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それでは誰もついていかない

今日は、朝から天候が不安定でした。丁度お昼時に結構な雨が降ってきて、やむなく折り畳み傘を使って食事を摂りに行く羽目に陥りました。職場に戻って傘を乾かして畳んだのに、また帰宅時に雨が……また同じことをしたくない私は、駅まで全力で駆け込みました。

さて、……。

電気代、ガソリン代。どちらも今後値上がりすると言われていて、大いに気になるところ。これらへの対応に関して、政権側の答弁は極めて保守的。結局、どうしてくれるのだろう? という疑問ばかりが膨らむことになる。

私は優しいので、彼らも軽々に「補助します」と言っちゃうと、その財源をどうする? 議論になって自分で自分の首を絞める結果に陥るから言えないんだろうなあと理解する。でも、世の中はそういう人ばかりではない。

特に左系の人に顕著なのだけど「こんな政府に任せては置けない」「退陣せよ」といった主張をSNS上で繰り返す論客がいる。でも、これを以て「はい、そうですか」と退陣することはまずない。

ここでも私は優しいので敢えて詳細は書かないのだけど、基本的に左系の人は口調がキツいし何故か上から目線であったりする。その物言いの矛先も政権側に対するものだけではなく、私たち国民の側に対して向けられているものもある。

正直なところ、私たちに対してあの「汝愚民」と言わんばかりの物言いでは、誰も納得して受け入れることはないし、だからこそ味方になろうとも思わないだろう。

確かに、国民生活の負担は増している。それに対するケアが遅れがちなのも認める。正直なところ、故・いかりや長介の十八番「ダメだコリャ」状態だろう。だから、内閣支持率も低迷しているのも宜なるかなと思う。

しかし、我々には対抗馬が見えない。一度政権交代があったが、結局大コケしたのにも関わらず未だにその総括すらできていない人たちに、もう一度政権を任せる勇気は持てない。

正しければ皆言うことを聞くか。この問いに対して私はNo!と断言する。こんなのはざっくり700年前の建武の新政で明らか。正義は当時の後醍醐帝にあったと思うけど、実利のない南朝に味方する武家はほとんどいなかった。

正義や理念だけでは人は動かないのである。

歴史からそういうことを学べない人が上から目線で何かを言ったところで、心に響くこともなく、同じ状況が垂れ流されていくことになる。それはそれでマズいという気持ちもあるのだけど、如何とも成し難し。

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