見出し画像

近々辞める首相の秘書官について思うこと

朝の雨も会社に着く頃にはほぼ上がりました。昼に外に出たらかなり暑かったです。帰りにはジャケットを置いて帰りましたが、これが吉と出るか凶と出るかはわかりません。

さて、……。

今回のタイトルを見て、何のことか分からない方はおられないと思う。首相秘書官を務める首相の息子が辞任するという。

結局、彼は何かの役に立ったのか。この疑問について、実は……という話があれば良かったのだけど、寡聞にして知らない。

首相公邸に親族で集まり忘年会をやったことは、もちろん褒められたものではない。地位を使った公用施設の私的利用だからだ。でも、これが最初のものだったなら、まだ辞めるところまでいかずに済む可能性があったと思う。

しかしながら彼の場合、世をお騒がせしたのはこれが最初ではない。そもそも昨年10月に就任をした際に、身内を秘書官にした点でかなり批判を浴びていた。但しこれについては非難の矛先は首相に向いていた。

しかし、今年1月には外遊時に公用車を使った観光、何しに行ったのか疑問に感じる買い物で批判を浴びる。これは、当然行為者の彼本人に批判が集まった。時系列で考えると、既にこの時点で今回問題とされた忘年会は実施済である。

だから、観光・買い物批判の時にきちんと調べていたら、この忘年会も露見したかも知れない。そういう調査をせず、かばって辞めさせなかったことが、今回につながったとも言える。サミットのアドバンテージを毀損することになったのは、首相にとっても痛恨の極みだろう。

仏の顔も三度までとは言うが、既に3回使い果たした。だからもうアカンと首相も悟ったのだろう、辞任であるが事実上の更迭となった。

今の世知辛い世において、避けるべきことばかりやってしまったのだから、やむを得ないと思う一方、前途のある若者であることは考慮が必要。別に犯罪を犯した訳でもないのだから、我々も大人の対応をすべきだろう。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。