税の申告様式(よく見ると共通点もある)
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さて……
今、年末調整シーズン。
会社員の方は、自宅に送付された生命保険や年金の生命保険料控除証明書を探したり、昨年以前にマイホームを取得した方は住宅借入金等特別控除申告書に添付するための住宅ローン残高証明書を財布よりも大切に持参したりと、いろいろとやることがあると思う。
住宅借入金等特別控除申告書は、税務署から送付される。これには、自分で書き加える部分もある。
この様式を見て、3年前に相続税申告をした時の記憶が蘇ってきた。申告様式は、数字をどこから引っ張ってきたかを明らかにさせ、その数字が比較対象となる数字との大小を判断させる。その上で、指示通りに書いていけば数字は埋められるものと理解している。
ある意味、文系学部の入試で数学を選択できる場合、その出題での小問に似ている。小問が段階的に問いを発しつつも、最終的に目指す答えを導き出すためのヒントでもあるからだ。
このように、様式の指示に正しく従えば求める数字が得られる。つまり税務の書式はそのステップが細かく刻まれている、というのは褒め過ぎだろうか?
国税での様式は、基本的にそういう作りになっている。最初はすごくとっつきにくいが、何回か記載してみると指示は面倒なだけ。何を言っているのか分からないほど難解ではなく、地道にやれば最後まで書ききれる。
相続税申告まで間があると思われる方は、年末調整や確定申告も練習となることをお伝えする。
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