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相続税の申告⑥(国税の指南書は悪くない)

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さて……

相続税の申告のしかた」の75ページの上部(「❹相続税の申告書の記載例」⇒1 申告書の記載の順序について⇒ (1) 一般の場合、のところ)にある申告様式の相関図は、極めて重要だと思っている。

この全体構造を表す相関図は、行き詰まったら見返すことで、自分が全体のどの部分に取組んでいるのかの把握ができる。

この図の矢印の流れに沿って数字を積み上げていくので、最初は一番外側の様式から作成していくことになる。逆に、外側の様式が正確に記載できなければ、恐らく完成は覚束ない。そうなって慌てる前に、プロに委ねるのも手である。

申告様式の記載について、素人にも分かりやすい参考書は、私が取組んだ時点ではなかった。ゆえに、この「相続税の申告のしかた」を教科書とするしかなかった。

高校生くらいの学習において、教科書だけで勉強した人は少ないのではないか。授業でも副教材が用いられており、全く参考書がない状態で作業を進めるのには、かなり勇気が要った。

とはいえ、この「教科書」のできは、決して悪くない。確かに、漫画もなく、読んですぐに分かるレベルの解説もない。

親身とも言えないのであるが、何回か読めば何となく分かってくる。官庁の作った手引きとしては必要十分とも言え、何とかついていけるレベルだと感じた。

これがなければ、自力申告はできなかったのは確かで、ありがたい存在だと思っている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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