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成長期の外遊びが身体や心に与える影響/小児はり☆

はじまり 

 最近、治療院での会話の中でよく話題になるのが、休日を子どもと遊ぶ父親の話です。

 コロナ渦の中で、休日を家族で過ごすことが多くなり、人が密集しない場所へ出かけるとなると野外や屋外の確率が多くなります。
 最近、よく会話が弾むのは、”親子でキャンプ”、”親子で釣り”などです。

 話は急転。
 新しい命を宿し、十月十日の間、お腹の中で育て、出産し、授乳するのは母親にしか出来ないことです。この間、父親は奥さんをサポートしたりする程度で、子どもを育てることに少しタッチは可能です。
 私の幼少の経験でもそうですが、父親の本当の出番は、子どもが物心つき始め、幼少の記憶が残っていく時期からが大切となのではないかと思います。そこで楽しく出かけた思い出や、「こんなこと小さい頃やったよな」という記憶が、後々の子どもと父親の関係をつくっていくのだろうと思います。

 そんな意味でも父親は、どんどん成長期の子どもと、キャンプや釣りなど外遊びに出かけて思い出づくりをして欲しいと思います。

 生物学的にも、子どもは”母親”を思い慕う生き物ですから。

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