映画「 鬼滅の刃 無限列車編 」の映画情報・評価・感想レビュー
大人気アニメ「 鬼滅の刃 」の続きが映画館で見れる!
映画公開から3日間で興行収入46億円を達成する大人気アニメ映画です。
鬼滅の刃 無限列車編
公開日
2020年10月16日
上映時間
117分
キャスト
吾峠呼世晴(原作)
外崎春雄(監督)
松島晃(キャラクターデザイン・総作画監督)
竈門炭治郎:花江夏樹
竈門禰豆子:鬼頭明里
我妻善逸:下野紘
嘴平伊之助:松岡禎丞
煉獄杏寿郎:日野聡
魘夢(下弦の壱):平川大輔
【 主題歌 】LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
【 アニメーション制作 】ufotable
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=qHUpPzDVv7g
公式サイト
作品評価
映像[review_stars 4/5]
脚本[review_stars 4/5]
キャスト[review_stars 4/5]
音楽[review_stars 5/5]
リピート度[review_stars 3/5]
グロ度[review_stars 3/5]
総合評価[review_stars 4/5]
感想レビュー
好きだった点
戦闘シーンの躍動感や盛り上げる音楽、浮世絵のような映像、立体的できれいな描写です。
もうなんて言ったって、炎の呼吸・水の呼吸やその他呼吸の型や、敵の技も含めて全ての戦闘シーンがとにかくカッコイイ。
これは「 鬼滅の刃 」のアニメ化が成功したポイントだと思いますが、なにしろ演出と作画がいい。
それらに酔いしれる為に皆さん映画館に足を運んでいるのです。
原作を読んでいても見る価値が十二分にあるんです。
制作のufotableはいい仕事してます、ありがとうございます。
この無限列車編、泣けると皆さん言いますが… とにかく泣けます。
私は2つのシーンで泣きました。
竈門炭治郎の心の叫びを聴き、煉獄杏寿郎の男気を感じ、母の愛を感じて泣きました。
もう一回見ても、同じシーンでまた泣けると思えるほど演出が冴えわたってます。
そういえば、大人子供、男女で泣けるシーンって微妙に違うみたいです。
見終わった後に意見交換するのも面白いですね。
あと主題歌「 炎 」がいいです、いいんです。
本当にいいタイミングで流れるんですよ、この曲が。
この主題歌、映画のシナリオを読んでシーンを思いながら作られています。
なので、泣けるのは当たり前なんです、恥ずかしくありません、泣いちゃいましょう。
大の大人でも泣いて大丈夫ですよ、周りも泣いてますから。
嫌いだった点
目覚めるために、繰り返し自決をするシーンがあるのですが、あそこまで描かなくても良かったのではないかと思います。
原作では1ページ程度、心の弱い子供が見たら、良いことが起こらない気がしてなりません。
ただ、そのシーンの最後が泣けるところでもあるので、悩ましいところですが…
あと、メインの鬼の電車の中の描写だけ、なぜか凄くCGっぽいんですよね。
もうちょっと作り込むことできたのではないかと思いますね。
ほんとにもったいない。
見どころ
なんと言っても戦闘シーンが見どころです。
思わず自分も“ 全集中 ”してしまいそうな程、戦闘に没入してしまいます。
「 勝ってくれ 」と心の中で叫ばずにいられません!
最高の演出の数々により、原作を読んでいるので結末知っているんですが、楽しめてしまう。
見応えのある贅沢な映像音響体験ができる作品でした。
原作を知らない状態で見たとしても、最高の体験ができ、帰りは単行本全巻大人買い間違いなし。
考察・疑問点
私は原作漫画の単行本を読んでいると言いましたが、原作読んだときに皆さん「 煉獄杏寿郎 」って弱いって思いませんでした?
正直に言って、私は弱いと感じてしまったのですが…
しかし、この作品を見たら煉獄杏寿郎を弱いとは感じません。
炎柱の強さ・凄さが伝わってきました。
また、他の漫画の映画化と違い、本筋に関係しない独自のオリジナルストーリーではありません。
原作1〜6巻の連続アニメ後の7〜8巻を映像化しています。
そして、ほとんどが原作と同様にストーリーと映像が進みます。
導入部分でキャラ紹介をするシーンと、最後の部分(ここが見たかった!)が原作に無い映像でしたが、私は原作が大切にされていて非常に好感を持つことができました。
しかし、原作単行本は完結が24巻(2020年12月発売予定)です。
まだ1/3が終わったばかりでこの盛り上がりです。
予想としては、来年早々アニメ第2期、再来年に3部作映画と推測しますが、どうなることやら。
あと2〜3年は映像で楽しめそうで
まとめ
アニメだから、家のテレビでいいでしょって思いますよね?
この作品は映画館の大画面・大音量で見るべき作品でした。
制作のufotableですが、他の制作会社と違い作画だけでなく撮影・美術もアウトソーシングせずに自社で行っている珍しい会社とのこと。
戦闘シーンの迫力には定評があり「 Fate 」シリーズもこの会社が手がけた作品です。
「 Fate 」シリーズは、大正が舞台の本作品とはテイストが違いますが、手に汗にぎる戦闘シーンを味わいたいなら、「 Fate 」シリーズも一度味わってみるのはいかがでしょうか。
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