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【自問自答】なりたい自分になっていいよ、と自分に許可したその後


みなさまこんにちは。
4月になりました。桜吹雪、花筏。
3月末に退職をし、束の間の休息です。
美術館三昧。美術史の勉強ざんまいにしたい今日この頃です。

一ヶ月前にオーダーしていただいた、カジュアルなリングが出来上がりましたので、受け取りに行ってまいりました。
ゴールドの繊細なデザインのものです。小さなダイヤがv字になっているのを目の前にし、わたしはエンゲージリングもマリッジも同じようなのを選んだなと気付きました。好きなものは好きなんですね。

この華奢なリングが作成されている一ヶ月の間。むせかえるジャスミンのような香りを感じ続けるような濃密な一ヶ月でした。

転職、退職。婚約。
それに伴ってたくさん笑い、たくさん緊張し、たくさん泣いて。エモーショナルな行事で色々ゆらぶられっぱなしです。普段お酒は殆ど飲まないタイプですが、一ヶ月はそこそこ飲みました…今日も二日酔いです。

さて束の間の休息。ほんの少し一人旅をしようかなと考え中です。
いい機会なので、コンセプトの再考とクローゼットの整頓をします。

なりたい自分になってよいという自分に出した許可をしてから、コンセプトにどんどん近づいているのを感じます。

【柔らかで艶っぽい画商】

に少しづつ近づいているような気がします。わたしのコンセプトのメモ書きをみた婚約者が、え?画商になるの?画商って何?という顔をしていました。何になっても良いというならわたしは画商になりたかった、という事を話しました。

「なりたい自分になってもいいんだよ」というのは、よく聞く簡単な言葉のようで、とても重みがある気がします。そもそもなりたい自分ってどんな?という問いを立てるところから始まるし、じゃあ実際なってみましょうといっても何からして良いのか、どこのお店で服を買っていいのかまた迷う。私の場合は、そもそもコンセプトを紙に書いてみるところから当初は恐れ悩んでいました。自分に許可を下せないことに対して、向き合い、コンプレックスと対峙し、涙する日々でもありました。
めげる時もたくさんあったけど、わたしは自分に問うことをやめませんでした。

多分、自分が思っている以上にわたしはストイックで自分をコンセプトの女にさせたいと願っていたのでしょう。

コンセプトに挙げる単語は
画商、美しさ、色気、抜け感

ここに少しプラスしたいものが出てきました。

【上品さ】です。

これを足すに至るには、さまざまな影響があるのですが、最も大きな影響を与えたものは、芸事の世界で生きていくと決めたこと、香港の映画『花様年華』のマギーチャンの美しさに魅せられてしまったことです。

品の良さはどうすれば身につくのかを考えて、まずは日頃の言葉を見直すことにしました。美しい日本語の本を買い、これから学び直しです。
コンセプトに、上品さ が入ることによって少しワードローブを整える必要がでてきました。仕事がテキパキできそうな女のクローゼットはつまらなくなりました。

そして、今後の人生でお着物を月に1、2度着る必要が出てきましたので、ワードローブには着物も入ることになります。
わたしはだいぶ背が小さいので整え直すものもありますが、まずは母の着物を有り難く着させてもらおうと思います。
お着物って全身ピンク、全身水色、など派手ですね。
淡い色から慣れていこうと思います。

着物と帯とのコーディネートや和装バッグとのコーディネート。季節感。奥深い世界が広がってきました。ほぼミニマリストのわたしのクローゼットが今後どうなっていくのでしょうか…

着物はさておき、
それにしてもわたしは服が無さすぎます。数えたらアイテム数は服、靴、バッグなど全部合わせて40程度でした。俺より少ない…と驚かれます。

しかも、いまあるのもも半分以上が黒っぽい。色も明るい方向へ持っていきたい。現在、黒かネイビーがほとんどの我が家はクローゼットの重さを感じ始めました…興味深いですね。全部気に入っているし、全部素敵なのに色が与えるものの大きさ。上品さ、を加えると今のクローゼットの重さを感じ始めるという。わたし独特のものかもしれません。

昨日久しぶりにちゃんとしたヒールの靴を買いました。仕事もオケージョンにもOKなデザインですが、少しだけ甘めです。少しまえの私なら可愛すぎるよと怯えて選べなかった。でもいまは、可愛いから!と選ぶことができる。

なりたい自分になってもいい、と許可をし続けることで、環境が出現し、なりたい自分に成らざるを得ないような事象が舞い込んできました。
想いは、わたしの強靭なコンプレックスや恐怖心すら穿つのですね。

自問自答ファッションに出会い、問いを与えられ、それを問い続けると。
雨が石を穿つかのごとく、自分が変わってゆくことがわかりました。
もっと理想に近づくようしっくりくるわたしになれるよう頑張ります。










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