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がらんどうの店舗と使命感

先日、アウトレットモールを平日に訪れた。
出産前にはシーズン毎に訪れていたが、癇癪が多くて声も大きい第一子が産まれてからはめっきり足が遠のいていたので本当に久しぶりのことだった。

以前は平日に訪れても混み合っていて、特にアジア系の方々が多く、そこかしこで各国の言語が飛び交っていたものだ。
インバウンドが戻りつつあるというニュースも見たし、今は円安なのでさぞ海外の方で賑わっているだろうと思いきや、アウトレットモール自体に人がほとんどいなかった。
海外の方はおろか、日本人すらぽつぽつと言ったレベルだ。
見て回るには人が少ないので助かるが、それでも少し不安になってしまった。
不景気の波が、目前に迫っているのか?

もっとも、夏物を買うには遅くて秋冬物を買うには暑い時期だから賑わっていないのかもしれない。
義務教育児達が夏休みを明けたばかりで来訪するタイミングでは無かったのかもしれない。
そもそも、コロナ禍でネットショッピングが先行して実店舗が奮わなくなってるのかもしれない。

考えだせばキリがない。
しかしネットショッピングも楽しいが、私は実店舗でモノを見ながら選んで支払って商品を持ち帰るという工程が好きなので、ぜひ実店舗には無くなって欲しくない。
私一人が足掻いたところでどうにもならないが、アウトレットモールだけでなくともワクワクできる実店舗が無くならないように買い物へ行かなければならない、と謎の使命感に燃えたのだった。

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