人が住まない家

母親が足を骨折して介護付有料老人ホームに入居後、空き家になった我が実家。躯体はまだ問題がない。

庭については既報の通り。当初、段々荒れて雑草が生えてきたため、防草ネットを敷き詰めて防御。それでも、わずかな隙間からヤブガラシが生え、隣家に侵入する等エライことになったので、庭師さんに草取りを発注することにした。

家の中も、ベースは特段問題ないように見える。しかし、畳の一部が青々としており、イ草が再生したのかと思ったら単なるカビであった。

留守中は部屋を閉め切るために、空気の入れ換えができない。だから、カビは致し方ない。電動の換気装置もあるにはあるのだけど、付けっぱなしにすると、万一故障が発生した時の音で近隣に迷惑を掛け、しかも遠くの自分たちには音の発生が分からないという状況を来す恐れがあり、やっていない。決して電気代を惜しんでいるわけではない。

アルミサッシもパッキンがガタガタで、風が強い雨の日は、風向きによって隙間から雨水が浸入する。しかし、今更大がかりな工事もできないので、タオルを敷いておき、帰省の度に取替えている。

壁時計の電池が切れて針が止まっているのを見ると、本当に時間が止まったかのような錯覚を覚える。でも、家の劣化は確実に進んでいる。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。