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韓国の大統領が来日、私も多少影響を受けた件

帰りには冷たい雨が落ちてきました。1週間の最後にふさわしい気もします。

さて、……

3月16日朝、北朝鮮がまたミサイルを発射した。この暴挙に対し、慣れてきている自分が怖い。この慣れはまさに正常性バイアスの一つで、大きな危険性をはらんでいる点をしっかり認識すべきだと改めて肝に銘じた。

またかと思ったけれど、今回は韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の来日があると聞いて合点がいった。北朝鮮としては「月夜の晩ばかりじゃないぜ」との警告の意味もあったのだろう。

韓国の大統領の来日は、実に12年ぶりのことだという。干支が一回りするというのは結構な長さだと思う。隣国との正常な関係でないことは明白である。

ただ私は、日韓に限らず、隣国とは基本的に不仲なのが当たり前だと思っている。もし仲が良いならば、別の国であるのが不自然だということになる。合わない点を認識しているからこそ別の国になっていると考えるべきなのではなかろうか。

日本の岸田首相と韓国の尹錫悦大統領は、いずれも国内でかなり批判されている点が似ている。同病相憐れむ感情から話が合うだろうし、外交でポイントを稼ぎたいのではないかと邪推してしまう。

実は、16日夜に彼らの晩餐が銀座で行われることなど全く知らないまま、私は銀座三越のデパ地下まで買い物に行こうとしていた。すると、右っぽい人達の街宣車が声高にアジテートしたり、警察車両がそこここに停まっていたりと物々しい状態になっていた。

そういえば、米国のオバマ大統領(当時)を安倍首相がもてなしたのも銀座だったということを思い出した。あの時は寿司だったのに対し、今回はすき焼きとオムライスのハシゴだとのこと。

オムライスの方のお店は、私も実際に行ったことがある。もっとも、私が食べたのはハヤシライスだった。とても美味しかった。でも、すき焼きの方は店も初めて知ったし、当然行ったこともない。お値段もさすがに庶民ではちょっと手が出ない価格帯だと思った。

外交接待で供されるご飯は、一般にお値段も立派なものが多い。いくら何でも外国の元首へのおもてなし場所がチェーンの牛丼店ということはあり得ない一方で、高いと言っても5桁前半であれば、許容範囲だと思う。

少し残念なのは、恐らくかなり美味しいものが供されているだろうに、気心も知れず、言葉も交わしにくい相手と一緒に食べるという状況を想像すると、とても食事を楽しめる環境にはないと考えられる点。

確かに、一緒に食事を取ることで打ち解けるというのはあり得る。でも、こういうのはフードロスにもつながる問題であり、更なる改善が必要だと思う。

例えば「もったいないので、先に食べちゃいましょう」と言って相手が合意するなら、最初の20分は食べることに専念するタイムとするとか。むしろ、ある程度お腹が満たされた方が、話し合いもスムーズにいくのではなかろうか。

今度岸田さんにお伝えしておこうw

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