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警察医の存在をご存知ですか? 私はその時まで知りませんでした…

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医師法第21条は、異状死体について所轄警察署への届出を定めている。

自然でない死なのに、遺族が平静を装って医師を呼んだ場合が想定されているのかも知れない。でも実際は、よほど懇意にしているのであればともかく、家族がいきなり医師を呼ぶことは少ないだろう。

心肺停止状態の家族がいたら、まずは救急に電話をして、到着した救急隊員が死亡していると判断する。そうなると、消防から警察に連絡がいく。そして、警察が来て状況を含めて現場検証する、という流れが多いと考える。

そして、この検証と並行して、警察が当番の警察医を呼んで死因を推定し、状況と合わせて事件性がないと判断されると彼らはそこで引き上げる。後は、普通の死亡と同様の扱いができるようになる。

ただ、どうも人は死ぬ時期が重なることが多いようだ。つまり、普段は何もないままのことも多々あるのに、地域で誰かが死ぬと、何のつながりもないのに、同地域で連鎖的に死亡するケースがあるということ。

自分の場合、そういうタイミングにあたったようで、地域の当番警察医が払底してしまい、隣の地区の警察医に来て頂くという経験をした(もちろん、依頼したのは警察であるが)。

そのため、医師の到着にかなりの時間を要し、また医師の死体検案書をその病院に受取りに行くのにも時間を要することとなった。

葬儀社との打合せの前に、これはかなりの時間的なビハインドとなった。

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