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気になるLONDON FOG
おはようございます。栗山です。
今回はLONDON FOGと言うブランドについて。
出会ったのは大学1年生の頃。
最初の印象は、古着屋さんにたくさんあって、
大量生産されたロンドンの安いブランドなんだなぁという感じでした。
それから数年経ち、少し大人になってちゃんと向き合ってみると最初の印象とは全く違うブランドだと気づかされます
まずは簡単な歴史から↓
・創業は1923年アメリカ
・1938年にレインコートをUS NAVYに納入
・1950年代には素材メーカーのデュポン社と連携してオリジナルの撥水素材を開発
・1970年代にはショップをオープンさせ、
アメリカのレインコートの3分の2は
LONDON FOGと言われる程のシェアを獲得
以上がブランドのざっくりとした歴史。
まずアメリカのブランドと言うことに驚かされ、
軍に納入していた程のクオリティを持っている事、
たくさん見ていたコートはレインコートだと言うこと(今のラバーコーティングの物とは違いすぎて気づきませんでした)。
とても驚いたのと同時に、
当初の量産品で安価というイメージは完全に覆されました。
改めてしっかりとアイテムを見てみると、
非常にクオリティの高い物が多く、
やり過ぎない"ちょうど良さ"に魅了されていきました。
ここからは そんなLONDON FOGの代表モデルを中心に、
お店で扱っているを3アイテムをご紹介していきます。
●まずは定番のレインコート
![](https://assets.st-note.com/img/1708409782850-4MXJ47xRee.jpg?width=800)
シンプルなバルマカーンコートタイプ
着丈は膝下くらいできれいに落ちる美しいシルエット
大きくも小さくもない普遍的なサイジングと
シンプルなデザイン
まさに男のコートというイメージですね
ドレッシーなスタイリングはもちろん、カジュアルにも振れるプレーンでタイムレスなルックス
素材はデュポン社と開発したオリジナルの撥水素材
ハリがあってしっかり洋服を纏っているという満足感がありますね
![](https://assets.st-note.com/img/1708410018986-VqeeHHuBR6.jpg?width=800)
ボアや中わた入りのライナーが付くことが多いですが、
今回ご紹介したのは中綿入りのライナーが付くタイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1708409970937-ZhkrxiISkE.jpg?width=800)
ロンドンの時計台が描かれたブランドネームは
しっかりとMADE IN U.S.A.表記が入ります
![](https://assets.st-note.com/img/1708410006651-8vcdg8wPtE.jpg?width=800)
ライナーはファスナー着脱式で3シーズン着られるのも嬉しいポイント
色味も春らしくてこれから時期のアウターにピッタリですね
Online : https://rill-vintage.stores.jp/items/65b8b16c00e8ad038b211563
●続いてドリズラージャケット
![](https://assets.st-note.com/img/1708493514604-KDdUIrZmrY.jpg?width=800)
こちらもライナー付きの物から一重の物まで様々なパターンがありますが、写真の物は一重のタイプ
LONDON FOGでは珍しい、絶妙なサックスブルーのカラーが抜群です
総じて身巾が広く着丈の短いクラシカルなシルエット
ジーンズにスニーカーでアメリカンカジュアルでも、スラックスにローファーでドレッシーにも決まる汎用性の高さが特徴です
こちらもオリジナルのデュポンクロス
コートよりも薄手で、シャツ地くらいの軽めのウェイトが多い印象です
襟の開きはやや大きめなので、インナーにタートルネックやシャツを合わせるとバランス良く仕上がるのが個人的に好きなところです
軽い素材感で気兼ねなくさらっと羽織れるのも良いですね
こちらはSold致しました
ありがとうございます
Online : https://rill-vintage.stores.jp/items/654352373097d7002e21c909
●最後は60'sとかなり古いタイプのレインコート
![](https://assets.st-note.com/img/1708410174462-NDcI1Diagk.jpg?width=800)
こちらは60'sの1着で
数あるLONDON FOGの古着でも中々見かけない古い年代
当時のメンズショップとのダブルネーム物になります
![](https://assets.st-note.com/img/1708410277241-VNPEGxvLzS.jpg?width=800)
基本的には70-80'sのレインコートと大きな違いはないですが
こちらはライナーが付かない裏地のみのタイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1708410359396-bgdokx09aO.jpg?width=800)
素材はご紹介してきた2つと同じデュポンのオリジナルファブリックですが
風合いやカラーリングの感じがまた違った雰囲気
古い生地ならではのオーラを放っています
また フロントポケットは玉縁タイプが基本ですが
こちらはフラップ付き このあたりの仕様の変化もダブルネーム物ならではなのでしょうか?
70-80'sとは異なるデザインの古いブランドネームも良いですね
![](https://assets.st-note.com/img/1708410349162-qtfO8NNKNW.jpg?width=800)
Rill的スペシャルな1着です
Online : https://rill-vintage.stores.jp/items/65c711053cea4a555c2aca6c
以上、代表モデル3つと共にLONDON FOGのご紹介をしていきました。
この他にも店頭では厳選したアイテムをご用意していますので。
少しでもこのブランドに興味を持って頂き、お店に足を運んで頂けるとうれしいです。
以上気"になるLONDON FOG"についてでした。
栗山
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