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inagakijunya
実家の維持⑥(成年後見制度推進機関への相談を思いつく)
実家の売却について、念のため姉にも意向を確認する。
前々から姉とは、いずれ家を売ることになるんだよね、という程度には合意ができていると認識していた。しかし売却を現実化するために、一度始めたらやめられない成年後見制度を本当に利用するか? について検討が必要な段階に至り、独断専行はまずいと考えた。
姉も母の介護の一翼を担っており、意思の明確なすり合わせは不可欠である。もしかしたら、姉の気が変わっているかも知れない。仮にそうなら、黙って始めてしまうのは後の更なる面倒を招く。
そんなことを考えて姉にLINEを送ったところ、幸い(?)姉の気持ちは変わっていなかった。更に「実家も古いし、万一漏電で失火なんてことになったら、隣近所にもご迷惑を掛けるかも知れないでしょ? そうなったら私達も困るし」と、私の想像を超えたことまで付け加えてきた。
それを踏まえ、成年後見の話を進めようとは思った。しかし、いきなり書類作成、或いは老人ホームに様式を送って記入依頼、というのにも若干ためらいが生じた。
そこで相談窓口をネットで検索、東京都福祉保健局のサイトに行き当たった。ここで23区や各市に成年後見制度推進機関が設置されていることを知り、記載されている相談窓口のサイトへのリンクから、自分の居住する自治体の窓口機関のサイトを見て、まずはそこに相談に行こうと考えた。
読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。