昨日のオリンピック開会式を観ての、世代が透ける雑感
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さて…
オリンピックが始まった。本当に始まった。
私は昨日の開会式を、一通りNHKの中継で観た。いろいろな演し物はさすがに見事だとは思ったのだけど、それでも正直斬新さには欠けていた印象。
1984年のロサンゼルスオリンピックの時の、噴射装置を背負い空を飛んだ「ロケット人間」のような度肝を抜く演出は、なかなかお目にかかれるものではないようだ。
それでも、ドローンによる平面の大会エンブレムから立体の地球儀への移行シーンは、一見の価値があった。全てをプログラミング制御しているとは思いつつ、リアルであそこまでできるんだ……と素直に感心した。
また四角い箱を組み合わせて様々なものを作り、最後は大会エンブレムにする演出も、子供たちが頑張って完成度が高かったと思う。ただ、こんな深夜に差し掛かる時間帯に子供がいて良かったのか?
感染予防のためと理解はしつつも、選手入場にはすごく時間が掛かった。チーム数が増え、そのチーム間の距離を取るとなると仕方がないのかも知れないが、やはり飽きてきたのは否めない。
NHKの放送予定時間が20分も延びたのもこのせいかな? と臆測。運営側の時間管理はどうだったのかは気になった。
それでも、入場する選手たちの参加できた喜びと感激と興奮が伝わるシーンが随所で見られ、それは良かったと思っている。
最後の聖火ランナーが大坂なおみ選手であることは、入場時にいなかったことからすぐに分かった。彼女がいれば絶対にカメラが姿を追い、和久田アナからコメントが出るだろうと思っていたが、何もなかった=いなかった、とすれば予想できてしまった。
最後、球がきれいに割れて現れた聖火台。私は造形美を感じたのだけど、富士山を模した山の上に設置されており、噴火を連想してイメージが悪いと思った方もいたようだ。あれは太陽をイメージしたものらしいが伝わらなかったようだ。
ただ後になって、あれが富士山の将来を暗示していた、なんてことにならないよう心から祈っている。
オリンピック開催については、賛否いろいろあるとは思う。それでも始まったからには、やって良かったと思えるものになって欲しい。
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