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ブラインドタッチも廃れつつある技術なのかも知れないけれど

夜になるとまた冷え込んでいますね。ネクタイしても暑くないのはありがたいです。

さて、……

私は、基本的にキーボード入力の方が早い。スペースキーや変換キー等を親指で打つことも含め、基本的に左右の指を全て使用して入力している。

今の若い人は、スマホのフリック入力に慣れているせいか、逆にキーボード入力が不得手という話も聞く。キーボード入力は、会社に入って初めて使うスキルらしい。

卒業論文もスマホのフリック入力で作成する猛者もいると聞く。いや、猛者と感じるのはキーボード入力に慣れた自分の思い込みかも知れない。若者から見ると、キーボード入力できる人間こそ猛者なのかも知れない。

……という世代間の攻防もあるのだろうと思いつつ、私の職場の周囲を見渡すと、すごく優秀な人でも入力する指が左右で一本ずつ、という人が散見される。親指か人差し指という人が多いのだが、ブラインドタッチではあるものの、どちらかの一本で手を忙しく動かして入力している。

それでも入力できていることに、半分は感嘆するものの、できれば全ての指を使った方が早いのに、と思うことはある。

私の周囲の方はいずれも45歳は越えている。今更全ての指を使うように修正するのも面倒なのだろう。だから、私も敢えてそうするよう勧めることはしない。それでも「素打ちしたものを(メールで)送りましょうか?」と言うことはある。

ただ、案文を作成する立場になると、スピードよりも中身重視となる。だから、入力する指が一つくらいのスピードでも対応できてしまうという実態はある。

全ての指を使ったタッチタイピングは、特に会議議事録の作成では威力を発揮する。しかし、それも今ではTeamsの会議録音からの文字起こしもそこそこの精度を見せるようになっている。

こうなると、敢えてタッチタイピングによる速度を追い求める必要もない、という気になってくる。一つのスキルが、機械技術の進展により陳腐化しつつある一例となるだろう。

それでも、自分の思いや考えを書き連ねるのには、なおタッチタイピングは役に立っている。この記事もそうやって書いているので、まだしばらくは必要なスキルだと考えている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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