NHKマイルカップ2021を過去傾向・注目馬・展開から予想
お疲れ様です、Rinです。
先週の天皇賞春はワールドプレミアが菊花賞馬の強さを見せて見事に勝ち切りましたね！
ディープボンド・カレンブーケドールもほとんど差のない走りでしたし、今後も注目していきたいところです。
って事で、今週は5/9(日)に開催されますNHKマイルカップ2021の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【5/5 中人気馬考察 追記】
【5/7 展開予想 追記】
【5/8 穴馬考察 追記】
【5/9 印・買い目 追記】
１｜はじめに
NHKマイルカップの予想に入る前に先週行われた天皇賞春の結果について書かせて頂きます。
予想▼
#天皇賞春
— Rin@競馬&FX (@T_Rin_Eiji_M) May 2, 2021
コレはもうわからん！！
◎12は前走強い&本格化
◯1長距離実績
▲3牝馬ながら牡馬に負けない強さ
△5逃げてどこまで
△7阪神長距離巧者
☆17長距離&持続力
◎12と▲3軸で勝負✊ pic.twitter.com/r7PP7OXr4h
結果▼
◯◎▲で馬連&ワイドx2が的中🎯
人気馬決着でしたので払戻は激安でしたが、この大一番で馬券を的中できた事が素直に嬉しいですね。
展開としては最初の1000mが59.8秒と長距離レースにしては結構速い流れで、中盤にほんの少し緩んだだけで後半はそこそこ速めの持続力戦から最後は時計のかかる消耗戦となり、非常にしんどいレースとなりました。
【簡単回顧】
◎ディープボンド→2着
外目の先行ポジションを追走し、3,4コーナーから仕掛けて最後まで粘り強く脚を伸ばしました。
単純なスピード勝負では分が悪いところでしたが、最後は時計のかかる消耗戦でしたので阪神大賞典と同様の強い走りが出来ましたね。
次に速い馬場で出てきたらまた悩まされる1頭になりそうです。
◯ワールドプレミア→1着
道中を中団の内側で溜め、ラスト直線で外へ出して差し切りとお手本通りな勝ち方でした。
福永Jのコース取りや仕掛けも素晴らしかったと思います。
▲カレンブーケドール→3着
内枠を活かして逃げ馬勢のすぐ後ろの内側を追走し、ラスト直線でもしっかりと脚を伸ばしてました。
東京左回りの瞬発力戦だけでなく、今回のような持続力消耗戦でも強い走りが出来てるので今後も要注意ですね。
△ディアスティマ→6着
急遽北村友J→坂井瑠Jに乗り替わりがあり大変だったと思います。
今回は逃げ馬にとっては相当キツい流れでしたし、アレを6着に粘ったのは凄い事だと考えます。
△ユーキャンスマイル→7着
後方内側で脚を溜めての直線一気に賭けましたが、前も崩れずで届きませんでしたね。
今回は追い込み馬には厳しかったかなと。
☆オーソリティ→10着
中団後方から最後外へ出して懸命に脚を伸ばそうとしますが、ユーキャンスマイルと同じく後方からではどうにもなりませんでしたね。
印は回りませんでしたが、アリストテレスとウインマリリンは展開さえ変われば馬券内があったのかなと…
アリストテレスはコントレイルを追い詰めた経験もあるのでそりゃ強いのですが、タフな展開よりも軽い展開の方が強そう。
ウインマリリンはあれだけ外を回しての5着ですし、次に中距離レースに出てきた場合はしっかりと買いたい1頭ですね。
2021競馬予想note成績
的中:9/17(53%)
購入:20,400円
払戻:13,500円
回収率:66%
1月度:0/5(0%)
2月度:3/4(126%)
3月度:3/4(49%)
4月度:2/4(79%)
5月度:1/1(122%)←イマココ
春G1戦線の大一番・天皇賞春を的中できたのはホント素直に嬉しいですね。
相変わらず予想noteの回収率は全然ですが、地道にコツコツ続けて大きいのが当たるのを待ちましょうね！
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◎2020・2021天皇賞春を連続的中◎
［獲得額］6,120円［回収率］128%
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２｜NHKマイルC-レース概要
2021年5月9日(日)
3歳・東京/芝1600m
向正面の奥からスタート、最初は緩やかな下りが続く。
3コーナー手前でいったん坂を登るが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けない。
マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ・底力が必要となる。
３｜NHKマイルC-過去傾向
過去のレース傾向▼(競馬ラボより)
【枠順】
枠順別の成績にそれほど大きな偏りは無く、ほぼフラットと考えて良さそう。
近年で見ると真ん中〜外目の枠の好走が多いのが少し気になります。
【人気】
1,2番人気の勝率・連対率はそこそこ信頼できそう。
ただ、3〜5番人気の中堅勢がイマイチ。
どちらかというと6番人気以下の中穴〜大穴の成績が良いので思い切って人気薄に手を出しても面白いかもしれません。
【脚質・上がり3F】
4角位置
［5-4-2-0］1〜4番手
［3-1-1-0］5〜8番手
［0-2-7-0］9〜12番手
［2-3-0-0］13番手以下
上がり3F
［1-4-1-6］1位
［1-0-2-6］2位
［3-2-3-6］3位
［2-1-1-15］4,5位
［3-3-3-116］6位以下
勝率・連対率で見れば前目のポジションからそこそこの脚を使える馬の成績が良いです。
ただ、中団後方から上がり上位の脚を使った馬が毎年1頭は突っ込んで来てますので決め手のある馬には注意が必要です。
【前走】
前走レース
［4-0-3-50］NZT
［2-1-1-13］皐月賞
［2-1-0-11］桜花賞
［1-1-0-12］ファルコンS
［1-0-3-13］アーリントンC
［0-3-0-8］毎日杯
［0-1-1-4］スプリングS
［0-1-0-9］橘S
［0-1-0-2］フラワーC
［0-1-0-0］アネモネS
［0-0-1-1］弥生賞
［0-0-1-0］京成杯
［4-2-1-26］G1
［4-1-5-56］G2
［2-5-4-40］G3
［0-2-0-23］OP
［0-0-0-5］1勝
1着で見れば皐月賞・桜花賞のG1組、NZTのG2組が強いです。
2,3着で見れば前走G3組も強いです。
前走着順
［2-3-0-40］1着
［2-3-2-18］2着
［1-0-2-16］3着
［2-2-0-6］4着
［2-0-1-11］5着
［1-1-1-28］6〜9着
［0-1-4-30］10着以下
前走人気
［6-3-1-14］1人気
［1-4-0-20］2人気
［0-0-0-20］3人気
［1-1-4-14］4人気
［0-1-1-10］5人気
［1-1-2-40］6〜9人気
［1-0-2-31］10人気以下
前走重賞で人気を集めながらも若干足りなかった馬達の好走が目立ちますね。
ここ近年は前走2〜5着馬が強いですが、以前は前走勝ち馬が優秀でした。
前走距離
［0-0-0-3］1200m
［1-2-0-33］1400m
［7-2-6-81］1600m
［0-5-1-17］1800m
［2-1-3-16］2000m
－－－－－－－－－－
［1-2-0-36］前走より距離延長
［7-2-6-81］同距離
［2-6-4-33］前走より距離短縮
前走1600m以上を使った馬が優秀です。
が、昨年は前走1400mを使ったラウダシオンが優勝してますので前走距離だけで判断するのは危険かなと。
前走開催場所
［0-0-0-7］東京
［5-4-6-65］中山
［1-1-0-11］中京
［0-1-0-11］京都
［4-4-4-55］阪神
前走中山・阪神組が優秀です。
４｜NHKマイルC-無料予想
天皇賞春を2年連続で的中させている絶好調の予想サイトが、今週はNHKマイルCの無料買い目を公開するとの事です。
◎天皇賞春2020→67,500円/回収率1350％
◎天皇賞春2021→6,120円/回収率128％
2021年の春は上で書いた天皇賞春に加えて高桜花賞・高松宮記念を的中。
やはり得意のG1レースとなるとコンスタントに当ててきます。
昨年はVマイル・日本ダービー・安田記念を的中してますし、東京1600mと相性の良いココの予想家さん達がどの馬を評価するのかは是非とも見ておきたいところです。
◎Ｖマイル →11,840円/回収率227%
◎日本ダービー→14,880円/回収率276%
◎安田記念 →6,720円/回収率140%
試しに無料予想に乗っかってみるのも良し、軸馬・穴馬選びの判断材料にするのも良しと、使い方は自由ですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
買い目情報では一点500円ほどで推奨されてますが、100円で買うと合計1000円ぐらいに収まるので少額で楽しむ方にもオススメです！
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５｜NHKマイルC-出走馬・注目馬
出走予定馬▼(競馬ラボより)
平均ペース
前半3F-34.4秒、後半3F-34.6秒
前半4F-46.3秒、後半4F-46.6秒
前後半がほぼフラットになりがちなレース。
スタート後の200mは12秒台になるものの、残りほとんどが11秒台の速いラップを刻みます。
イメージとしては、
最初の直線(600m)→速い
中盤の3,4コーナー(400m)→そこそこ速い
最後の直線(600m)→速い
といった感じでしょうか。
中盤の3,4コーナーが下り坂という事で、ほとんどペースが緩まずに直線(長くて上り坂アリ)を迎えるので、最後はしんどい消耗戦になる事が多い。
といっても、東京の高速馬場でのマイル戦ですので、時計のかかる消耗戦ではなく、時計の速い持続力戦に近い感じかなと。
って事で、終始速い流れから最後まで脚を伸ばしての好走実績がある先行馬を狙いつつ、厳しい流れで前が崩れずたところをズバッと差せるキレのある末脚を持った馬を上手く組み合わせていきたいところかなと。
【注目馬】
4枠8番グレナディアガーズ牡3(川田)
戦績［2-2-0-1］のFrankel産駒
東京［0-0-0-0］1600m［1-0-0-1］
左回り［0-2-0-1］
✅前走レース
⭕️ファルコンS(中京1400m/ハイ)2着
時計の速い消耗戦(持続力戦)で先団から外目を回して直線伸びる
➡️1000m-56.2秒のかなり速い流れを先行し、4コーナーでも外目を回しながら3着馬以下を離しての2着は強かったのかなと。
勝ち切れはしなかったものの、休養明け1戦目で斤量が1.0kg軽いルークズネストと差の無い走りは素直に高評価としたいところです。
✅過去レース
⭕️朝日杯FS(阪神1600m/ハイ)1着
時計の速い持続力戦で先団から内目を回して直線差し切り勝ち
➡️先団好位から直線抜け出すという王道の勝ち方でした。
1000m-56.9秒と速くなってますが、これはモントライゼのタイムで他馬はミドルぐらいかなと。
終始速めのペースを刻んだ持続力戦での強い内容でしたので、同じように長い脚が求められそうな今回も期待できるんじゃないでしょうか。
皐月賞3着のステラヴェローチェ、NZT圧勝のバスラットレオンに完勝している事から世代上位の能力があるのは確かだと考えます。
✅不安点
左回りレースで勝ちがないのはちょっと気になりますね。
また、過去傾向的に前走1400mは成績が良くないのも嫌な感じです…
(昨年ラウダシオンが勝ちましたのであまり気にしなくてもいいかもですが)
✅その他いろいろ
休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月半はココを狙ってそうで良いのかなと。
鞍上は川田Jが継続騎乗なので◯
斤量57.0kgは他馬が+1.0kgなのに対して増減無しなのでちょっと有利なのでは…
✅まとめ
前走ギリギリで負けはしたものの、速い流れを先行し最後まで脚を伸ばす走りが強烈に強いので、人気はするでしょうけど最有力候補の1頭じゃないでしょうか(当たり前かw)
戦ってきた&倒してきた相手も強いのが揃ってますし、世代上位の能力があると考えます。
密かに3走前の未勝利戦(阪神1400m)が速い流れから最後まで垂れずに圧勝していて超強いので、開幕して間もない東京の高速馬場なら最後までスピードを落とさずイケるんじゃないかなと。
【評価】A(◎候補)
2枠4番バスラットレオン牡3(藤岡佑)
戦績［3-0-2-2］のキズナ産駒
東京［0-0-0-0］1600m［2-0-1-1］
左回り［0-0-1-0］
✅前走レース
⭕️NZT(中山1600m/ミドル)1着
時計の速い持続力戦で先頭から内を回して直線逃げ切り勝ち
➡️終始内を走り続けたとは言え、逃げて上がり1位の脚で5馬身差の圧勝は強かったですね…
もしかしたらレースレベルが低かったのかもしれませんが、大楽勝でしたし前が残りやすい緩い展開でもなかったと思いますので、コレは素直に高評価でいいのかなと。
✅過去レース
🔺朝日杯FS(阪神1600m/ハイ)4着
時計の速い持続力戦で先団から内目を回して直線伸び切れず
➡️惜しくも4着と敗れてしまったものの、相手はグレナディアガーズ、ステラヴェローチェ、レッドベルオーブと今のところ世代上位の馬達なので仕方ない面も。
内容としては速い流れから差しが決まる展開を先行して4着に残してるので決して悪くはなかったと考えます。
(それを先行して押し切ったグレナディアガーズはやっぱ高評価になる)
✅不安点
左回りの中京1600mで今回ライバルとなる2頭に遅れを取ってるのは気になりますね。
年明け4戦目なので疲れ的なモノも出てこないのかも不安ではあります…
✅その他いろいろ
前走NZT組は好走数は多いものの凡走数も多いので悩みどころですね…
年明け4戦目になりますし、前走がメイチだったんじゃ？という不安はあります。
鞍上は藤岡佑Jが継続騎乗なので◯
斤量57.0kgは前走+1.0kgなのでキツいですが、コレはしょうがないかなと。
✅まとめ
2連勝で勢いに乗ってるものの、シンザン記念で今回ライバルとなる馬達に敗れてるので、左回り1600mには若干の不安が残りますね…
とはいえ、前走が圧勝ですし、過去の朝日杯でも有力馬相手にそれほど大きく負けてないので強い馬ではあると考えます。
あとは、今回前に行きたい馬が多いんでね…
気持ちよく逃げての好走が多い馬なので、テンの速い馬達を相手に東京マイルで行き切るとなると最後まで脚を残せるものなのか。
ってな感じの非常に悩ましい1頭ですね。
【評価】B+(△候補)
7枠15番シュネルマイスター牡3(ルメール)
戦績［2-1-0-0］のKingman産駒
東京［0-0-0-0］1600m［1-0-0-0］
左回り［0-0-0-0］
✅前走レース
🔺弥生賞(中山2000m/スロー)2着
時計の速い瞬発力戦で先団から外目を回して直線伸びる
➡️スローペースを先団の内で追走しながら最後に逃げ馬を差せなかったのは正直物足りなさを感じますが…
休み明け1戦目・大外枠からポジションを取りに行って脚を使ってた・勝ち馬は皐月賞2着馬・そもそも2000mが長かったなどなど考慮すると、評価を下げる必要は無いと思いますし、むしろ頑張ってたとも言えそう。
✅過去レース
🔺ひいらぎ賞(中山1600m/ハイ)1着
時計のかかる瞬発力戦で中団前目から内を回して差し切り
➡️前半速い→残り3,4Fで一旦緩む→残り2F再度速いというイマイチ展開のわかりにくいレースでした。
直線の短い中山コースの残り200mだけで突き抜けて完勝できる脚はなかなかのモノかと。
相手には先週のスイートピーS(東京1800m)で2着のアラビアンナイト…なんとも微妙な。
✅不安点
札幌や中山の小回りコースしか経験が無いので長く良い脚が求められそうな東京で得意の末脚が発揮できるのかは正直不安ですね。
✅その他いろいろ
休み明け1戦目を叩いてのレース間隔2ヶ月は良さそうです。
鞍上はルメールJが継続騎乗なので◯
斤量57.0kgは前走+1.0kgですが、他馬もほとんどそうなので条件は同じかと。
✅まとめ
クラシックレースである皐月賞への優先出走権を蹴ってまでNHKマイルCを陣営が選んだとなると、東京(特にマイル)への自信はあると考えて良さそう。
舞台適性が未知数なのでなんとも言えない部分はありますが、戦うごとに馬体重を増やし続けて成長してそうですし、終いの末脚は良いモノを持ってますので、前に行きたい馬達が潰し合いになれば中団あたりからズバッと差せるこの馬に展開が向くんじゃないでしょうか。
【評価】B+(△候補)
7枠13番ホウオウアマゾン牡3(武豊)
戦績［3-2-0-1］のキングカメハメハ産駒
東京［0-0-0-0］1600m［3-2-0-1］
左回り［1-0-0-0］
✅前走レース
⭕️アーリントンC(阪神1600/ミドル)1着
(重馬場)やや時計の速い持続力戦で先団から外を回して直線差し切り勝ち
➡️逃げ馬の番手という有利なポジションではありましたが、重馬場のなか11秒前半〜12秒前半で最後まで走り切ったので良いスピードを持続できてるんじゃないでしょうか。
休み明け1戦目を快勝という事で、次戦に向けて素直に高評価ですね。
✅過去レース
⭕️デイリー杯2歳S(阪神1600m/ミドル)2着
時計の速い持続力戦で先団から外目を回して直線伸びる
➡️2着と敗れてしまったものの、前で目標にされてしまった感がありますし、勝ち馬レッドベルオーブと同タイム(レコード)なので非常に強い走りだったのかなと。
今回は東京での高速決着が予想されますので、時計の速いレースで好走できてるのは良いと考えます。
✅不安点
デイリー杯で好走→1ヶ月後の朝日杯で案外な走りになってるのが気になりますね。
あまりレース間隔が詰まってるのは良くない？
(デビューから使い続けてたので要らぬ心配かもしれませんが)
✅その他いろいろ
休み明け1戦目を快勝してのレース間隔1ヶ月は良さそうですが、上で書いたような不安は若干あります。
鞍上が初乗りも気になるところですが、天才武豊Jなので上手く乗ってほしいところ。
斤量57.0kg(前走+1.0kg)は他馬と同条件なので仕方ないですね。
✅まとめ
前目のポジションから良い脚が使える馬ですし、レコードタイムで走れてる事で高速決着もイケると考えると今回の舞台には合いそうなイメージです。
朝日杯では簡単に負けてしまう脆さを見せたものの、しっかりとリフレッシュして前走を叩いての臨戦過程は良いと考えますのでココは高評価な1頭です。
前に行く馬が多い中でハナに拘らず番手ポジションにつけれそうなのも◯かなと。
【評価】A−(◯or▲候補)
2枠3番ルークズネスト牡3(幸)
戦績［2-2-0-1］のモーリス産駒
東京［0-0-0-0］1600m［1-2-0-0］
左回り［1-2-0-0］
✅前走レース
⭕️ファルコンS(中京1400m/ハイ)2着
時計の速い消耗戦(持続力戦)で先頭から内を回して直線逃げ切り勝ち
➡️朝日杯勝ち馬のグレナディアガーズを相手に逃げ切り勝ちは強かったですね。
序盤〜中盤にかけてのラップもかなり速いのを連発してますし、これを逃げて押し切るのは相当なモノだと考えます。
流石に最後は緩んでますので200m延長が気になるものの、高速馬場でそのまま止まらずという展開は充分あり得るんじゃないかなと。
✅過去レース
⭕️シンザン記念(中京1600/ミドル)2着
時計の速い持続力戦で中団後方から外を回して直線伸びる
➡️ピクシーナイトに届かずの2着となりましたが、年明けの中京は完全に内前有利でしたのでコレはしょうがないのかなと。
むしろ中京の4コーナーで外を回しながら内を回した先行馬に迫る走りはちょっと凄いんじゃないんでしょうか。
✅不安点
新馬戦での出遅れであったり、道中で若干荒れている面があったり、精神面での不安はありますね。
また、出遅れなくてもスタートがあまり速い馬ではないのも気になります。
✅その他いろいろ
前走をプラス体重で勝利してのレース間隔1ヶ月半は良さそうです。
鞍上は幸Jが継続騎乗なので問題なし。
斤量57.0kgは前走+1.0kgですが他馬も同じですね。
✅まとめ
スタートの悪さや気性面の問題など荒削りな部分が多いものの、前走の速い流れを逃げてグレナディアガーズとバチバチにやり合った強さはちょっと放っておけませんね。
ただ、先団で折り合ってちょい差し出来るような器用なタイプではなさそう。
前走同様に行き切っての勝負か、スタート遅めの中団から差すのかイマイチ走りが読めない難しい馬ではありますが、倒してきた相手は強いですし能力は高いと考えますのでココは抑えておきたい1頭ですね。
【評価】A−(◯or▲候補)
評価ランク
グレナディアガーズ:A
バスラットレオン:B+
シュネルマイスター:B+
ホウオウアマゾン:A−
ルークズネスト:A−
６｜NHKマイルC-中人気馬考察
8枠18番ピクシーナイト牡3(福永)
戦績［2-0-0-1］のモーリス産駒
東京［0-0-0-0］1600m［1-0-0-1］
左回り［2-0-0-0］
✅前走レース
🔺アーリントンC(阪神1600/ミドル)4着
(重馬場)やや時計の速い持続力戦で先頭から内を回して直線粘り切れず
➡️最後で差されて4着と惜しい結果に。
とは言え、重い馬場にしては速い流れで最後まで逃げ切るのは難しい展開だったとも言えそうな…
更に休み明けだった事を考えると、あの粘りはなかなかのモノだったのでは。
✅過去レース
⭕️シンザン記念(中京1600/ミドル)1着
時計の速い持続力戦で先頭から内を回して直線逃げ切り勝ち
➡️これまでの差し競馬から一転し、逃げて粘り込む強い走りで押し切り勝ち。
年明けの中京はかなりの内前有利な馬場だったとは言え、終始速めペースで逃げ馬にはしんどい展開のなかルークズネスト(グレナディアガーズに勝つ)とバスラットレオン(NZTを圧勝)を抑え込んでの勝利は評価しないとですね。
✅不安点
ここ2戦は上手く出てますが、過去に出遅れ歴があるのでスタートに若干難ありなのかなと。
また、今回の東京マイルはあまりペースが緩まないので逃げ馬は最後しんどくなるパターンが多いのが気になります。
✅その他いろいろ
休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそうです。
鞍上は福永Jが継続騎乗なので問題なし。
斤量57.0kg(前走+1.0kg)は他馬も同条件ですね。
✅まとめ
強い相手が集まる今回は逃げ切り困難か？
という不安はあるものの、前々走では強い相手を完封してますので判断が難しいですね…
前走が最後で差されてしまっているのでイマイチ強く推せない部分はありますが、休み明けを叩いての本番、東京の高速馬場であればそのまま止まらずにゴールまで突っ走る可能性は充分あるんじゃないかなと。
【評価】B+(△候補)
5枠10番ソングライン牝3(池添)
戦績［2-1-0-1］のキズナ産駒
東京［1-1-0-0］1600m［1-0-0-1］
左回り［2-1-0-0］
✅前走レース
🔺桜花賞(阪神1600m/ミドル)15着
時計の速い持続力戦で後方から外を回して伸びず
➡️そこそこ期待を集めての戦いでしたが、15着と残念な結果に。
内容としては大外枠からスタートし、3コーナ手前でポジションを押し上げ気味の時にメイケイエールに割り込まれて外側後方に追いやられてるのでかわいそうなもんですが…
最後の直線の伸びがイマイチなのは気になりますが、レース中盤に失速し気分を落としたのであればしょうがないのかもしれませんね。
✅過去レース
⭕️紅梅S(中京1600m/ハイ)1着
時計の速い持続力戦で中団前目から中目を回して直線差し切り勝ち
➡️1000m-56.8秒の厳しい流れを前目で追走し、最後まで脚を伸ばしての圧勝は強かったですね。
レースクラスは重賞に劣るものの、この時3着のルチェカリーナはこぶし賞で勝利&アネモネSで3着なのでレベルが低かった訳でもないですし、左回りの速い流れでの好走は評価できそうです。
✅不安点
スタートダッシュがイマイチなのが気になりますね…
また前走不利があったとは言え、最後の直線伸びずの15着はちょっと負けすぎな気も。
✅その他いろいろ
レース間隔1ヶ月は初めてなので未知数です。
が、前走の最後はあまり無理してそうなので疲れはないのかなと。
鞍上は池添Jが継続騎乗なので心強い。
斤量55.0kg(前走±0)は良いですね。
✅まとめ
前走桜花賞で良いところを見せれず大敗しているのは気になりますが、東京&左回りの成績はピカイチなので舞台適性面では上位かなと。
また上では書き切れてませんが、新馬戦では内をロス無く走ったクールキャット(フローラS勝ち馬)を相手に後方大外を回してそこそこ良い勝負に持ち込めてますので、しっかりと走れば重賞級にも負けないと考えます。
【評価】B+(△候補)
７｜NHKマイルC-穴馬考察
3枠5番リッケンバッカー牡3(横山武)
戦績［1-3-0-3］のロードカナロア産駒
東京［0-0-0-0］1600m［1-3-0-2］
左回り［0-0-0-1］
✅前走レース
⭕️アーリントンC(阪神1600/ミドル)2着
(重馬場)やや時計の速い持続力戦で中団前目から外を回して直線伸びる
➡️10番人気ながらも1着ホウオウアマゾンと0.2秒差の2着と大激走しましたね。
着順上位に先頭集団を走っていた馬が並ぶ中でしっかりと伸びてきた脚はなかなか驚異かと…
今回そこそこ人気しそうなピクシーナイトにも先着してますし、能力的には高いモノを持っているんではないでしょうか。
✅過去レース
⭕️2歳未勝利②(阪神1600m/スロー)2着
時計の速い瞬発力戦(持続力も)で中団前目から外を回して直線伸びる
➡️未勝利戦で2着と書くとあまり評価できるレースには見えませんが…
1着馬ルークズネスト(ファルコンSでグレナディアガーズに勝利)を相手に0.1秒差の2着となると無視できませんね。
まだまだ若い頃のレースなので今の2頭がそのままの力関係ではないと思いますが、このレースから一気に馬体重を増やしてるので馬が変わった感があります。
✅不安点
左回りレースでの経験が少なく、唯一経験のある中京1600mで4着なのが気になりますね。
とは言え、長期休養明けでしたし、この日は金鯱賞でギベオンが逃げ切り激走した前残り馬場だったのでまぁ…うん。
✅その他いろいろ
年明けで既に4戦目というのは疲れが出てこないか心配ではありますね
前走メイチ感は正直あります。
鞍上は初乗りなのでちょっと不安ですが今年乗りに乗ってる横山武Jなので信頼したいところ。
斤量57.0(前走+1.0kg)はしょうがないですね。
✅まとめ
なかなか未勝利戦を勝ち切れず能力的にイマイチに見えますが、前走が結構強い競馬でしたし、未勝利戦で僅差の戦いをしてきた相手もなかなかの粒揃いでした。
(エルフィンS勝ち馬のサルファーコスモスやファルコンS勝ち馬のルークズネストなど)
3月から短期間でのレースが続いていて疲れ的なモノが心配ではあるものの、少しずつ馬体重を上げてきて成長しているとも考えられます。
ピクシーナイトを倒してルークズネストと僅差の走りが出来る馬が2桁人気なのであれば、ダメ元でも抑えておいて損はないのでは…
【評価】B+(☆候補)
８｜NHKマイルC-展開予想・印・買い目
↑前
←内外→
18ピクシ
3ルーク4バスラ12ランド
1レイモ8グレナ13ホウオ
5リッケ15シュネル
2アナザ6シティ10ソング
7タイム14ショック17グレイ
11ヴェイル16ロード
9ゴール
↓
大外枠に入ったピクシーナイトが思い切って行き切る展開になるのかなと…
内からルークズネスト、バスラットレオン、距離短縮のランドオブリバティも今回は前に行きそうな雰囲気(スタート出ればだけど)
中団前目にレイモンドバローズ、グレナディアガーズ、ホウオウアマゾン
中団にリッケンバッカー、シュネルマイスター、アナザーリリック、シティレインボー、ソングライン
中団後方にタイムトゥヘヴン、ショックアクション、グレイイングリーン
後方からヴェイルネビュラ、ロードマックス、ゴールドチャリス
【展開予想】
内にも外にも前に行きたい馬が多いので、序盤のポジション争いは結構激しくなりそう。
で、高速馬場のマイル戦ということで、中盤もあまり息を抜くタイミングがなくペースが流れるとすると、後半は前目の馬にとってかなりしんどい展開になりそう。
とは言え、開幕して間もない東京の高速馬場での勝負なので、そう簡単に前は止まらない…
2020年はラウダシオン・レシステンシアが前目で押し切り、上がり最速は届かず
2019年はアドマイヤマーズが前目で押し切りも、2,3着は上がり最速の差し馬
2018年はケイアイノーテックが上がり最速で差し切り、ミスターメロディ、ダノンスマッシュら先行勢は最後垂れる
ここ3年を見るだけでも好走馬のタイプが全然違いますので、単純に前か後かを選ぶのが難しいと判断し、前と後をバランス良く買うのが良さげかなと…
前日土曜日の馬場傾向を見て前後どちらに重点を置くか決めるとして、先行勢であれば持続力戦での好走実績を、差し勢であれば上がり最速の末脚実績を重視して狙い馬を決めたいところですね！
【印】
◎4枠8番グレナディアガーズ牡3(川田)
本命は朝日杯FSでレコード勝利したこの馬にします。
前走は初の左回り&休み明け1戦目で惜しくも2着となりましたが、そこを叩いての本番となる今回はベストパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
前に行きたい馬が多いので好枠を活かして番手ポジションから抜け出す王道の走りで強さを見せてほしいですね！
◯7枠13番ホウオウアマゾン牡3(武豊)
鞍上が初乗りは少し気になるところですが…
前目のポジションから良い脚を使える馬ですし、前走は休み明け1戦目を完勝と強さを見せてます。
若干外枠になりましたが、内で揉まれて力を出せないよりは自由に動けるのでいいのかなと。
時計の速い決着になれば良い走りが期待できそうです。
▲2枠3番ルークズネスト牡3(幸)
前走でグレナディアガーズに勝利してますので評価しない訳にはいきませんね。
内目の枠なので包まれると困りますが、前後どちらからでも競馬できる馬ですし、スタートさえ失敗しなければ流れに乗って良い走りができるんじゃないでしょうか。
△8枠18番ピクシーナイト牡3(福永)
前走は最後の最後で差されてしまいましたが、過去にバスラットレオンやルークズネストに勝利経験のある左回りになるとパフォーマンスは上がるんじゃないかなと。
正直大外枠は嫌な感じですが、ホウオウアマゾンと同じく包まれるよりも自由に動けると考えたいところです。
△5枠10番ソングライン牝3(池添)
前走は大敗してますが、アレは不利があったのでノーカンと考えたいところ。
東京左回りの成績が良い馬ですし、決め手となる末脚も持ってますので、ペースが流れて前が崩れたらワンチャンあるのかなと。
鞍上が大舞台に強いのもプラスですね。
☆3枠5番リッケンバッカー牡3(横山武)
今回の穴馬はこの馬でいきます。
前走は最後良い脚を見せてますし、ホウオウアマゾンやルークズネストと結構やり合える馬が2桁人気なら買わない手はないのでは…
鞍上は勢いに乗ってますし、内側前目をロス無く走る得意パターンでの好走を期待したいところです。
【買い目】
ワイドながし
◎→◯▲△△☆
馬連ながし
◎→◯▲△△☆
▲→◎◯△△☆
1週前-気になる馬
グレナディアガーズ牡3(川田)
朝日杯1着の1番人気なのでまぁ当たり前なんですがw
速い流れを先行して抜け出す力は相当なモノ
逃げ馬勢の一つ後ろのポジションでそこそこ溜めれば、消耗した前を交わせば勝ちは目の前に
ルークズネスト牡3(幸)
走りが読みにくく安定感に不安はあるものの、グレナディアガーズとやり合えた能力は高い
中京の4コーナーで外を回して突っ込んでこれる脚はちょっと凄いかなと
ホウオウアマゾン牡3(武豊)
前目のポジションから速い上がりが使えるのは魅力的
鞍上初乗りは気になるが休み明けを叩いて更にパフォーマンスを上げてくれば怖い
シュネルマイスター牡3(ルメール)
今回の上位勢と直接対決がなく力関係がわかりにくい難しい1頭
皐月賞出走権を手放しての臨戦が陣営のマイル戦への自信の現れであれば…
あとは『ルメール』
９｜おわりに
激ムズだった天皇賞春が終わったと思ったら今回のレースはもっと難しいです。
買いたい(気になる)馬が多すぎて取捨選択がめちゃくちゃ困難ですが、全部買う訳にはいかんのでどうにかして判断しないとですね。
出来れば的中させたいところではありますが、外れるのも競馬だとある程度は割り切って自分の予想を信じて頑張っていきたいところですね！
あと、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい！
平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw
主な買い目
◎軸→各印へのワイドながし
◎軸→各印への馬連ながし
▲軸→各印への馬連ながし
2021年度現在の成績▼
以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇♂️