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わが家の遺産の分け方③

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亡父が祖父の実家近くに土地を所有していることは、シュリーマン活動で祖父の遺産分割協議書が発掘されたことにより判明した。

その協議書が作成されたのは、所在する自治体が区制を取り入れる前だったので、何区に属するのかが判明せず苦労した。それでも、何とか探し当てて登記簿謄本を入手した。

この謄本に付属していた「地図に準ずる図面」は、亡父が祖父より相続した土地周辺の地番と境界が記載されている。図面の端に大きな施設が記載されており、それを手がかりにGoogleマップで周辺一帯を表示させてみた。

Googleマップは普通の地図だけではなく、航空写真に切り替えることができるので、それをプリントアウトした。そして、「地図に準ずる図面」を縮小コピーし、この二つを重ねて、当該土地の状況を確認した。

……と、言葉で書くのは簡単であるが、たまたま大きな施設があったから目印にできたけど、何もない山の中だと難しかったと思う。また、縮小コピーも大雑把に合わせた後は1%刻みで調整し、印刷の都度Googleマップの航空写真と縮小コピーを重ね、電気スタンドの光にかざして透かして見ながら道路部分を合わせていく等の手間が掛かった。

それでやっと状況を確認できたのだが、航空写真の当該土地部には雑木がかなり生えていた。登記簿では畑であるのに、固定資産税証明書では山林であったのも納得である。

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