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定期ゲーレイアウトを進化させる

目指すのだ。分かりやすさの地平へ

備忘録や考察として、思ったこと、思っていることを書き記しておきます

今回のテーマは、「数字は意外と分からない」です

目次
① 数字で伝える意味とは
② 比較できる数字へ
③ 数字を並べて直接比較させる
④ まとめ

① 数字で伝える意味とは

数字。物事を理解するために単純化した最果ての表現、と仮定した時。数値はかなり分かりやすく表現されているはず。なのに、ひとは数字だけ伝えられてもよくわからない。なぜか

それは、数字というものが、他の数字と比較することで物事の優劣をつける指標となるために生み出された、と考えられないだろうか

つまり、数字というものは比較して初めて効力を発揮する、というもの

分かりやすく例で示そう

ここに、1530プヌル、という価格のりんごがあると仮定する。これだけで、このりんごが高価か廉価か、分かるだろうか

分からない

なぜなら、比較できないから

このりんごから離れて5メートル歩いた先に、120プヌルのミカンがあった。ここで初めて、さっきのリンゴがめちゃくちゃ高価であるか、あるいはこの世界のミカンが恐ろしく廉価かが分かるのである

遠い

遠すぎる

でも、定期ゲーではしばしば用いられるレイアウトであり、数メートルの距離を駆けずり回って初めて、その多寡を理解できる仕組みになっている。これがいわゆる解析やまとめを必要とする所以である、と感じている

② 比較できる数字へ

とりあえず、数字と比較がセットであることは分かってもらえただろうか。ここで、数字を比較させる方法について記す

②-1 数字を並べて直接比較させる
②-2 平均と比較した偏差値や割合、評価ログで示す
②-3 グラフを利用する

他にもあるかもしれないが、こんな感じの手法が普及しているはず。これは図式するには有利だけれど、定期ゲーはゲームなので、表現が限られてしまう。数字をずっと並べて比較してくれ、と言われてもゲームをしている雰囲気が壊れてしまうだろう

ここで、例題となる画面を改良することで分かりやすくしてみよう

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この評価ログの数字をもっと分かりやすくする

③ 数字を並べて直接比較させる

これはグラフ化したほうが有利なのであまり使う機会はないかもしれない。数字であることを意識させるログに需要がある

例えば、何回行動した、などの整理された数で、生の数字のほうが感覚として分かりやすいものだ

図で言うと、APT(アクション・パー・ターン)などの解析がこれに当たる。これらは解析した数字なので、数字自体を細かく数えにくいグラフは分が悪い

問題は、何と比較するか、という話である

霧のゲームはあくまで緩い連帯・競争の中での個人戦なので、特定他者との比較はあまり好ましくない

じゃあ、誰とも比較できないじゃん

でも、過去の自分と比較できたら……? それは、分かりを得られるし、誰も傷つかない、ということ

それじゃあ、過去に飛ぼうか

④ まとめ

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どうだろうか、生の数字に比べだいぶ状況が分かりやすくなったはずだ

比較する数字は過去の自分との戦いとなるため、やりがいにもなるはずだ。もちろん、ただ表示すればいいというものではない。本当に必要なものを、確実に伝わるように表示することが重要だ

次回は、さらに分かりやすいデザインについて考えていこうと思う

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