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大晦日に再び某鮮魚小売りチェーン店に行ってみた

今日は朝から昼にかけて雨が降っていました。大晦日に雨はちょっと記憶にありません。でも、今年は雨が少なかったので、空も少し帳尻合わせをしたのかなと思いました。

さて、……。

タイトルに「再び」を付けた理由は、今年のGW中に1度行ったことがあるからだ。以下のようにnoteに記事も書いている。

正月くらいは美味しいお刺身を食べたい。年末に差し掛かり、この小市民的な欲がムクムクと頭をもたげた。それを妻に打診、妻もOKだったことから再度の訪問となった。

行く前にこの店のサイトを調べると、いくつか理解不能な文言が書かれていた。
まず、12月31日の営業開始時刻は「3:00」と書いてあった。お約束となりつつあるマカロニ刑事の「何じゃこりゃー」が脳裏にこだました。

妻と「15:00のことじゃないよね?」と確認したくらいだけど、恐らく誤植ではないと判断した。というのは、遙か昔に父親に連れられて名古屋駅近くの柳橋中央市場に買い出しに行ったことを思い出したからだ。そして、魚屋さんは早くから商うものだと自分を納得させることにした。

次に理解不能だったのは、案内図。店の近くから思いっきり遠くに回るように案内されていた。混んで並ぶからだろうと想像はできたものの「こんなに迂回するの?」というくらい遠回りであった。こちらは半信半疑であったが従うしかないと考えた。

私はもっと早くても良かったのだけど、妻が起きられないと言い張ったため協議の結果7:00に家を出ることとした。

いよいよ今朝を迎えた。ほぼ予定通りに家を出て、迂回路直前までの道のりは順調に進むことができた。そして指示通り迂回路に入り店から一番遠くなった地点で折り返す。すると、少し進んだあたりでハザードを付けて並ぶ車が視界に入った。

更に近付くと「最後尾」と書いた札を掲げた案内人が立っていた。「もしかして?」と思って近付くと、やはりここから行列が続いているようだった。

迂回路の途中でショートカットしてしまおうかとよこしまな思いが浮かばなかったと言えば嘘になる。でも、それに従わなくて良かったと自身の公徳心の高さを褒めたいと思う。

そこから店舗までは残り1.1㎞。ぶっちゃけ東名高速の大和トンネル付近よりもひどい渋滞となった。結局1時間弱の時間が掛かり、ちょっと進んでは停車、を繰り返すことになった。

駐車場に車を停め、やっと入った店内はこれまた人でごった返している。カニが冷凍ケースに大量に並べられているのが視界に入る。その前に人々が群がり、次々と手に取ってカゴに入れてゆく。

妻と私は目指すマグロとブリのサクのコーナーに向かう。せっかくここまできたのだからと赤身だけではなく中トロにまで手を伸ばしてしまう。年に1度くらい買っても罰は当たるまいと小心な自分に言い聞かせながらカゴに入れる。

その他にも、イクラや惣菜のお寿司等も買い込んで、無事に買い出しミッションをコンプリートした。

買い物を終えて帰る車中で、妻と「3:00開店も長大な迂回路も納得だよね」という会話になったのは言うまでもない。迂回路の起点の交差点は店舗から300m程、帰りはそこまで一直線で1分ほどで通り過ぎた。

今回の再訪で気付いたのは、帰宅後に少し元気になっていたこと。店舗内の人の活気と熱気がスゴいので、自身も気合いを入れないと店内を歩くことすらままならなかったことが原因だと思われる。若い頃の活力を少し取り戻せた気がする。

元気になるための一つの方法として市場巡りはアリだと思う。でも、ただでさえ混んでいるところを余計にカオスにしかねない。積極的には勧められない。

お読み頂き、ありがとうございました。そして今年もお疲れ様でした。よいお年をお迎えください。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。