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大好きなドリズラージャケット

おはようございます。栗山です。

今回は個人的に大好きなドリズラージャケットについて。

ドリズラージャケットといっても多くの様式があり、国やブランドによって呼び方も様々。

日本ではスイングトップと呼ばれますが、
これはVANジャケットが作った和製英語。
(和製英語でも日本で浸透している事がすごいです)

世界的には、
有名なバラクータのG9はハリントンジャケット、
マクレガータイプがドリズラージャケットと呼ばれています。

ただ、DRIZZLER(DRIZZLE=小雨、霧雨)と言う響きが好きですし、単純にややこしいので、Rillには全てドリズラージャケットと呼ぶことにしています(笑)

個人的に1番好きなのはバラクータのG9タイプ。

特徴としては
①犬の耳の形に似ていることから名付けられたドッグイヤーカラー
②襟裏、裾、袖のリブ仕様
③雨が落ちやすいよう設計された背面のアンブレラヨーク
④裏地のタータンチェック
⑤動きやすいラグランスリーブ

他にもありますが、特徴的なのはこの辺りかと。

襟を立てても寝かせても様になり、
ファスナーを閉めると裾がキュッと締まって短丈になる感じや、
ジーンズにもトラウザーズにも合わせやすくて、気取らないところ。

大好きなフランク・シナトラを中心に、ハリウッドスターやミュージシャンが着ていたところなどが個人的に気に入っている理由です。


もちろんマグレガータイプも好きだし、
ラルフローレンに多いスポーツジャケットタイプも良いし、裏地とリブが無い一重のタイプも大好きです。

とにかく、
"ジーンズにもトラウザーズにも合わせやすくて気取らないところ"
が好きな1番の理由です。

トラッドでもカジュアルでもかっこいいルックス、
きちんとタイトに着ても良いし、大きめにざっくりと気崩しても様になる。

そんな汎用性の高さが、時代を越えて愛される理由なのではないかと思います。


今の時期、お店では裏地付きの軽めの物と、ウール系の厚手の物を中心にラインナップしています。

型やシルエット、素材をゆっくりと着比べて
ご自身に似合う1着を見つけて頂けたら幸いです。

以上、ドリズラージャケットのお話でした。

次回は気になるLONDON FOGのお話です。

栗山














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