wlw勢 男4人での1泊2.5日レンタカー旅 愛知編(4/2-4/4)

【第0章】
永遠の夜への招待状 (3月26日)

「4/2の夜から4/4空けといて!」
純白さんからきたこのLINEメッセージが始まりでした。

この時点でわかった情報は
・4/2の夜にレンタカー借りて愛知に行くこと
・4/4に帰ってくること
・ドライバーは2人
以上3点だけでした。

まさかこの旅行がこんなに波乱万丈な展開になるとは思ってもいませんでした……。(不吉な始まり)

その後、ライングループが作られメンツが揃います。
・純白(普段から車運転してる勢)
・パルコン(半年くらい運転してない勢)
・デゥオン(4年くらい運転してない勢)
この3人と僕(りるは)の男4人旅です。ちなみに僕は運転免許持ってません。(参加表明前にちゃんと断ったので許して)

とりあえず純白さんが出発日当日の夜まで仕事なので、他3人で新横浜から車借りて純白さんを拾い、愛知へ行くことが決まりました。


【第1章】
絶望はここから始まるぅ↑ (3月29日)

ライングループが作られた次の日にパルコンさんから衝撃の連絡を受領します。
「財布盗まれた」

>>>財布盗まれた<<<

どうやらワンダープレイ中に財布盗まれたらしく、カードの再発行やらが間に合わず当日所持金ほぼゼロとのこと。
幸いにも給料日直後のため、他3人でなんとか出来そうだから行こうとなりました。

レンタカーはパルコンさんの名義で借りているので、少なくとも僕かデゥオンさんがレンタカー屋まで行く必要がありましたが、そもそも3人でレンタカー屋集合予定だったので特に問題はない、と思っていました。


【第2章】
始めようぜ、俺たちのパレード! (3月2日)

起きたのは昼頃。断じて自堕落なゴールデンウィークを過ごした訳ではないですよ。夜起きておけるように寝る時間調整していただけです。コンパスタノシー

だらだらと準備したあと特にやることもなかったので出発時間まで家の近くでワンダーすることにして、荷物持って移動。
ゲーセンからレンタカー屋のある新横浜までは20分くらいです。
移動中に純白さんから仕事上がりが21:30になるとの連絡があったので、新横浜へは21時くらいに行けばええんかな、と勝手に理解。とりあえず何時ごろに新横浜出るかライングループにメッセージ投げておきます。
デゥオンさんも綱島で合流しつつ一人でワンダーを黙々とプレイ。デゥオンさんは「デッキケース忘れたぁ!アイミーがねぇ!カードひけねぇ!」とか言いながら新しいの買って引き継ぎしてました。

19:20頃にパルコンさんからラインが入ります。
「ちょうど19:30頃に着きそう」
えっ?
21:30に間に合うくらいに借りれば良いのでは……と思っていた僕。
「いや20時に閉まるからそれまでに来てくれないと(お金が無いと)借りれん」
スミマセンすぐ行きます。
幸いぎりぎり間に合いそうだったのでデゥオンさんと新横浜へ移動。
19:58にお店に到着して、とりあえず僕のカードで支払います。14000円。(ちなみに全員共通の支払いはこれから全部一旦僕が支払ってあとでみんなに請求する形をとることにしました。どうでもいい。)

若干パルコンさんには怒られつつなんとかレンタカーを無事借りることができたので、純白さんを迎えに行きやすいところということで(横浜)で改めてワンダー開始。こういう時は謎にモチベあるんですよね。フシギ

1セットプレイし終えたあたりで、純白さんからあと15分くらいで仕事終わるとの連絡が入ります。
丁度20分くらいで迎えに行ける予定なのでタイミングが良い。
コンビニで買い物をして迎えに行きます。大体21:40くらいに横浜発。
ちなみに運転はパルコンさん、目的地は横浜より南側です。

「あれ、ナビ使えねぇ」
「ほんとだ、目的地検索ができない。グレーアウトされてる」
「ブレーキしてるのに使えないしなんだこれ?」
「ダメだ操作わからんww」
「とりあえず携帯でナビするか」
「そやな」

ということで僕がナビアプリを起動してパルコンさんに指示することに。
り「ここまっすぐー、で次の交差点左」
パ「おっけー」
ぐるり
デ「えっ首都高って書いてあるけど」
パ「えっ」アクセルぐーん

デ「……」
り「あー左曲がった先が二つ道路あるの地図じゃ分からんかった。すまん」
パ「これ戻れんよな……」
料金所のおっちゃん「もうここまできたら戻れないっすねー。一回乗ってもらってみなとみらいで降りてください。1300円です」
3人「1300円と15分のロス……」
パ「すまん」
り「すまん」

り「純白さん、ごめんあと20分かかる」
純「はいよーごはん食べて待っとくわ」

このあとも曲がり角間違えたり曲がり角間違えたり道間違えたりで結局50分くらいかかって迎えに行きました。
デ「やっぱ問題児3人そろっても文殊の知恵にはならんかったわ。でも純白入れて問題児4人でも変わらなさそうやしこの旅やばいかもな」


【第3章】
一陣の風となる!(4月2日-4月3日)

無事(?)、今回のパーティ4人が揃ったので気を取り直して愛知へ。
ドライバーは純白さん。さすがに運転が上手い。
東名高速に問題なく乗り、風のようなスピードで進むぞー!
と思ったところで渋滞……。
まぁ、しょうがないですね。すぐにSAがあったのでドライバーをパルコンさんに交代。ここのSAで愛知で入院中のアキさんへのお土産(東京バナナ)を買います。
だらだら進みつつ、次の日お世話になる七星さんとデゥオンが連絡を取っていました。
「4時か5時頃着くって連絡しといた。鍵開けとくから適当に入っていいって。まだ起きてるらしいけど」とのこと。
ありがてぇなぁとみんなで七星さんの話をしながら進みます。

そのあたりでパルコンさんが腹痛を訴え始めます。
「やばい、おなか痛い。トイレ行きてぇ」
丁度近くにSAがあるタイミングだったので、SAに入りますが……、
入った瞬間にパルコンさんが居ません。エアウォでトイレまで行ったか……??
なんとか間に合ったようですがお腹の痛みは続いているらしい。純白さんがストッパを持ってきていたのでパルコンさんに飲んでもらいます。
それが超効いたらしく、そこからの旅は順調そのもの。
みんなストッパ信者!


【第4章】
救えねぇもんだなァ!甘さってやつァ!(4月3日)

渋滞やらなんやらで想定より時間がかかりましたが、5時頃に名古屋に入り、七星家を探します。
(ちなみにナビは途中でサイドブレーキかけてないと使えないことが分かったので無事に使えるようになりました。)
と、高速降りたタイミングで今度は僕のお腹が急に痛み始めます。
「まぁでも普段からお腹はよく痛くなるし高速降りるし七星家近いから余裕でしょ」そう高をくくっていた僕。

七星家が近づくにつれどんどんどんどんお腹の痛みが増してぐるぐるぎゅるぎゅる言い始めます。やばい。(今思えばなぜこのタイミングでストッパをもらわなかったのか謎だしコンビニのトイレ借りろや感満載)
「これ七星家着いたら即トイレ借りるやつだ……ほぼ初対面なのに変な人じゃん」とか軽口たたいてましたが冷や汗が半端ない。

僕がお腹と闘っている間にパーティは七星家近くのパーキングを見つけ、駐車します。なんかすげー止めにくいところだったけど純白さんが手間取らずに止めてくれました。僕は必死です。携帯のナビで七星家を捕捉し「ここ左で二個目の建物!」とみんなをせかします。
デゥオンさんから「てか部屋番号わかんねぇんだけど」とかいう意味の分からない言葉を聞いて一瞬凍りつくも「×階の一番左奥らしいからわかるでしょ」と続く言葉で安心します。いやまだお腹の痛みは解決していない。

なんとか家にたどり着いて×階へ。エレベータの中でマジでダウンバースト食らってる状態。
若干よろよろしながら、開けていてくれているらしい扉に手をかけ、引く。

ガンッ

>>>>ガンッ<<<<


開いてねぇじゃねぇか部屋間違えたのかいやもうそれでもいいからとりあえず誰でもいいからトイレ貸してほんま頼む。

完全に絶望した顔でうずくまる僕。残り3人爆笑。
でも純白さんは自分のカバンをひっくり返してストッパをくれました。優しい。

デゥオンさんが笑いながらも七星さんに電話をかけてくれて、「すぐ起きてくれないと完全に死」という状態でうずくまり続ける僕。

するとドアの奥から物音がして、ドアが開きました。
ひょこっと顔を出す七星さん。僕には神様に見えました。
「すんませんマジお腹痛いんでトイレ貸してください」

ダッシュ。トイレの場所聞いてないけどここだと何故か本能がそう言ったのでドアを開けて滑り込み。ここが回復の泉か……。

ナイトメアくんに襲われた僕もなんとか一命というか人間の尊厳を保ったまま旅を続けられます。あーまじ助かった。

ちなみに、これ、5時54分の出来事。


【第5章】
目覚まし時計が聞こえます(5月3日)

無事着いた記念に、純白さんが持ってきたシャンパン(なんか一万円以上するらしい?)で乾杯。
そして風呂に入り即寝。
ちなみに僕たち4人が泊まりにくるからといって、七星さんはエアーベッドを購入してくれていました。神か?

大体7時前くらいに寝たと思うんですが、8時半頃に純白さんがみんなを起こします。
「朝だよー」
パ・デ・り「朝だよーじゃねぇよ!もっと寝かせろ!ごはん11時からでしょ」
純「いや古着屋行きたいし」
デ「それにしたってあと1時間は寝れる」
そんな言い合いしているうちに時間は過ぎて結局みんな一時間程度寝ただけで活動開始。

純白さんの宣言通り古着屋へ行きますが、興味ありそうなのは純白さんと七星さんくらい。
(僕も興味はあったのですがお高いのでちょっとぐぬぬってなってました)
そこではあまり時間をかけずに廻り、純白さんも満足したようで、とりあえずお昼を食べる予定のところへ向かいます。
ちなみにお昼と言いながら、飲み屋です。九平次というお酒が飲めるところらしく、みんな意気揚々。
15分くらい歩いてついたものの……あたりはまっくら。
立っている看板を読むと。
「GWは休暇中です」

全員脱力……。
「ゴールデンウィークに休む飲食店おる~~???」
とみんなで言いながらなんかでかい商業施設が集まる場所へ。

純「あ、ワンチャン九平次が買える酒屋さんあるっぽい。行ってみよ」
とのことでみんなで向かいます。
そこで発見、九平次。なんか黒くてかっこいい箱と白くて強そうな箱とか色々ありました。古着屋の時には興味なさそうだったメンツも全員興味津々で吟味しています。
自分用やらお土産用やらみんなで飲む用やら悩みまくった結果全員分合わせたら4万円分くらい買ったのかな?
(僕はあんまりお酒強くないので買いませんでした。)

無事目当てのものを手に入れたパーティはお昼ご飯を探しに行きます。
なんかちょっと歩いたところに矢場とんとかうなぎやらのお店が集まっているところがあったのでそこへ。
昼からビール飲んで大量のカツを食べます。久しぶりのまともなご飯にみんな無言で食べます。
いや、みんな眠たい模様。それもそうだ……。
このあと夜まで時間があるため、行動を考えた結果、二手に分かれることになりました。

パルコンさん、デゥオンさん、七星さんは七星家へ帰り仮眠。

僕と純白さんはアーバン大須へ行ってゲーセンの民。知り合い来てくれるといいなーとツイッターに書き書き。
TB03さんが来ていてご挨拶。フレマとかで忙しいらしくあんまり話はできませんでしたがよかった!


【第6章】
パーティの始まりだ!(5月3日)

アーバンに3日の夜一緒にご飯食べることになっていたすこしちゃんも来ていたので、合流。
七星家で仮眠取っていたメンバーも合流し、わからずやさんが予約取ってくれたお店へ。
夜のメンバーは
・わからずやさん
・ああ、ブラ汁さん
・すこしちゃんさん
と我々5人で合計8人。上記お三方と初対面の人も多かったのですが(僕もその1人)、すぐに受け入れてくれて話しやすくて安心できました。

すごく落ち着いた雰囲気の、日本酒にお魚、ホタルイカ等の美味しい料理屋さんで、美酒と料理に舌鼓を打ちながら、楽しい時間を過ごします。
結構オフレコな話も多かったのでここは割愛。我々だけの資産ということで笑
燻製が趣味のわからずやさんからはスモークしたナッツ(普通のと、ハチミツ漬けの2種類)を頂きました。

2軒目にはブラ汁さんオススメのバーへ行き、大人な時間を過ごします。
「白ワインにはいちじくが合うんですよ」
すごいマリアージュ。さすが純白さん。

そんな感じで愛知のかっこいい大人を見て「俺たちもああなりてぇな」と話す我々。間違えて首都高乗ってるようじゃまだまだですが。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、七星家へ帰還。
ちなみにここですこしちゃんも一緒に寝ました。笑
僕は帰ってすぐ寝ちゃいましたがみんなは昼に買った九平次飲んでいたらしいです。

※このパート、一番濃密かつ楽しい時間だったのですが、細かく書くと色々と支障が出るので(笑)、さらっと書いています。
わからずやさん、ああ、ブラ汁さん、すこしちゃん、本当にありがとうございました。このお礼は必ず。


【第7章】
楽しい時間はすぐに過ぎちゃうんだね。まるで夢みたい(5月4日)

みんな昼前まで爆睡。
前日の飲み会でわからずやさんから「デゥオン、モーニング知らず????」と煽られたのもあり(また僕の希望もあり)、なんとか11時までに近くのコメダに行きました。
みんなでモーニングのコスパに感動してまったりします。
このまま七星家に戻って寝たい。みんなそう言ってましたが愛知旅行も終盤です。

このあと、愛知で入院中のアキさんのお見舞いをしたいという僕とデゥオンさんの希望を聞いてくれて、みんなで押しかけます。
東京バナナを渡して少し話をします。
5/5に退院できるそうと言うアキさんを見て、みんなで少し安心。
また画面で会おうなって言って病院をあとにします。

七星家に戻り、七星さんとさよなら。
マジで色々お世話になりました。宿代とかかからなくて一同マジで感謝しております。

東名高速で帰り道を進んで、途中浜松SAで美味しい親子丼を食べて、のんびりしたせいでレンタカー返す時間が間に合わず延滞料金を払う等もありましたが、大きな事故もなく無事神奈川へ帰還しました。5月4日21時頃ですね。

【お礼】
・仕事で忙しい中、企画、運転、手配その他諸々、ありがとう純白さん
・ナイトメアに襲われた仲間、鋭いツッコミで笑わせてくれるムードメーカー、楽しい旅をありがとうパルコンさん
・実は一番常識人なのではと言われながらも煽りを欠かさず、笑わせてくれてありがとうデゥオンさん
・トイレの神様、じゃなくて、寝床やらシャワーやら本当に助かりました、ありがとう七星さん
・イケメンでノリよくて楽しい飲みにしてくれてありがとうすこしちゃん
・かっこいい大人1人目、急な人数変更にもかかわらず、仕事の合間でお店探しやスモークナッツ作りなどなど本当にありがとうございました、わからずやさん
・かっこいい大人2人目、人生の教訓とか仕事のやり方とか生き方とか、短い時間で沢山教えてもらいました。ありがとうございました、ブラ汁さん

沢山の人に迷惑かけたけど、今回の旅は人生の宝物です。


以上。若干フェイク等も含んでおりますが、旅行記でした。

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