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わが家の遺産の分け方②

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さて……

私の家族との話し合いで、家は母が住むと決めたため、家具類も当然母のものとした。実は、家庭内の家具や家電製品も、原則は一つずつ計算して評価をしなければならない。

親世代の家で、スマホだけという家は少ないはず。つまり、電話回線を引いていると思われるが、例えば令和元年度の東京の電話加入権は、1,500円で評価することになる。

また、美術品・骨董品は、鑑定が必要。更に、家具や家電は、取得価額に償却年数に応じた減価償却率を掛けて算定する(耐用年数省令参照。例えば、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の償却年数は6年、テレビは5年)とか。

このような地道な取組みが必要なのだが、大抵のものは10年経てば償却年数を超えている場合が多い。そして、モノを大切にする親世代の場合、10年以内に買ったものは、そう多くはないだろう。もしかしたら、買ったものがない場合もあるのではなかろうか。

しかし、だからと言って家財の評価額をゼロで申告するのは、慣例としてないようである。いろいろ調べると、最低でも家財一式で10万円程度には評価して申告している例が多い。

わが家ではそれに従ったけど、ゼロ円で申告するチャレンジャーの方がおられたら、是非その顛末を教えて頂きたいと思う。

お読み頂き、ありがとうございました。

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