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「西野亮廣講演会 in メルボルン」の主催者さんをインタビューしてみた!

こちらの記事は、音声メディア「stand fm」で行われた配信
「西野亮廣講演会 inメルボルン」の主催者さんをインタビュー!』
を全編文字起こししたものとなります。

音声の方で聞きたいという方は、ぜひ下のリンクを押して聴いてみてください!

本編

インタビュアー(以下:イ):おはようございます。今日は「西野亮廣講演会 in メルボルン」の主催者さんとコラボさせていただくことが決まりました。メルボルンでの開催がなぜ行われたのかなど、そういったところを深掘りしていけたらなと思います。よろしくお願い致します。

井口ゆきこさん(以下:井):よろしくお願い致します。

イ:急に決まったこちらの企画なのですが、もともと「鴨Biz」というオンラインサロンに私達が入っているんですよね。

井:私は今月からですね。9月2日には(オンラインサロンの)グループに入れたのかな、昨日に自己紹介投稿したところ、国武さん(インタビュアーの苗字)がコメントくださって。お名前は存じてたんですよ、西野さんのオンラインサロンの方でねとてもご活躍されてらっしゃって。

イ:ありがとうございます。そこから、僕がお声がけさしていただいて今日に至るという形でございますが、ちょっとメルボルンでの講演会について本当にいろいろ聞きたくて!

井:ありがとうございます。

イ:僕のリスナーさんとかにも(講演会の経緯などを)届けたいなと思うのですが、先に軽く自己紹介というか、なぜメルボルンにいるのかなど、そういったところをお話いただけたらと思いますお願いします。

井:そうですね。メルボルンには2006年から住んでおりまして、オーストラリアの永住権を持っております。今は日本人の夫と2人子供がいる日本人家庭なんですけれども。一番最初は「ワーキングホリデー」という制度をとっていまして、そこから就職しててそのまま定住しちゃった、そうして結婚しちゃったみたいな。
そういう流れとか縁とかがあったら乗っかっちゃうタイプなので(笑)

イ:それは、小さい頃から海外というものに憧れとかがあったんですかね?

井:いや、ちっちゃい頃は考えてなかったんですけれども。
どうでしょう、皆さん何か大人になったら、何か英語ってもっとできるようになってるかなって小さい頃思ってたと思うんです。自分なんか、20歳になっても30歳になっても全然英語喋れないって思って。

イ:確かに。

井:(海外に)行かなきゃ駄目だなと思って。遅咲きなんですけど、30歳ぐらいに日本で働いてた会社を辞めて、もう一つ、新卒で普通に大学卒業して新卒で5年間働いたんですけど、なんかこのままじゃ嫌だなと思って。

イ:今のままじゃやばいと思ったきっかけとかって、何かあるんですか?

世界一住みやすいと言われている都市「メルボルン」

井:きっかけはIT業界で仕事してたんですけど、当時私が働いてた頃って「残業してなんぼ」みたいな状況で。
終電で帰るとか、終電でさえも帰れないとか、「今月◯時間残業したぜ」みたいな世界だったんです。
女性だからといって、別に何か特別扱いしてもらえるわけでもなく、仕事は嫌いじゃなかったんですけど、この先10年15年とかやってたときに、やっぱり今の自分が今の直属の上司の姿になってると思うと嫌になっちゃって。

イ:なるほど。

井:そこでワーキングホリデー後、20代のときに結婚したんですけど、うまくいかなくて別れたっていうのもあって。
自分のために投資したいなって思ったのもその頃で。

イ:そこでオーストラリアを?

井:最初は1年間、カナダに行きました。
カナダでは花開かず、就職ができなかったんです。アルバイトはできたんですけど就職はできなくて、ビザの期限が迫って、家も帰らなきゃいけないので1回帰って、今度はオーストラリアに。

オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」オーストラリアのメンバーさん達

イ:よく、心が折れなかったですね。

井:カナダの反省を活かして、(オーストラリアは)実は行く前にもう採用決めちゃったんです。

イ:あーなるほど!そういうことですか。
オーストラリアって日本から遠いですか?

井:行きやすい国だと思いますよ。下に行けばいいだけっていうんですか、南の方にガーッと行けばいいので(笑)便だと私の場合で10時間ぐらいかな。
結構近くはないけど、そんなに遠くもないって感じなんすかね。私もコロナが明けたので、日本に帰ろうと思っているので。

イ:そうなんですね。

井:今も結構行きたいイベントがあって、11月には居ると思って、12月にももう1回帰ろうと思ってるので。

イ:結構気軽に来れますね。そんなメルボルンで、今度講演会をされるということで、どういった経緯でやろうと思われたんですか?

井:私、西野さんのオンラインサロンに入ったのはちょうどコロナ禍の時で2020年ですね。そのときは本当に西野さんの発信に助けられたというのがあって。
私がいるオーストラリアのビクトリア州っていうのが、ロックダウンが厳しいときで、子供たちも学校にいけないし、1日に1時間しか散歩に出れないとか、夜8時以降外出すると罰金とか。
少し精神的にやばい感じで、そういうときに西野さんのサロンなどをいろいろと手を出していろんなとこに顔を出して救われたというのがあって、コロナが明けたら西野さんの講演会に行きたいっていう目標が1つと、それがちょっとバグって西野さんって言って、「講演会をやりたい」っていう方向にもちょっと膨らんでしまって(笑)

イ:(西野さんの)講演会に行かれたことはあるのですか?

井:コロナが明けて、去年(2022年)の12月、年末年始に3年ぶりに日本に帰れたんですね。そのときに、私埼玉なんですけれども、12月1月で西野さんの講演会どこがあるかなと思ったら、愛媛で12月27日にあって。

イ:なるほど。自分も今月(2023年9月)の14日に、大阪の平野区で主催させていただくんですけれども、やっぱり(講演会を主催する)権利を買うとき、すごい怖かったんですよ。

井:わかります。手が滑ります(笑)

イ:ですよね(笑)実際に相場感から判断すると、西野さんはすごい優しい設計になっているとすごく思います。

井:他のインフルエンサーの方を呼ぼうと思ったらもっとしますよね。西野さんも企業とかで呼ぶとなるともっと跳ね上がるけど、個人で主催するってなったときのこの値段は、すごく安い。もちろん個人の買い物としては高いですけど、回収できる設計になっています。

イ:それはもう西野さんもずっと前から仰っていたじゃないですか。でも、実際にやってみて本当その通りだなって思いますよね。でも、その中で今回は海外で主催されるということで

井:はい、国内と同じ条件で主催させていただくので、やはり交通費など(笑)

イ:やはり、結構(費用は)かかるんですか?

井:はい、お金はそうなのですが、手続きも色々と大変で。

イ:それ以外にも、「これ本当大変だった!」みたいなことはありますか?それこそクラウドファンディングをやられていたじゃないですか。

▼「西野亮廣講演会 in メルボルン」のクラファンサイト▼

井:やっぱりお金ですね。おかげさまでクラウドファンディングは6月から7月にかけて実施させていただいたのですが、たくさんの日本のサロンメンバーさんが応援してくださって。海外での主催が、今回初めてってところで応援してくださったので、資金面の方はこれから何か事故とかがなければ黒字かなと思います。

イ:すごいですね!そこから集客とか、あとは「当日の満足度上げるためにスタッフがやれることは何か」みたいなところに入っていくと思うんですけど、集客とスタッフさんの集め方ってどうされてるんですか?

井:ここは普通だと、地元でどぶ板営業っていうところになると思うのですが、私の場合はほぼ全部オンラインでやりました。ポスター貼ってもあんまり意味がないですよね。日本語読める人が少ないとやっぱり難しくて。
コロナの中で私は3年ぐらいで、オーストラリア在住の日本人のコミュニティなどとの繋がりがいっぱいできたので、そこのコミュニティに呼びかけて。
メルボルン開催と言いますけれども、オーストラリアのほぼ全州から集まってくるくださり、しかも女性起業家のコミュニティだったので、女性参加率が結構(高い)。
スタッフの方も、募集したら一晩で全員埋まって、講演会は200人なんですけれども、そのチケットももう完売して

イ:すごいですね!それってぜひ教えていただきたいのですが、(講演会参加者さんは)日本の方がやはり多いのですか。

井:全員日本人です。通訳とか入れようかとも思ったんですけど、そうするとやっぱターゲットがぼやけちゃうというか。西野さんの熱量をそのまま伝えて、西野さんの言葉をそのまま受け取れる方で、私みたいにコロナ禍でちょっとつらい思いしていた日本人だとか、あとはコロナが明けてオーストラリアに何か挑戦しようと思って行ってくれる若い人、とかにお話していただきたいので、通訳は一切入れずに日本語がわかる人で募集をかけたので全部日本人です。

イ:そうですよね。オーストラリア人で日本語がわからない人に(西野さんの)お話を届けるのはなかなか大変ですよね。

井:そうですね。やっぱりちょっと常識が違うっていうところもあるので、アジア人の友達と、海外に出てきた日本人向けにやりたいんですよ。

イ:「常識が違う」っていうのは、具体的にどう違うんですかね?

井:お金に対する考え方とかも多分違うと思うんですよ。お金のために仕事をしていると言い切っているとか、あとは寄付とかがわりとカジュアルにする国民なので、人のためにお金使わなきゃっていうかお金使っていこうみたいな話をしたとしても、「そうだよね」というふうに。
学校とかでも、寄付イベントとかも本当に年に数回もやるし、私が「今度こういうチャレンジをするので皆さん寄付してください!」みたいなことも普通にあるし。
日本はちょっとお金のブロックがあるような。そういう支援とか応援とかに(お金を)使うっていうところを、新しい考えだと思って受け取ってくれるような海外に住んでる日本人の方はもしかしたらそのブロックが日本におられる方よりは低いかもしれないんですけど。

イ:なるほど。(日本人などの)外から来た人がオーストラリアで何かをやろうってなったときに、何かこれが障害になるとかってあるんですか?

井:今はやっぱりお金です。物価が高いっていうのは、オーストラリアも例外なくて、値上げとかもポンポンされるんです。
値上げしてもニュースにさえならない。日本だと、どこどこの何々がいくら値上がりしましたっていって社長さんがコメントしたり会見してみたいあると思うんですけど、(オーストラリアの場合は)しれ〜っと。

イ:物価が日本の2倍ぐらい高いって聞きますよね。

井:感覚的にはもう少し高いかなって…

イ:まじですか。オーストラリアにクラウドファンディング的なものはあるんですか?

井:あります。実は2回クラウドファンディングをやったことがあって、前回のときは2本立てでやったんですね。日本版サイトと海外版サイトで
今回のクラファンもそうだったんですけど、「ピクチャブック(クラウドファンディングサイト)」でクラウドファンディングしつつ、現地でスポンサーさんの募集も並行でやっていました。

なぜかというと、日本のサイトでやると、決済の壁が結構ある(オーストラリアの)方が多くて
日本でクレジットカードを持ってこっちに来た人はいいんですけど、持たずにオーストラリアに来た人が現地のクレジットカードを使いたいと考えても、なかなか使えなかったりするんですよ。支援したいんですけど、決済ができませんとか、あと日本の住所とか電話番号、個人情報を入れないとアカウントが作れないとかっていうことがあって。
日本の実家の住所とか入れればできるんですけれども、そういう場所がない方にとっては日本の住所がない。だからアカウントは作れないみたいなことがあるので。
そこの機会損失をなくしたいと思って、オーストラリアドルで支援できるサイトも作りつつ、取りこぼしをしないように。

イ:なるほど。お時間もそろそろなので、最後にリスナーの皆様にお伝えしたいことがあれば、お願いします。

井:海外で講演会をやろうと思えばできるぞっていうところまで持っていけたかなと思うので、何かお力になれるところがあるかもしれないので、海外で何か挑戦したいという方はぜひ繋がっていただきたいですし、何より今後、オーストラリアに来ようって何か夢を持っていらっしゃる方がいたらぜひ、私と繋がっていただけたら。

イ:心強いですね。今日はお時間いただき、本当にありがとうございました!

井:ありがとうございました!

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