JR東日本のインターネットサービスは複雑怪奇でよく分からない
休日の谷間、出勤者はもっと少ないと踏んでいた。しかし電車内は8掛けくらいだろうか、思ったよりも人が多かった。年度末だからかと、一人で納得した。
さて、……
コロナ禍も収まった(ことになった)ことから、これまで自粛していた出張も止めるものがなくなった。この機会を捉えて、地方の事業所への出張をすることになった。
同僚によると出張が多くなるなら「JR東日本のびゅうカードを作ると良い」とのこと。ポイント還元を受けるためにはそうすべきとのことらしく、素直に聞き入れて取りあえずびゅうカードは作った。
びゅうカードの発行はスムーズ。一週間ほどで落手した。その説明を読むと、モバイルSuicaへのチャージの場合結構なポイント還元が行われるらしい。元々普通のSuicaは持っていたので、この機会にスマホに移すことにした。
実は、この操作を行うと元のSuicaはデポジット分も含めてスマホに全額チャージされる。つまり、Suicaカードは単なるプラスチックの板と化すのである。そして、二度と使用はできない。
何となく使い捨てにされる末路が他人事とは思えず、Suicaカードに合掌してしまった。
ここまでで、びゅうカードを作成したこと、モバイルSuicaも新規に始めたことを理解してほしい。
そして、出張するためには列車を予約しなければならない。その予約は「えきねっと」を使用することになる。そろそろ付いてこられなくなってきている人もいるかも知れないが、私も半分は分かったふりをしていることを理解してほしい。
えきねっとでの予約は何とかできる。では、その支払いはということで、びゅうカードをえきねっとサイトでの支払いカードとして登録する必要が生じた。
予約した指定券と乗車券は、一つずつ支払い処理が必要で、それらの操作を地道に実施する。
次に、新幹線に乗る場合、新幹線の改札を通らねばならない。その方法はどうすれば良いのかという問題が生じる。それは、ICカードとの紐付けが必要ということになる。
この場合、私の手元には定期にすることもできるびゅうカード、モバイルSuica、PASMO、手元に持っているJR東海のエクスプレス予約カードの4つが候補になった。しかし、最初の駅に入場する際に使用するものは何かを考えるとモバイルSuicaになると思い、これを紐付けることとしてIC番号をサイトに登録した。
そして、カード作成の当初の目的であったポイント還元については、JREポイントになることから、びゅうカードの購入実績を把握できるようJREポイントのサイトでカード番号を連携させる必要がある。
いずれもやったつもりであるが、いざ当日になって無事に出張できるのか、心臓バクバク状態になっている。
結局、JREポイント東日本でポイントを貯めるには、
びゅうカードのサイト
モバイルSuicaのサイト
えきねっとのサイト
JREポイントのサイト
と4つのサイトで登録をしなければならず、それぞれのサイトの連携操作が必要ということを理解した(違っているなら、ご指摘をお願いしたい)。
ネットで「JR東海のエクスプレス予約はシンプルなのに、JR東日本はわかりにくい」という書き込みを見かけたが、なるほどと実感している。
今回の出張に無事に行けるかは、神のみぞ知る状態となっている。結果は別途ご紹介したい。
お読み頂き、ありがとうございました。
読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。