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格安SIMであまり語られないこと

終業後、外に出て愕然、結構な雨が降っています。朝の天気予報では10%の降水確率だったのに、と脱力してしまいました。

さて、……

スマホ。大手キャリアの通信料は、一時に比べれば下がったといえまだまだ高い。独身者ならともかく、家族が多いとその分費用も掛かる。家族割はこの点に対応した制度だけど、家族を囲い込む商法でもある。

一度囲い込まれると、キャリアを替えにくくなるというのも実態としてある。顧客に寄り添っているようで、したたかだと感じる。

大手キャリアだと乗り換えてもあまり問題にならないのかも知れないが、格安通信業者の場合、そうでもない。プロファイル設定をしなければならないケースが多く、これに意外と苦戦することがある。

格安通信業者はこのあたりの説明もコストカットのせいか、一般に簡素である。正直、簡素すぎることがあって、そうなると途中の遷移画面が抜けてしまう。

途中でわけが分からなくなり、ネットであちこち情報を探し回ることとなる。幸いなことに(でも、社会としては不幸なことに)そういう事例は少なくないらしく、解決のヒントの糸口を見つけられるケースがある。

それを読んでみて、多少自分の手元の機種にカスタマイズしながら何とか作業を進める。それでもなかなか繋がらないのだけど、たまたまある操作をしたら途端に先に進むことができ、無事開通という経験をしたことがある。

ただ、この作業はスマホの契約先を変えた際、最初の一回だけしかやらないものである。その後何回か繰り返すことはないため、まさに「産みの苦しみ」と同様忘れさられてしまう。

この知識がキチンと残れば良いのだけど、やる側も体系的ではないため、次に伝えることができない。

素朴な疑問であるが、SIMカード内に必要な情報を全部セットして、差し込むだけで使えるようにできないものだろうか。一度こういう苦しみを味わうと、結局「懲り懲りだ」という人が出てきて、格安通信業者も顧客を増やしにくくなると思う。

この手の話になると、通信業者側は「機種メーカーへの問合せ」を勧めてくるケースが多い。必要な入力をどこにやればよいのかはメーカーだけど、入力欄のブランクをどうすればよいのかは通信業者の問題のはず。

通信業者の何となく引いた姿勢が、回り回って自分の首を絞めることに繋がっている。この点は、もっと考えた方が良いと考える。

お読み頂き、ありがとうございました。

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