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『リー・ド・フォレスト』という人物

おはようございます、国武凜と申します!
ピアスブランドLUXER MOON(ルクサームーン)のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす!

今回は「リー・ド・フォレストという人物」というテーマでお話ししていきます、よろしくお願いしまーす!


『With ~U25が繋がる会~ in 武田塾布施校』開催します!!

本題に入る前に少しだけ告知させてください!
1月29日(日)19-21時に、僕が主催する交流会「With」を、なんと武田塾を貸し切って開催します!!!いえーい✌️

この交流会はタイトル通り、25歳以下で行うイベントです。
今やってる挑戦や自分の事業、これからの目標や夢などを熱く語り合い、お互いの挑戦と夢を具体的な形で応援できるような、そんな人脈や文化を形成するためのイベントとなっております。

武田塾でやるというなかなかない体験ができるからなのか、今回の第二回はかなり反響が大きく、参加枠が残り少ないのですが、
「気になるっ!!」
「人生で、何か一歩踏み出したい!」
という方は、ぜひ僕にご連絡ください!お待ちしております。

詳細はこちらから↓


僕たちが使うデジタル機器の原点

では本題です。
僕は毎日本を読むのですが、今読んでいるのはこの2冊です

今日は、満員電車でスマホを触っている人がいる中で読むのが気が引ける本No1である「ネット・バカ」に書いてあった内容をお話ししていこうかなと思います!

僕たちが使うデジタルデバイス、例えばラジオやテレビや電話やスマホやパソコンなどなどありますが、これらの機器の原点は「音響増幅機」と呼ばれるものです。

今まで電波を遠いところに飛ばしたいとなっても、すぐに途切れてしまったり弱かったりするため、例えば遠くの人と電話するとか、ラジオやテレビの音量を上げたり下げたりすることは不可能でした。

そんな時代を過ごした、かなり異端な発明家の1人に
「リー・ド・フォレスト」
という人がいます。

この人がまじで異端すぎてすっごい嫌われていたそうです。
「クラスで一番嫌なやつNo1」という世界一いらない称号をもらったりなんかもしたらしく、まあ根っからの変人だったらしいのですが、そんな彼はお金持ちになるためにはどうしたらいいかをずっと考えていました。そして、そのためにありとあらゆるものを発明してはボツにして、発明してはボツにしてを繰り返していたのですが、そんな彼に転機が舞い降ります。

彼は、偶然にも電波の強度を強くする装置を作ることに成功しました。発明当初は何の役に立つのか全くわからなかったのですが、やっぱり天才だったんです、少し経ってから電波を強くしたり弱くしたりすることで今僕たちが日常的に行っている「遠くの人と電話する」とか「ラジオを届ける」とか、今までできなかったことができるじゃん!と気づいたんです。

電波を強くしたり弱くしたりする装置をもとに彼が作ったのが
「オーディオン」
という音響増幅機

これが、デジタル時代の到来であり、原点になっているのです。

恩恵と絶望

オーディオンが世に出たことで、そこから一気にデジタル機器は発展していきました。
オーディオンによって生まれるコンテンツがありふれ、今までできなかったありとあらゆることが可能になる、そんな未来を予測していたリー・ド・フォレストですが、彼自身見落としていた部分もありました。
それが、オーディオンによって何が生まれるのか、という「コンテンツ」の部分ではなく、オーディオン自体が我々の脳や認知プロセス・思考回路にどう影響を及ぼすのか、という「ツールそれ自体の影響力」です。

スマホを発明した人がスマホが人間にもたらす変化を予測できないように、
ブロックチェーンを発明した人がブロックチェーンという技術自体が人間の思考にどう影響を及ぼすのか予測できないように、
同じくリー・ド・フォレストをまた、オーディオンそれ自体が人間にもたらす変化を予測することはできませんでした。正確には、それを予測する視点すらなかった。

蓋を開けてみたら、もちろん人間のできることの幅が圧倒的に増えたという恩恵ももたらされましたが、一方で「愚衆論」が実現した世界のような絶望も待ち受けていたと、彼は絶望します。
「最近のラジオ番組は本当に質が悪すぎるぜベイベー、これがオーディオンの力か」
と感じたそうです。

僕たちはツールによってもたらされる「コンテンツ」ばかりに目がいきますが、ツールそれ自体が僕たちにどう影響を及ぼすのか、そしてそのツールを僕たちはどう使うべきなのか、これを考えないといけませんなっ

リー・ド・フォレストから学ぶこと

最後に、この話から学べることは多いなぁと思いました。
特に、「役に立つ」先行で作るのではなく、とにかく作ってから役に立つか否かの可能性を探るという、一般的には順番が逆のことを彼はして、その結果超お金持ちになりました。

僕らは何かをする際に、「目的」や「意味」「機能」を先に考えて、それに沿うように行動したり作ったりすると思うのですが、意外と「意味はないけど何となく作ってみる・行動してみる」ということも重要なんじゃないかなぁと思いました。
また、意味もないし役にも立たないかもしれないけど作る、という行為は経済的余裕やセーフティ・ネットが必要不可欠なので、そこもちゃんと確保しなきゃいつまで経ってもスケールしない人間で終わるんだろうなぁとも思いました。

歴史から学べることは多いですね、僕ももっと頑張ります!!

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