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AV新法で全国初の検挙

AV新法で全国初の検挙者が出た。
この容疑者はFC2に無修正動画をアップしていたことですでに逮捕・起訴されていたという。
この無修正動画のアップ自体はアウトなので仕方ないが、AV新法が適用された「契約書不交付」というのは個人撮影者界隈に波紋を広げるだろう。

そもそも個人撮影者と素人モデル間で契約書を交わしている人たちは皆無に等しい。
理由としては「お互いに」煩わしいから。
彼ら、彼女らにとってはメールやLINEのやり取りで十分に同様の効果を持っている。

このAV新法は元業界人からすると悪法以外の何物でもない。
現場を知らないお嬢様やお坊ちゃまが
「AVに出演する女性=脅されて嫌々ながら出演」
「AVに出演する女性=可哀そうな女性」

とお花畑全開の正義感で作った非常に馬鹿馬鹿しい法律だ。
たしかに「誇りを持って」AVに出る女性はほぼいない。
(ほぼと書いたが稀に本当に好きで出演する女性もいるから)
大半はお金に困っての出演である。
彼女たちは驚くほどにお金の管理が出来ていない、というか無頓着。
「明日携帯の支払いで2万必要なんで今日仕事出来ますか?」なんて子も多い。
要は出演する女性は即金が欲しくて「自ら望んで」応募してくる。
このAV新法のせいで即金を手にすることが出来なくなってしまうだろう。

AV新法についてはWikiでも見ていただければと思うが、業界との擦り合わせもなく一方的に進められた。
関わっている人間の背景を見ると「私たちは買われた展」に通じるものがあると思う。
そもそも「私たちは買われた」ではなく「私たちは売った」が正しい。
商品が無ければ買い物は出来ない。
彼女たちはお金のために「自ら進んで」自分を売っただけの事。
それを後になって被害者ストーリーに仕立て上げるなど烏滸がましいにもほどがある。
まずはその時受け取ったお金を返金してから主張するのが筋である。
サラ金でお金を借りて利息が高いと言っているようなものだ。
そのお金で当時は急場を凌げたのではないだろうか。
お金を調達するのに自分を売るしか手段が無かった事を考えれば、「私たちは買われた」などと主張している事がどれだけ恥ずかしい事か理解できると思うが。
それだけの人生しか歩んでなかったのだから。

なぜAVに出演するのか?
この根本を見ずに正義感だけで法整備を進めた似非正義マン。
彼らのせいで急場を凌ぐためにAVよりもさらに下層の売春に走る子が増えてくるだろう。

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