【弥生賞2023】追い切り評価・総合評価

１｜はじめに

お疲れ様です、Rinです。
このnoteでは、出走各馬の追い切り評価と、その馬の能力や適性を組み合わせての総合評価を判断し、予想を固めていきます。

今回は弥生賞2023の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【3/2 最終追い切り評価 追記】

前回(中山記念)の総合評価A馬→結果
シュネルマイスター→4着
ソーヴァリアント→9着
ヒシイグアス→1着

ヒシイグアスは色々な不安要素を跳ね除けて中山巧者の強さを発揮してくれましたが、ソーヴァリアントとシュネルマイスターがダメでしたね…
特にシュネルマイスターは内でイルーシヴパンサーと進路の取り合いになり、脚を伸ばし切れず残念な結果に。
まぁコレも競馬だと諦め、危険な事故が無かって良かったとしましょう！！

前回の予想記事▼

２｜無料予想

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３｜各馬評価

アームブランシュ

□一週前追い切り
2/22(水)美浦南W※映像なし
85.0-67.4-52.3-38.0-24.3-11.9
タイムはそこそこ速い。
葉牡丹賞(9着)の一週前に比べてそこそこタイムを縮めてきていて、調子は上向き加減にありそうだが。
15(水)にWコースでそこそこ速い時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)美浦南W-併せ馬
85.1-68.0-52.4-37.6-23.9-11.6
タイムはそこそこ速い。
結構強めに追ってるが併せ馬にはやや遅れでどうか。
葉牡丹賞(9着)の最終追い切りと比べ全体は少し遅いが終いは出てる。
【追い切り評価】B+

□見解
東京コースでの少頭数スローのレースで未勝利戦に勝利。

前走の葉牡丹賞では追走がしんどそうで、今回も厳しい戦いになりそうですが、どうなんでしょう…
【総合評価】B

グランヴィノス

⚠️出走回避
□一週前追い切り
2/22(水)栗東CW-併せ馬
81.6-66.1-51.3-36.2-22.6-11.4
タイムは速い。
直線では馬なり→追われて併せ馬を突き放す走りで良さそう。
とは言え、京都2歳S(6着)の一週前もめちゃくちゃよく見せていたので、追い切りが結果に直結するタイプでもなく。
時計・動き共に良いのは間違いない。
15(水)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
まだ
【追い切り評価】

□見解
前走の京都2歳Sでは直線で脚を伸ばせずの6着。
今回ライバルとなるグリューネグリーン・トップナイフとは0.5秒差で、ちょっと差のある負け方のような。

稍重での新馬戦はかなりのスローペースを後から1頭だけ違う脚で差し切り勝ち。
流れが遅く少頭数でしたので、後と言っても馬群はほぼ一団でしたが、セレンディピティ(ホープフルSでハーツコンチェルトと同タイムの8着)に完勝しているあたり、馬場が渋った場合は力を見せるタイプかもしれませんね。
【総合評価】
⚠️出走回避

グリューネグリーン

□一週前追い切り
2/22(水)美浦南W-併せ馬
82.4-65.6-51.2-37.5-24.3-11.8
タイムは速い。
離れた併せ馬にコーナーで追いつき、直線追われて突き放す良い動き。
ホープフルS(11着)の一週前よりも時計・動き共に良くなっていて、調子上げてきてるのでは。
19(日)に坂路で終い重点、15(水)にWコースでまずまずの時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)美浦南W-併せ馬
※タイム非表示
非表示ってどういうことやねん…
と思ってたら相手はモカフラワーとの事で、ほぼ同じように走ってるので相手のタイムを確認
(84.4-66.2-51.3-37.1-23.8-11.5)
改めまして…タイムは結構速い。
併せ馬に前に出られそうになるが、負けずに盛り返していて良さげ。
ホープフルS(11着)の最終追い切りでは最後に前に出られてたが、今回はしっかりと喰らい付いていて悪くない。
一週前には好時計&良い動きを見せてるし、前走のリベンジに燃えてそうな。
【追い切り評価】A

□見解
前走のホープフルSでは11着。
今回ライバルとなる馬達には大きく負けてますが、前に行けずで自分の競馬が出来てないようで、ちょっと保留としたいところ。
(1コーナーの入りで外ミッキーカプチーノ・内フェイトの間でピンボールみたいに？)

その前の京都2歳Sでは淡々と逃げてトップナイフを抑え込んで勝っていて、場合によってはホープフルSで2着になる馬に勝つレベルとも言えますよね。
(そのホープフルSでボコ負けしたんですけど…)

勝った京都2歳Sや未勝利戦はペース的にもラク逃げではなさそうなので、自分でそこそこの流れを作って競馬が出来れば強い馬だと思うんですけどね…

逃げ馬&ミルコなので、出遅れて終了の怖さはありますが、前走でも前へ行こうとしてましたし、スタートさえちゃんと出てくれれば…
【総合評価】A

ゴッドファーザー

□一週前追い切り
2/22(水)美浦南W※映像なし
85.6-66.5-51.6-37.1-23.9-12.0
タイムはそこそこ速い。
未勝利戦(1着)の一週前はその前の新馬戦との間隔が狭く坂路。
新馬戦(1着)の一週前と比べると同等の良い時計が出せていて、長い休み明けではあるが悪くはなさそう。
15(水)にもWコースでそこそこ速い時計あり。
他にも1月末から日曜・水曜にWコースでまずまずの時計を出してる。

□最終追い切り
3/1(水)美浦南芝-併せ馬
62.1-46.7-34.2-11.2
タイムはかなり速い、が芝での追い切りなので出るっちゃ出る。
直線では併せ馬に先着で良さそうで、前脚がかなり柔らかく動いてるように見える。
(柔らかい方が良いのかは知らない)
長い休み明けで、陣営コメントでは『叩き良化型』とのことだが、早くから念入りに乗り込まれているあたり、何やら狙ってきてそうな…
26日(日)にWコースで終い重点あり。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の未勝利戦では2着に10馬身差をつけての圧勝。
2着以下の馬はその後も活躍できてない馬が多く、相手レベルは高くないと考えますが、それでもコレだけ差をつけてるなら強い競馬でしたよね。

新馬戦では3着と敗れましたが、1着馬は白梅賞完勝、2着馬はアイビーS完勝ですし、5着には後のホープフルSで優勝するドゥラエレーデが居て、相手レベルは相当高かったのかなと。

前走から約8ヶ月ぶりのレースなので、仕上がり面には不安があるものの、なんか大物感のある馬ですよね。(名前も凄いしw)
【総合評価】B+

セッション

□一週前追い切り
2/22(水)栗東CW※映像なし
81.3-65.7-50.5-36.7-23.2-11.5
タイムはかなり速い。
若駒S(3着)の一週前よりも相当速く、調子を上げてきているのでは？
17(金)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)栗東CW-併せ馬
82.0-66.8-51.9-36.7-23.0-11.5
タイムはかなり速い。
コーナーで外を回して直線ではめちゃくちゃ軽い追い方で、外でガシガシ追う相手に余裕のある先着で良さそう。
若駒S(3着)の最終追い切りよりも軽くスピードを出せてるように見え、調子上げて来そうな。
【追い切り評価】A

□見解
前走の若駒Sは先行ポジションから脚を伸ばしての3着。
直線での脚を見る限り、ズバッと抜け出す力はワンダイレクトには劣りそうな…
(相手は序盤に折り合いを欠いてましたし)

ただ、直線でムチを入れると若干フラついて走っていて、真っ直ぐ走れてない影響も大きそうで、最後の50mぐらいは前との差を詰めてるようにも見え。

その前の未勝利戦は相手レベルはそれほどですが、最後に差し馬が突っ込んでくる展開を逃げて完勝と力のありそうな勝ち方。

今回は前走よりも追い切りで動けていて、鞍上はムルザバエフなので変わり身を見せる可能性も？
【総合評価】A

タスティエーラ

□一週前追い切り
前走との間隔が狭く、目立った時計なし。

□最終追い切り
3/1(水)美浦南W-併せ馬
85.6-68.3-52.9-38.2-24.6-11.9
タイムはそこそこ速い。
直線では内の併せ馬の手応えが抜群の良く、若干見栄えはイマイチ。
が、コッチは全然追ってないというか、逆に引っ張ってない？ってぐらい消極的には見える。
共同通信杯(4着)の最終追い切りよりもやや緩く見えるが、レース間隔の狭さもあり、判断が難しいところ。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の共同通信杯では4着と惜しい結果。
2〜4着までは同タイムでしたし、この馬が弱かった訳でもなさそうですが…

2着のタッチウッドはスタートで出負け、3着のダノンザタイガーは直線どん詰まり。
で、4着のこの馬は外を回したものの何かしら不利があった訳でもなく、まぁ褒められた内容ではなかったですね。

新馬戦は2着馬に3馬身差をつけての完勝。
その時の2着馬が続く未勝利戦で後続に3馬身差をつけての完勝なので、まぁ力はあるはずです。

勝った新馬戦ではムーアがめちゃくちゃ動かしていて、負けた共同通信杯では福永サンが馬に任せた感があり。松山くんがどう乗るのか、楽しみではありますよね。

DDSP(喉の疾患)的なコメントも見え、色々と考えさせられる1頭ですね…
【総合評価】B+

トーアライデン

□一週前追い切り
前走との間隔が狭く、目立った時計なし。

□最終追い切り
3/1(水)栗東CW※映像なし
83.6-68.3-52.7-37.4-23.3-11.5
タイムはそこそこ速い。
あすなろ賞(7着)の最終追い切りとほぼ同等で、この馬なりの仕上がりにあるのでは。
26日(日)にWコースで終い重点あり。
【追い切り評価】B+

□見解
ちょっと同世代の上位クラスとは差があるような。
【総合評価】B

トップナイフ

□一週前追い切り
2/22(水)栗東CW-併せ馬
82.3-67.6-53.1-38.1-23.4-11.4
タイムはそこそこ速い。
馬なりで楽に前に出て一杯に追う併せ馬に最後まで抜かせずで良さそう。
ホープフルS(2着)の一週前よりも動けてそうで、休み明けでも順調なのでは。
19(日)に坂路で終い重点、15(水)にWコースでそこそこ速い時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)栗東CW-単走
84.7-69.7-54.6-38.8-24.0-12.1
タイムはやや平凡気味な。
とは言え、ほとんど追わずランニングで調整的な感じに見える。
ホープフルS(2着)・京都2歳S(2着)の最終追い切りも単走で軽く走ってるので、コレがこの馬のやり方と考えて良さそう。
休み明けにしては若干物足りない感はあるが、コレまで通り順調には見える。
【追い切り評価】B+

□見解
前走のホープフルSは逃げ粘っての2着。
スローペースで前に展開が向いた感はありますが、それでも強い競馬でしたね。

その前の京都2歳Sはグリューネグリーンにギリギリ届かずの2着。
とは言え、直線手前で大きく後退したビキニボーイの影響を受けながらの走りだったのでコレはコレなかなか強かったのかなと。

めちゃくちゃレースに使われてて疲れがあると思わせつつ、馬体重をしっかりと増やして好走を続ける謎の馬で、今回はホープフルS以来で初の休み明けレース。

もしかしたら休み明けが全然走れないタイプの可能性はありますが、普通に考えたらしっかり休養して良い状態で出てきそう。

ただ、おそらくこの馬が1番人気になりそうで、鞍上がノリさんとなると…軸では買いにくい1頭になってしまいますねw
【総合評価】B+

フォトンブルー

□一週前追い切り
2/23(木)栗東CW※映像なし
85.4-69.2-54.0-38.5-23.6-11.5
タイムは平凡気味、ラストは速い。
コレまでの一週前追い切りとほぼ同等の時計で、調子は変わらずかなと。

□最終追い切り
3/1(水)栗東CW-併せ馬
80.1-64.7-50.4-36.4-23.3-11.9
タイムは速い。
コーナーからグイグイと前に行きたそうで、直線でも併せ馬に先着で良さそう。
若干荒々し過ぎるようには見え、折り合い的な面はちょっと心配。
【追い切り評価】B+

□見解
う〜ん…、コレと言ったインパクトなく。
最終追い切りはガツガツ行っててヤル気満々っぽいのですが。
【総合評価】B

ヨリマル

□一週前追い切り
2/22栗東CW※映像なし
83.0-67.8-53.0-37.6-23.2-11.5
タイムはそこそこ速い。
未勝利戦(1着)の一週前と同等で、悪くないのでは。
15(水)にWコースで速い時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)栗東坂路-併せ馬
54.8-39.6-25.3-12.6
タイムはやや平凡気味な。
追って併せ馬に先着で悪くはない。
(乗ってる人の顔が上下に動きまくるのが気になり過ぎる)
時計としてはちょっと物足りないが、動き自体は悪くなく。
【追い切り評価】B+

□見解
前走の未勝利戦は逃げて1着。
スローペースではあったものの、中盤〜後半にかけてはそこそこ流れで、同じように前を走ってた馬は最後崩れてしまってる中での逃げ切り勝ちはそこそこ評価したいところかなと。

で、その時に完勝した2着馬が続く未勝利戦で完勝してるので、まぁ悪くない相手ではありそう。
(とは言え、3回目の未勝利戦なのでレベルは結構低そう)
【総合評価】B+

レヴォルタード

□一週前追い切り
2/22美浦南W※映像なし
83.4-66.1-52.0-37.5-24.0-11.9
タイムはそこそこ速い。
未勝利戦(1着)の一週前よりも好時計を出してきて、調子を上げてきているのでは。
15(水)にWコースでまずまずの時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)美浦南W-併せ馬
85.2-68.5-53.2-38.4-24.5-11.8
タイムはそこそこ速い。
コーナーでは外、直線で内に入れて併せ馬を突き放してて良いのでは。
相手はウインマリリンとのことで、ほとんど追ってないとは言えコレだけ差をつけるのはなかなか。
未勝利戦(1着)の最終追い切りよりも終いの脚はキレていて、意欲的で良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走で未勝利戦を突破。
前2頭が後続を大きく離す展開の2番手で、ペース的にも厳しいレースだったと思うのですが、それでも2着馬に3馬身差をつけての完勝で強かったですね…

新馬戦では2着と敗れましたが、3着には8馬身差をつけてましたし、その辺の並みの馬とは大きく力の差がありそう。

ただ、その新馬戦の1着馬タイセイクラージュがその後全く走れてないのは気になるところで、戦ってきた相手レベルには疑問が残る部分はあり。

それでも他馬に大きく差をつけて走ってる点は評価できますし、東京の長い直線で最後まで垂れないあの走りは中山で良い武器になりそうな。
【総合評価】B+

ワンダイレクト

□一週前追い切り
2/22(水)栗東CW-併せ馬
82.4-67.1-52.1-36.6-22.8-11.5
タイムはそこそこ速い。
直線では併せ馬の手応えが良かったが、しぶとく粘って最後はグイッと前に出てて良さげ。
若駒S(2着)の一週前よりも首を上げて荒れているように見えるのはちょっと気になるが…
15(水)に坂路でそこそこの時計あり。

□最終追い切り
3/1(水)栗東CW-併せ馬
82.7-65.4-50.0-35.5-22.5-11.2
タイムはかなり速い。
が、結構内側を回ってるのでまぁ。
目一杯追ってる併せ馬に対してほぼ馬なりで加速して先着でよく見える。
若駒S(2着)の最終追い切りよりも軽い走りでラストはキレのある脚を使えていて、ココへ向けて仕上がり良いのでは。
【追い切り評価】A

□見解
前走の若駒Sではマイネルラウレアに差されての2着。

普通なら抜け出したワンダイレクトがあのまま勝っておかしくない流れに見えますが…
ちょっと相手のキレ味が半端なかったですね。

とは言え、この馬も序盤の緩い流れで行きたがってるのを引っ張られてスタミナを使ってたと思いますし、それでも最後にしっかりと抜け出す脚を使えたのはなかなか。

新馬戦は僅差の勝利でインパクトに欠ける感がありますが、スローペースの前が止まりにくそうな展開を差してますし、やれない事はなさそうな。
【総合評価】A

４｜展開予想

メンバーを見ると逃げ・先行競馬を得意としそうな馬が多く、みんなが前のポジションを取りに行くとなるとペースはそこそこ流れるのかな？

と思うのですが…
少頭数ですしステップレース特有の緩い流れにもなりそうで、ペース読みが非常に難しいですね。

鞍上の強気な騎乗を含めテンが速そうなのはレヴォルタードですが、スタート次第では外のゴッドファーザーやグリューネグリーンもハナを切りそうな感じで、前走を逃げたトップナイフはノリさんの気分でどこに行くか不明ですし、もうコレはわからんですw

とは言え、直線が短い中山コースでの勝負ですし、3,4コーナーあたりからはペースも上がってくるでしょうし、ラストはロングスパート気味の持続力戦を想定しておいた方が良さげ。

2021年はタイトルホルダーが見事に逃げ切りましたが、よほどのスローペース&直線まで各馬仕掛けが入らないような状況にでもならない限り、逃げ馬が勝ち切るのは難しそうな。

ってな感じで、直線入口で2〜5番手ぐらいに居て最後に逃げ馬をチョイ差しできそうな馬を狙ってみましょうかね！

５｜高評価まとめ

追い切り評価A

グリューネグリーン
セッション
レヴォルタード
ワンダイレクト

総合評価A

グリューネグリーン
セッション
ワンダイレクト

６｜印・買い目

印

◎7枠8番セッション牡3(ムルザバエフ)
◯8枠10番グリューネグリーン牡3(Mデムーロ)
▲2枠2番ワンダイレクト牡3(ルメール)
☆1枠1番レヴォルタード牡3(横山武)
△4枠4番トップナイフ牡3(横山典)
△6枠6番タスティエーラ牡3(松山)

買い目

三連複一頭軸ながし
◎→◯▲☆△△

三連複二頭軸ながし
◎-◯-全頭

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。