デイケア施設の異同

父が亡くなってしばらく経った時、母が不慣れな一人暮らしに不安を覚えて、「施設のお世話になろうか」と言い出したことがある。

当時、在宅での訪問介護を受けていた。担当のケアマネに相談したところ、彼女からも「すぐに住まいを移すかはともかく、施設に慣れておくことも大切ですよ。デイケアをやっている施設を見てみるところから始められてはどうでしょう」と言ってくれた。

そのため、姉と私と母の3人で、近所のデイケア施設を3箇所ほど回って見てみた。

結論的には、設備的にはどこも似たり寄ったりであり、ただ建物の規模(人数)、滞在することがメインか施設で行われる各種のイベントがメインか、等で多少特色に差が出る程度ということが分かった。

実は、実家にいた当時、日曜日は生協の弁当配達がお休みだったことから、食事が付随するデイケアの利用によるその穴埋めや、大きな風呂でリラックスできることを期待していた。

残念ながら、本人があまり乗り気ではなかったため、利用の実現に至らなかった。この時、勢いで取り敢えずでも利用を開始していたら、後の展開は変わっただろう。

なお、デイケアも今日の明日で利用開始できるわけではなく、かなり前からの申し込みが必要で、利用日の体調まで読めないというリスクがある。介護保険を利用するため、やむを得ないことではあるが。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。