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AI時代にイラストレーターに求められる能力とは?
こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します! 「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのクラブ「ATOM ROYAL」でホストしています!
多様な意見を取り入れる
ホストになってもうすぐ5ヶ月。
この職業になって、本当に様々な方とお話させていただきます。
僕じゃ到底思いつかないような考えやアイディアを持ってる人ばかりで、毎日が刺激的。
また、読書に関してもココ最近は自分が得意とする分野以外の領域につっこもうと、今は「一般相対性理論」について学んでいます。
一般相対性理論について学ぶと、例えば「本質とは?」を考えさせられたり、アンディ・ウォーホルの作品の裏側とリンクした知識があったりと、バラバラになってた知識が結びついていくこの感覚がたまらない。
人とは違うインプットをし、
教養でもって個性をつくりにいき、
ブルーオーシャンな領域を築き上げていっております。
そんな中、昨日考えていたのは「生成AIで誰でも上手な絵が描ける今、イラストレーターの価値とは?」という点。
このトピックに関して、ブログを書いてみたいけどなぁ...としりごみしてるお友達に意見を聞いてみました。
それがこちら⬇️
どうも!
皆さん、絵を見て感動した経験はありますか?
ぼくはあります。
もちろん絵が上手、綺麗と言った理由で、心を奪われます。
なのでふつーにAIの描いた絵にも感動します。
さて、AI時代とも呼ばれる今日の情報社会で、AIは素晴らしい活躍を遂げていますね。
システム的要素に留まらず、人と会話ができて、絵も描けちゃうなんて。
ぼくはそんなオールマイティなAIさんを尊敬します。
そこで今回のテーマは…
「AI時代にイラストレーターに求められる能力とは?」
です!!
難しいテーマですね。
AIに関するテーマは、もはや今の私たちには切っても切り離せない問題だと思うので。
どんどん考えていこうと思います。
冒頭でもお伝えしたとおり、ぼくは絵に感動することがしばしばございます。
だって綺麗なんですもん。
絵には現実や写真とはまた違った綺麗さがありますよね。
しかもそれって唯一無二の存在なんですよねっ
同じものを描いても、描き手が違ったら全く違うものになる!絵の最大の魅力ってここだと思うんです!それぞれの絵が個性で溢れていてとっても綺麗です!
つまり何が言いたいかと言うと、、、
人の描いた絵にはその人の経験してきたことが写し出されているような気がして、なんだか素敵だなと思います。ということですっ!
たくさん物事を知っているモノシリなAIさんですが、全て自ら経験したものではありません。
ぼくは、私たちが絶対に彼らには負けないと胸を張って言えるものが1つあると考えています。それは「経験値」です。
なので僕の考える、「AI時代にイラストレーターに求められる能力とは?」の答えは………
自ら動こうとする'行動力'だと思います!
イラストレーターさんにはぜひいっぱい色んなことに挑戦して、色んな景色を見て、色んなものを感じて、経験値ためて、、、、沢山の経験をしてきた人だからこそ出せる奥深さを、絵に描いて欲しいと思います!
なるほど。
人間は自身の経験でもって思考しアウトプットします。
ガーベッジ・イン/ガーベッジ・アウトという言葉があるように、インプットによってアウトプットの質が決まる部分が往々にしてあると考えたら、これまでの人生でどんな経験をしてきたかが割と大切で、良質な経験を得るためには主体的に行動する必要がある。
一方AIは、なんぜんもの次元を組み合わせ概念を扱っています。
アウトプットは近しいところがあれど、それに至るまでの過程で人間とAIは全然違うわけです。
そこで、人間ならではのアウトプットまでの過程で大切な「経験」を、行動で持って獲得しにいき差別化を図る。
理にかなった意見だと思います(上からすいません)。
ではこの意見をより深堀し、「なぜ行動して経験を獲得することが大切なのか?」を思考していきます。
AIで描いたハムスターに1万円もの値段が着くのはなぜ?
僕はNARUTO疾風伝が好きなのですが、例えば僕がAIでとても上手なNARUTOを書いても1円にもならないでしょう。
一方、クオリティは少し落ちても岸本先生が描いてるとなれば、ウン万円にもなるでしょう。
ここから導き出されるのは、価値はクオリティに比例しないということ。
また、我々が感じる価値の正体は「人」と「ヒストリー」であるということ。
誰にもみられず苦しい思いをした時期を乗り越え、世界的に愛されるようになったNARUTOをこの世に生んでくれた岸本先生。
このヒストリーと人に、僕らは価値を感じる。
ぼくは以前、AIでハムスターのイラストを描き、1万円越えで販売したところ、数十秒で即完した経験があります。
その作品がこちら⤵︎ ︎
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148136655/picture_pc_ce94e8a491e9d667740003ad92c133c3.png?width=1200)
ただただ無名のくにたけがハムスターをAIで描いて販売しても、1円にもならない。
ここに1万円以上の価値がついたのは、まさしく「ヒストリー」です。
もともと飼ってたハムスター(ハムハム)が他界してしまい、彼のことは忘れたくないと思いブロックチェーンに彼をコンセプトにしたNFTを刻み、1点限定で販売しました。
物語とでもいいますか、これから求められるのは作品の裏にあるヒストリーや人であり、AI時代はよりこの2つが求められる。
そして、ヒストリーや人(厳密にはブランド)は、人とは違う経験を重ねることで形作られる。
誰も音楽経験がないという状況でワンマンライブをかかげ走りきったからこそ僕らのバンドには人が集まったし、
恩師にアドバイス頂きハムスターをはじめて飼ってみて、その様子をYouTubeで流し続けてきたからハムハムは愛され作品に価値がついた。
うまい絵なんか描こうとせず、ヒストリーを作ってブランドになってください。
僕もそこに向けて走っていきます。
現場からは以上です🔥
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