黄砂の襲来にもしなやかに対応したいもの

今日は年度末作業も一区切りついて、ほぼ定時で帰ることができた。たまにはそういう日があっても良い、心からそう思っている。

幸い、朝の天気予報で言われていた雷雨に見舞われることはなかった。多少ポチポチと雨粒があたる程度で済んだので、これも日頃の行いの良さの賜物だと思い込んでいる。

さて、……。

確かに雷雨には遭わなかったものの、黄砂が日本海を越えて飛んできているらしい。それも、かなりの規模だという。

まず、九州北部と中国地方の広い範囲で黄砂が観測されている。黄砂の厄介なところは単に黄色い砂が降って洗濯物や車が汚れるだけではなく視程が短くなること。

今回の黄砂では、所により視程が10キロメートル未満となっているという。そういう場所が午後には北日本にも広がった。

これは遠い宇宙からも観測される規模であり、気象衛星ひまわりの画像からも黄砂の影響によって上空が黄色くなっている様子が分かるという。

黄砂は今日一日だけでなく明日13日にかけてもほぼ日本中を席巻していくらしい。その量によって我々もそれなりに影響を受ける。

黄砂は、その量が少ないと遠くの景色がぼんやりかすむ程度で済んでしまう。しかしその量が増えれば当然影響も増す。

車や洗濯物が汚れるだけならまだしも、特に高速の交通機関は視程が短いとつらい。飛行機の運航にも影響が出かねないと聞けば、意外に大ごとだと思うのではなかろうか。

もし運休になったりしたら、たまたまそれに当たった人はかなりの災難であろう。高速道路でも速度規制が起こり得る。

たかが黄砂、されど黄砂である。あなたがそういう間の悪さに捕まらないことを祈っている。

新型コロナによるマスク着用に関わる論争は収まりつつあるが、春は花粉に黄砂とマスクを必要とするネタには事欠かない。こういう時期をうまくやり過ごして、抜けるような青空の下で美しい新緑を楽しめる日を待ちわびている。

お読みいただき、ありがとうございました。

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