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Kindle本で表紙を変える実験をしてみる

天気予報通り、雨が降り出しました。思ったよりは遅く洗濯物を事前に取り込めたので、大きな影響を受けなかったのが救いです。

さて、……

古くからの読者の方はご存知だと思うのだけど、私は今年1/29に「成年後見制度の利用見送りに至るまでの体験記」をKindle出版している。

残念ながら、この本の売れ行きはその前著「突然の遠距離介護体験記」にかなり及ばない。

表紙についてはクオリティから明らかなように、今回は自作したものである。外注に出さなかったのには、いくつかの理由がある。

  • 老親に成年後見制度の適用を考える事態は、介護の更に先のこと。そのため、普通の人はイメージできても介護までで、成年後見制度について真剣に考えた人は少ない。よってそもそものニーズが少ないと思われた。

  • 成年後見制度をキーワードにamazonで検索を掛けると、表示される本の表紙はキャッチーなものが少ない。そこにコストを掛けてハイクオリティな表紙を投入する必要性を強く感じなかった。

これらのことを考えて、まずは自作でお茶を濁したというのが正直なところ。

そして、Kindle本界隈でよく言われる「売れ行きは表紙で8割が決まる」説を確かめてみたいとの思いもあった。

ぶっちゃけ、最初の素人の作ったものは見栄えが良くないのは認める。但し、本書のテーマとした内容についてのニーズの低さはそもそも変わらないのも確かだと思っている。

「突然の遠距離介護体験記」と同様に表紙を外注していたら売れ行きが違ったのかを検証するのため、つい先程納品された外注の新しい表紙に交換した。こういうことを簡単にできるのが、Kindle出版の良いところである。

せっかくなので、3/20(日)17:00~3/22(火)17:00まで無料キャンペーンを実施することとした。実はそのために、5日ある無料キャンペーン期間を2日分残していた。

今回の表紙の変更については、元々表紙の違いと売れ行きについて検証したいとの思いがあったのに加え、ある方から「タイトルの文字が読みにくい。また、読んでからじゃないと表紙のらせん階段の意味が分からない」と指摘されたのも後押しになった。

これは即ち、読む前には表紙に込められた意味が分からない。ゆえに手に取ってもらえず読まれない、ということでもある。

この変更によってどのような結果が出るのかは分からないけれど、いろいろ試してみること自体は悪くない。本件については、年甲斐もなくそう思っている。

なお、中身が全く変わっていないことは申し上げておく。またKindle Unlimited会員の方は、今でも無料で読めるので、是非お手に取って頂ければ幸い。

お読み頂き、ありがとうございました。


読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。