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亡父の自動車運転には肝を冷やした

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さて……

10月8日に始まった、池袋の暴走事故の裁判。「上級国民」云々は今回の主題ではない。ただ、亡父も死の直前まで車を運転していたことから、この件には注目してしまう。

生前の父は、私が実家に帰ると言うと「駅まで迎えに行ってやるよ」と言ってくれた。もちろんありがたく感じていた。しかし、最後の1年くらいは、遠慮したいと思うようになっていた。

というのは、隣に座って見ていると、状況への反応が遅い、車線ギリギリに走ることがある、車庫入れにスゴく時間が掛かる等、運転技術にかなりの劣化が見られたからだ。

ただ幸いだったのは、車線ギリギリ以外は慎重な方に傾いていたこと。イラついて荒い運転になったりはしなかった。

当然私も「もう、車の運転はやめたら?」と勧めたのだが、本人は「お母さんの病院送迎もあるし、買い物もあるのだよ。気をつけているから大丈夫」と言って聞く耳を持たなかった。

バスは乗降時の高低差が老人には負担だし、バス停の真ん前に住んでいる人は少ない。「タクシーを使え」は正論だけど、自分が動きたい時にすぐに来てくれるとは限らない。実は、財布からお金を取り出す動作も老化により難しく、それ自体がストレスになる。

こういうことを丁寧に議論して、在宅での老後生活がより充実するように世の中が変わっていくことを望む。

なお、本当に運が良かっただけだが、父は事故を起こさずに世を去った。主を失った車は中古車屋に引き取ってもらった。

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