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【摂食障害】大学を休学することにした

前回↓


お正月から間もなく、母親から話がありました。

それは、大学を休学をしたらどうか?という提案でした。

私のいない間に、先生と母が話をしていたそうです。あまり覚えていないのですが、先生曰く、最初は成績も良かったのにどんどん悪くなっていって、大学にも来なくなって…どうしちゃったのかな〜?と心配していたみたいです。

大学に来ている精神科の先生への相談も勧められましたが、行ったことは1度もありません。


ここでようやく進学について母親と話をします。ずっと避けていたので、緊張したのを覚えています。最初は大学を辞めることも検討していましたが、奨学金を借りてしまっていること、辞めたら返済がすぐに始まること、だからといってすぐに働ける体調ではなかったこと。

これらのことから、1年間の休学を決めました

私はこれから太るんだ。とショックを受けていた反面、学校を無断欠席していたことへの罪悪感や、嘘をつき続けたことの罪悪感から解放される気がして、すごく気が楽になったのも事実です。

それから、家族で過ごす日が増え、恐怖でいっぱいだった「普通の食事」を少しずつするようになりました。カロリー計算は相変わらずやめることができず、加えて白米はどうしても食べることができなかったので、母親の作ったおかずのみ少量いただいていました。

そしてある日、母親と一緒に外出をした日、久しぶりに外食をすることになりました。そこで食べた一杯の「おかゆ」、久しぶりのお米。

盛り付けてあるおかゆを完食したというのに、全くお腹は満たされませんでした。おかしいな、まだお腹がすいている…どうしてだろう。

私はこの時、確実に何かが壊れた気がしました。

そしてこのおかゆ一杯をきっかけに、拒食症から過食症へ移行することになるのです。




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