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電話連絡はやはり鬼門

今日は、朝よりも夕方の方が冷え込みました。朝の様子を見てコートを置いていった私は、帰りに涙目になりながら家路に就くことに……。天気予報通りだったのに軽く考えた私の完全な敗北でした。

さて、……。

電気・ガス・水道。これらは家庭のライフラインである。自前の太陽光発電で湯沸かしも含めて全部賄える、水は井戸から取水している人でも、バックアップ用に電力と契約しているだろうし、水は飲むだけでなく下水として出す方もあるから、水道課との契約はあると考えている。

これらは、使用していた人が亡くなるとどうするかを考えねばならない。誰も住んでいないから止めるという選択肢はもちろんある。しかし、そうするとたまに行った時に困ってしまう。トイレの水も流せない、暗くなったら暗いままではやはり困る。

わが家では、母亡き後の実家について、いずれも継続することで姉と意見が一致した。取りあえず私が新しい契約者として手続きに臨もうとしたのだけど、ここで結構な躓きがあった。

世の中では「詳細はWebで」と書いてあるし、実際軽微な修正や契約内容の変更はWebでできたりもする。しかし、契約者の変更については、電気を除いて指定の箇所への電話を要求された。

仕方がないので昼休みに電話をするのだけど、水道もガスも異口同音に「おかけになった電話は、現在大変混み合っています。このままお待ち頂くか、しばらく経ってからお掛け直しください」とのアナウンスが流れる。

休み時間中には、同じような動機で電話する人が多いのだろう。しかしこれでは手続きが取れない。

やむなく時間休暇を取得して改めて電話を掛ける。それでやっと繋がり何とか手続きを完了することができた。

それにしても、こういうところこそAIの出番ではないかと思うのだ。○○ペイ等では本人確認書類をスマホのカメラで撮影させたデータを元に利用契約を結んでいる。これを是非取り入れて欲しいと心から願う。

こういう面倒な手続きを一つ一つこなしていくうちに、身内を失った悲しみが昇華されていく。悲しみに浸る暇は、残念ながらないままのようだ。

これも巡り合わせと腹を括ってまだまだあるやるべきことに淡々と向き合って処理していくしかないのだろう。是非もなし。

お読み頂き、ありがとうございました。

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