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相続税の申告⑦(城攻め同様外堀を埋めていく)

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さて……

国税庁のサイトには「相続税の申告書等の様式一覧(令和元年分用)」というページがある。ここには、各様式がpdfファイルでアップされており、必要な様式をダウンロードできる。

そして、何回かご紹介している「相続税の申告のしかた」には、申告様式の記入例もそれなりに掲載されている。よって、数字の根拠を把握できているならば、という前提付きとなるが、「相続税の申告のしかた」を参考にして様式への記入を進めていけば、何とか最後まで書ききることはできると思う。

最初に書く様式は、それほど難しくない。しかし途中からは、他の様式の丸付き指定番号箇所に記載された数字の引用転記が増える。そのため、この作業での転記ミスは、当然正しい申告につながらなくなる。

引用箇所と数字を追って正確に記入していくのは、かなりの根気が要る。加えてその数字の根拠となるバックデータの添付も必要だが、それらの照合作業には、かなり神経をすり減らすことになる。

だから、間違っても一気に片付けようなどと大それたことは考えない方が良い。スケジュールを組んで、日々の生活の中にうまく割り振って、少しずつ記入を進めていく方が、間違いも少なく手戻りも防げる。

恐らくは相続における最後の大物手続なのだから、ジワリジワリと味わうくらいじゃないともったいない。

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