見出し画像

天皇賞春2021を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週のマイラーズCはケイデンスコールが勝ち切りましたね!
急遽乗り替わりとなった古川Jは大変だったと思いますが、素晴らしい騎乗でした。

って事で今週は5/2(日)に開催されます天皇賞春2021の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【4/29 中人気馬考察・展開予想 追記】
【4/30 穴馬考察 追記
【5/1 印・買い目 追記】

1|はじめに

天皇賞春の予想に入る前に、先週行われたマイラーズCの結果について書かせて頂きます。

予想▼

結果▼

画像1

◎無☆でワイドが的中🎯
穴馬のカイザーミノルが来てくれたのは良いのですが…2着で馬連が欲しかった…(欲張り)
流れとしては1000m-55.8秒のハイペースで最後は外の差し馬が突っ込んでくる展開でした。

◎ケイデンスコール→1着
急遽鞍上が変更になり戸惑いましたが、近2戦と同様の強い走りを見せてくれましたね。
速い流れでも焦らずにしっかりと溜めて追い出した古川Jのファインプレーだったんじゃないでしょうか。

◯エアロロノア→5着
最後は鋭く伸びてきたのですが、僅差で差し届かずでした。
5着とはいえ2〜5着は同タイムですしね…
力が足らなかった訳ではないのかなと。

▲ラセット→12着
後方内側でじっと溜めてラスト直線ではぽっかり内が開いたのでコレは!と思ったのですが…
各馬の伸びを見る限り完全に外伸び馬場で内で差すのはキツかったように見えますね。

△エアスピネル→8着
中団から頑張って伸びるものの、最後は脚が上がったように見えますね。
約2年ぶりの芝、8歳という年齢は相当キツいのでしょうか。

△ルフトシュトローム→13着
阪神での変わり身を期待しましたが…
直線伸び切れず見せ場が無かったですね。

☆カイザーミノル→3着
道中を逃げ馬の一団後の好位置で追走し、ラスト直線ではしぶとく脚を伸ばしました。
ゴールの瞬間は2着に見えたのですが、スローで見ると僅かにアルジャンナに差されてました…惜しい…

無アルジャンナ→3着
道中を中団で溜めて最後は外目に出して突っ込んできました。
福永Jのコース取りが光った好走ではないでしょうか。
ココを抑えれてないのがまだまだですね…

参考記事▼
マイラーズカップ2021を過去傾向・注目馬・展開から予想

2021競馬予想note成績
的中:8/16(50%)
購入:18,900円
払戻:11,670円
回収率:62%
1月度:0/5(0%)
2月度:3/4(126%)
3月度:3/4(49%)
4月度:2/4(79%)←イマココ

4月度最終週をなんとか的中できたものの、回収率は100%以下なのでダメですね…
このままだとジリ貧ですが、いつか馬連ホームランが出る事を願って送りバントや進塁打的なイメージで続けていきましょう。
--------------------
◎昨年の天皇賞春2020的中◎
[獲得額]67,500円[回収率]1350%
G1レースの無料予想ならココ↓がオススメ!

画像2

2|天皇賞春-レース概要

2021年5月2日(日)
4歳以上・阪神/芝3200m

画像3

※例年の京都開催ではなく今年は阪神開催なので注意が必要です

1周目に外回り、2周目に内回りというトリッキーなコース。
ラスト直線が平坦な京都とは違い、ゴール前に急坂があるのが特徴。

3|天皇賞春-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)
※データは京都開催時の数字なので参考程度でお願いします

【枠順】

画像4

勝ち馬は1枠からが目立ちますが、それ以外は極端な偏りはなくフラットな感じかと。

【人気】

画像5

1番人気が微妙な成績も、2,3番人気はそこそこ安定しているので上位人気が弱い訳ではなさそう。
中〜下位人気まで幅広く馬券に絡んでますので、基本的には上、中、下を組み合わせた馬券が良さそうな…

【年齢】

画像6

成績の良い4〜6歳馬が馬券の中心になりそうです。

【脚質・上がり3F】

画像7

4角位置
[6-6-5-0]1〜4番手
[3-3-2-0]5〜8番手
[1-1-3-0]9〜12番手
[0-0-0-0]13番手以下
上がり3F
[3-1-3-4]1位
[1-5-0-7]2位
[1-2-1-7]3位
[2-1-4-13]4,5位
[3-1-2-105]6位以下

4角で中団より前目につけた馬が優秀ですが、長距離レース特有のアレで、序盤は中団〜後方で折り合い終盤にポジションを押し上げる馬が多いので注意が必要です。

上がりに関しては上位馬が毎年2,3頭は絡んでますので、ラスト直線での決め手を持つ馬を重視していきたいところです。

【前走】

画像8

前走レース
[3-2-5-47]阪神大賞典
[2-2-3-44]日経賞
[2-2-0-5]産経大阪杯
[1-1-0-2]大阪杯
[1-0-0-0]有馬記念
[1-0-0-0]AJCC
[0-1-1-4]京都記念
[0-1-0-14]ダイヤモンドS
[0-1-0-0]日経新春杯
[0-0-1-1]ドバイWC
前走クラス
[0-0-1-2]海外
[2-1-0-3]G1
[8-8-9-101]G2
[0-1-0-18]G3
[0-0-0-12]OP
[0-0-0-2]3勝

阪神大賞典、日経賞、大阪杯組が中心で、ほとんどが前走G1orG2ですので前走の格が重要なレースと言えそうです。

前走着順
[5-4-4-25]1着
[2-1-3-23]2着
[0-3-1-16]3着
[1-0-2-11]4着
[1-0-0-13]5着
[0-1-0-36]6〜9着
[1-1-0-14]10着以下
前走人気
[5-3-4-18]1人気
[1-2-1-17]2人気
[1-1-1-15]3人気
[0-1-1-17]4人気
[1-1-0-13]5人気
[2-2-1-35]6〜9人気
[0-0-1-21]10人気以下

基本的には前走が格の高いG1orG2で人気&着順上位の馬が強いです。
前走下位人気や凡走からの巻き返しは前々走がG1レースのパターンが多いです。

前走距離
[3-3-1-13]2000m
[1-1-1-6]2200m
[0-1-0-17]2400m
[3-2-3-39]2500m
[3-2-5-47]3000m
[0-1-0-14]3400m
----------
[10-9-10-124]前走から距離延長
[0-0-0-0]同距離
[0-1-0-14]前走から距離短縮

長距離レースと言われる2500m、3000mからの好走が多いです。
何気に2000m組が強いので気をつけたいところですね。

前走開催場所
[0-1-0-15]東京
[4-2-3-40]中山
[0-2-1-6]京都
[6-5-5-69]阪神

阪神・中山組が優秀です。

4|天皇賞春-無料予想

画像9

G1レースにめちゃくちゃ強い予想サイトが今週は天皇賞春の無料買い目を公開するとの事です。

◎昨年の天皇賞春2020
着順14-6-5/三連複135倍x500円
[獲得額]67,500円 [回収率]1350%

◎トライアルの日経賞2021
着順4-7-2/三連複16.3倍x400円
[獲得額]6,520円[回収率]135%

上記レースの買い目画像▼

画像10

昨年の天皇賞春で三連複万馬券の的中実績がある予想家さん達がトライアルレースの日経賞を的中。
で、本番の今回はどの馬を高評価としているのか…コレは非常に気になるところですね。

試しに無料予想に乗っかってみるのも良し、軸馬・穴馬選びの判断材料にするのも良しと、使い方は自由ですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

2020年〜2021年G1無料買い目実績▼

画像11

買い目情報では一点500円ほどで推奨されてますが、100円で買うと合計1000円ぐらいに収まるので少額で楽しむ方にもオススメです!

天皇賞春の無料買い目を確認する✔︎

画像12

リンク先の【限定無料登録】から買い目が確認できます。

5|天皇賞春|出走馬・注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

画像14

※例年の京都開催ではなく今年は阪神開催なので、阪神大賞典と2021松籟Sのタイムで見てみます

阪神大賞典(阪神3000m)平均ペース
前半3F-36.6秒、後半3F-36.3秒
前半5F-61.6秒
中盤5F-62.0秒
後半5F-60.9秒
2021松籟S(阪神3200m)
前半3F-35.1秒、後半3F-36.1秒
前半5F-59.4秒
中盤5F-63.7秒
後半5F-59.2秒
最後1F-12.6秒

平均ペースで見ると、前半〜中盤は長丁場を走り抜くため各馬折り合いに専念。
(スタート〜向こう正面に入るまでは下り坂という事もあって若干ペースが速くなることも)

後半は、2周目3コーナーの下り始めあたりから仕掛けが入ってペースが上がり、最後まで長く速く走れた馬が好走する傾向にあります。

極端に仕掛けが遅ければ、前半から前目につけた先行馬がそのまま残る事もありますが、後半は各馬がポジションを上げてきてロングスパート気味の持続力戦になりがちですので、そうなると序盤から前を飛ばしていた先行馬には結構しんどくなってきます。

という事で、前半は自分のペースで折り合いに専念し、向こう正面でペースが緩んだ時に徐々にポジションを上げていき、3,4コーナーの残り4,5Fの持続力戦に強そうな馬を狙っていきたいところです。

【注目馬】

1枠2番アリストテレス牡4(ルメール)
戦績[4-5-0-2]のエピファネイア産駒
阪神[0-3-0-1]3200m[0-0-0-0]
右回り[2-5-0-1]

前走レース
阪神大賞典(阪神3000m/ミドル)8着
時計のかかる持続力戦(消耗戦)で中団から外を回して直線伸びず
➡️圧倒的な1番人気ながらも8着と凡走してしまいましたね…(ゴリッゴリの本命◎でした)
4コーナーから直線にかけての手応えは良さそうに見えたのですが、最後は完全に失速してしまいました。
陣営コメントによると「重馬場がキツかった、AJCCの2200mでギリギリだった」とのことでしたが、直線で横向いてますし精神的な面による影響も少なからずあったのでは…
菊花賞であのコントレイルを追い詰めるほどの馬ですので、この負けで大きく評価を下げるほどでは無いと思うのですが、週中の雨による馬場傾向には注意が必要っぽいですね。

過去レース
⭕️菊花賞(京都3000m/スロー)2着
やや時計の速い持続力戦で中団から外を回して直線伸びる
➡️三冠馬コントレイルを追い詰めて一気に評価が上がったレースですね。
3000mの長丁場の道中をしっかりと折り合い、ラスト4Fを11秒台〜12秒台前半でまとめて3着以下を突き放してますので強い走りだったと考えます。

不安点
前走でまさかの凡走をしていますので、重い馬場での走りには不安が残りますね。
また、年明けから不良馬場→重馬場としんどいレースが続いているので疲れが溜まってないか心配です。

その他いろいろ
レース間隔1ヶ月半は良さそうです。
リフレッシュ出来てればいいのですが…
鞍上はルメールJが継続騎乗なので◯
斤量58.0kgは前走+2.0kgなのでキツいですがコレはしょうがないですね。

まとめ
菊花賞で同世代の三冠馬コントレイルと差の無い走りをして、AJCCでは古馬重賞級に完勝と勢いに乗っていたものの、前走でまさかの凡走となりその強さにほんの少し疑問が残ってしまった難しい1頭ですね…
とはいえ、何度も書きますが舞台は違うとは言え長距離レースであのコントレイルと同等の走りが出来るぐらいですので、その能力は相当高いと考えて良いのかなと。
当日の馬場次第ではありますが、極端に悪くない限りは高評価の1頭ですかね。
【評価】A−(◯or▲候補)

6枠12番ディープボンド牡4(和田竜)
戦績[3-1-1-6]のキズナ産駒
阪神[1-1-0-0]3200m[0-0-0-0]
右回り[3-1-1-4]

前走レース
⭕️阪神大賞典(阪神3000m/ミドル)1着
時計のかかる持続力戦(消耗戦)で先団から中目を回して直線突き抜けて圧勝
➡️長距離のラスト直線、重い馬場に他馬が苦戦しているなかで1頭だけ普通のスピードで抜け出しての圧勝は強かったですね…
馬場がマッチしたとの事なので、良馬場でのスピード勝負で同じ走りが出来るとは限りませんが、それを踏まえても強い走りだったと考えます。
また、馬体重を大幅にプラスしての完勝なのでココに来て本格化してきている可能性も…

過去レース
🔺菊花賞(京都3000m/スロー)4着
やや時計の速い持続力戦で先団から外を回して直線伸び切れず
➡️最後の最後でサトノフラッグに差されてしまったものの、長距離レースで終始外目を先行した後でこの粘りは結構なモノなのかなと。
また、差し馬有利な展開の中で唯一前目で残してますので、着順以上に強い走りだったと考えます。

不安点
前走でめちゃくちゃ強い走りを見せたものの、高速決着や上がり勝負になると最後でキレ負けしてしまうイメージがありますね…

その他いろいろ
前走で馬体重を大幅にプラスして完勝からのレース間隔1ヶ月半は良さそう。
鞍上は和田竜Jが継続騎乗なので頼もしい。
斤量58.0kgは前走+2.0kgでしんどいですが仕方ないですね。

まとめ
前走がめちゃくちゃ強い内容でココにきて覚醒したか?と思いたいところではありますが、馬場がバッチリハマった感もあって評価が非常に難しいですね…
とは言え、馬体重を増やしての勝利はやはり放っておけずフロック視するは流石に暴挙だと考えます。
これまで長距離レースの外目を先行してもしっかりと折り合いがついてる点は大きなプラス要素ですし、人気するとは思いますがココは本命候補の1頭かなと。
【評価】A−(◯or▲候補)

1枠1番ワールドプレミア牡5(福永)
戦績[3-1-4-2]のディープインパクト産駒
阪神[0-1-1-0]3200m[0-0-0-0]
右回り[3-1-4-1]

前走レース
⭕️日経賞(中山2500m/スロー)3着
やや時計の速い持続力戦で中団から外を回して直線伸びる
➡️着順ではウインマリリンとカレンブーケドールに負けてしまいましたが、トップ斤量の57.0kgを背負い4コーナーで外を回しながらも0.1秒差だった事を考えると1番強い競馬をしたのはこの馬だと考えます。
特に4コーナーでの手応えが良く見えますので、遂に復調したと言っていいのではないでしょうか。

過去レース
🔺有馬記念(中山2500m/スロー)5着
やや時計のかかる持続力戦で中団から中目を回して直線伸び切れず
➡️着順で見るとギリギリ掲示板なので素直に喜べないとも言えそうですが、抜け出した1〜3着馬(クロノジェネシス・サラキア・フィエールマン)は化物ですし、グランプリレースの有馬記念ですしね…
勝負勘が戻りきってない(と考える)なかでラッキーライラックと差の無い走りは充分強いのかなと。

不安点
後方で溜めて最後に脚を伸ばしてくる競馬がメインですので、前が崩れずそのまま行ってしまうと展開的にどうしても届かないパターンがありそうですね。

その他いろいろ
前走休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそうです。
鞍上が初騎乗はちょっと心配ですが、福永Jなら上手く伸びるコース取りをしてくれそう。
斤量58.0kgは前走+1.0kgで他馬よりプラス幅が少なくて良いですね。

まとめ
2020年謎の長期休養明けで走ったジャパンCと有馬記念は馬券内こそありませんでしたが、相手はめちゃくちゃ強いですし結構戦えてますので能力は高いと考えます。
ゆーても菊花賞馬ですし、素晴らしいステイヤーですよね。
前走は直線の短い中山で4コーナーから手応え良く伸びて斤量差のある1,2着馬に迫ってましたし、その差が小さくなる今回はついに本領を発揮してきそうな…
【評価】A(◎候補)

2枠3番カレンブーケドール牝5(戸崎)
戦績[2-7-2-3]のディープインパクト産駒
阪神[0-0-0-0]3200m[0-0-0-0]
右回り[1-4-1-1]

前走レース
⭕️日経賞(中山2500m/スロー)2着
やや時計の速い持続力戦で先団から内を回して直線伸びる
➡️道中を外目先行で追走しながらラスト直線では後方で溜め気味だったワールドプレミアと同じ上がり1位の脚を使えてるのは流石ですね…
4コーナーで有利な内を回したウインマリリンに最後は迫ってますし、休み明け1戦目だった事を考えると良い走りだったんじゃないでしょうか。

過去レース
⭕️ジャパンC(東京2400m/ハイ)4着
時計の速い持続力戦で中団前目から外を回して直線伸びる
➡️アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの三冠馬が1〜3着となったレースで1着と0.2秒差、2,3着と同タイムですので評価しない訳にはいきません。
5着は後に海外のQEで2着になるグローリーヴェイズですし、相当レベルの高い戦いだったのでは…
ラップタイムは大逃げしたキセキのタイムですが、着順上位馬は中盤〜後半にかけてかなり速いラップを刻んでいた(と思う)ので持続力は相当なモノかと。
この時の東京と今の阪神では馬場が違うとは思いますが、非常に強い走りでしたので無視できませんね。

不安点
過去の天皇賞春で牝馬の成績が良くないのはやっぱり不安ですね。
また、実は阪神未経験というのも気になるところかと。

その他いろいろ
休み明け1戦目を叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそう。
鞍上の乗り替わりはちょっと気にはなりますが、初では無いですしなんとか上手く乗ってほしいところ。
斤量は56.0kgで牡馬よりは軽いですが、自身は+2.0kgなので前走よりはキツいですね。

まとめ
上で書いたように過去のこのレースで成績不振の牝馬であったり、阪神コースが未経験など不安な点はあるのですが、単純な実績や能力で考えれば今回のメンバーで勝ち負けできるレベルだと思うんですよね…
これまでの成績から、何かしら勝ち切れない癖みたいなモノはあるかもしれませんが、シレっと2着になっても驚けない1頭ですし、抑えておきたいところではあります。
【評価】B+(△候補)

3枠5番ディアスティマ牡4(北村友)
戦績[4-2-2-1]のディープインパクト産駒
阪神[1-0-1-0]3200m[1-0-0-0]
右回り[3-0-2-0]

前走レース
⭕️松籟S(阪神3200m/ハイ)1着
やや時計の速い持続力戦で先頭から内を回して直線逃げ切り勝ち
➡️今回と同じ舞台となる阪神3200mで2着に3馬身差の圧勝は強かったですね…
条件クラスでのレースとはいえ、阪神大賞典で4着になるシロニイを突き放してますし、それほどレベルの低い相手ばかりではなかったような…
中盤がかなり緩んだので最後まで脚が残っていたとも言えますが、前半に大外枠からハナに行って後半ラストスパート時のラップタイムは結構速く、前で押し切るのは簡単ではない展開だったと思いますのでコレは高評価ですね。

過去レース
⭕️グッドラックH(中山2500m/スロー)1着
やや時計のかかる持続力戦で先頭から内を回して直線逃げ切り勝ち
➡️正直それほどレベルの高い相手がいなかったとは思うのですが、この時期はめちゃくちゃタフな馬場となっていた中山2500mを逃げて7馬身差の圧勝はちょっと凄いのかなと。

不安点
これまで戦ってきた条件戦に比べて相手レベルが格段に上がるので、単純に力が足りるのかが不安ですね。
また、過去データでは前走条件戦の馬は成績が非常に悪いのも気になります。

その他いろいろ
休み明け1戦目をプラス体重で完勝してのレース間隔2ヶ月は良いですね。
鞍上は北村友Jが継続騎乗なので◯
斤量58.0kgはこれまでより2.0kgアップなのでちょっとしんどそうな…

まとめ
条件戦を勝ち上がったばかりでG1級を相手に能力が足りるのか不安ではあるものの、前走同舞台の阪神3200mを完勝しているのは素直にプラスと考えて良さそう。
また、連勝中で勢いに乗るディープインパクト産駒はやっぱり怖いですからね…(レイパパレの例もありますし)
格上相手にどこまでやれるかはわからないですが、ココはしっかり抑えておきたい1頭だと考えます。
【評価】A−(◯or▲候補)

評価ランク
アリストテレス:A−
ディープボンド:A−
ワールドプレミア:A
カレンブーケドール:B+
ディアスティマ:A−

6|天皇賞春-中人気馬考察

4枠7番ユーキャンスマイル牡6(藤岡佑)
戦績[6-4-1-9]のキングカメハメハ産駒
阪神[1-2-0-1]3200m[0-0-0-2]
右回り[3-4-1-5]

前走レース
⭕️阪神大賞典(阪神3000m/ミドル)2着
時計のかかる持続力戦(消耗戦)で後方から外を回して直線伸びる
➡️重馬場の直線で先行馬が苦戦している中を後方から一気の脚で追い込んできました。
最後は前にいた馬達にはかなりしんどく、展開が差し馬に向いたとは思いますが、終盤に長く脚を使えてますし、不調続きからの休み明け1戦目としては良いデキだったんじゃないでしょうか。

過去レース
🔺天皇賞春(京都3200m/スロー)4着
やや時計の速い持続力戦(瞬発力も?)で中団前目から内を回して直線伸びる
➡️最後ギリギリでミッキースワローに差されて4着と惜しい結果になりましたが、外伸び馬場の内を走っていた事を考えると頑張っていたのかなと。
というか、最強ステイヤー決定戦の天皇賞春であのフィエールマンと0.4秒差は充分立派な走りだったと思います。

不安点
6歳という事で、年齢による衰えは若干気になりますね…
また、G2以下のレースでは安定した強さですが、G1になるとあと一歩及ばない点も不安要素ではあるのかなと。

その他いろいろ
長期休み明け1戦目を好走してのレース間隔1ヶ月半は良い流れですね。
鞍上は前走阪神で好走している藤岡佑Jですので問題なし。
斤量58.0kgは前走より1.0kgプラスで他馬よりはマシですし、これまで何度も経験してますので大丈夫かと。

まとめ
年末の不調期から長期休養でリフレッシュしてきてますので、今回も力を出してくれそうな期待がありますね。
長距離G1実績で見れば、今回のメンバーでは上位になりますし、G1ではあと一歩のイメージから人気を落とすようであれば面白い1頭ではないでしょうか。
【評価】B+(△候補)

7|天皇賞春-穴馬考察

8枠15番オセアグレイト牡5(横山典)
戦績[5-2-2-9]のオルフェーブル産駒
阪神[0-0-0-0]3200m[0-0-0-0]
右回り[3-1-0-5]

前走レース
🔺日経賞(中山2500m/スロー)6着
やや時計の速い持続力戦で先団から外を回して直線伸び切れず
➡️上位3頭とは結構差が開いた6着ですので高評価とは言えない内容だとは思いますが…
後半にそこそこ速いラップを刻む展開で外側を先行してましたのでキツい展開ではあったと考えます。
3ヶ月ぶりの休み明け1戦目でカレンブーケドールやワールドプレミアと0.5秒差なので、ここを叩いてパフォーマンスを上げれればギリギリ戦えるのでは…(キツいか)

過去レース
⭕️ステイヤーズS(中山3600m/スロー)1着
(稍重)やや時計のかかる持続力戦で先団から外目を回して直線差し切り勝ち
➡️タフ馬場で最後までしぶとく脚を伸ばしての勝利は結構良いんじゃないでしょうか。
残り1000mは稍重にしてはそこそこ速い持続力戦でしたし、今回も同じような展開になればワンチャン…どうでしょうか。

不安点
実績や能力で考えれば相当上手くいって掲示板か?ぐらいのイメージなので、展開面の助けなど、自力以上のモノが求められるかなと…

その他いろいろ
前走休み明けを叩いてのレース間隔1ヶ月は良さそう。
鞍上は横山典Jが継続騎乗なので◯
斤量58.0kgはキツいですが前走からは+1.0kgなので他馬よりはマシです。

まとめ
不安点でも書いたように、普通に走ってしまうと今回の実績上位のメンバー相手では厳しい戦いが予想されます。
が、3000m以上の長距離重賞では良い走りが出来ているのも確かですし、レース終盤が持続力戦のスタミナ勝負になればもしかしたらワンチャンあるかも…
人気もしないでしょうし、横山典Jのベテラン騎乗を見せて欲しいところです。
【評価】B+(☆候補)

8|天皇賞春-展開予想・印・買い目

↑前
←外内→
9ジャコ5ディアス
17オーソ4シロニ
14ウイン12ディープ3カレン
15オセア2アリス
11メイショ10ゴース
7ユーキャン1ワール
16メロディ8ディバ
13ナムラ6マカヒ
↓後

ディアスティマ、ジャコマルあたりがハナ争い

内からシロニイ、カレンブーケドール
中からディープボンド
外からウインマリリン、オーソリティ
あたりまでが先団を形成

中団にアリストテレス、オセアグレイト、ゴースト、メイショウテンゲン
オセアグレイトはノリJなので外から逃げるかもですね…

中団後方にワールドプレミア、ユーキャンスマイル、ディバインフォース、メロディレーン

後方からマカヒキ、ナムラドノヴァン

【展開予想】

逃げの手で連勝しているディアスティマが内枠を活かしてハナを狙うでしょう。
ジャコマルも出来れば前につけたいところ。

ウインマリリンやオーソリティあたりの強い先行勢が外枠になり、控えても良い事なさそうなのでそれなりに出してくるとなると、長距離レースとは言え序盤のポジション争いはそこそこ激しくなりそう。

ある程度ポジションが決まれば道中は各馬折り合いに専念するとして…
勝負は2周目の3コーナー(下り始める残り1000m)あたりから。

ディアスティマは松籟Sのように少し早めから自分のタイミングでスパートをかけるでしょうし、簡単に逃げさせたくないディープボンドや外枠先行勢もそれに被せて行く。
アリストテレスやワールドプレミアは中盤から後半にかけてポジションを押し上げてくる。
となると、後半戦は先行勢にとってはかなりしんどい展開になってくるのかなと。
とは言え、内回りコースなのであまりに後方からの差し競馬だとどうしても届きにくい。

馬場傾向としては、今の阪神は結構な外伸び、というか内が伸びにくい馬場になってると考えますので、中団あたりから外へ出して差せる馬に展開は向きそう。
(先週のマイラーズカップで内を回したラセットが伸びてないのでコレは相当かと)

という事で、
・序盤のポジション争いであまり無理をせず
・レース中盤にしっかりと折り合いがつく
・後半の持続力勝負で最後まで脚を伸ばせる
・4コーナーで中団より前
・ラスト直線は真ん中〜外目を走れる
このあたりのポイントに注意して先行馬5:差し馬5ぐらいの感じで狙い馬を決めたいところですね!

【印】

◎6枠12番ディープボンド牡4(和田竜)
馬場が向いたとは言え、前走・阪神大賞典の勝ち方が強かったので。
良馬場での高速決着となると若干分が悪い面もありそうですが、長距離レースで必須の折り合い面が優秀ですので最後まで崩れずに走ってくれるでしょう。
京都→阪神へのコース変更で瞬発力より持続力が求められそうなのも◯かと。

◯1枠1番ワールドプレミア牡5(福永)
前走で斤量&ポジショニングの差がありながらウインマリリンとカレンブーケドールに迫った脚が良かったので。
有馬記念やジャパンCは調子が良くない中でも結構やれてますし、しっかり叩いての今回は菊花賞馬の強い走りが見れると考えます。

▲2枠3番カレンブーケドール牝5(戸崎)
牝馬の3200mという点が若干不安ではありますが…
前走はワールドプレミアより前の位置から同じ上がりを使えてますし、ジャパンCで超強豪馬達とガチンコでやり合った強さは無視できませんね。
距離不安は他馬にもありますし、内目の好枠を活かしてスムーズに走れば良いとこ行くんじゃないかなと。

△3枠5番ディアスティマ牡4(北村友)
前走の松籟Sで今回と同じ阪神3200mで圧勝してますので。
これまで戦ってきたレースクラスがイマイチなのは気になりますが、連勝中で勢いに乗るディープインパクト産駒は抑えておかないと…
鞍上は昨年にスティッフェリオで激走した北村友Jですし、良い意味で余計な事をしないシンプルな競馬での好走を期待したいところです。

△4枠7番ユーキャンスマイル牡6(藤岡佑)
G1レースであと一歩足りない戦いが続いてるせいかあまり人気してませんが、2年続けて阪神大賞典で連対している阪神長距離巧者なので抑えます。
先行馬達が前々への意識から最後苦しくなってくると後方から一気の脚で飛んできてくれるハズです。

(稍重以上)
☆8枠15番オセアグレイト牡5(横山典)
これまでの実績を見る限り、普通に走るとちょっと足りないとは思うのですが…
馬場が渋ってスピード勝負よりもスタミナ勝負になってくればこの馬にもチャンスはあると考えます。
鞍上は長距離巧者の横山典Jですし、大外枠からでも何故か好位につけるベテランの技を見せてほしいところです。

(良馬場)
☆8枠17番オーソリティ牡4(川田)
各馬考察では時間の都合で書ききれませんでしたが、長距離&持続力戦のダイヤモンドSを前目から好走した前走は強かったです。
昨年の青葉賞も相当なロングスパート戦で勝利してますし、高速馬場であれば先に書いたオセアグレイトではなくハイスピードを持続できるこの馬を買いたいと考えます。

【買い目】

ワイドながし(各100円)
◎→◯▲△△☆

馬連ながし(各100円)
◎→◯▲△△☆
▲→◎◯△△☆

1週前の見解
【気になる馬】
ディープボンド牡4(和田竜)
馬場が向いたとはいえ、前走はかなり強い
折り合い面が優秀なのは地味ながら長距離レースでは大きな強みなのかなと
ワールドプレミア牡5(福永)
前走は斤量&ポジションでの不利を考慮すると1番強い走りだったような…
ココにきて本格化の兆しもあり今回は強く買ってみたい
ディアスティマ牡4(北村友)
能力的に足りるのかは不安だが、前走&前々走は圧勝でまだまだ底を見せてない
勢いに乗るディープ産駒は怖い

9|おわりに

中休みも終わり、ついに春のG1連戦が始まります。

初っ端から予想が難しい長距離レースで、更に阪神3200mというトリッキーなコースを走るので正直訳がわかりませんw

過去傾向もあまりアテになりませんし、自分が思う能力の高そうな馬を信じて予想がブレないように頑張っていきたいところですね!

あと、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

主な買い目
◎軸→各印へのワイドながし
◎軸→各印への馬連ながし
▲軸→各印への馬連ながし

2021年成績▼

画像14

Twitterアカウントへ

俺プロ(netkeiba)アカウントへ

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️