着
デイリー杯2歳S(G2/京都1600)-1着

前目のポジションから粘り強く脚を伸ばすタイプの先行馬ですね。

前走:香港マイル(G1/香港1600)
詳しいタイムはわからないのですが、道中中団前目で進め、4コーナーで中目を回して直線馬群の中から抜け出して1着

1着:アドマイヤマーズ
4着:ノームコア
5着:ペルシアンナイト
7着:インディチャンプ

【考察】
前走の香港カップは詳しいラップタイムを見つけられなかったのでレース映像を見た印象でしかないのですが…
海外の強豪や、今回ライバルとなる日本馬3頭を相手にラスト直線で力強く抜け出して優勝。
この年は同世代の大将格サートゥルナーリアが天皇賞秋で古馬に敗れたり、自身が圧倒的な1番人気だった富士S(G3)で惨敗したり、何かと上の世代が活躍していて『この世代は上の世代には敵わない』と言われていた中での復活劇だったので胸が熱くなりました。
過去のレースを確認したところ、1600m成績が[6-0-0-1]という事で、とにかくマイルに強い馬です。
(ほぼマイルレースにしか出走してないのでなんとも言えませんがw)

2019富士S(G3/東京1600)[稍重]
スタートでちょっと遅れる
テン3F-35.0秒を10番手(18頭)で追走、4コーナーで外を回して直線伸びず9着

1着:ノームコア
9着:アドマイヤマーズ

2019NHKマイルC(G1/東京1600)[良]
テン3F-33.9秒を6番手(18頭)で追走、4コーナーで外を回して直線抜け出して1着

1着:アドマイヤマーズ
5着:グランアレグリア

2018朝日杯FS(G1/阪神1600)[良]
テン3F-35.3秒を3番手(15頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線抜け出して1着

1着:アドマイヤマーズ
3着:グランアレグリア

2走前の富士Sはスタートでちょっと遅れて道中中団外側で溜め、直線勝負に懸けますがほとんど伸びず1人気ながら9着と惨敗。
この馬の能力を考えると、なんでここまで負けたのか正直わかりませんね。
キレる脚を持ったタイプでは無いので、高速馬場の東京1600mを中団からズバッと差すのは難しいにしても、もうちょいやれたと思います。
長期休養明けで仕上がってなかった・海外遠征前の叩きレースだったなど、ちゃんと理由があればいいのですが、ちょっと気になりますね。
NHKマイルCはそこそこ速い流れを中団前目で進め、直線力強く抜け出して優勝。
大外枠から終始外を走り続けて差し切り勝ちですので強い内容だったと考えます。
朝日杯FSはややゆったりした流れを先行し、直線抜け出してそのまま押し切り勝ち。
両レースともに今回上位人気に推されそうなグランアレグリアを倒しての勝利。
相性の良い相手なのでしょうかね。
とにかく走りが力強いというか、並んだら抜かせない的な負けん気の強い馬ですので、ラスト直線で他馬との叩き合いになれば好走が期待できそうです。

【不安点】
やはり休み明けの初戦で、しかも海外帰りという部分が非常に気になりますね…
唯一惨敗した富士Sも5ヶ月ぶりのレースでしたし、休み明けを苦手にするタイプだと全く走らない可能性もあるかと。
また、どちらかというとスタミナタイプの根性馬と言いますか…
瞬発力のあるスピードタイプでは無いので、高速馬場のラスト直線でヨーイドンになると厳しい面がありそうです。
開催が進んで徐々に荒れてきている東京競馬場ですので、パンパンの高速馬場ではないと思うのですが…
あとは鞍上がMデムーロ騎手から川田騎手に乗り替わる点も気になりますね。

(ここから超個人的な感想↓)
川田騎手は大好きだし、国内トップクラスのジョッキーだと思ってるので腕に関してはなんら気にならない。
でも、川田騎手にはダノンプレミアムがいる。
デムーロが鳴尾記念のラヴズオンリーユーに乗るから?
なら、レーンがアドマイヤマーズに乗って川田騎手がダノンプレミアムで良かったんとちゃうんか?
なんで大好きな2頭が乗り替わりやねん…
せめて1頭にしてくれや…
(ここまで超個人的な感想↑)

【総評】
とにかく1600mに強い馬ですし、並んだら抜かせない根性も素晴らしいので混戦になれば力強く抜け出してきて好走してくれる馬だと考えます。
が、海外遠征帰り&長期休み明けなのは流石に不安ですし、キレる脚持ったタイプでないので高速馬場での直線勝負になるとちょっと厳しそう。
土曜・日曜前半のレースである程度馬場が荒れてくると好走の可能性が高くなる1頭ではないでしょうか?
【枠順を見て】
直線も詰まりそうにないですし、この馬にとっては良い枠順だと思います。
【評価】A−→A(追◯)

3枠3番ノームコア牝5(横山典)
戦績[5-1-3-4]のハービンジャー産駒

主な戦績
2020
ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)-3着
2019
ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)-1着
富士S(G3/東京1600)-1着
愛知杯(G3/中京2000)-3着
2018
紫苑S(G3/中山2000)-1着
フローラS(G2/東京2000)-3着
フラワーC(G3/中山1800)-3着

中団からの末脚が武器の差し馬ですかね。
結構前目でも競馬するんですけど。

前走:ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.2秒を7番手で追走、4コーナーで外を回して直線伸びて3着

1着:アーモンドアイ
3着:ノームコア

【考察】
前走のヴィクトリアマイルはミドルペースを中団で追走し、4コーナーで外目を回しながら直線最後まで伸びて3着。
おそらくアーモンドアイをマークしてたと思うのですが、最後の脚は敵いませんでした。
が、コレはアーモンドアイが強いだけで決してこの馬が弱い訳では無く、2着馬サウンドキアラとは同タイムですしこれ以上ない走りだったと考えます。
差し馬だと思ってましたが、それなりに速いペースをそこそこ前目で追走できてましたね…
その他のレースを見たところ、とにかく東京コース&1600mに強い馬でして

東京成績[2-0-2-0]
1600m[3-0-1-1]
東京1600m[2-0-1-0]

上記のように東京1600mでは未だ馬券外は1度も無いという安定っぷり。

2019香港マイル(G1/香港1600)
道中を中団外側で追走、4コーナーで外目を回して直線最後まで脚を伸ばすものの4着

1着:アドマイヤマーズ
4着:ノームコア
5着:ペルシアンナイト
7着:インディチャンプ

2019富士S(G3/東京1600)[稍重]
テン3F-35.0秒を13番手で追走、4コーナーで外を回して直線大外一気で差し切り1着

1着:ノームコア
9着:アドマイヤマーズ

2019ヴィクトリアマイル(G1/東京1600)[良]
テン3F-33.7秒を7番手(18頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線差し切り1着

1600mレースで唯一着外となった香港マイルですが、海外の強豪や国内トップクラスの牡馬相手に最後まで脚を伸ばして4着ですので結構強い競馬だったんじゃないかなと…
で、富士Sとヴィクトリアマイル(2019)は道中を中団で溜め、最後の直線で素晴らしい末脚を繰り出して差し切り勝ち。
このように東京1600mでは素晴らしい活躍を見せてますので、今回も好走が期待できる1頭だと考えます。

【不安点】
東京1600mに非常に強いとはいえ、G1で好成績なのは牝馬限定のヴィクトリアマイルのみというのがちょっと気になりますね。
今回の安田記念は前走のヴィクトリアマイルより明らかにメンバーレベルが上ですし、前走の走りだとちょっと厳しいような…
また、前走ヴィクトリアマイルは2連覇がかかった重要なレースでしたので、ガッツリ仕上げてきてたと予想します。
そのお釣りでこのハイレベルな安田記念で好走できるのかと考えると、ちょっと「う〜ん」な感じはありますね…

【評価】
とにかく東京&1600m巧者で、香港マイルでは海外の強豪や国内トップクラスの牡馬にも先着するぐらいの実力馬なので、今回も好走を期待したいところではある。
が、前走のヴィクトリアマイルでガッツリ仕上げていた場合、そのお釣りで今回のメンバー相手にもう一度好走できるのか?と考えるとちょっと不安。
ってな感じの1頭ですかね。
【枠順を見て】
この馬にとって内はどうなんでしょう?
最後包まれないのかな。
【評価】B+

ダノンスマッシュ牡5(三浦)
戦績[8-2-1-7]のロードカナロア産駒

主な戦績
2020
京王杯SC(G2/東京1400)-2着
オーシャンS(G3/中山1200)-1着
2019
スプリンターズS(G1/中山1200)-3着
キーンランドC(G3/札幌1200)-1着
シルクロードS(G3/京都1200)-1着
2018
京阪杯(G3/京都1200)-1着

前目のポジションから長く良い脚を使う先行馬ですね。

前走:京王杯SC(G2/東京1400)[稍重]
テン3F-35.2秒を先頭(13番手)で逃げ、4コーナーで内を回して直線そのまま押し切って1着

1着:ダノンスマッシュ
5着:セイウンコウセイ
6着:ケイアイノーテック

【考察】
前走の京王杯SCは大外からスタート出て先頭になると、スローに落としてそのまま逃げ切り勝ち。
これまでは番手での競馬がほとんどだったので「お前逃げれんのかよ!」が正直な感想ですw
後続馬の追撃を最後まで凌ぎ切りましたので強い競馬だったと思います。
で、この馬は1200〜1400のレースを主に使っていて1600mはあまり走ってないのですが…

2018NHKマイルC(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.4秒を2番手(18頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びず7着

1着:ケイアイノーテック
4着:ミスターメロディ
7着:ダノンスマッシュ

2018アーリントンC(G3/中山1600)[良]
テン3F-34.5秒を2番手(13頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びず5着

4着:インディチャンプ
5着:ダノンスマッシュ

2017朝日杯FS(G1/阪神1600)[良]
スタートに失敗
テン3F-35.2秒を13番手(16頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びるが5着

1着:ダノンプレミアム
4着:ケーアイノーテック
5着:ダノンスマッシュ

う〜む、どのレースも最後は脚が上がってるというかバテてるというか…
ずっと1200mを使ってますし、1600mは長いんじゃないか?と思ってしまいますね。
東京の超高速馬場なので、ちょっと距離が足らない先行馬がそのまま止まらずに好走するパターンも考えられますが、それが前走の京王杯SCだったのでは。

【不安点】
上に書いたように、1200mがベストだと考えますので高速馬場を計算に入れても1400mまでだと思います。
また、この馬の戦績を見ると前哨戦にはめっぽう強いのですが、本番はイマイチな結果になる事が多く、今回はちょっと厳しいのかなと…

ちょっと気になるのは、明らかに1600mでの好走が無いスプリンターっぽい馬なのに、なんで安田記念に出てくるのかってとこですね。
上位人気にダノンプレミアムとダノンキングリーがいますので、そのどちらかをアーモンドアイ&インディチャンプに勝たせたいというダノン軍団の考えがあるとしたら…なんか面白くないですね。
ニワカが考えつく作戦だと

1.プレミアム(レーン)に勝たせたい
2.プレミアムはスローでの好走が目立つ
3.スマッシュが逃げてスローペースを作る

ぐらいですかね。
ただの考え過ぎだと思いますがw

【総評】
シンプルに距離適性が合ってなくて最後まで伸びきるのは厳しいと考えます。
ただ、『ダノン軍団に勝たせたい』という考えからの出走だとすると、この馬の動きをしっかり予想しておく必要がありそうな1頭ではないでしょうか?
【枠順を見て】
先行したい馬だと思うので大外枠はちょっと厳しいかなと。
【評価】B→B−(枠×)→B(追◯)

5枠7番ペルシアンナイト牡6(田辺)
戦績[4-4-2-13]のハービンジャー産駒

主な戦績
2019
マイルCS(G1/京都1600)-3着
2018
マイルCS(G1/京都1600)-2着
大阪杯(G1/阪神1600)-2着
2017
マイルCS(G1/京都1600)-1着
皐月賞(G1/中山2000)-2着
アーリントンC(G3/阪神1600)-1着
シンザン記念(G3/京都1600)-3着

中団やや後方からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。

前走:中山記念(G2/中山1800)[良]
スタートに失敗
テン3F-36.0秒を7番手(9頭)で追走、4コーナーで外を回して直線追い込むが5着

1着:ダノンキングリー
4着:インディチャンプ
5着:ペルシアンナイト

【考察】
前走の中山記念はスタートに失敗し、ややゆったりした流れを後方から大外を回して追い込んでの5着。
上がり3F-34.0秒(1位)の脚を使ってますし、スタートがちゃんと出てれば結果は変わってたかもしれませんね。
マイルCSの成績が[1-1-1-0]でマイルG1で活躍できる実力がある事は間違いありません。
が、東京1600mの実績見るとですね…

2019安田記念(G1/東京1600)[良]
スタートで他馬と接触
テン3F-34.5秒を16番手(16頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びるが10着

1着:インディチャンプ
3着:アーモンドアイ
7着:ケイアイノーテック
10着:ペルシアンナイト
16着:ダノンプレミアム

2018富士S(G3/東京1600)[良]
テン3F-34.6秒を7番手(18頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線包まれて抜け出すが5着

5着:ペルシアンナイト
9着:クルーガー

2018安田記念(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.2秒を7番手(16頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線包まれて抜け出すが6着

2017富士S(G3/東京1600)[不良]
テン3F-35.6秒を6番手(15頭)で追走、4コーナーで内を回して直線伸びれず5着

3着:クルーガー
5着:ペルシアンナイト

2019安田記念はスタートでの不利があったのでしょうがないとして…
2018富士S&安田記念は直線で進路が無く、なんとか抜け出すもののそこから伸び切れずで5〜6着。
2017富士Sは不良馬場で荒れた内側を走り続けて伸びずの5着。
それぞれ大敗している訳では無く、何かしらの不利があっての結果ですので納得できると言えばできるのですが、ちょっと最後の脚が鈍い感じがします。
マイルCSの時は包まれてても最後は馬群の中からズバッと来てるので、脚は良いモノを持ってるんですけどね…
前が崩れる展開になれば、後ろからズバッと来る事もあるような、ないような…

【不安点】
この馬の1600mレースの実績を見たところ

全1600m[3-1-2-4](海外除く)
東京1600m[0-0-0-4]

と全然走れてない事からも、ココは苦手な舞台なのかもしれません。
(というか明らかに苦手でしょうw)
最後に馬群を割ってズバッと来る末脚は魅力的なのですが、この舞台ではちょっと厳しいのかなと。

【総評】
3年連続マイルCS馬券内でマイルG1で好走できる実力は確かにあると考えます。
が、東京1600mでの実績と最後の末脚のイマイチさを見ると、ちょっと今回は苦手な舞台なのかなと…
【枠順を見て】
どちみち後方からだと思うので、枠はそこまで関係ないかなと。
【評価】B−


評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
ダノンプレミアム→A−→A(枠◯)
アドマイヤマーズ→A−→A(追◯)
ノームコア:B+
ダノンスマッシュ:B→B−(枠×)→B(追◯)
ペルシアンナイト:B−
※若干の修正があるかもです

6|安田記念-穴馬考察

上位人気勢とはかなりオッズに差のある下位人気馬ですが、過去10年での成績を見ると10〜18人気[0-2-4-0]と結構馬券内に突っ込んでくるので注意が必要です。
なぜか外枠人気薄の激走が多いので、その辺も頭に入れておいた方がいいのかなと。

8枠13番ヴァンドギャルド牡4(岩田望)
戦績[4-0-3-4]のディープインパクト産駒

主な戦績
2020
マイラーズC(G2/京都1600)-3着
2019
毎日杯(G3/阪神1800)-3着
2018
東スポ杯2歳S(G3/東京1800)-3着

中団やや後方からの鋭い末脚が武器の差し馬ですね。

前走:マイラーズC(G2/京都1600)[良]
スタートに失敗
テン3F-35.3秒を10番手(12頭)で追走、4コーナーで外を回して直線追い込んで3着

1着:インディチャンプ
3着:ヴァンドギャルド

【考察】
ここ2戦スタートに失敗している馬ですね…
前走のマイラーズCは出遅れながらも後方から上がり3F-32.7秒(1位)の脚で追い込んでの3着なので、かなり鋭い脚を持った馬かと。
で、その他の東京のレースを見てみると…

2020東京新聞杯(G3/東京1600)[良]
スタートに失敗
テン3F-34.7秒を8番手(16頭)で追走、4コーナーで内目を回して直線最後まで伸びるが6着

5着:クルーガー
6着:ヴァンドギャルド
11着:ケイアイノーテック

2019ウェルカムS(1600万/東京1800)[良]
テン3F-35.6秒を5番手(14頭)で追走、4コーナーで中目を回して直線差し切って1着

東京新聞杯は出遅れながらも最後まで脚を伸ばして1着馬プリモシーンと0.2秒差の6着。
プリモシーンは2019ヴィクトリアマイルで2着になれるぐらい東京1600mに強い馬ですので、負けてしまったもののコレは良い内容だったと考えます。
ウェルカムSは相手レベルこそ低いものの重馬場の中最後まで脚伸ばしてますので、今回のレースでもラストに見せ場が来る可能性はあると考えます。
コレと言った重賞実績はないものの、今年に入ってちょっと本格化してきているような雰囲気もあり、最後の直線で見せ場があるかもしれませんね。

【不安点】
なんと言ってもスタートの悪さが問題ですね。
マイルG1での出遅れは致命傷ですし、スタートと同時に勝負アリの可能性もあるのかと。
また、前走良い脚を使えてはいますが、持ったままのインディチャンプに負けている事から、やはりレベル的には上位勢と大きな差があると考えます。

【総評】
ココ数戦東京で素晴らしい脚を見せていて、今回も最後は伸びてくる可能性はありますが、スタートに難アリなのが心配かなと。
また、スタートが上手く出たとしても上位勢との力の差は結構ありそうで、実力的にどこまでやれるか…といった感じの1頭でしょうか。
【枠順を見て】
大外枠ですね…
おそらく無理せず後方から最後の直線勝負かなと。
【評価】B−

6枠10番ミスターメロディ(北村友)
芝戦績[2-0-0-5]のScatDaddy産駒

主な戦績
2019
高松宮記念(G1/中京1200)-1着
2018
阪神C(G2/阪神1400)-2着
ファルコンS(G3/中京1400)-1着

前目のポジションから長く良い脚を使う先行馬で、デビュー当初はダート戦がメインだった馬ですね。

前走:JBCスプリント(G1/浦和1400)[重]
ダート戦なので省略します

2走前:スプリンターズS(G1/中山1200)[良]
テン3F-32.8秒を4番手で追走、4コーナーで中目を回して直線伸びるも最後差されて4着

3着:ダノンスマッシュ
4着:ミスターメロディ
12着:セイウンコウセイ

【考察】
前走スプリンターズSは速い流れを外側から先行し、直線粘りたいところでしたが最後で差されての4着。
前目で進めた馬の中で掲示板残ったのはモズスーパーフレアとこの馬だけだったので、負けはしましたがそこそこ強い走りだったのかなと…
この馬の東京でのレースを確認すると

2018オーロカップ(OP/東京1400)[良]
テン3F-34.4秒を5番手(16頭)で追走、4コーナーで内目を回して直線伸びるものの最後で差し馬勢に飲み込まれて5着

2018NHKマイルC(G1/東京1600)[良]
テン3F-34.4秒を2番手(18頭)で追走、4コーナーで外目を回して直線伸びるものの最後で飲み込まれて4着

1着:ケイアイノーテック
4着:ミスターメロディ
7着:ダノンスマッシュ

どちらのレースもそこそこの流れを先行し、直線もちゃんと脚伸ばすのですが、最後の最後で差し馬に捕まるパターンになるんですよね。
着順上位差し馬が並ぶ中で、先行勢では頑張ってる方だと思うのですが、どうしてもギリギリで交わされてしまいます…
スプリント戦の速い流れを先行できるぐらいですので基礎スピードはありますし、今回も前目での競馬が予想されます。
これまでと同じように最後で飲み込まれる可能性は高いとは思いますが、高速馬場で前が止まらない展開になればもしかしたらワンチャンあるのかもしれませんね。
今回と同じ舞台のNHKマイルCで4着なので、全くノーチャンスではないような…

【不安点】
過去に好走しているレースが高松宮記念やファルコンSですので、1200〜1400mが適性距離だと考えます。
なので、今回の東京1600mはNHKマイルCと同じように最後で脚上がってしまう可能性が高いのかなと。
更に今回はアーモンドアイやグランアレグリアという化物クラスの差し馬がいますので、これを先行して押し切るのは至難の技ですよね…

【総評】
高い基礎スピードを活かして先行し、高速馬場での前が止まらない展開になればワンチャンありそうな気もしますが、今回の差し馬勢は非常にレベルが高いので正直厳しいとは思います。
ただ、少し距離の足らない馬が意外にも好走するのが今年の東京1600mなので、ダメ元で穴馬として買ってみても面白いのかもしれませんね。
【枠順を見て】
少し外目ですが基礎スピード高い馬なので上手く前目のポジション収まるのかなと。
【評価】B

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
ヴァンドギャルド:B−
ミスターメロディ:B
※若干の修正があるかもです

7|安田記念-展開&印&買い目

【展開予想】

↑前
12セイウン14ダノンス
1ダノンプ4クルー10ミスタ
2ダノンキ6インディ9アドマ
3ノーム5アーモ11グラン
7ペルシ13ヴァンド
8ケイア
↓後

セイウンコウセイか前走逃げたダノンスマッシュあたりが先頭か
続いて内枠のダノン2頭・クルーガー・インディチャンプ
外からミスターメロディ
アーモンドアイ・アドマイヤマーズ・グランアレグリア・ノームコアは中団前後
後方からペルシアンナイト・ヴァンドギャルド・ケイアイノーテックの差し馬勢

明らかな逃げ馬が不在だが前目につけたい馬が多いので、スタート直後の先行争いはそこそこ激しくなりそう。
その後は例年通りそこそこ流れて1000m-58秒ぐらいのミドルペースかなと。

ということで、まずは土曜日の東京競馬場の馬場傾向を見てみます。

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脚質別
[0-1-2-0]逃げ
[4-1-2-0]先行
[1-2-1-0]差し
[0-1-0-0]追込

スローペースが多いのもありますが、前目の馬が有利な傾向にあるようですね。
NHKマイルCやヴィクトリアマイルのように人気薄の先行馬には注意が必要です。

枠順別
1枠[0-0-0-0]
2枠[0-0-1-1]
3枠[1-1-0-0]
4枠[0-0-0-0]
5枠[1-0-0-0]
6枠[0-0-0-2]
7枠[1-2-1-0]
8枠[2-1-1-0]

なにやら外枠に好走馬が偏ってますね…
好走している脚質と合わせると『外枠先行馬に注意』という感じでしょうかね。

続いて安田記念と距離が近いレースの直線入口画像を確認してみます。

▼東京4R(1600m/ハイペース)

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▼東京5R(1600m/スローペース)

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▼東京10R(1400m/ミドルペース)

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ハイペースだった4Rは後方からの差し・追込み馬での決着となりましたが、スロー〜ミドルペースとなった5Rと10Rは前目で進めてた馬が好走してます。
今回はミドルペースを予想してますので、極端に前や後のみではなく、前後の馬が交わっての決着と考えて馬券を組み立てていきたいところです。
(若干前有利な傾向っぽいですが、アーモンドアイやグランアレグリアという強力な差し馬がいますので…)

評価ランク
A+
アーモンドアイ
A
インディチャンプ
グランアレグリア
ダノンキングリー
ダノンプレミアム
アドマイヤマーズ
B+
ノームコア
B
ダノンスマッシュ
ミスターメロディ
B−
ペルシアンナイト
ヴァンドギャルド

【今回の消し馬】
馬券内に来る馬は3/14
馬券外に飛ぶ馬は11/14
という事で、飛ぶ馬を当てる方が簡単です。
なんせ出走馬の80%以上が飛ぶんです。
極端な話、適当に選んでも馬券外へ消えてくれるんですからバンバン消していきましょう!
(で、消した馬が来るという競馬あるあるに…)

消1枠1番ダノンプレミアム牡5(Dレーン)
正直なところ、今回の上位勢で消せる馬がいなくてですね…
けど、どれかは必ず4着以下になるんで消さないといけません。
海外からの遠征帰り・鞍上が初騎乗・どちらかと言うとスローが得意?
などの理由から今回は消しにします。
強い馬なんで普通に好走してきそうで非常に不安ですが仕方ありません。
来たら泣きましょう。

【印】

◎4枠5番アーモンドアイ牝5(ルメール)
圧倒的な1番人気なんで嫌なのですが、ココは無理に嫌っても良い事なさそうなんで素直にいきます。
昨年の安田記念で不利があって勝ち馬と同タイムの3着は異常です。
ヴィクトリアマイルほど余裕はないと思いますが、普通に走れば勝つでしょう。

◯6枠9番アドマイヤマーズ牡4(川田)
ここは個人的に大好きなこの馬でいきます。
マイルの鬼と言えばアドマイヤマーズです。
過去に2度グランアレグリアを倒してますし、並んだら抜かせない力強い走りに期待したいところです。

▲7枠11番グランアレグリア牝4(池添)
高松宮記念で見せたエゲツない末脚に期待してこの馬を推します。
ここ2戦、速い流れのレースで好走してきてるので今回も良い脚を見せてくれそうです。

△4枠6番インディチャンプ牡5(福永)
ほんと人気馬ばかりになってしまうのですが、ココは外せないでしょう。
昨年優勝したときと同じローテーションですし、万全の体制で連覇に向けて走ってもらいましょう。

△2枠2番ダノンキングリー牡4(戸崎)
正直消しにしたい候補No.1だったのですが…
良い枠に入ったんでココは買わないと。
戸崎騎手とのコンビも復活しましたし、得意の東京コースでキレのある末脚を見せてくれるかなと。

☆6枠10番ミスターメロディ牡5(北村友)
今回の穴馬はこの馬でいきます。
正直1600mは長いかなと思うのですが…
過去にNHKマイルCで4着にもなってますし、ワンチャンあってもいいのでは。

【買い目】

複勝(1通り1000円)

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3連複フォーメーション(16通り名100円)
◎◯→◎◯▲△△☆

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大好きなアドマイヤマーズの複勝を握りしめながら、アーモンドアイとアドマイヤマーズのアタマ2頭の3連複で勝負します。
まずアーモンドアイで間違いないとは思うのですが、競馬は何が起こるかわかりませんので一応ね…

8|おわりに

残すところ、春のG1戦線は今回の安田記念と次回の宝塚記念を残すのみ。

今年は牡馬と牝馬の両方で無敗のクラシック二冠馬が誕生するという非常にメデタイ結果となりましたね!

あとは馬券さえそこそこ的中できていれば言う事無かったのですが、予想記事の結果は今のところダメダメ…

焦っても当てれないモノはしょうがないので、あーでもないこーでもないを続けながら少しずつ上達していきたいところですね…

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

最近は平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

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以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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