39.7℃です……御身大切に
今日の東京は、朝から奇麗な晴天に恵まれました。おかげで、我が家の庭木の枝払いは熱中症の危険性に鑑み、取りやめることとしました。
さて、……。
我が家の庭木の枝払いは、一刻を争うものではないので後送りできてしまう。でも、そうでない人もいるだろう。最後は気合いで頑張るにせよ、そこに至る前に体を冷やすための努力、水分・塩分を補う準備はゆめゆめ怠ってはならない。
元々は業務で使用するために作られた空調服も、屋外作業をする可能性があるのであれば、各家庭でも一台は常備すべき時代なのかもしれない。大げさかも知れないが人命がかかっていることである。それくらいの投資を惜しむべきではなかろう。
今日は、群馬県桐生市で最高気温39.7℃を記録、現状では今夏の日本の最高気温を記録したとのこと。この記録がポンポンと塗り替えられるのは率直に避けたいところではあるが、こればかりは如何ともなしがたい。
電気代の節約と暑さ対策は、昨今では二律背反となりがち。とはいえ、この両者を天秤にかけるなら、お金で済むものはお金で済ますという割り切りもアリだろう。
手元不如意でそれが難しいなら、公民館等を暑さからの避難所として開放している自治体があるのでそこを利用する、あるいは近所のスーパーの冷食コーナーをうろつく等、あらゆる手段を高じて熱中症予防に努められることをお勧めする。
渦中にいると忘れがちだが、この暑さがずーっと続くことはない。必ず気温が下がる時がやってくる。その時までの時限的な対応だと覚悟を決めて、くれぐれも無茶をしないようにして欲しい。
以前も書いたが、私は学生時代にエアコンがない部屋で過ごしていた。窓を開けても風が入らなければ室内は暑いまま。腕を置いたノートが汗でふやけることも珍しくなく、書けなくなって往生した。
その状況を乗り越えられたのは、当時はまだ今ほど暑くなかったというのを除けば、ひとえに若さと運であったと思う。ただ、もう自分も若くない。あの頃のような過ごし方はとても無理だと悟っている。
あなたもくれぐれもご無理をされないよう、強く申し上げる。
お読み頂きありがとうございました。
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