将来的な働き方_一年間働いて。二年目の抱負。

4月になりました。
もう4月も30％以上終わりましたが、先週月曜日から社会人な人も数多くいらっしゃると思います。

で、僕自身は２年目が始まったわけですが、なんというかあんまり実感はないです。
うちの会社はまぁ派遣みたいなもので、お客さんである会社に直接行って仕事しているので、新入社員が入っても自分と同じチームに入らない限り特段交流がないどころか知る由もないのですよね。もちろんうちの会社のオフィスもありますが基本的に立ち寄りません。（一年間でまだ二回しか行ってません。）
そういう事情もあり、特に２年目であるということは意識していませんでした。

ただ、昨日のお昼ですね、先輩とお昼を食べていたところ、
「２年目の抱負は？」
と突然聞かれました。
その先輩とは１２月から一緒に働いていて、クラス的にも自分より１～２段階程度上にいる人です。男です。

リアルな話をすると"昇進すること"かなと思っていました。給料もっと欲しいし。承認欲求的にも。（うちの会社は一年目は評価されない仕組みなのでまだ評価されたことがない）

まぁ先輩に対してそんな空っぽな答えは返しづらく、あんま考えたことないですねー目の前で精いっぱいですわはははーって返しておいたのですが、"昇進すること"をもうちょい詳しく掘り下げてみようかな、と。

そもそも昇進するということは、まぁ簡単に言えば社内的価値が上がるということです。厳密に言うと社内的価値が上がったと会社に認められるということですかね。

つまり社内的価値を上げれば昇進する。当たり前ですね。
じゃあ社内的価値とは何か。会社の利益の源泉となるもの、とします（特に定義のある言葉ではないので）。
もうちょっと具体的に考えてみます。
※ここまでで言及していないことに気づきましたが、うちの会社はBtoBの派遣会社みたいなものです。
①お客さんの会社から受けた仕事を遂行する
②社内の業務を遂行する
③社内の人材へプラスの影響を持つ

まだまだありますが分かりやすいやつを上げました。

まず①ですね。
一番分かりやすいと思います。お客さんのために働く。お客さんは嬉しい！って気持ちをお金にしてうちの会社に払うわけです。まぁ社内的に新卒で入った二年目のぺーぺーですしこの辺でしか会社に貢献できません。（別に会社への忠誠心が強いわけではないです）

次に②ですが、まぁこれはバックオフィス的な仕事ですね。給与課？みたいなところとか。これは、客先で仕事している人を「前線の人」と呼称するならば、「前線の人が客先で行う仕事以外の仕事を減らす」という価値があります。前線の人が１時間客先で働くと2000円もらえるとします。で、例えば経費の申請にかかる時間を1か月積み重ねると1時間になるとします。これを社内の人が入ることで30分にできるのであれば、その人のその仕事の価値は2000×30/60=1000円です。関係者が多ければ多いほどその価値は向上していきます。

最後に③ですが、まぁ簡単にいうと教育係ですね。うちの会社でいうと基本的に「上司や先輩が教える」という文化はそこそこあります。あとは会社で用意しているトレーニングみたいなものもありますがOJT的に学んでいくのが一番多いですね。社内的価値でいうと、「人の上に立った時に、部下や後輩の社内的価値を上げることができるか」という観点で見られるかなと思います。

上記②では少し触れましたが、実は①も③も「時間当たりの価値創出額」みたいなのがあるんですよね。社内的価値を上げるというのはこれを上げるということかなと。
①は想像しやすいと思うんですが、100万円分の資料を1か月で作るか半月で作るかみたいな話ですね。言い換えると1か月でどれだけの価値の資料を作れるか、とか。これが上がるとそれだけ自分の価値が上がります。実際、今の時代これが一番求められてます。

「時間当たり価値創出額」

残業の在り方が見直されて、残業は何時間以内、とか、定時に帰れ、とか、口うるさく言われている人もいると思います。
こんなに仕事残ってるのに帰れるわけねーだろと言う人もいるかもしれませんが、成果を出せばいい時代は終わって、いかに早く成果を出せるかという時代になってきてるんだと思います。これは少子化によって仕事の担い手が減っている時代ということも関係してくると思います。
まだ過渡期的なところがあるので「時間当たり価値創出額」でとやかく言われる人はそんなに多くはないと思いますが、あと数年もすれば、結構叫ばれるようになるんじゃないですかね。結構残酷というか、厳しい時代になるかと……。

話を戻すと、結局どんな仕事をしてようが、1時間でどれだけの価値を作り出せるか。1時間で自分が一番成果を出せる働き方、そういうことを気にしながら働いていけたらいいかなと、今年一年のちょっとした抱負です。

久しぶりに文章書いたら話があっちこっち行ってしまった。
乱文失礼しました。