『子どもは風の子』カラダは元気の源泉/小児はり☆
子ども達の昔と現代の環境
「子どものこころとからだの白書2015」によると、東北教育科学研究大会で、”遠足で最後まで歩けない子がいる”と発言を受けて、体力がなくなったのか?、根性がなくなったのか?、土踏まずの形成が遅くなったのか?、と言ったことが議論されたのが1960年代だと言います。
まさしく私自身が1960年代後半の生まれであり、体力低下が議論され始めた年代です。しかし、当時は私もそうですが、周囲の山や川、空き地や公園など多くの子ども達が、夕方暗くなるまで外遊びに夢中になっていた思い出があります。
ゴムボールとプラスチックバットで近所の友達と野球をし、バッタやクワガタなど虫獲りをし、川や池でカニやザリガニを釣っていました。少し危険でワクワクする崖沿いに秘密基地をつくり得意になっていた記憶が鮮明に残っています。
地域や環境によって差はあるとは思いますが、
遊び=外遊び=ほぼ身体を動かす(ながら思考する)でした。
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