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ニーズオリエンテッドな製品開発を望む

ステイホームとテレワークも随分と普及した。私は「修身斉家治国平天下」をモットーとしており、ステイホームは「斉家:家を斉(ととの)える」きっかけになると受け止めている。

家に長く滞在するようになると、「ここのところはもう少し何とかならないかな」と思うことが出てくる。「 ♪あんなこといいな できたらいいな」 と思うことはあるのだけど、自分でできることばかりではない。

自力では無理だけど、誰かに製品開発してもらえば実現できるかも知れないことはある。どこにどのように伝えれば良いのかを、是非知りたいと思う。

多分私は極めてノーマルな人間で、その実現したいこともそんなに特殊ではないはず。だから、それを伝えて開発してもらった製品は、きっと他にもいるそのニーズのある人から引き合いがあると考える。

「モノが売れない時代」と言われるようになって久しい。でもそれは、真摯にニーズを聴取して製品開発に繋げていないからではなかろうか? それを実施するだけでもきっと効果が出てくると思う。

例えば、食洗機にスペースの無駄なく収まる食器。食洗機メーカーがそういう食器を開発してくれたら良いのに、と思う。また、ゴミ捨てスペースもきれいに含めた壁収納家具の充実等、期待したいことは結構ある。

他にも、私は猫背防止のためPCディスプレイを高めに設置している。そうすると、遠近両用メガネでは顔をかなり上向きにしないと近距離部分に当たらず、ピントが合わない。遠近部の割合の異なるメガネもあっていいと思う。

或いは、開発ではなく改良でも良い。例えばテレビ会議のアプリにおいて、資料の参加者への提示のために「画面を共有」すると、参加者の顔の表示範囲がとても狭くなる。

つまり、資料の表示と参加者の表示の領域がトレードオフになっているが、その表示パターンは画一的である。両者の割合を参加者個人のニーズで自由に設定できればよいと考えているが、現状はそうなっていない。

資料共有していると、挙手ボタンで手を上げてもらっても見つけづらい。ここを参加者各個人が自由にカスタマイズできないかと思っている。

いくつかの例を挙げたが、もしこれらがあれば、少なくとも私は買う。単に私の探索力不足かも知れないが、作り手と買い手がお互いに声を届けられる仕組みがあると、社会はしなやかに発展すると考える。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。